2009年06月29日

奮闘記・第478回 その他/千葉県

●2009年● 千葉県我孫子市



千葉県福祉ふれあいプラザ介護実習センター

平成21年度 専門職対象県民研修

〜事業所内研修の組み立て方とポイント(研修対象者研修)〜




千葉県福祉ふれあいプラザ介護実習センターさんでは、千葉県からの委託を受けて、高齢者と高齢者を取り巻く課題を中心とする一般県民対象の講座と、介護専門職対象の講座を、年間約60講座開いているそうです。



この60もの講座を企画している担当者の方が、佐藤のブログをみて、ぜひ、この研修をとのこと、研修内容を指定して問い合わせを頂きました。



千葉県福祉ふれあいプラザさんは、JR常磐線・我孫子駅南口前にある。こちらは総合的介護予防施設として開設され、子どもから高齢者までの県民健康づくり、生きがいづくりを目指している施設なのだと伺った。



7階にある研修室には、すでに参加者の方々が集まっていました。多くの参加者は、訪問介護事業所のサービス提供責任者でしたが、中には、有料老人ホームの職員の方や、施設の職員の方も参加されていました。





■研修で行ったこと

1、現状把握

・各事業所で行っている研修について話し合おう。

・研修担当者としての困りごとを明確にしよう。



2、研修を行う根拠

・法的根拠を理解する。

・職員の意欲向上及び利用者満足について考える。



3、研修の目的

・スーパービジョンの考え方を理解する。



4、研修に必要な帳票類の解説

・帳票をもちいた計画的人材育成手法とは。



5、年間計画作成手法

KJ法を活用して年間計画を立てよう。



まずは、現状把握から。個別に事業所内研修の実態を書き出してもらい、その後、グループで話し合って頂いた。



はじめは、緊張されていた方々も、時間経過と共に、賑やかに話し合うことができ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。




●研修担当者同士の情報交換●.jpg

●研修担当者同士の情報交換●



●緊張から解放笑顔が増えた●.jpg

●緊張から解放笑顔が増えた●




もちろん、佐藤も、皆さんの仲間に有無も言わせず入りました(笑)。そして、研修担当者の方々の苦労話を伺いました。


現状把握。まだ、研修を開催できていない。1か月研修、3か月研修、6か月研修、1年研修と系統立てて研修を行っている。情報の公表制度がスタートしたので、それに対応できるように研修を始めた、など。



研修担当者としての悩み。全員参加を目指しているが、途切れない仕事なので、それが難しい。事業所が狭くて、実技の研修ができない。また、実技を伝える講師がいないことや、研修の帳票類について工夫されていない、等……。




●研究所の仲間も応援だぁ(ごくうが見守るぜ)●.jpg

●研究所の仲間も応援だぁ(ごくうが見守るぜ)●



●みんなを激励する●.jpg

●みんなを激励する●




次に、研修を行う根拠と目的についてパワー・ポイントと資料を活用して解説。研修には法的根拠があること。介護の世界は、専門職が専門職を育成していき、そこにはスーパービジョンという「対人援助技法」があること。


また、スーパービジョンでは、スーパーバイザー(指導者)スーパーバイジー(指導される者)が、教育(育成)という手段をもちいて、お互いに成長していくということ。教育担当者が、よりよい指導者になるためには、指導者自身が必要な能力を身につける必要があること。



そして、育成される人々にも、個別の能力に差があるため、その能力に適した教育手法をとる必要があること。育成される人々の能力を知るために、事業所として、何かしらのツール(ミニテストや効果表)が必要であること。これらを、事例を交えて伝えてゆきました。



皆さん、それは、それは熱心にメモを取っていましたね。さらに、皆さんに渡した帳票類の例をもちいて、育成方法を記録物として残す手法を解説しました。



後半は、KJ法を活用して研修計画を作りました。各グループで協力してポストイット(介護職のできていること、できていないこと)の数を増やし、細分化された情報を、仲間同士にまとめ、それぞれの「島」に名前をつけて頂きました。



その「島」の名前が、そのように研修名となりました。




●ネーミングを考えよう●.jpg

●ネーミングを考えよう●




皆さんが作り上げた研修名と研修内容のヒント
(「ポストイット」の言葉より)


1、頼られてるぜ、私たち

  話し相手ができる。
  
  個別対応に心がけている。

  尿漏れなし。

  車イスで安全走行ができる。


2、さすが、プロフェッショナル 

  床ずれができない工夫。

  食べたいものが食べられる。

  水分補給ができている。


3、あなた、お疲れ?

  忙しいと言う言葉が多い。

  感情が表情に出ている。

  心がこもっていないのでは?


4、素敵なヘルパーになろう!

  自分勝手に判断する。

  言葉遣いが丁寧。

  人の批判ばかりする。

  人の立場をわきまえて行動する。


5、one for all、all for one みんなで1つ 

  職員同士が助け合っている。

  チームアークがとれている。

  情報が集まってくる。


6、クッキングヘルパー

  料理が上手。

  レパートリーが多い。

  賞味期限(消費期限)の確認ができる。


7、車も体の一部

  車移動なのに道を覚えられない。

  バイク事故が起きた。

  雨の日も、風の日も自転車で頑張っている。


8、極楽湯

  家でゆっくり入浴ができる。

  体を優しく洗える。

  転ばせないで入浴できる。



さてさて、このような研修名でしたら、介護職も参加したくなるのでは。また、研修担当者も、研修内容に困らないのではないかしらね。




●素晴らしい研修計画ができた!(実践のみ)●.jpg

●素晴らしい研修計画ができた!(実践のみ)●




さて、これにて今回の研修はおしまい! 次回の研修予告をさせてください。



8月23日(日) 14:00〜17:00

「対人援助技術」〜演習から体験的に学ぶ〜

主に交流分析を活用した「傾聴技法」を展開します。興味のあるかた、詳しくは下記までどうぞ。

http://www.furepla.jp  〔担当・西野様〕

(島根県名物・かわりやすい天気に遭遇!降ってから行くか、行ってから降るか?!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 20:42| 島根 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

奮闘記・第475回 その他/東京都

●2009年● 東京都足立区



社会福祉法人西新井だいわ会

高齢者在宅サービス西新井

身体拘束・虐待について




昨年に続き、高齢者在宅サービス西新井さんが開催する研修を担当しました。今年の研修は「身体拘束・虐待」について。はっきり言って非常に難しい内容です。



担当者の方と、どのような研修にしたいのかを話し合い、その結果、事例検討を行うことにしました。





■研修で行ったこと

1)名称の理解

2)事例検討




身体拘束」とは、精神科入院中の患者に対して、精神保健福祉法・第36条第3項の規定によって行われる行動制限をさす。



自殺企画や自傷行為が著しく切迫している場合、多動、または不穏が顕著な場合と、精神障害のために放置すれば患者の生命にまで危険が及ぶ恐れがある場合。


この二つの場合に限定し、精神保健指定医の診察を経て、おこなうことが認められている行為を「身体拘束」と呼びます。



身体拘束は、精神科医の診察を受けた上でその指示を受けて実施する必要があるのですが、実際は指示を受けないままに、身体拘束が実施されている事例も少なくないでしょうね。


元々、身体拘束が必要な場合は、一部の団体をのぞけば、ほとんど介護する側かされる側に抜きしならない状態が迫っていることがほとんど。悠長なことは言ってられない。


一歩間違えば、「虐待」となりかねない。


虐待」とは、自分の保護下にある者(ヒト、動物等)に対し、長期間にわたって暴力をふるう、世話をしない、嫌がらせや無視するなどの行為を行うことを言う。


なかでも、高齢者虐待は、家庭内や施設内での高齢者に対する虐待行為です。高齢者の基本的人権を侵害・蹂躙(じゅうりん)し、心や身体に深い傷を負わせたり、身体的虐待・性的虐待・心的虐待・値グレスト・経済的虐待・その他(自虐)などがある。


さらに、身体拘束や虐待とは別に「抑制」という言葉もあります。この「抑制」は、文字どおり、「抑え、留める」ことです。つまり、意識的努力によって、衝動やそれにともなう感情、思考を押さえつけることです。



次に、事例に基づいてそれぞれを検証しました。その手法としては、5W1Hを活用した。5W1H とは、言わずもがなだが、Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(どうして)、How(どのように)、です。



皆さんが、これは、「身体拘束かな?」と思ったり、「虐待なのでは?」と思っている場面を想定し、現状を把握しました。




●言葉の「意味」を説明●.jpg

●言葉の「意味」を説明●




また、なぜ、そのように思うのかをそれぞれ、考えて頂いた。個人で考え、グループで話し合ってみる。



今回の内容は、介護職員自身が、自分たちの援助の中にも、「身体拘束」や「虐待」、「抑制」をしている場面があるかもしれない、という言葉が出た。



かなりなナーバスな事由の検証だけに、佐藤も、言葉一つ一つを選ばざるをえない。そして、次に、改善策を考えました。




●事例検討が始まった!●.jpg

●事例検討が始まった!●



●介護職の気持ちってどうよ?(2●ゃんねるかい!)●.jpg

●介護職の気持ちってどうよ?(2●ゃんねるかい!)●





【佐藤が出したヒント】

・問題行動をまずは受け入れる。

・食事時間や就寝時間を自由とする。

・環境の自由度を増やす。

・安心を繰り返し保証する。

・エネルギーの転換を図る。

・施設方針を考える。

・組織文化を考える。

・詳細な個別援助計画書を作成する。

・介護手順の統一を考える。




このキーワードを活用しながら、「5W1H」で改善策を考え、最後にグループの改善策を発表してもらいました。



●利用者の生活歴の把握が不十分ではなかったか?●.jpg

●利用者の生活歴の把握が不十分ではなかったか?●



●施設長も参加して議論を重ねた●.jpg

●施設長も参加して議論を重ねた●




皆さん、それぞれが素晴らしい改善策を考える事ができました。この研修を通して、改めて、個別援助計画の重要性と、統一した介護手順(援助方法)を話し合う事の必要性を感じることができたようです。



これにて、研修は終了! また、気がかりな点が発生したら5W1Hを活用してみてください。素敵なヒントを見つけることができるかも知れませんよ。


帰りにBig Boy 鹿浜店にて夕食を頂きました。ここはサラダが豊富なので助かります。ではでは!




●Big Boy 鹿浜店にてステーキとジュース(結局ステーキ好き?)●.jpg

●Big Boy 鹿浜店にてステーキとジュース(結局ステーキ好き?)●




(箱根の「サン=テグジュペリ星の王子さまミュージアム」は、7月17日までリニューアル工事中。オープンは18日らしい。皆様確認の上、お出かけくだされ!To Be Continued!!)
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2009年06月10日

奮闘記・第469回 その他/新潟県

●2009年● 新潟県妙高市



新潟県介護福祉士会

通常総会及び公開講演会

介護福祉士に求められる相談援助技術

〜かかわり方を意識することで、相談援助技術が向上する〜




妙高高原で、新潟県介護福祉士会さんの平成21年度通常総会が開催されました。佐藤は「2日目」に開かれる公開講演会の依頼を頂きました。有り難いことです。まぁ講演ですよ、はい(笑)。


よく知らないで、依頼の日程がちょうど空いていたのもあって、「はいはい」と返事をしたのは良かったのですが、妙高高原は「上越地方にある」くらいしか知らない。


調べてみると、リゾート地でありますが、交通の便はあまり良くない。しかも、会場には前日から入ってくだされ、ということ。というわけで、佐藤は講演会前日の「夜の懇親会」からお邪魔をした次第です(笑)。



●会場は妙高パインバレー●.jpg

●会場は妙高パインバレー●



この懇親会場では、歌あり、踊りありとそれは、それは忙しかった(笑)。「新潟の介護福祉士は力にまだまだ余裕があるなぁ」という感じ。力が溢れているもの。


佐藤は、気づけば、審査員長をさせて頂いたり、なんと「ずんだか踊り(?)」にまで参加していたりしたのでありました(爆笑)。


踊りに参加していたら、以前にもこのような経験をしたことを思い出しました。そうそう、あれは、島根県の隠岐の島の、介護支援専門員協会の方々だった(懐かしい)。日本海側の方々は、とにかく賑やかで彩りがあるのですねぇ。


佐藤は、こうして、新潟介護福祉士会さんの団結力とそのパワーを見せつけられたのでありました。



2日目の朝。


会場となるセミナーハウスは宿泊場所からは、やや離れていました。佐藤は昨日から借りているレンタカーに荷物を放り込み、セミナーハウスに向かいました。


このときに、行くまでの、道の曲がり角やポイントに、オレンジ色のTシャツを着た誘導係の方が「会場はあちらです」と案内をしてくれました。



●参加者を会場へ誘導する●.jpg

●参加者を会場へ誘導する●




地図でみると簡単に行けそうなんですが、車で行ってみると、なかなかこれがわかりにくい。


この日の妙高の朝は涼しい、というかやや寒い。係の方々有り難うございました。そうでなければ、野尻湖まで迷ってしまったかもしれません(おや?)。


さて、セミナーハウスでは、スーツを着た事務局の方々に出迎えて頂きました。佐藤は、このときに、改めてひとつのセレモニーに招待して頂いたのだという実感を持ちました。形式は馬鹿になりませんよね。



●会長が最前列。自ら会を引っ張る!●.jpg

●会長が最前列。自ら会を引っ張る!●



このような、もてなしには、外部の人間も気持ちが引き締まり、すがすがしい気分になります。この方々が、昨日、賑やかに歌い踊った人々とは思えませんもの(笑)。


もちろん、公開講演会ですから、本来、相談援助技術について、なにがしかのライトなお話が出来ると良いのでしょうが、佐藤は、ただ話をするより、皆さんとかかわりたいのです(笑)。


だから、ロールプレイを取り入れたセミナー方式をとらせて頂きました。



●佐藤を紹介してくださった●.jpg

●佐藤を紹介してくださった●



●舞台ではほのかに花の匂いが漂う●.jpg

●舞台ではほのかに花の匂いが漂う●




■セミナーでおこなったこと


1、自己理解・他者理解
2、ストローク表の作成
3、講義



対人援助職に一番必要なものは、自己を深く認識して他者とかかわるという姿勢でしょう。自己を深く理解していなければ、他者の言動や、行動、表情、あるいは感情などが理解出来ないからです。


また、「今、ここ」で起こっている出来事や、事柄に対して、人にはそれぞれの見方やとらえ方があります。その見方やとらえ方も、ひとそれぞれで、決して同じではありません。


さらに、その見方や、とらえ方も、同じ事柄でも、その時々によって、肯定的にみえる時もあれば、否定的にみえる場合もあるんですよ。人間は生き物なのです。



●会場に溶け込むのだ!●.jpg

●会場に溶け込むのだ!●



たとえば、「気が短い」という特徴を否定的にとれば、「短気なやつ」と見えるかもしれないし、肯定的にとれば、即、実行する「行動力のある人間」と見えると思いますよ。


だから、援助者自身が、自分の物事の見方やとらえ方の傾向性を深く認識している必要があるのです。




■『自己理解・他者理解』

二人一組で語り合い、お互いが抱いたイメージを伝え合って頂きました。


このときに、皆さんは、自分が他者に抱いたイメージを、照れることなく、素直に他者に伝えること。


他者が、自分に対して抱いたイメージを、伝えてくれるときに、素直に受け入れること。


この両方の行為が、以外に難しいということを体験されたようでしたね。体験者は、皆さんそう仰います(笑)。


このような「他者とのかかわり方」を、心理学(この場合は、交流分析)では、「ストローク」といいます。



●参考文献を紹介しちゃう●.jpg

●参考文献を紹介しちゃう●




佐藤は、ツールを活用して、皆さんに自己分析をして頂き、皆さんにストローク表を作成して頂きました。


そして、資料を用いてストロークを活用して他者とかかわる方法について解説しました。


佐藤は、会場をまわりながら、皆さんの、表を見ました。その表を見る限り、皆さんは、すでに、人間として、あるいは介護福祉士として、相当な経験や知識を深めた方が多いように感じられました。


だから、他者とのかかわり方に、大きな問題を秘めていると思われる人は少ないと思います。



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●参加者の成長を確信●



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●「愛語」を朗読●



最後に、ストロークをもっと簡単に理解していただくために、新潟が生んだ偉人、良寛さんの「愛語」を朗読させて頂きました。皆さん、静かに「愛語」に耳を傾けて下さいました。ご静聴、有り難うございました!



PS.

事務局の方から感想を頂きましたので掲載いたしますね。

・対人援助をするときには、ストロークとディスカウントを意識して
 対応していきたい。

・他者には、「愛語」を活用してかかわっていきたい。

・今回の学びを日々の援助に生かしていきたい。


という声を頂いたそうです。重ねて有り難うございました!

皆さん、ご自愛しつつ、よりいっそう活躍下さいませ。ではまたお会いできますよう!!



●気づきを発表してくれました●.jpg

●気づきを発表してくれました●



(野尻湖にはナウマンゾウもいたし、小林一茶もいた。そして佐藤はいま小田原のホテルで仕事中なのさ!To Be Continued!!)

posted by さとうはあまい at 21:59| 島根 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

奮闘記・第467回 その他/東京都

●2009年5月● 東京都葛飾区



葛飾区介護サービス事業者協議会

対人援助技術・積極的質問技法を学ぼう!

まずは、ロールプレイ「ゆめ探求」だ!!




葛飾区では、介護サービス事業者の方々が集まり、事業者協議会を運営しています。



その葛飾区介護サービス事業者連絡会さんは、入会しているメンバーに対して、定期的に研修会を開催しているそうです。



このように、介護保険制度の中で事業を展開して入る人々が、お互いの能力を向上する為に、日夜努力していることは素晴らしい。今回はその研修のひとこまを担当しました。



そんな素晴らしい研修であっても、佐藤の方向音痴は変わらない(泣)。



この日も道に迷いに迷い、15分前にようやく会場に到着。その会場に後から後から参加者が入ってくるのだ! ひゃ〜。



係の方から、予定の人数をオーバーしていますょぉぉ、と明るく連絡が入った。ほほう、そりゃあ素晴らしい。いまがチャンスの介護界。



景気が回復する前に、不況で集まった人材の心をつかまねば、また暗い「冬の時代」が来てしまう。



そろそろ、介護界自身、自分の足で立たないと。



佐藤も皆さんの、情熱に応えるために張り切りますよ!!!



あわてて、駆け込んだ今日のお題は「接遇」です。



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●はじまりが肝心!●




ご存じの方も増えましたが、佐藤の接遇研修は、あいさつや、マナーの研修ではないし、もちろん、ヘビやゾウや、熊が出てくる(?)だけでもないのですよ。

(ん?これも知る人ぞ知る。)


皆さんには、対人援助に必要な技術を通して「接遇」を考えて頂きます。



●ロールプレイのデモ●.jpg

●ロールプレイのデモ●




■研修でおこなったこと

1、質問には、開かれた質問と閉ざされた質問がある。

2、バイスティックの7つの原則を理解する。

3、ロールプレイ「ゆめ探求」をやってみる。




まずは、「あるモノ」を使って、同じモノでも、物事の見方で評価も変わる。そう、当たり前のことですが、利用者さんにも個別性があるのです。



対人援助をする人は、他者の個別性の存在を認めることから、対人援助がスタートするのです。


その他者の個別性を見極めるためには、「より多くその人を知る」ことが必要であることを説明しました。



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●会場内を巡る●



●記録を残すことに意義があるのだ●.jpg

●記録を残すことに意義があるのだ●




次に、「より多くその人を知る」ための相談援助の技術のひとつである、「積極的質問技法」を体験して頂きました。



■ゆめ探しゲーム!

グループ構成は5人編成。ゆめの調査員シートを活用します。役割分担は、調査員・調査員の書記係、答える人、答える人の文言を書記する係、そして、タイムキーパーです。


もちろん役割を「交代する」ことで、すべての参加者が質問者の役割を体験することができます。まずは、皆さんに、自分の調査員シートに自分の名前を書いて頂きました。




■「ゆめ探しゲーム」のルール


1、調査員役は調査員シートを各書記とタイムキーパーに渡す。

2、調査員は、質問技法を活用して、答えた人の「ゆめ」を明らかにしていく。

3、調査員の書記係は調査員が発する言葉を記入してゆく。

4、 答える人は、答えやすい質問がきたら答える。答えにくい質問には答えなくてよい。また、質問されなければ、話を広げる必要は無い。

5、 答える人の書記係は答えた人の言葉を記入する。

6 、質問時間は1人8分とする。

7、タイムキーパーは時間を計りながら、両者の表情や、よかった所などを書き留める。

8、終了後、グループ内で3分間、場面の振り返りをおこなう。




皆さんに体験していく前に、まずは、佐藤が事務局の方と、「見本のロールプレイ」をおこないました。皆さん、熱心に佐藤の質問技法に耳を傾けてくれましたね。



演習がスタートすると、佐藤は会場を回りながら、参加者を励まして廻りました。



グループの中には、調査員が、質問をしないのにもかかわらず、回答者が、熱心に語り、会話が成立していた所もありました。ある意味、凄い(笑)。



ロールプレイの時間は、1時間半と、かなり慌ただしかったのですが、会場の皆さんは、笑いあり、ためいきありで熱気に満ちあふれていましたよ。




●グループ内に潜り込むぞー(笑)●.jpg

●グループ内に潜り込むぞー(笑)●



●そうそう、その調子!!!●.jpg

●そうそう、その調子!!!●




最後に、再び佐藤の「秘密兵器」が炸裂!(笑)。皆さんには瞬時のうちに佐藤が伝えたかったことがわかってくれました。


今回の研修はこれにて終了です。




PS.

後日「皆さんからのアンケート」が届きました。一部抜粋させて掲載させて頂きま〜す。



■ロールプレイで難しかった部分は?


・どのような質問をすれば相手の話を引き出せるのかわからなかった。

・話を広げるのはむずかしいと思った。

・8分間聞き手になり相手の考えている事を引き出すというところ。

・夢を手に入れるための手立てをどうしたらいいのか明確にしていくところ。

・相手の気持ちになって話をするのはとてもむずかしい。

・自分の質問がどうしても自分の価値観を当てはめてしまう事になってしまう。

・人との話し合いで人の気持ちを開くこと。

・質問の仕方が難しくて、いつも仕事ではどうなのか考えさせられた。

・自分が聞いているときは「こうしたら良いのに」と思ったが、いざ自分の番になると難しかった。




■ロールプレイでためになった部分はどこ?

・答えを決めつけてはいけない。答えはひとつではないということ。

・実体験ができたことがよかった。

・立場が違うとその人の気持ちがよくわかるし、全体で評価される
ことが勉強になった。

・相手のことを思いやることが大切だと思った。

・発言の記録を記入することでもう一度自分で見直すことができる。

・決して決めつけた自分の価値観を与えないということを意識でき
たこと。

・話の展開のしかた。興味のあることから本音を引き出していくこと。

・一方的に答えないということ。答えは本人が持っているということ
に気付かされた。

・初対面でもひとつの質問からたくさん話が広がった。その技法を学
んだので今後に生かす。

・他の人が演じている場面を見ていて良い所、悪い所がわかった。



皆さん、真摯で、素敵なコメントを有り難う!

佐藤からは、

援助する人々がいて、
援助される人々は助かっています。

援助される人々がいてこそ、
援助する人々も助かるのです。



良い介護には、

健康な肉体に、
健全な精神があってこそ。

具合が悪い人や、
信用できない人に
やってもらいたい利用者はあまりいないでしょう。


どうぞ、皆さんご自愛下さいませ。

そして、人生を楽しみましょう。

また、会えるといいな! ではでは!!



●会場近くのロイヤルホストにて夕食(暗くて見にくいが和定食じゃや)●.jpg

●会場近くのロイヤルホストにて夕食(暗くて見にくいが和定食じゃや)●


(今宵は、新潟の妙高高原のホテルで明日の準備中です!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 21:46| 島根 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

奮闘記・第459回 その他/福島県

●2009年5月● 福島県郡山市


UIゼンゼン同盟

日本介護クラフトユニオン東北支部

介護従事者・保育従事者

「コミュニケーションスキルアップ」研修

〜人は皆それぞれ、まずは自己理解を深めよう!〜




 今回は、日本介護クラフトユニオン東北支部さんからの依頼で、介護従事者と保育従事者の方々に対してコミュニケーションのスキルアップ研修を担当しました。参加者は、保育従事者は少なくて、圧倒的に介護従事者の方が多かった。

 まずは、小道具を活用して、ものの見方やとらえ方、考え方はひとそれぞれ様々であることを説明。この瞬間から皆さんが、「佐藤ワールド」へ、飛び込んできてくれました(笑)。



●立ち上がりは快調!(笑)●.jpg

●立ち上がりは快調!(笑)●


●会場をまわりながら熱くなってきた●.jpg

●会場をまわりながら熱くなってきた●




●研修で行ったこと
 
 1、物事の見方は人それぞれである。
 2、エゴグラム表を作成する。
 3、ストローク表を作成する。
 4、コミュニケーションにTAを活用しよう。



 自分のパーソナリティを知るためにエゴグラム表を作成。ここでは、皆さんに、自分自身の価値観についての認識を深めて頂きました。

 佐藤は、会場内をまわりながら、皆さんが作成したグラフを見せて頂きました。男性の参加者の方は、他者に対して、しつけやけじめをしっかりとつけることができる「叱咤激励型」が多いように感じていました(笑)。

 次に、自分が、他者にどのかかわりかたをしているのか。それを、ストローク表を通して、傾向性を認識して頂きました。

 他者とのかかわりかたには、その人の存在や、その人の価値観を認めてかかわるかかわり方。その人の存在やその人の価値観を無視したかかわり方があることを説明しました。

 その中で、こちらのかかわり方によっては、援助者にそんなつもりはなくても、援助を受けている人が、「無視された」と感じてしまう場合もあることや。

 また、援助者は、同じかかわり方をしているつもりでも、その時々により、援助を受けている人の、反応の仕方には違いがあること等々。

 だから、コミュニケーションスキルを向上させるためには、援助を行う人々が、自分の価値観はどこにあるのか。また、他者と関わる傾向性は、どのようになっているのか。このような自己理解を、深めることが大切であることを伝えました。



●参加者に確認●.jpg

●参加者に確認●


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●外見が変わらずとも中身も同じとは限らない●



 最後に、TAの分析結果について、資料を用いて細かく解説。

 解説に従って、皆さんは、自分の二つのグラフを見比べながら、自分のパーソナリティのパターンの認識を深め、同時に自分が他者に発信している、ストローク的な言葉遣いと、ディスカウント的な言葉遣いに気づくことができました。

 さぁ、今後は対人援助をする中で、自分の物事の伝え方(いい表し方)には十分に配慮して、他者に対しては、ディスカウント的な言葉使いは慎み、「肯定的ストローク」言語と「否定的ストローク」言語を効果的に発信していきましょう!

 コミュニケーションは、援助者がこのようなことを意識するだけで、かなり広がっていくと思いますよ。そのためには、援助者自身が自分の能力や可能性をあきらめないことなのです。

 さぁ、もったいないですから、あなたの中にある素晴らしい能力を、たくさん、たくさん発揮してくださいませ。ではでは!



●真剣さがビリビリ伝わる●.jpg

●真剣さがビリビリ伝わる●


(都内に新型インフルエンザ罹患者が出ても、緊張感の無さは、大相撲夏場所千秋楽の麻生総理と同じ。総理、取りあえず土俵を降りてくださーい! 話はそれからです!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 14:24| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

奮闘記・第455回 その他/東京都

●2009年5月● 東京都台東区

さんえい・(株)三栄ケアセンター

職場内研修

〜TAを学び自己理解を深める〜



 地下鉄、つくばエクスプレスと乗り継ぎ、浅草駅下車。そこは東京の下町、近くに浅草寺があるが今日はいかない(笑)。

 国際通り沿いの歩道には、お祭りの提灯がかかっている。そこには三社祭の案内があった。そうかい、そうかい。今年もそんな季節ですな。三社祭は5月15日から5月17日に行われる。お祭り好きの佐藤にはたまらない光景であった。

 佐藤が、今回かかわる訪問介護事業所は、このような環境のなかで事業を展開している。“さんえい”さんとは、2年ぶりのかかわり。以前はサービス提供責任者を育成するために、年間を通してかかわらせて頂いたのだ。

 事業所では、懐かしい人々の笑顔が、佐藤を出迎えてくれた。このようなかかわりかたは非常に嬉しいものである。

 早速、依然かかわっていた、サービス提供責任者から「初回加算」について話を聞いた。彼女は、緊張しながら対応してくれた。

「大丈夫、佐藤は噛みつきませんよ(笑)」(ふん、どうだか。

 このとき、サービス提供責任者記録(経過記録)が充実していることは確認できた。素晴らしい! がんばっているねぇぇ。

 今回の研修の目的は、TAを学び自己理解を深めることである。参加メンバーは介護支援専門員とサービス提供責任者だ。



■研修で行ったこと
 
 1、自己を知る。エゴグラムの作成。
 2、他者とのかかわり方の傾向性に気づく。ストローク表の作成。
 3、TAを知り、組織として効果的に活用する手法について解説。


 まずは、エゴグラムストローク図表の解説である。私たちは、成長してくる段階で、親や親に代わる誰かにはぐくまれてきた。

 そのときの親や、親に代わる人々のかかわり方は様々である。時には、誉めて抱きしめたり、時には叱咤激励をしたり、時には激しく叱責したり。

 このようなかかわりから、私たちは、様々な、物事の見方や、考え方。表現の仕方、対応の仕方を身につけているのだ。

 それを、TAでは、親のような見方やかかわりかた。こどものような見方やかかわりかた。成人(大人)としての見方やかかわりかたと表現している。



■エゴグラムとストロークの関係性

 ここからは、刀根 健・著、フォーメンズ出版『快適な人間関係を築くストローク・ライフのすすめ』を用いて、エゴグラムと、ストロークの関係性について解説していった。

・指導的な親のエゴは、「〜しなさい」「〜のようにやりなさい」などと、他者に指導や注意を促すことができる。しかし、指導(躾)するなどが、強固に現れると、「何をやっているんだ」「そんなこともできないのか」という言語となってしまい、指導される側にしてみると、突き放されたようなイメージを持ってしまう場合もある。

・保護的な親のエゴは、「大丈夫?」「よくやったね」「大好きだよ」などと、相手を認め、励ますなどの、居心地のよいかかわり方ができるが、保護してあげたい部分が強く出てくると、「〜はできている?」「〜はやってあげるね」「〜はこうすればいいんだよ」などと、相手の自立をさまたげたり、場合によっては、他者からは、おせっかいな人だと思われる場合もある。

・明るく無邪気なこどものエゴからは、自分の好きなひとや、興味を持つことに対しては積極的にかかわり、「面白いね」「楽しいね」「大丈夫だよ」など、まわりにやる気を出させるかかわりかたができる。しかし、自分の嫌いな人や、興味のないことになると、「あの人は嫌い」「私には関係ないこと」「おもしろくないから」などの発言をいって、他者を意気消沈させる場合もある。

・順応なこどものエゴからは、素直に、「あなたの言うとおり」「それでいいと思う」「私は賛成です」など、相手に合わせるというかかわり方ができるが、自分の能力をディスカウントする傾向があるので、時には、「私にはできない」「私なんかだめだ」などと自己を表現し、他者の期待を裏切るような態度をとることもある。

・反抗のこどものエゴからは負けず嫌いのこどもの部分として、「お前もなかなかやるな」「俺も負けないぞ」など。よい意味でお互いのやる気を促進させる言葉を発信するが、反抗的なこどもの部分からは、「何を〜?」「文句あるのか?」などと、他者を不快に落としいれ、対立を起こす可能性もある。

・成人のエゴは、親や、こどもが感情豊かなかかわり方をするのに対して、その場で、事実を認め、客観的に物事を考え指摘するかかわり方ができる。これは、「〜はうまくできた」「〜のやり方は良かった」など、冷静なフィールドバックができる。しかし、他者からは、感情を表にあらわさないので、冷たい人だと思われたりする。また、「こうするほうが得だ」「このほうが私がらくだ」などと打算的な考えをする場合もある。

 このような解説をおこなった後、介護は、対人援助をするのが仕事であることだから、自分が高いエゴを認識して、他者とかかわるか場合には、ストローク的なかかわり方をすること。さらに、ディスカウント的なかかわりは、意識して控える必要があることなどを伝えた。

 最後は、新井 満・著、考古堂、『良寛さんの愛護』を朗読。そして、対人援助をする人々は、「愛語」をもちいて、すでに、他者にストローク的なかかわりを実践していることを伝えて終了とあいなった。皆さまご自愛ください。

 どこかのお祭りであったら、「『ぴあ』を見た」と声をかけてください(嘘)。ではでは!



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●自己理解を深めている最中●


(それじゃ、「ジョン万次郎」だ。懐かしい!To Be Continued!!)
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2009年03月10日

奮闘記・第422回 その他/東京都

●2009年2月14日● 東京都千代田区・全国町村会館


保健・医療・福祉サービス研究会

09’介護報酬改定と訪問介護事業セミナー

2009年介護報酬改定とこれからの訪問介護事業

新報酬で見直される訪問介護サービス事業所経営の

安定化と「サービス提供責任者」の評価

およびヘルパーのキャリアアップを考える


 今回のセミナー担当の講師には、日本介護福祉士会名誉会長であり、社会保障審議会介護給付費分科会委員・田中雅子先生ほか。

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●会場でスタンバイ!●


 佐藤が、頂いた時間帯はしんがりの16:30から18:00……、よく言えばである。みんな残ってくれるのかな?

 セミナーのトップを飾った田中先生は、社会保障審議会分科会委員として、どのように分科会が展開されていったのかを踏まえ、「2009年介護報酬改定に伴う訪問介護事の将来」と題して、2009年以降の訪問介護サービスの効率化や、事業経営の安定化に向けた取り組みとヘルパーのキャリアアップを目指した処遇改善への課題等について、パワーポイントを活用して丁寧に説明された。


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●田中先生の講演も拝聴した●


 佐藤は、介護報酬改定でどう変わるサービス提供責任者の役割とヘルパーの人材育成「訪問介護計画書」に伴うヘルパーの訪問回数の見直し。求められるヘルパーの定着・人材育成に向けた新たな雇用体制を解説していった。

 まずは、今回の改正の基本的な考え方について簡単に説明。すでに、この部分の説明と解説は先に先生が話してくださってので、ここは簡単に解説した。


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●佐藤も雄気堂々、講演した!●


■介護報酬改定についての基本事項
 本年の通常国会で「介護従事者等の人材確保のための介護従事者の処遇改善に関する法律」が成立。こうした状況を踏まえて、平成20年10月30日に、政府与党において「介護従事者の処遇改善のための緊急特別対策」として、平成21年度介護報酬改定率を3.0%にすることが決定された。改定率は3%(在宅分1.7%・施設分1.3%)である。

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●更に爆走!●


■介護報酬改定についての基本的視点
 介護従事者は離職率が高い。そのため人材確保が困難をともなっている現状を改善し、質の高いサービスを安定的に提供するために、介護従事者の処遇改善を進める。その前提として、経営の効率化への努力が求められ、経営の安定を図る。

 1 各サービスの機能や特性に応じ、夜勤業務など負担の大きな業    務に対して的確に人員を確保する場合に対する評価
 
 2 介護従事者の能力に応じた給与を確保するための対応として、    介護従事者の専門性等のキャリアに着目した評価

 3 介護従事者の賃金の地域差への対応として、介護報酬制度にお
   ける地域差の勘案方法(地域区分ごとの単価設定)の見直しや
   中山間地域の小規模事業所等への対応



■介護報酬改定「訪問介護」

 1 初回加算(新規) → 200単位/月

 ※算定要件(介護予防訪問介護も同様)
  新規に訪問介護計画を作成した利用者に対して、初回に実施した
  訪問介護と同月内に、サービス提供責任者が、自ら訪問介護を行
  う場合又は他の訪問介護員等が訪問介護を行う際に同行訪問した   場合

 2 緊急時訪問介護加算(新規) → 100単位/回

 ※算定要件
  利用者やその家族等からの要請を受けて、サービス提供責任者が   ケアマネジャーと連携を図り、ケアマネジャーが必要と認めたと
  きに、サービス提供責任者又はその他の訪問介護員等が居宅サー
  ビス計画にない訪問介護(身体介護)を行った場合

 3 特定事業所加算

 ●特定事業所加算( I ) 所定単位数の20%を加算

 ※算定要件
  体制要件、人材要件(1及び2)、重度要介護者等対応要件の    いずれにも適合

 ●特定事業所加算(I I) 所定単位数の10%を加算

 ※算定要件
  体制要件、人材要件(1又は2)のいずれにも適合

 ●特定事業所加算(I I I) 所定単位数の10%を加算

 ※算定要件
  体制要件、重度要介護者等対応要件のいずれにも適合



【体制要件】
 1 すべての訪問介護員等に対して個別の研修計画を作成し、研修
   を実施又は実施を予定していること。

 2 利用者に関する情報、サービス提供に当たっての留意事項の伝
   達又は訪問介護員等の技術指導を目的とした会議を定期的に開    催すること。

 3 サービス提供責任者が、訪問介護員等に利用者に関する情報や
   サービス提供に当たっての留意事項を文書等の確実な方法によ
   り伝達してから開始し、終了後、適宜報告を受けていること。

 4 すべての訪問介護員等に対し、健康診断等を定期的に実施して
   いること。

 5 緊急時等における対応方法が利用者に明示されていること。



【人材要件】
 1 訪問介護員等の総数のうち介護福祉士が30%以上、又は介護福
   祉士・介護職員基礎研修課程修了者・1級訪問介護員の合計が
   50%以上であること。

 2 すべてのサービス提供責任者が3年以上の実務経験を有する介護
   福祉士又は5年以上の実務経験を有する介護職員基礎研修課程修
   了者・1級訪問介護員であること。ただし、居宅サービス基準
   上、1人を超えるサービス提供責任者を配置しなければならない   事業所については、2人以上のサービス提供責任者が常勤である
   こと。



【重度要介護者等対応要件】
 前年度又は前3月の利用者のうち、要介護4〜5・認知症日常生活自立
度V以上の利用者の総数が20%以上であること。

 ※特定事業所加算は( I )〜(I I I)のいずれかひとつのみを
  選択できる。

 身体介護(30分未満)231単位/回 → 254単位/回

 生活援助(30分以上1時間未満)208単位/回 → 229単位/回

 身体介護254単位に事業所加算Iを上乗せすると、254×1.2=304単
 位となり、身体介護254単位に事業所加算I I・I I Iを上乗せする
 と254×1.1=279単位となる。

 利用者にとって見ればかなりの負担増になるし、もしかすると、
 現在のサービスをそのまま活用していると、支給度額を超えての
 サービス提供となってしまう人も出る可能性があるということを
 話しました。


■介護従事者の処遇改善を進め、経営の効率化への努力を前提とし、経営の安定を図る取組み

 今回、単価があがったのは、身体介護1と生活援助2のみである。事業所加算を得なければ処遇改善は難しい。

 事業所加算や、初回加算、緊急時訪問介護加算は、すべて「加算」という形をとっているので、利用者には、利用金が上がってどうサービスが変わるのか(変わらないのか)わかりにくい。

 訪問介護事業所では、今回の介護報酬改定に伴い、重要事項説明書を書き換える必要がある。この重要事項説明書の改定部分は、利用者が理解しやすい文面で記載する必要がある。また、利用者に説明する場合には、利用者が理解できるように説明する必要がある。

 以上のことを伝えました。体制要件の「すべての訪問介護員に対して個別の研修計画をたてること」の考え方や手法について解説。必要な研修の帳票類についても帳票を用いて熱く解説しました(笑)。



■介護従事者の能力に応じた給与を確保するための対象として介護従事者の専門性等のキャリアに着目した評価への取組み

 事業所間の算定要件である、人材要件では訪問介護員の資格が介護福祉士や、介護職員基礎研修課程修了者、又はヘルパー1級に対しての評価がなされた。しかし、残念なのは、ヘルパー2級に対しての評価はされなかった。

 このことから、ヘルパー2級を取得し、頑張って働いている人々に対して処遇改善をすることは難しくなった。そうであれば、ヘルパー2級で頑張っている方々が、ヘルパー1級や介護職員基礎研修を、予算や時間の面で、受講しやすいようにサポートする必要がある。

 また、国家資格である介護福祉士の受験体制も平成24年度から大きく変化する。そのことを踏まえて、平成22年〜23年で、一定の経験者がみな、介護福祉士資格を取得できるように、介護福祉士受験対策講座などの諸対策を考える必要性についても考えを述べました。

 今回の介護報酬改定については、各サービスでの取組みはもとより、利用者と社会資源を結びつける役割を持つ「介護支援専門員」は利用者に対して、苦しい対応を迫れられざるを得ないと考えられる。

 国は、今回の介護報酬改定に際し、利用者に対して1割負担は変わらないとしか詳しいアナウンスはない、なんら具体的な説明をしていないのだ。

 介護支援専門員は、自身でもサービス事業所ごとに、加算があるのかないのかを調査する必要があるだろう。その上で利用料金を試算して、どのようなパターンで支給限度額をオーバーするのかしないかどうかを検証してゆく必要があると思う。

 いずれにせよ、4月から改定・介護報酬がスタートするのだ。それぞれのサービス事業所が適正な加算をして少しでも従業者の処遇改善が図られることを願う。それが今回の改定の主題であることを忘れてはいけないが、苦しい選択を迫られそうだ。

 さて、今回、会場に来て、最後まで聞いて頂いた皆様、ご清聴有り難うございました!


P.S.
 帰りに、日本橋にある、念願の「にほんばし島根館」に寄りました。ううん、品揃えは素晴らしかった。でも、お客が来ても店員さん同士でのおしゃべりが続てました。とても楽しそうでしたがお客には笑顔がないんだよね(苦笑)。

 みんながみんなではないがとても残念。頑張ればもっと売れるのにねぇ。佐藤は、頑張っている島根のかた、応援していますよ! 

 そのあと、日本橋でごはんを食べてとぼとぼ帰りました。ではでは!!


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●にほんばし島根館に立ち寄ったが…●


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●グリル満天星 in日本橋三越店で夕食●



■お知らせ
 保健・医療・福祉サービス研究会さんでは、様々なセミナーを開催しています。4月18日、19日にサービス提供責任者向けの研修を企画しています。

「09年サービス提供責任者の役割と訪問介護計画作成の実務」
詳細は以下アドレスをご参照ください。

http://hifsk.co.jp/form/seminar/detail_new.jsp?id=757


(仕事は仕事、ボランティアとはまた違う。正しいお金は正しく頂こう!To Be Continued!!)


posted by さとうはあまい at 18:54| 島根 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

奮闘記・第417回 その他/神奈川県

●2009年2月2日● 神奈川県・横浜大栄ビル


かながわ福祉サービス振興会

相談援助技術とコミュニケーション



 かながわ福祉サービス振興会さんでは、定期的に、介護職員や、管理者向けの様々研修内容を企画して講師を選抜して研修を行っているそうです。

 佐藤は、研修担当者からの、熱心なアプローチを頂き、今回の研修を担当した。多くの介護職員の研修はこのような情熱的な研修企画担当者に努力によるものでしょう。

 会場には管理者の方、介護支援専門員、施設の介護職員およびデイサービスの職員さんなど、参加者の職種は様々でした。


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●参加者へ丁寧な対応をする事務局●


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●研修開始のリサーチ●



【今回の研修内容】
 
1、自己理解・他者理解

2、相談援助技術の実践

3、相談援助の原則の理解



 まずは、対人援助を行う人に必要な「自己理解・他者理解」をする演習からからスタートしました。

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●他者と語り合うことは難しい●


 佐藤は、皆さんに、「自分は何者であり、何ができて、なにができなのか」このような、自己についての情報を、ノートに書き出して頂きました。

 そして、会場をめぐりながら、参加者の傾向性を把握してみました。結果、今回の参加者の方々は、自己に対しての認識度が高い人々が多いことがわかりました!(笑)

 なぜならば、自己に対する表現力が豊かで、書き出している文字の量が多かったのです。このように、自己に対して表現力が豊かな方は、他者に対しても様々なものの見方ができるでしょうね。

 次に、自己紹介を兼ねて、他者と語り合い、他者理解をして頂きました。語り合う題目は、佐藤の研修恒例の「幼い頃の楽しかった思い出」を語り合うということです。

 初めはお互いに恥ずかしさからなのか、なかなか打ち解けることができない人々もいました。時間が10分を越える頃になると、ジェスチャーをまじえて会話をする姿が増えてきました。

 15分が経過。佐藤が「そろそろおしまいにしてくださぁぁいい!」と声をかけても、それぞれが、会話に没頭して、なかなか終わらなかったのです(笑)。

 そうそう、私達はお互いに、話に夢中になってしまうと、中断せよといわれても、なかなか途中で終わらせることなんてできないんですよ。

 他者との会話の時間が終わった時には、一人ひとりが笑顔であふれ素敵な表情をされていました。


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●バイステックの理論を熱く語る佐藤!●


 その後、バイステイックの7つの原則について解説し、一人ひとりには、それぞれの価値観や、道徳規範があること、他者の感情を表出させること、援助者が一貫して非審判的態度をとり続けることは非常に難しいことであるということをつたえました。

 休憩後は、1つの事例を活用し、相談援助課程の実際を演習しました。


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●演習に溶け込むのも技術のひとつじゃ●



【演習方法】

 1、相談員・相談者・書記・タイムキーパーそれぞれの役割を
   決める。

 2、1人10分間相談員をする。

 3、書記は相談者・相談員が話した言葉を記録する。

 4、タイムキーパーは非言語的コミュニケーション
   (お互いの表情の観察)などを行う。

 5、最後に感想や気づきを伝え合う。



 すでに、皆さんは、相談援助・対人援助のベテランです。しかし、このように他者に記録をされながら、相談援助を展開したことはなかったことでしょう。

  「人に見られていると、ドキドキする」

  「いつも、こんなに考えながら話をしてないなぁ」

  「他者の相談に応じるのって結構緊張する!」


 相談者役の人から、「もう少し突っ込んで聞いてくれればいいのに……」といった場面もありました。


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●佐藤も相談援助を披露!●



 佐藤は、皆さんが否定的な指摘ではない、肯定的な講評を伝え合う姿をみて、皆さんは、他者に対して、心温まる、素晴らしいかかわり方ができる人々なのだと感心しました。これにて今回の研修は終了。お互い張り切りましょう。

◆研修のあと◆
 佐藤は、会場から徒歩にて横浜ランドマークタワーへ行きました。イタリアンレストランMANGIA MANGIAにて、ワインをいただきながら夕食をとりました。

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●横浜の夜景をさかなにワイン●


 このレストランは以前にもきたことがあるのです。パスタや、料理はもちろん、四角いピザが人気だとか(笑)。

 窓の外には、夕方になれば、巨大な円形のイルミネーションがキラキラと輝くのだ。こ

 の正体は、よこはまコスモワールドのご存じ“大観覧車コスモクロック21”でなのです。ちなみに、この大観覧車には、シースルーゴンドラが2台あるというから、乗り込んだらさぞかし素晴らしい眺めであろう。

 ちなみに、この素晴らしさは15分間堪能できるらしい(ずっと廻っていろ)。横浜へこられた際にはぜひともチャレンジをしてくれたまえ(笑)。すっかり「第三の男」である(笑)。

 佐藤は、美味しいワインと美味しい食事ですっかり良い気分じゃ。ささ帰りましょう!


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●あの観覧車から見える風景はいかばかりか●


(いえぐまさん、いろいろ有り難うございました!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 19:58| 島根 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

奮闘記・第395回 その他/宮崎県

●2008年12月15日● 宮崎県宮崎市


宮崎県社会福祉協議会
宮崎県老人福祉サービス協議会

通所介護事業所における効率的・効果的な記録の実際

〜利用者とより良い時間をつくるために『通所介護編』〜



 さて、昨日は東国原知事も走ったという国際青島太平洋マラソンでありました。だから、道路事業を考え、早めに会場に入りました。

 今日はマラソンもないので、ゆっくりとホテルを出ました。本日の会場はJA・AZMホール本館である。

 このJA・AZMホールは、元宮崎大学工学部跡地に建設したもので、JAの組合員や地域の人々の交流の場として設置。多くの方々が、快適で実りある研修・会議・イベント等、幅広く利用ができるように大きな駐車場が完備されているのです。

 だからタクシーが着く、だが敷地内がひろい。ハハハ、佐藤は迷ってしまいましたとさ。あたふたしながら会場を見つけ、事務局にあいさつ。

 宮崎県老人福祉サービス協議会通所部会の会長さんへの挨拶もそこそこ(失礼いたしました)で研修が始まる時間になってしまいました。

 昨日は介護支援専門員に対して求められる記録について講義演習しました。対象が介護支援専門員だったので、主に、アセスメント領域と、他職種連携の部分に重点を置いて
講義演習を行いました。

 今日は通所介護員に求められる「介護記録」、すなわち、「援助記録の書き方」について講義演習です。




【研修で行ったこと】

■通所介護に求められる記録の解説

 
1、介護サービス情報の公表に沿った通所介護事業所で求められ
   る記録があること。

 2、介護職員に求められる記録は、介護職員の「対人援助行為」
   の記録であること。

 3、介護記録は利用者とかかわりあった時の逐語記録が効果的で
   あること。

 4、効果的な記録を残すためには、自分の物事の見方や、捉え方、
   え方、行動の仕方を理解している必要があること。




■相談援助技術を意識し効果的に活用して逐語記録を残す

 
 1、「自己理解・他者理解」を深め、ひとにはそれぞれ、物事の見
   方や、考え方、捕らえ方に違いがあることを理解する。

 2、一人ひとりが、持っている価値観や道徳規範には相違があるこ
   とに対する理解を深める。

 3、「バイスティック7つの原則」の活用方法を伝授する。

 4、「相談援助技術」を意識して活用し、利用者の言ったことば
   や、自分が言った言葉を溜め込み「逐語記録」として、記載
   する。

 5、結果、介護職員同士の、利用者理解を深めることにつながる。



 皆さんは、自己理解や他者理解を通して、人とかかわることの大切さに気づき、常に自分がしていることは全て、対人援助だったということの理解を深めることができたようでした。

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●自己理解と記録の書き方の特徴に気づく●


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●さて、みたまま・感じたままを書いてみて!●


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●サービスの情報での記録についてチェック●


 そして、記録を書くときには、「逐語文」を活用して、その場の状況が、他者にもわかるように書けばいいんだねと周囲の方々と語り合っている姿が印象的でした。

 そうそう、その通り。だから、これからも積極的に利用者にかかわり、効果的な記録を残すこと。

 そして、時には、記録の点検と、援助内容の検証として、介護記録を活用した事例検討会などを開催しても良いでしょう。

 これからも、素敵な対人援助が展開できるように、自分の存在を大切に取り扱ってくださいませ。ではまた!



P.S.
 佐藤は、出張で出向いた場所で、その地域にある書店を散策する。タクシーの運転手さんに、大きな書店の「在りか」を聞いて案内してもらった。

 高千穂通りに面して、宮崎橘通に「蔦屋書店」があった。こちらの書店は、棚の整理が良く、品揃えもいい。福祉コーナーも充実していた。これじゃ「本屋だ」と(笑)。

 そんな当たり前だろうと言われるかもしれないが、佐藤の住む地域の、というか他の都市の蔦屋さんは、だいたいが「レンタルショップTSUTAYA」であり、同じ系列でも、メインはCDやDVDのレンタルである。本を置いている店はあまり見たことがない。

 だから、このお店の書籍の充実度に驚いたのだ。「蔦屋書店」と銘打つだけのことはあるのだ。

 佐藤は本を購入した後で、地図を頼りに、宮崎市の繁華街を求めて西橘通りを闊歩した。


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●誰だ!夜遊びする奴は!(って、する場所がないだろ)●


 さすがに繁華街だ。人々でにぎわっている。飲食店が目立つ。だが、レストランを見かけない。まさか隠○の二の舞か?

 引き続き、食事ができるところを求めて駅まで歩いた。しかしじゃ。駅までの通りは暗くて、人気(「ひとけ」と呼んでくれ)がない。益○状態か? もっとも、地元の方は歩くより車で移動しているのであろうな……。

 ようやくのことで、駅についた。JR宮崎駅の構内はお土産ショップや軽食屋があり駅周辺よりは充実している(フレスタ)。でも、それだけである。宮崎駅に何かを求めてきた観光客には物足りないと思うのだが。

 結局、駅で、名物の「なんじゃこりゃ大福」を購入しホテルに戻ったのであった。なんじゃこりゃ大福とは、いちご、クリームチーズ、栗を餡でくるみ大福としたもの。1個220円興味のあるかたご賞味あれ。

 結局、今朝も、今晩も朝飯はホテルの「一木一草」。夕飯もホテルの「汐彩」とあいなった。

 誰か宮崎で、安くて美味しいところがありましたら教えて下され。ではでは!


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●ふふふ、今夜も充実(笑)●


(研修は続く!To Be Continued!!)
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2008年12月26日

奮闘記・第385回 その他/島根県

●2008年12月3日● 島根県出雲市・出雲市民会館


島根県社会福祉協議会

市町村社協相談・支援センター

相談員等研修会



 島根県社会福祉協議会さんによれば、民生委員・児童委員や市町村社協等が行う相談所の相談員は、地域住民の生活上の問題や不安、悩みなどの様々な相談や苦情を日々受け止める業務をしているという。

 また、近年、社会の多様な変化の中で、地域住民の安心・安全を守ることや、生活上困難をかかえる家庭への支援は、地域社会全体で行うことが必要とされる。そのため、ここでも、相談事業への期待が高まってくるのだ。

 これらのことを踏まえて、民生委員・児童委員。相談業務を担当する相談員や、社会福祉協議会の職員が、日常の相談業務を行ううえで、コミュニケーションのとり方や傾聴の基本的な知識・技能等をめざすことができるように、さらにそれぞれの資質の向上を目指すこと目的として、この研修会を開催しました。

 この研修は二部形式で行われた。


 一部は、島根県大学法文学部准教授の加川充浩氏(市町村社会福祉協議会における相談・支援体制整備検討委員会委員長)から、市町村社会福祉協議会総合相談・支援センターについての講義(基調説明)がありました。

 二部は、佐藤。「相談援助技術の基礎知識 自己理解・他者理解〜ロールプレイを通して、相談援助(対人援助)技術を学ぶ〜」と題して講義演習を行いました。

 会場には、ベテランの民生委員の方や、児童委員の方が集まっておられました。まずは、対人援助者に必要な基礎能力ということで自己理解・他者理解をして頂きました。


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●相談員研修がスタート!で、これは何?●


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●会場から見える風景、出雲ドームが!!●


 他者理解では、子供の頃の楽しかった事柄をお互いに語り合って頂き、語り合った他者に対して、


 「あなたは、このような人にみえた

 
 と伝え合って頂きました。皆さん、やはり、この時に自分の思い描いたイメージを素直に他者に伝え合う、ということは照れくさい。

 相手が自分に対して抱いたイメージを、相手から受け取る時には素直に受け取ることは照れくさいと思ったようですね。

 これこそが、「相談援助」の難しいところなのです。


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●相談開始!他者に見られて緊張する!!●


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●みんなで応援だぁ〜●


 相談員は、相談を受けながら様々な事を感じています。感じたことを素直に表現できる時と、「こんなことは言わなくてもわかってほしい」と思うこともあるのです。

 すると、そのことを相談者に言わずにすませてしまう場合もあるかも知れない。

 だから、相談員は自分のしていることを常に客観的に捉えている能力が必要。また、自分と他者は同じではないという観点をつかんで頂くために、価値観の違いなどについて演習をまじえて解説していきました。

 後半は、質問技法について解説。その後、ロールプレイをして頂きました。皆さんは他者の前で演習とはいえ、「相談援助」業務をしたので、かなり緊張された様子ですね。

 相談員役・利用者役に分かれて、それぞれの発する言葉をメンバーに記録をして頂き、相談援助で発した言葉を振り返って頂きました。


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●ロールプレイを繰り返す●


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●事務局の方も興味津々●


 佐藤は、その間に、各グループにお邪魔して、このような対応をしても良いのではないかとアドバイスをしました。

 最後に、佐藤は例の“良寛さん”の「和顔愛語」についてふれ、皆さんの思いやりや優しさから、相談援助をしていて感じた言葉は素直に援助者にかけて欲しいと伝えました。

 これにて研修は終了。相談援助は、何よりも相談員さんの健康が第一です。どうぞ、ご自愛しながらご活躍くださいませ!


(この項は終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 15:31| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

奮闘記・第384回 その他/鳥取県

●2008年12月2日● 鳥取県米子市・米子空港〜米子駅


外伝 ひらめき急げや 急げ!
 
22:14発 出雲市ゆき「やくも」に乗るのだぁ!!

〜米子での仕事人たちのホスピタリティに感謝〜


 
 10:00 佐藤は、この日、某通所介護施設で第三者評価の訪問調査していた。

 17:00 訪問調査を終え、家に戻る。あらかじめ玄関にまとめておいた荷物を抱えて羽田空港へ向かう。

 そこから島根県出雲市へ向かうのだ。当然、この時間では、出雲ゆきのJAL便に乗ることはできない。東京発の最終は18:00台で出てしまうからだ。

 ゆえに、今回はANAの米子ゆきの最終便の切符を手にした。まず米子空港へ向い、米子空港から、空港バスで米子駅に着き、間一髪、「特急やくも」に乗って、出雲市へ入る、という計画なのだ(かなりズサンである)。

 ご存知かもしれないが、羽田空港は航空会社によってターミナルが異なる。ANAは第2ターミナルを使うのだ。最終便の飛行機に乗り込むまでにはまだ少し間があった。

 だが、ここ第2ターミナルはたまに使うのだが、いわゆる「土地鑑」はない。夕食どきでレストラン街はお客さんで溢れていた。

 うううん、何処でもいいからさ、待たずに食べれるところがいいよぉぉ〜。ということで比較的お客の少ない(失礼だが空いていた)中華屋さんへ侵入!

 まぁ、中華屋さんは中華屋さんなのだが、なんとなくおいしそうな見本が出ていたステーキ丼を注文。ちなみに、おお、なんと1900円であーる!(高いからお客さんが少なかったのか?)

 どんなステーキ丼が出てくるのか?と楽しみに待った。出てきたステーキ丼は、ごはんの上にレタスがひかれ、上に分厚いステーキが乗っていた。またまた、その上に少々ピリ辛な濃厚なソースがかかっている……、ふう。

 このソースと、肉とごはんの相性が素晴らしい! しかも美味い!! いかん、いかん、空港でこんなにおいしくては(笑)。

 後で知ったのだが、この店は結構有名な中華屋さんらしい。ここは、「譚料理長の広東家菜(赤坂離宮の譚彦彬総料理長が指導)」という。

 表向き、「リーズナブルな値段で、広東地方の家庭料理を提供する」となっているそうだが、」ちょっとリーズナブルとは言えない値段だ。

 中国の広東省では、家庭料理が2000円近くするのか? それとも金持ちの家庭なのか? まぁ、美味いから今回は文句をあまり言わないが(笑)。


●これが広東家菜だぁ〜●.jpg

●これが広東家菜だぁ〜●



 懸念していた米子ゆきのANA機中はいたって快適。飛行機は定刻に米子空港へ着いた。

 21:47 佐藤は、これからバスに乗り込み、米子駅を目指す。ここまでは問題なし。

 ところがバスが発車して数分。運転手さんが、主な停車駅と、到着時間をアナウンス。運転手さんがのたまう、米子駅までは30分くらいかかる、と。

 ええっ! 30分!! もしかして、それって、「やくも」に乗れない?

 只今の時間、21:47。「やくも」は米子駅22:14発。間に合わないじゃん!!

 どうする佐藤! ピ〜ンチ! 無理、無理、ぜったい無理だって!! そのバスの窓には次々と、バスを追い越してゆくタクシーたちが通り過ぎて行った。ああ、タクシーに乗るべきだったのだ。

 仕方がない、のそりのそりと運転手さんに近づきボソボソ相談。米子駅22:14発の“やくも”に乗りたいと。

 運転手さんは、やや狼狽、「このバスの出発が遅れましたからねぇ……」。途中駅でバスを降り、タクシーに乗り換えるなども相談。運転手さんは「こうしたらいい」とはいわない。あくまでも自己選択をせまる。

 結局、そのままバスに乗り、電車が遅れるのにかけた。JR山陰本線は、事実上「単線」だから、ほぼ遅れるのだ。だが、どこで、どれくらい遅れるかはわからない。

 まぁ、乗り遅れたら、次ぎの電車に乗るまでさ(ぐすん。……1時間待ち)。

 覚悟を決めて席にもどり、バスの外の過ぎ行く景色を眺めていた。気のせいか追い越してゆくタクシーがなくなった。過ぎゆく景色のスピードが早くなったような気もする。

 しかし、……。時間との戦いじゃ。はたして間に合うのか? さて、とうとう終点・米子駅前に着く。

 22:12 最後は▲△信号で交差点に突っ込んでくれた気もした。

(もちろん、“気のせい”でしょう。あくまでも遵法速度・信号遵守です、ハイ。)

 「ありがとう〜ハートたち(複数ハート)」と叫びながら降りる佐藤に、バックミラーに映る運転手さんの笑顔が見えた。

 あと1分あるが、いくら怪力・佐藤でもこの鞄を抱えてはとてもとても走りきれない。でも、走るのだ! 乗り損ねれば、あと1時間待たねばならない。

 佐藤は慌てふためき駅になだれ込んだ。すると、駅の改札口付近にいた駅員さんに聞いた。


  「やくもは出ましたか?」

  「まだです。これから向こうの▼番線ホームに入ってきます」


 それを聞いた佐藤は荷物をもって階段に向かって走り出した。

  「荷物は私がもちましょう! まだ間に合います!!」

 
 親切な駅員さんは佐藤のバックを抱え上げるとさっさと前を走って昇っていく。佐藤も追って走る。階段を転げ落ちないように注意しながらホームへ降りた。

 そこへ「やくも」がホームへ滑り込んできた。こんな時に限って時間どおり! 
 22:14 間一髪とはこのこと! ゼイゼイゼイゼイィィィ〜。

 どうも、ありがとうございました!とお礼を言う時間もなく電車は発車した。見えない駅員さんに電車の中から、何度も頭を下げていた。

 空港連絡バスの運転手さ〜ん! 米子駅の駅員さ〜ん! 重い荷物を運んでくださり有り難うございました! 今日の教訓、時間を読め!

 まぁその次の安来駅前で、対抗の電車の遅れでやはり止まったんだけどさ。そこではどうにもなんない(笑)。

 何か問題でも?(問題しかねぇよ) 降り立った出雲市の空は高く星が輝いていたむかっ(怒り)。めでたし、めでたし!


●まぁ着きました(笑)●.jpg

●まぁ着きました(笑)●

 
(島根や鳥取は、神様も、優しい人もいっぱい!To Be Continued!!)
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2008年11月04日

奮闘記・第349回 その他/東京都

●2008年10月28日● 東京都新宿区・野村ビル


ヒューマンライフケア

定期研修「相談援助の心得」

〜利用者・家族の理解〜



 佐藤は例のごとく、ヒューマンライフケアさんで、定期的にテレビ研修をおこなっている。ふふん、今回も東京会場と、札幌名古屋大阪神戸三宮広島熊本の、各拠点をテレビで結んでダイナミックな研修をおこなうぞ〜。

 そんで、はじめに相談援助技術の要である、「バイステイックの七つの原則」についておさらい。

 すでに、この研修では、何回も登場しているので、まずは皆さんに原則を書き出して頂く。

 東京会場のメンバーが書いているのを見たのだが、あれれ? 書けないとな! おやおや、後退してどうする?(笑)

 他の拠点の参加者は、はたして記入することが出来たであろうか? 暫くして各拠点の代表者にまとめて頂き、発表をしてもらいました。

 大阪の方々は、下調べをしてきてくれたようですが、惜しい。感情の表出が出てこなかった。バイスティックの原則は、相談援助技術の基本である。どうぞ、常に意識をしているようにしてくださいませ。

 そうこうしているうちに、遅れていた拠点ともつながりました。そろそろ、本題に入ることにしましょう。まずは相談援助に必要な質問のテクニックについて資料を活用して講義。

 情報収集をする時には、面談しながら利用者等に質問をするのですが、その時の質問には技法があること。そして「開かれた質問」と「閉ざされた質問」の二つの質問を効果的に活用することなどを説明しました。


●テレビ画面を調整するスタッフ●.jpg

●テレビ画面を調整するスタッフ●


 その後、資料に沿って質問項目を提示して、各自が他者にその内容を質問する時に、どのような質問内容を思い浮かべるかを箇条書きに書き出して頂いた。

 次に、各会場で二人一組になって、いま書き出した質問を、二つの質問技法を活用しながら、話題を深める演習をした。

 各拠点とも、一斉に二人一組になって演習を開始してくれたようです。佐藤は関東の会場の人々の間に入って、質問内容と答えている内容などを聞き取っていました。

 これがまたおもしろい(笑)。お互いに、語り合っているのですが、話が少しも深まっていかないのである。

 表面的な部分で始終している。家族の話や、ペットの話をしているのに、何人家族なのか、あるいはどのようなペットを飼っているのか?を、聞かないのだ。相手の話に興味があるのか?って感じ。

 最も、佐藤がそばにいるので緊張をしていたのかも知れませんが。

 通常は、もっと、他者の発言に興味を持って深く語り合うことができているのだと思いますが……。

 そこで、佐藤は、関東会場の参加者に協力をしていただき佐藤が実際に相談援助を披露。

 佐藤が、ペットの種類や、年齢、性別。何人家族なのか。あなたにとって誰が一番大切なひとなのかなどの話をうかがいながら、相手の話を要約し、リフレーミングをして確認していく作業を熱心に見てくれていました。

 皆さんは、このロールプレイを熱心に見聞きしている時に、質問技法の具体的な手法に気づくことができたようです。

 また、佐藤と語りあってくれた方は「自分の気持ちと向き合うことができた」と言ってくれました。

 まさしく、そういうことなんです。このようなかかわりから、当事者本人が自分の気持ちと向き合うことが出来、やがてそれが自己決定を導くことになるのですよね。まぁ、常にうまくいくとは限りませんが。

 佐藤のロールプレイのあとで、再度みなさんに相談援助技術にチャレンジして頂きました。
 
 すると質問技法や相談援助手法のこつをつかんだようで、先ほどの演習よりも積極的に他者とかかわることができたようです。

 佐藤は、みなさんの語り合う様子を、テレビの画面を通してみていたのですが、一回目より笑顔が増え、ジェスチャーを交えてのかかわる姿から今度は先ほどよりうまく話題が展開できていると確信しました。

 佐藤のロールプレイをみただけすぐに実践ができるということは素晴らしい。

 このように、みなさんは、意識さえすれば実践できるのです。だからこそ、せっかく学んだことを常に意識して活用してくださいませ。

 皆さんからの研修報告書を楽しみにしています。ではまた!


●東京会場(佐藤がいる拠点)の風景●.jpg

●東京会場(佐藤がいる拠点)の風景●


(この項、終わり!To Be Continued!!)
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奮闘記・第348回 その他/福島県

●2008年10月● 福島県会津美里町


会津総鎮守、炎上す!

【追懐】伊佐須美神社を想う




 福島県で活躍中の若い介護職の方から、10月30日の朝、伊佐須美神社の本殿が焼失したとの情報を頂いた。


 「ええっ。なんですと? それは……ううん。……(絶句)」

 まことに残念としか言いようもないことだ。

 しかし、なんでまた焼失したのだろう?と気になった。早速ネットで情報を集めてみた。

 すると、朝日新聞のMY TOWN 福島の記事によれば、福島県会津美里町、伊佐須美神社で起きた火災は、10月29日、午後7時前の出火。約1時間で鎮火したという。

 本殿など、3棟が全焼。言い伝えでは6世紀半ばに開かれた会津総鎮守とされる。同月3日にも参道脇の授与所で、同様の不審火も起きているという。

 地元の住民の方々は、驚きと共に嘆きの声をあげたとあったそうな。そりゃそうだろう。いま、1つの会津の歴史が消されたのだ。それが事故ではなく、人による故意の可能性が高いのだ。

 法律云々はともかく、火付けは卑怯。愚劣な許しがたい犯罪である。人の生き死にかかわらず、二度と世間に出したくない。

 この前の大阪の放火でもそうだが、犯人の精神状態、云々は関係ないだろう、やることはやっているのだ。

 これは、もう「人間対人間」の行為ではない。ただ卑怯な「生き物」の行為でしかない。個人的には、「人」として扱ってやる必要も感じないくらいだ。

 某国なら、犯行の事実関係がわかれば、2週間位で死刑だ。いいじゃないか、それで。冤罪でなければの話。

 別段、死刑推進論者ではない。だが、これだけ凶悪犯や、卑劣犯が増えてくると、死刑制度があるのなら、有効に使ってくれよ、と言いたくもなる。

 余った税金を使っちゃえばいい、というのとは違う。死刑制度は確かに不備がある。復讐法ではないにも関わらず、復讐法の意味合いもある。

 なら、正式な手続きで無くすのが法治国家でのやり方だろう。制度はそのままで、死刑を回避。無期懲役でお茶を濁して、それで犯罪の歯止めになるとは思えない。「誰でもよかった」という連中が更正できるか?

 どこかの頭の足りないとしか思えない弁護士達が、母子殺人の殺人鬼を弁護する姿勢は、観ていて悪魔に近い嫌悪を感じる。橋下府知事には特に好意はもたないが、あれに関しては支持したいなぁ。

 あんな犯人が自分の家の隣に住んだらどうすんだよ。誰だって嫌だろう。そんな殺人鬼をあの弁護士達は無罪に市し、野放しにせよというのだ。

 こんな人間は、無責任で、頭が疑わしいとしか言いようがない。動機はともかく、殺人は認めているんだよ、あの犯人は。

 犯人への偏見云々よりも、一般市民の人権を守ってほしいよ、日本の政府は。麻生総理殿、いくらお金をばら撒いて、解散してもこれじゃ勝てませんぜ。

 この国は不要なことに時間をかけ過ぎる。弁護士は司法試験の前に、まず人の心を学ばせなよ、まったく。これは医師も同じだが弁護士はひど過ぎる。ううん、いろいろ頭に来る事件が多いが、伊佐須美神社に話を戻す。

 さて、「事件」は、警察によると神社近くに住む住民から110番通報を受け、署員が駆けつけたところ、すでに本殿付近が激しく燃えていたという。会津消防署などからは、十数台の消防者が出動して消火したがもう遅かった(悲)。

 本殿は、柱と参拝の際に使う鈴ぐらいしか、残っていなったという。神社には、国の重要文化財「朱塗金銅装神輿(しゅうるしこんどうみこし)や県の重要文化財「木造狛犬」などがある。

 朱塗金銅装神輿は無事であると聞いたのが不幸中の幸い。人命はもちおん優先だが、これらの文化財も燃えたらもう戻らないのだ。心配である。

 地域の方だけではなく、全国から多くの人々が訪れていたのである。神社が焼失したことはまことに残念というしかない。

 さらに、ここに会津五桜のひとつ、薄墨桜があるのだが、はたして元気でいてくれているのかも非常に心配。

 佐藤は、今年の春にも一度この神社を訪れているが、この時は春の桜の時期であったのだが、春祭りの準備のために拝殿の垣の中に入ることが出来なかった。

 だから、9月に福島県での仕事の機会の合間に、再度この神社を訪れた。そして、この時に拝殿内に入れて頂き、素敵な本殿前を参拝させて頂いた。

 そのわずか、1か月後に、この惨渦で本殿は幻となり、灰となり、消えた。事故でなく、人の所業であるなら、誰が犯人でも許せない。

 文化財は、もはや個人のものではなく、地元の人たちだけのものでもない。人類の財産である。これが、放火であるなら、司法は必ず捕まえて頂きたい。それが最善の防犯につながるのは言うまでもない。

 最後に、今年見た本殿や楼門の写真があるので、改めて掲載し、忍ばせて頂きたい。そして、叶うならば、いつか再建されることを願いたい。

 すでに戦国の役目を終えた会津若松城でさえも再び蘇り、人々の心を支える役割を新たに担っているのだ。伊佐須美神社の役割もまだまだこれからである。ではでは。


●これが本殿の見納だったとは……●.jpg

●これが本殿の見納だったとは……●


●この楼門は無事なのだろうか?●.jpg

●この楼門は無事なのだろうか?●


(神社は幻となっても、人々の想いは消えない。To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 12:15| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月14日

奮闘記・第331回 その他/島根県

●2008年10月4日● 島根県浜田市・いわみーる


浜田地区広域行政組合

平成20年度ケアプラン研修会

佐藤ちよみ

「自立支援と利用者主体のケアプランとは」

〜ケアマネジャーとサービス提供事業者の連携方法について〜



 島根県浜田地区広域行政組合介護保険課では、圏域内で働く介護支援専門員を対象に、【ケアプラン研修事業】を立ち上げ、独自の研修を定期的に開催しているそうな。

 このケアプラン研修事業は、圏域で働いている居宅・施設の介護支援専門員10名を、ケアプラン研修委員として抜粋。その他の圏域内の介護支援専門員のケアプラン作成技術向上を図ることを目的おこなっている事業であるという。

 佐藤が、ケアプラン研修委員のメンバーからの要望で、講師として選抜していただいたそうな、それは有り難いことです。

 研修会場は、通いなれた「いわみ〜る」なのである。4階に上がると、フロアには懐かしいケアマネさん達の姿があった。うう、皆さんの期待は裏切れない!(笑)

 さて、この研修の目的は「居宅のケアマネジャーと、サービス提供事業者(職員)及び施設のケアマネジャーと介護職員が一堂に会して、ケアプランや個別援助計画作成の視点を学び共通認識を持つ」というものでした。

 ほほう。なんとも欲張りな内容です。しかも、与えられた時間は3時間しかない(笑)。さらに、参加人数はなんと139名ときた。ふふふ、素晴らしい!



●研修内容
 1、サービス提供事業所の連携手法について
 2、各職種がおこなうアセスメントの違いについて
 3、ケアプランと、個別援助計画の違いについて
 4、各担当者が残す記録の共通認識について




【サービス提供事業所の連携手法】
 ケアマネジメント・サイクルの理解。利用者の主体性を損なわない、そのかかわり方の理解。

 ケアマネさんは、利用者と社会資源を結びつけるコーディネーターであること。サービス提供事業者は、利用者に、社会資源として結び付けられたら、事前訪問時に自分達の事業内容を説明し、利用者にサービス活用についての同意を得る必要があること。

 この事前訪問は、利用者と、サービス事業者との関係性を構築する大切な場なので、なるべくケアマネは、同席をさけたほうが良いことなどをパワーポイントを活用して説明しました。




【各職種がおこなうアセスメントの違いについて】
 佐藤が作成してきた共通事例を活用して、皆さんにケアマネのアセスメントと、サービス提供事業者アセスメントの違いを、理解していただきました。

 まずは、皆さんに事例をみていただきながら、各自が、「どのような情報が必要なのか。その情報はなぜ必要なのか」を情報分析シートを活用して整理。

 次に、各自が考えた内容をグループ内で深めて頂きました。佐藤は、いつものように、グループ内に割り込み、話し会いに参加(ふううん、この時間が一番楽しい!)。

 実は、このようなグループ研修は、研修になれていないと他者と話し合うことが結構難しい。だから、研修に慣れているケアマネは放置(笑)。会場を見回して、「グループ演習といわれてもなぁ〜」と、困り果てた表情の介護職員のグループの席にするすると割り込みました。

 佐藤も施設介護を経験した身。皆さんのしていることも、考えていることもある程度は共感できるのです。だから、あれこれ、場面設定をして、アセスメントの視点を一緒に考えました。

 すると、自分達のしている援助行為が溢れんばかりに出てきた。そうそう、それでいいのです。介護職は素晴らしい援助をしているのだから自信を持ちましょうよ。



●グループ討議から出された結果
 ケアマネは、様々な情報を得ながら、どのようなサービスが必要かという視点でアセスメントをしているということ。

 一方、サービス提供者は、提供されたサービスの中で、利用者が具体的に「何が、どのようにできて、何がどのように出来ないのか」

 この部分を明らかにし、介護職が、具体的に、どのような援助をすればよいかという視点でアセスメントをしているということが理解されました。

 皆さんは、この結果をみて、自立支援に向けた援助を展開していく時に、いかにサービスを提供している専門家の視点がいかに大事かということがわかったようでした。



【ケアプランと、個別援助計画の違い】
 この部分は、すでに、アセスメントの手法が違うということが理解できたので資料を活用して解説のみ。特に施設職員に対して、利用者の援助を担当する介護職員が作成する個別援助計画の重要性を協調しました。

 また、サービス担当者会議場では、サービス提供者が作成した個別援助計画を持ち寄ることで、利用者が、具体的にどのような援助を提供されるのかがわかること。サービス提供者間で、統一されたサービスの提供ができるということを解説しました。



【各担当者が残す記録の共通認識について】
 ケアマネは、支援経過記録を残すことが義務づけられています。そして、介護職員は、介護記録を残すことが義務づけられています。

 しかし、ケアマネからの、サービスの申込に係る調整をおこなったり、個別援助計画を作成する人々、つまり、サービス提供責任者や、相談員などの記録の重要性については十分に理解されていない現実があります。

 なぜかというと、現場では、そのような内容は業務日誌や、連絡帳に記録されてしまうからです。介護支援専門員と、連携を図る人々の記録が個別の記録とならず、業務日誌になってしまうことはもったいない。

 なぜならば、それらは、サービス提供責任者や、相談員の行動の記録になるからです。

 ケアマネの支援経過記録と、サービス提供事業者(計画作成者)の行動の記録と、援助を提供する介護職員の介護記録が一体となったとき、今以上に有効な連携が成り立つと思いますけどね。皆さん、どう思いますか?

 さてさて、3時間という短い時間でボリュームたっぷりの内容で研修をおこなってきました。佐藤は皆さんの熱心さに圧倒されました。これだけの情熱を発信してくれたのでさぞかしお疲れのことでしょう。

 どうぞ、ご自愛を重ね、これからもご活躍くださいませ。ではでは!


(この項は終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 21:05| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

奮闘記・第330回 その他/福島県

●2008年10月4日● 福島県郡山市・郡山ユラックス熱海


福島県社会福祉協議会

平成20年度

社会福祉施設看護等職員研修

施設内の連携を深めるために

〜自己理解・他者理解を深める〜



 今回は、福島県の社会福祉施設で活躍している看護師さんを対象とした研修である。

 今回の会場となった郡山ユラックス熱海もなかなか現代的な施設でした。風車などもあり、見栄えもいい。

 東京は階層がでかいだけで、いがあまり使い勝手がよくない。高層ビルだからよいわけではにのだ。見習ってほしい。

 ただ、郡山駅からは、ちと遠いのが難点(笑)。福島県の各方面から来るには、車で来やすい場所なのだそうだあ、雪が深い時期はアウトだそうだ。もったないな。


●郡山ユラックス熱海で見つけた風車●.jpg

●郡山ユラックス熱海で見つけた風車●


 さて、研修の目的は、社会福祉施設において、利用者への質の高い看護サービスの提供をはかるため、実践者として必要な知識や技術を習得することにある。

 佐藤は、研修を担当するにあたり、事前に皆さんから「自分の困りごとと、その具体的な解決策」を前もって提出していただいていた。だから、皆さんの研修にかける意気込みも十分わかった。




●今回の研修内容

 1、福祉施設内で働く看護師の役割について

 2、ストロークを効果的に活用しよう


 何処の介護の現場でも、介護職員はもちろん、看護職員も足らないのだと聞く。

 その原因は、賃金の低さもさることながら、職場内の人間関係が多かれ少なかれ影響しているようだ。せっかく職に就いた仲間には、人間関係に疲れてしまいバーンアウトしてしまうものも多いという。

 介護保険制度では、事業を運営している通所介護や、介護施設は、指定基準の中で、看護師の人員確保が義務づけらている。

 このような福祉施設で働く介護職員は、看護業務のほかに、介護業務を担う場面も少なくないのだ。もちろん利用者の身の回りの世話をすることは、もともと看護師の役割から介護職という役割が発生してきたのだが。

 今回の研修では、施設内の連携をはかるために、では具体的にどうすれば良いかを導いていく。




【看護師の役割について】
 
 利用者の方々の健康チェック。

 服薬管理・ドクターへの報告・相談。

 利用者・家族への相談・助言。

 介護職への相談・助言。

 緊急時、医療機関への連絡調整・病院への付き添い。

 利用者の身の回りの世話や、医療的な処置など。


 ふう。それはそれは、忙しい業務だということが再認識されました。

 利用者の方々への健康チェックは、バイタルのチェックだけではなく、利用者が入浴をしている時に、浴室へ出向き、直接体を見ることによってチェックすることもあるし、利用者が、食事をしている時に、直接介助に入り、チェックすることもある。

 このように、看護職が、自分に必要な利用者の情報を得るために、浴室や食堂をのぞいたりしている行為が、介護職側からすれば、「(介護を)手伝ってくれている」と思う場合もあるのかもしれない。

 だから、人手が少ない介護現場では、このような看護職の人々の存在を頼りにして、時には、その存在に過剰に依存してしまうこともあるようです。

 そして、看護職員自身も、頼りにされることにより、「手伝ってあげなければ」」と思うようです。この気持ちはよくわかりますが、そのことにより、本来の看護業務をおこなう時間がたりなくなるというのでは困るでしょう。

 このようなことの解決策は、入浴介助であれば、この時間からこの時間までは、一緒にできる。食事介助ではこの時間は一緒にできる等、看護職が介護現場に出向いて、共に介護にあたれる時間を明確に伝える必要があるでしょう。

 佐藤の経験からも、看護職の方を頼りにしても良い時間帯が明確になれば、介護職の方も、時間にけじめをつけた依頼ができると思うのです。


●看護職の役割について話し合う●.jpg

●看護職の役割について話し合う●




【ストロークを効果的に活用する】
 午後からは、自己理解を深めるために、自分が他者とどのようなかかわりをする傾向があるのか、みつめていただきました。

 そのために、ストローク表を作成し、自分の傾向性をみつめていただきました。


●自己理解・他者理解を深める●.jpg

●自己理解・他者理解を深める●


●お互いの気づきを語り合う●.jpg

●お互いの気づきを語り合う●


 ストロークとは、自分の存在価値を認める。および、他者の存在価値を認める。何らかの働き換えKや、行動の仕方振舞い方を指していいます。


 
 ・自分が、どのくらい積極的に他者とかかわろうとしているのか。

 ・自分が、今いる環境の中で、自分の存在をどのくらい認めても
  らっていると思っているのか。

 ・自分が、自分自身の存在をどのくらい大事にすることが出来る
  のか。

 ・自分が他者とかかわる時に、どのくらい肯定的なかかわりをし
  ているのか。

 ・自分が、他者とかかわる時に、どのくらい、建設的な評価
  (意見を含め)をしながらかかわっているのか。

 ・自分が、他者とかかわる時に、どのくらい他者からの評価を
  素直に受け取ることができるのか。

 ・自分が、どのくらい素直に他者のかかわりを求める傾向があ 
  るのか。


●これは何でしょう?研修を受けた人しかわからない(笑)●.jpg

●これは何でしょう?研修を受けた人しかわからない(笑)●


 皆さんは、自分の作成した図表を眺めながら、様々なことを感じられていたようです。研修終了後に皆さんからいただいたアンケートで、

 「初心に戻って自分のことをみつめるよい機会になった」

 「自分の考えていることを素直に伝えることの大切さに気づいた」

 「“こうすればいいのに”と思うだけではなく、自分の考えを建
  設的な意見として他者に伝える必要があるということを学んだ」


 なかには、佐藤のもとで働きたいなどという感想もありました(笑)。まぁまぁ、隣の芝生はとても青く見えるものいです(ほんとは黄色いかも〜)。それは、隣の芝生だからでしょう。

 隣の芝生の草取りや、水やりが、いかに、大変で重労働かは、隣りで働いてみなければわからない。

 だが、自分のところの芝生は、あなたのかかわり方により、成長し、整備されてきていると思う。だからこそ、その場で立ち止まり、椅子の上などに登ってみて芝生を眺めてみてください。

 きっと、あなたは、今井ある環境の中で、他者とのかかわり方のヒントを見つけることができることでしょう。ではでは!


●テッド君とチボリキューピッド君も応援!●.jpg

●テッド君とチボリキューピッド君も応援!●


(この項は終わり!To Be Continued!!)
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2008年10月01日

奮闘記・第324回 その他/東京都

●2008年9月16日● 東京都新宿区


ヒューマンライフケア

テレビ研修:「アセスメント」について



 この日は台風が、九州に近づき、その影響で秋雨前線が刺激され、あちこちが豪雨となっていました。

 はたしてこのようなときに、みんなは集まってくれるのだろうかと心配していました。にもかかわらず、大阪・福岡・三宮・名古屋など、それぞれの拠点に多くの参加者が集ってくれたのです。

 佐藤が待機する新宿野村ビルにも、関東地域の参加者が駆けつけてくれました。どんどん参加メンバーが増えているように思うのは気のせい(甘いな)。


●まずは、各自が考えてみる●.jpg

●まずは、各自が考えてみる●


 さて、ヒューマンライフケアは、居宅介護支援・訪問介護・通所介護・グループホーム等、様々なサービスを提供しています。ですので、佐藤は、研修内容にも偏りが無いようにしています。

 そんな中で、今回のテーマはアセスメントです。事例を活用し研修でおこなったことは、



 
 
 (1)各サービス担当者が、それぞれの立場で必要な情報について
    書き出す。(演習)

 (2)その情報を、いつ、誰が、どうやって、手に入れるか。
    (演習)

 (3)介護支援専門員のアセスメントと、サービス提供者がおこな
    うアセスメントの違いについて考察する。(講義)
    

 さすがにアセスメントについては、介護支援専門員の方々は、しっかり記載することが出来ていました。

 ただ、サービス提供者側は、自分達のしていることが、専門用語と結びつかずに、言語として伝えることが難しいところがありました。


●グループで話し合う●.jpg

●グループで話し合う●


 そこで、後半は、佐藤が、前もって作成してあった、個別援助計画作成過程の資料を活用して、講義をおこないました。

 すでに、皆さん、ご存知のように介護支援専門員には、統一された研修があります。しかし、サービス提供者には統一された研修がありません。

 ですから、サービス提供者サイドでは、利用者の基本情報や、アセスメント内容は、介護支援専門員からいただくのが当たり前だと思っている方々もいたようです。

 しかしながら、介護支援専門員のアセスメントと、実際にサービスを提供する人々のアセスメントは違うのです。

 なぜならば、介護支援専門員は、利用者と社会資源を結びつけるためのアセスメントであって、具体的な援助方法を導くための専門家のアセスメントではないからです。

 皆さんは、佐藤が提供した資料(Aさん事例))ら、サービス提供者がおこなう細かなアセスメントについて、視覚的にとらえて確認することが出来たようですね。さてさて、皆さんはいかがでしたか?

 今回のテレビ研修に参加された方々には、ぜひ、この資料を活用していただき、各事業所で再度研修をしてくだいませ! それでこそ貴重な時間を割いておこなった意義があるというものです。



●研修を終えて
 それにしても、テレビ研修がこんなに長く続くとは思っていなかった(笑)。

 気のせいか、テレビの向こうにいる人々が増えているように気もする。みんな、それだけ、勉強熱心なんだよね、素晴らしい!


●テレビ研修は展開が難しい●.jpg

●テレビ研修は展開が難しい●


(この項終わり!To Be Continued!!)
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2008年09月13日

奮闘記・第312回 その他/島根県

●2008年9月● 島根県松江市


島根県社会福祉協議会

相談員研修

〜積極的質問技法を披露する!〜



 島根県社会福祉協議会(福祉人材センター)は、福祉サービス従事者が抱える様々なニーズに直接かかわる際に必要となる、相談援助技術の基礎的な知識・技法を習得することを目的として、「相談援助技術研修会」を開催しています。

 今年の参加メンバーは、介護職種だけではなく、子育て支援の相談員や、保育園の保育士、障害者施設で働く介護職及び民生委員などです。

 このように、異業種の方々が集合する研修ですので、佐藤にも担当するにはリサーチが必要。


●グループワークにお邪魔する●.jpg

●グループワークにお邪魔する●


 ということで、今回の研修では、前もって参加者の方々に、相談業務をする時に、どのようなことで困っているのか事前アンケートをさせて頂きました。

 そして、皆さんから頂いたアンケートを参考に研修資料を調整し、アンケートには佐藤からのメッセージをつけさせて頂きました。


●研究所所員が本の宣伝(笑)●.jpg

●研究所所員が本の宣伝(笑)●




【1日目】

 会場へ向う前に、白潟天満宮へ行き、参加する方々とうまくかかわることができるように御祈願。おみくじは大吉

 主祭神の少名彦名命(スクナヒコナノミコト)の神様は、佐藤の願いをしっかりと受け止めてくれたみたい(笑)。


●お互いの能力が響き合う●.jpg

●お互いの能力が響き合う●


 佐藤は会場に9時過ぎには入ったのですが、10時開会だというのに、すでに会場には受講者がいらした。その姿から、皆さんの今日の研修にかける意気込みが伝わってきました。素晴らしい!



●2日間の研修でおこなったこと


(1) 相談員(自分)の役割について。
   自分で考えグループで共有。

(2) 自己理解・他者理解

(3) エゴグラム・ストローク表の作成及び解説

(4) 講義「面接技法」について

(5) 積極的質問法の理解と演習

(6) 現状把握「何に、悩み、どのように対応しているのか」

(7) 事例検討(グループディスカッション)



 佐藤は、アンケートの結果を見て、参加する方々は、すでに素晴らしい実践の持ち主であるということがわかっていました。そこで、今回の研修では、講義する時間は少なくして演習を多く取り入れたのです。

 各自が自分の仕事について整理したあと、自己紹介を兼ねてグループで仕事内容を共有して頂きました。

 例の如く、皆さんは初め、緊張されておられたのか声も小さかったのです。

 しかし、そこは話すことがお仕事の皆さん、時間経過と共に会話も弾み、会場内が次第に賑やかになりました(笑)。

 そうそう、その調子。知らない他者の前でも、素直に自己開示ができないと対人援助はできません。

 自己紹介終了後、皆さんに、援助職に必要な「自己理解」を深めて頂きました。

 自分がどのような人間であるのかを、資料に書き出したあと、二人一組になって、恒例の「夏休みの楽しかった思い出」を語り合いました。楽しかった思い出を語り合う場面ですので、会場は賑やかになれるのです(たいがい)。

 あれれ?そうでもない。なかには深刻に語り合う姿もあるのだが。

 いかん、いかん。どうやら、話しているうちに仕事関係の話題に陥っちゃったみたい(笑)。これでは、賑やかに語れないでしょうねぇ。

 一方、楽しかった思い出を語り合うことが出来た人々は、満面の笑みで、身振り手振りを用いながら、全身で楽しかった事柄を表現されていました。

 こうなると、佐藤が「そろそろ終了です!」といっても耳には届かないくなる(笑)。

 相談援助とは、実は利用者(対象者)と相談者が、夢中になって語り合えるということなのだと思う。

 お互いが夢中に語り合えるためには、援助者が「自己開示」という技術を活用したり、質問技法や傾聴技法を効果的に活用したりすることでしょう。

 しかし、日々の仕事におわれてしまうと、この技術を活用することを忘れてしまい、他者とかかわる時に、十分にこの技術を発揮できないかも。

 相談援助技術を効果的に活用できるようになるためには、他者を理解する前に、自己理解をすることが大切。

 自分がどのような道徳規範をもち、どのようなパーソナリティを備えているのか。それを理解して頂くために、エゴグラムやストローク図表を作成していただきました。


●グループメンバーに感謝!●.jpg

●グループメンバーに感謝!●


 佐藤が解説する中で、皆さんはご自分で作成したグラフを見ながら、自分のパーソナリティや、他者とのかかわり方の傾向性について認識出来たようですねぇ。

「あたっている!」「え〜! これってよくないのかなぁ」などなど、お互いの図表を見比べて感想を伝え合っていましたね。

 まぁ、自分で考え自分で作成しているので信憑性にはかけるのが玉にキズですがね(笑)。

 午後からは、積極的質問技法としての、「開かれた質問」「閉ざされた質問」、それぞれの活用方法を講義、その後演習でした。

 この演習の展開は、相談役と書記・利用者(対象者役)と書記、タイム・キーパー、オブザーバーと役割を決め、相談員役があらかじめ作成した開かれた質問を活用して、利用者役に質問をしていくというもの。

 そして、両者の話し合いを書記の方が詳細に記録をとり、時間が来たら面接を終了し。グループメンバーで、面接方法をふりかってみていただくというもの。

 実は、この演習は見た目よりも、結構高度なわざが必要。うまく響いてくれるかなと気がかりです。

 しかし、皆さんは常に相談業務をなさっているベテランぞろい。相談員役もさることながら、利用者(対象者)役がこれまたうまい!(笑) だから、演習方法が理解出来た後は、各グループとも活発に演習を展開することが出来ました。


●今回も事務局の力に感謝!●.jpg

●今回も事務局の力に感謝!●




【2日目】

 午前中は、昨日の続き。全てのメンバーが、相談員役を経験して頂きました。常日頃は、利用者(対象者)との面接を他者が見ているということはありませんから、かなり緊張されたのではないかしらね。

 午後からは、相談援助技術である「バイスティック7つの原則」について講義。その後は、最後の演習として「自分の困りごと」を明確にしていき、更に「困りごとに対する具体的な解決方法」について各自で考えて頂きました。

 そして、短い時間ではありましたが、グループの中で、困りごとの対応方法についての事例検討をして頂きました。

 この演習では、グループメンバーが同じ職業で構成されていたこともあり、参加者同士が、困りごとを共有でき、お互いの経験を語り合ううちに解決方法のヒントを得ることができたようでした。実際にいかがでしたか?

 佐藤は、皆さんがグループワークのしている時に各グループに入り込みアドバイス。この時に、各グループとも、メンバー同士の交流が深くなっていることを実感したしだいです。

 どこでも、このような研修は少ないとうかがいます。ですから、今回かかわりができた人々の存在を大切にして何かしらのネットワークができるといいなぁ〜。

 これにて、研修は終了です。また、どこかで逢いましょう!


……研修の後 
 まぁそれはさておき、2日目の研修終了後は、小泉八雲旧居へ直行!

 ふふふ、赤く色づく百日紅(さるすべり)を堪能してきました。百日紅が昨年よりも色鮮やかで花びらを沢山つけていたように見えました。


●小泉八雲旧居では百日紅が満開●.jpg

●小泉八雲旧居では百日紅が満開●


●今日も池には蛙の鳴き声が響く●.jpg

●今日も池には蛙の鳴き声が響く●


 もちろん白潟天満宮へもより、研修が無事に終了したことを報告。おみくじはもちろん大吉でした(笑)。


●研修後、白潟天満宮にお礼(2日目)●.jpg

●研修後、白潟天満宮にお礼(2日目)●


 夕食は白潟天満宮から、宍道湖にゆく途中にある「古都」にてステーキをいただいちゃいました。

 ちなみにこのフィレ肉が、お肉にナイフをさらさらと入れるだけで切れちゃうほど柔らかい〜。もちろん、赤ワインと一緒(笑)。至福のひと時でした。ごちそうさま!!


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●まぁ結局、古都でステーキ(笑)●


(この項終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 12:07| 島根 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

奮闘記・第305回 その他/東京都

●2008年8月● 東京都新宿区


ヒューマンライフケア定期研修

〜記録の書き方〜


 今年は、ヒューマンライフケアの方々と、定期的に全国各地にあるそれぞれの拠点と、テレビ映像を通して交流する全体研修をおこなっています。

 今日は、その定期研修の日なのです(久しぶりな感じ)。前回までは、新宿国際ビルで開催していましたが、今回からは場所を新宿野村ビル(すごい!)の教室に移して開催。

 この会場には、関東周辺の事業所の方々が駆けつけてくれていた。テレビの向こうでは、なつかしい人々の顔を見ることもできました。

 今日の研修テーマは「記録について」。すでに各拠点で、記録についての研修がおこなわれているので、今回は総まとめの意味もありました。

 初めに、資料に沿って「記録の種類と意義」「何を書くのか」等を各自で考えていただき、各拠点でまとめてもらい発表してもらいました。

 佐藤がテレビ研修で一番困るのは、テレビの向こうの参加者が、どのようなことを記入してくれたのかを見回ることができないこと(笑)。

 東京にいる参加者の方々には、資料を見て直接アドバイスができるが、テレビの向こうにいる人々には、直接アドバイスができないので、非常にまどろこしいのですよ(笑)。



【皆さんから出てきたこと】
 ・基本情報・アセスメント・介護計画・介護記録・業務
  記録・苦情報告・事故報告・ひやりはっと・経過記録・
  健康チェックなど様々な情報を記録として書くことが
  報告された。


【「何を書くのか】
 ・利用者の状態・緊急連絡先・本人家族の希望・介護職員
  とのかかわり等など。


 
 そうですね〜、「何を書くのか?」そう、皆さんの回答は間違ってはいません。その中に書くことが統一されていることが重要です。

 例えば、健康チェックなどは血圧・脈拍などの「数値」を記入するのであり、基本情報やアセスメントは主体的事実(利用者・家族の訴えやしていること)と、客観的事実(援助者の見たままや専門的な意見や考え)を書くのです。

 確かに誰にでも理解できる見やすい記録を残すためには、書く技術が必要。そこで、事例を活用して具体的な記載方法を伝授しました。

 最後は時間がなくなってしまったから、質疑応答の時間がとれなかったのが残念! 皆さんからの研修報告を楽しみにお待ちします。ではでは!


●研修が終わった〜(笑)●.jpg

●研修が終わった〜(笑)●


(この項、終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 20:39| 島根 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

奮闘記・第295回 その他/埼玉県

●2008年7月29・30日● 埼玉県鴻巣市


関東福祉専門学校

介護職のステップアップ講習会

(1&2日)

「ケアプランは誰のもの」



 今回の講習には、特別養護老人ホームで活躍している介護職の方や、老人保健施設で活躍している介護職員の方々が参加。現在は、施設では、どこも働く職員自体が少なく、このような研修に参加したくても、なかなか現状では難しい、という声もありました。

 そのような中で、今回は「ケアプランは誰のもの」という題名で、施設介護の原点に戻り考えて見ました。

 介護保険制度の指定を受けている特別養護老人ホームや、老人保健施設では、介護支援専門員が「施設サービス計画」を作成することになっています。

 佐藤も、介護支援専門員を育成しているので、実務者研修の中で、施設サービス計画がどのようになされているのかは理解しております。

 しかし、現場で働いている介護職員が、自分たちが利用者の「個別援助計画を作成する」ということに関して、あまり理解というか、認識されていないのが現状のようです。

 そこで、今回は2日間で4時間という限られた時間で、参加された方々が、「ケアプランは誰のものであるのか」。

 また、ケアプランに沿った援助の展開をする為の視点や、「個別援助計画のプランニングの手法」などについて、具体的な事例を用いて講習を展開していきました。


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●講義演習に参加してくれた方々●



●1日目
 各自自己紹介をしていただき、自分たちの施設での困りごとなどを共有しました。

 その中で、ユニット型の介護を取り入れてサービスを提供している人から、職員の人数は、人員の規定をクリアしているが、実際のサービスを提供しているときには、必要な人数の確保ができないために、一人の介護職にかかる負担は大きい、ということ。

 現状は要介護度の軽い方が多いので、自分のことができる方が多いからよいが、今後、状態の悪化と共に重度化していくと、今のような対応は難しいのではないかと思う。

 さらに、老人保健施設では、利用者の状態が重度化しているので、どうしても、医療が介入する部分が多くなってくる。その中で、介護職はどのように専門性を発揮すればよいのか試行錯誤の連続である、など。


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●その情報がなぜ必要なのかを分析●


 皆さんは、現在自分たちが、困惑している現状を切々と語ってくださいました。佐藤は、まず、事例をもちいて、参加者の方が、この事例の方を担当するときに、どのようなケアプランを考えているのか。

 そして、その手法を知るために、「情報分析シート」をわたしました。そこに必要な情報の項目、どのような情報が必要か。また、なぜその情報は必要なのか。それぞれを箇条書きに書いていただきました。


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●動画を用いて援助を考えた●


 しかし、佐藤の説明が不足しているのか、自信がないのか、なかなか、書くことができません。そこで、思考の方向を変えて、皆さんに「珈琲(お茶)を入れる手順」を考えていただきました。

 そして、1人の方の手順を黒板に書き出しました。その後、各自が介護職となってその方の手順に沿って、飲み物を提供するためには、どのような情報が必要かを明らかにしていきました。

 皆さんはこの時間を経て、佐藤が何を求めていたのかを理解することができたようです。さらに、この時点で皆さんの目は輝き「ケアプランは誰でのもの」であるのかをすでに理解されていたようでした(笑)。



●2日目
 この日は、皆さんに実際に活用しているケアプランを持ってきていただきました。皆さんが持ってきてくれたケアプランは、すでに、介護職が主体の記載方法ではなく、あくまでも、利用者サイドに沿った記載方法がなされていたように思いました。

 サービス計画とすれば、現状でも問題はないわけですが、介護職の具体的な援助方法を記載した、「個別援助計画」となると、いまいち物足りません。

 そこで、佐藤が作成してきた必要な情報分析シートや、目標の設定シート、援助内容導きシートなどを示しながら、事例の方の個別援助計画を読み合わせました。


●各自、自分の計画を持ち寄る●.jpg

●各自、自分の計画を持ち寄る●


 皆さんは、実際に介護を提供しているプロの介護職の方々ですから、佐藤が作成した計画を順番に解説していくと、施設サービス計画と個別援助計画内容の理解が出来たようでした。

「なるほど、こうなっていれば、何を、どうするのかがよくわかる」とか、「プランニングのときに、本人の力を明記する必要性があるということがよくわかった」「今まで、こんな風に考えることをしなかった」などと、感想をいただき、皆さんは計画立案をするときの視点や、記載方法について、何かしらの気づきがあったように見えました。


●船越先生から激励のあいさつ●.jpg

●船越先生から激励のあいさつ●


 まぁ、そうはいっても、今回の学びを生かして計画の見直しをしようと思っても、なかなか難しいことでしょう。一度に全ての方を見直そうなどと考えないで、サービス担当者会議で見直しが必要になった方から、変更なさればよろしいでしょう。

 できるところから初めてみてください。でなければ、何も変わりませんし、変えられません。変えるには意思が必要です。まずはいろいろなアプローチを試みてはいかがでしょう? さてさて、ご自愛ください。ではでは!


●ふう、エルミ鴻巣店のカボチャ食堂で夕食●.jpg

●ふう、エルミ鴻巣店のカボチャ食堂で夕食●


●駅ビルにキョ○君がいた!やはり偉大です(笑)●.jpg

●駅ビルにキョ○君がいた!やはり偉大です(笑)●


(エルミ鴻巣店のカボチャ食堂はいいですよの項、終わり!To Be Continued!!)

posted by さとうはあまい at 15:03| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月26日

奮闘記・第293回 その他/東京都

●2008年7月28日● 東京都足立区・高齢者在宅サービスセンター西新井


社会福祉法人 西新井だいわ会

介護職に必要な接遇・対人援助

〜理論と実践〜



 高齢者在宅サービスセンター西新井は、足立区の西新井大師近くにあった。研究所からは車で流して15分、電車だと45分かかるところなので、今回はいそいそとマイカーで行くことにしました。

 こちらには、高齢者在宅サービスセンター、足立区地域包括支援センター、居宅介護支援事業所ふれあいが併設してあります。

「にこやかに・しあわせを・あなたとともに・らんまんに・いきいき西新井」をキャッチフレーズとして事業を展開しています。

 佐藤が着いた時間は、通所介護の利用を終えられた利用者の方がお帰りになる時間でした。

 久しぶりに高齢者の方々の笑顔をみて、いい雰囲気の施設であるということをすでに感じておりました(職業病か?)。まぁ他者に与える第一印象はとても大切ですからねぇ〜。


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●自己理解・他者理解を深める●


 今回は、職員に接遇の研修を行いたい、というものでした(有り難うございます)。一般的に、接遇研修というと、「あいさつの仕方や、言葉遣い、ドアの開け方、お茶の入れ方」など、行儀作法を指導するところが多い。

 しかし、佐藤の接遇研修はそのような手法を用いないもの。だから、あらかじめ依頼時に他のマナー研修とは違うということを説明させていただいたのです。

 佐藤の接遇研修と行儀作法の研修との差異は、ずばりスタイル(形)ではなく、気持ち(こころ)を意識することに重点をおくところでした。


●ふたの開け方も様々●.jpg

●ふたの開け方も様々●


 はじめに、対人援助を行う人は、自分の物事の見方や、考え方、行動の仕方や、表現のしかた、言葉遣いが他者に与える影響と、その影響を受けて、他者から帰ってくる反応の仕方が、自分自身の気持ち(心)に影響を与えることがあることを講義しました。

 このようなことは、言葉だけでの説明では理解できないでしょうから、さらに、演習を取り入れて理解をしていただきました。


●個別にまわってアドバイス●.jpg

●個別にまわってアドバイス●


 まずは、自分自身がどのような人間化を主体的に考え、その書き出した内容を客観的に見ていただき、自分が、自分をみて「良いと思う所」「「嫌だなと思う所」に○×をつけていただきました。

 この時に、自分が客観的に○や×をつけたところは、皆さんの道徳規範であったり、価値観であることを伝えました。

 そして、客観的に道徳規範や価値観をみた時に、○×をつけた所は、他者が同じようなことをすると、自分自身が勝手に○×の判断を下してしまう可能性があることなどを伝えました。

 次に、他者と語り合い、他者が自分のことをどのように、見るのかを知っていただきました。皆さんは、同じ職場で働いている人どうし。すでに様々な交流がはかれていることでしょう。だから、「自分を語り、他者を聞く」という演習では、すぐに笑顔で会場が満ちていきました。

 その後は、ストローク図表を作成し、他者とのかかわり方の傾向を自覚していただきました。

 佐藤が、ストロークの解説をしていくと、お互いの描いた図表を見ながら「そうそう、そういうところあるよね」「そうなんだ。注意することができないんだよ」「う〜ん、自分の存在価値かぁ〜」などと、それぞれの気づきの声が上がりました。

 このような心理テストは自分自身がおこなっているので、信憑性にはかけるのですが、皆さんは自己分析の結果があたっているだけに驚かれたようでしたね(笑)。


●施設長からのエール!●.jpg

●施設長からのエール!●


 佐藤は、皆さんが持つ、「価値観」や、「道徳規範」は大切であるということ。しかし、対人援助を行うときには、他者の「価値観」や「道徳規範」に沿うようにすることが大切であるむねを伝えました。

 これは対人援助技術です。技術だから磨くことができる。対人援助者は自己理解を深め、他者とかかわるときに、他者の価値規範や、価値観を意識して、それに見合った、行動変容ができるということが重要です。

 皆さんは、この研修を受けて、利用者とのかかわりかた、同じ職員とのかかわり方の中で、何を大切にすることが必要なのか認識さつつあると思いました。さてさて、いかがでしたでしょうか。

 皆様の素晴らしい笑顔に拍手!!これからも活躍してくださいませ。


●夕暮れの環状7号線をひた走る●.jpg

●夕暮れの環状7号線をひた走る●


●ひた走らずにBig Boyでごはん!●.jpg

●ひた走らずにBig Boyでごはん!●


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 16:05| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする