2007年03月28日

今週の応援現場91日目 大阪編

2007年3月11日 日曜日


於:大阪府社会福祉会館

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」

(13日目)



 昨日、名古屋から大阪に異動しました。本日は大阪で日々活躍しているサービス提供責任者の方々とのかかわりです。

 大阪に来たら梅田にある「露天神」さんへお参りに行かねばなりません(?)。大森町に宿泊をしたのですが、梅田まで戻り「露天神」へお参りを済ませました。

図1 朝から、いきつけの露天神へ参拝.jpg

図1 朝から、いきつけの露天神へ参拝


 ※写真をクリックすると大きくなります(以下、同)。



 その後、地下鉄谷町線に乗り込み一路会場へ!と思うでしょう(おや?)。佐藤はまだまだ行かねばならないところがあるのです。

 実は、本日の研修場所は谷町七丁目にある福祉会館で行います。谷町ですってば!(?)
大阪の谷町にたびたび出没していながら、まだ行ってない「生國魂神社」があるのです!!!(興奮しちゃいけない)

 ですので、谷町九丁目で下車して生國魂神社に参拝に行きました。



【生國魂神社】

 生國魂神社(いくくにたま)神社とは、難波の古社として信仰を多く得ている神社です。風がやや強くふきすさむ中、大きな荷物をガラガラと引き下げて参道を進んでいきました。この参道がまっすぐに境内に向かって伸びています。
(神様の通り道だから何もさえぎるものがないほうがその土地が栄えるとのことです。)

 手水舎で、手を清め、いよいよ参拝。私のそばを、地元の方が「おはようございます」と声をかけて通り過ぎていきました。うん? 朝の散歩の帰りなのかな? 帽子を脱いで一礼してお参りをしていかれました。
(このように朝から神社に地元の方が参拝に来るということはいかに信仰を受けている神社かがわかりますよね。)

 佐藤も早速「今日の研修がうまくいきますように! また、大阪に出没できますように!」と勝手なお願いを済ませました。

 そして、授与所に移動。授与所では、準備をしているかわいらしい巫女さんが「今日は風が冷たい中、よう、お参りくださいました!」と笑顔であいさつをしてくれました。
(まぁ、どこでも基本は笑顔であいさつ。これが対人援助の基本ですよ、ハイ。)

 その巫女さんからおみくじと、飴もいただいて、笑顔にてあいさつを済ませ、生國魂神社をあとに会場へ向かいました。本日の研修内容は、昨日名古屋で行った内容と同じです。


図2 大阪の古社、生国魂神社へ出没.jpg

図2 大阪の古社、生国魂神社へ出没




◆研修項目

 1、居宅介護支援事業所と訪問介護事業所の役割について

 2、介護支援専門員とサービス提供責任者の役割・責務に
   ついて

 3、サービス提供責任者の責務に必要な帳票類について

 4、可視的介護行為と不可視的介護行為について



◆研修方法

 1、指定基準を用いて訪問介護事業所の管理者の役割に
   ついて説明。

 2、テキストを用いてサービス提供責任者の責務と必要な
   帳票類の説明。

 3、洗濯物を干す行為を用いて可視的介護行為と不可視的
   介護行為を考える。


図3 今日も熱く、板書を書きまくる!.jpg

図3 今日も熱く、板書を書きまくる!



 本日の参加者の方は、サービス提供責任者になったばかりで、何がなんだか分からないと不安に押しつぶされそうな方々が多く、皆さん、不安と怒り(誰かに押し付けられた?)に満ちた表情で参加していました。

 早速、指定基準や、拙著『よくわかり、すぐ使える 訪問介護計画書のつくりかた』をテキストにして、サービス提供責任者のおこなう役割と、指定基準の中で規定された責務について説明をしました。

図4 昼は、会場の1Fにあるお店.jpg

図4 昼は、会場の1Fにあるお店



 昼食後は、参加者同士の情報交換をしていただきました。皆さんこの時間はリラックスができたようで、様々な思いをお互いがぶつけ合って爆笑されながらも和やかに話されていました。

 お互いにどのような境遇にいる人々が参加しているかを理解されてからは、皆さんの表情から固さがとれて、佐藤にも笑顔を見せてくれるようになりました(笑)。

図5 佐藤の研修は、会場との一体化が売り(笑).jpg

図5 佐藤の研修は、会場との一体化が売り(笑)


図6 不満は明日に貯めない、難しいがそれがプロ.jpg

図6 不満は明日に貯めない、難しいがそれがプロ



 その後は、訪問介護員が利用者に行っている「サービス」について考えていただきました。皆さんは「不可視的介護行為」という言葉をしっかりと受け止めてくれて、これからは、訪問介護員さんたちの力を頼りにして「ケア手順」を見直していきながら、訪問介護計画書を作っていこうと決意されたようでした。

 本日の研修はこれにて終了です。サービス提供責任者だからといって、すべてを一人ですることは難しいでしょう。だから、管理者や他の方の力も頼りにしてくださいませ。

図7 夕飯は新幹線でお弁当.jpg

図7 夕飯は新幹線でお弁当

(つづく)


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今週の応援現場90日目 名古屋編

2007年3月10日 土曜日


於:名古屋中小企業会館

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」

(12日目)



 本日の参加者は25名。まずは参加者の方々に、今研修でどのような内容を希望するかをリサーチする意味も含めて自己紹介をしていただきました。

 そうしたら驚きました。なんと! 参加者の中に訪問介護のルーツともいうべき「家庭奉仕員」をしていたことがあるという経験豊富な方が数名参加されていたのです。佐藤も大先輩を前にいささか緊張をおぼえました。ほんと!!

図1 名古屋の洗礼! 朝から小倉トースト.jpg

図1 名古屋の洗礼! 朝から小倉トースト


※画像をクリックすると大きくなります(以下、同)。



図2 会場は大須観音のすぐそば!.jpg

図2 会場は大須観音のすぐそば!


◆研修項目

 1、居宅介護支援事業所と訪問介護事業所の役割について

 2、介護支援専門員とサービス提供責任者の役割・責務に
   ついて

 3、サービス提供責任者の責務に必要な帳票類について

 4、可視的介護行為と不可視的介護行為について


◆研修方法

 1、指定基準を用いて訪問介護事業所の管理者の役割に
   ついて説明。

 2、テキストを用いてサービス提供責任者の責務と必要な
   帳票類の説明。

 3、洗濯物を干す行為を用いて可視的介護行為と不可視的
   介護行為を考える。


 はじめに、訪問介護の歴史として、措置時代から介護保険制度への切り替えの時期に訪問介護事業所はどのような役割をしていたのかを説明しました。

 この時代には、介護サービスは行政主体のチームリーダー方式がおこなわれていました。この時代の中で、訪問介護事業所のリーダー達は、訪問介護の専門性を発揮して、利用者にふさわしい介護方法についてのサービス内容や必要な時間や頻度について行政に対して対等に話し合っておりました。

図3 はやくも佐藤はエンジン全開!.jpg

図3 はやくも佐藤はエンジン全開!



 本来は、このような優秀なリーダーが訪問介護事業所には存在をしていたものですが、介護保険制度導入時に、このような人材は残念ながら介護支援専門員へ移行されていった、という話をしました。

 すると、参加者の方々は佐藤の伝えたかった内容を理解されたようで「なるほど」とうなずいていました。

図4 セミナーでは臨機応変な対応が必要.jpg

図4 セミナーでは臨機応変な対応が必要



 次にテキスト(弊著)を活用して、「訪問介護の展開」についての説明をしました。

 訪問介護事業所には、統一された帳票類がないので各訪問介護事業所が作成してよいこと、また、サービス提供責任者として経過記録が必要だということ。経過記録はサービス提供責任者だけが記載するのではなく、管理者や事務員等の力も頼りにしながら作成する方法などについても説明していきました。

 皆さんは、常日頃していることを具体的にどのような手順で行うことが効率的かということを理解されていたようでした。


図5 昼はお寿司屋さんで一息.jpg

図5 昼はお寿司屋さんで一息



 午後からは、サービス提供責任者の責務の根拠を指定基準に沿って説明しました。皆さんは指定基準を読み合わせていくうちに、根拠の求めていることを理解出来、ますます「大変だ」という表情をなっていきました。

 最後に訪問介護計画書の作成方法について「洗濯物を干す手順」を自分で考えていただき、各自が文字で表現していただきました。

 その後、自分の席の近辺に座っている人どうしで相談援助技術を活用し、お互いの洗濯物干し方を話し合い、共有していただきました。

図6 緊張のため? いつも激しい板書.jpg

図6 緊張のため? いつも激しい板書


図7 インスタントコーヒーのふた。あなたはどう開けますか?.jpg

図7 インスタントコーヒーのふた。あなたはどう開けますか?



 洗濯物を干す行為でも、それぞれの干し方が違うということが理解できたところで、「勝浦さん事例」を活用して、洗濯物を干す行為について視覚的に理解を深めていただきました。

 一般的に「洗濯」は生活行為とばかりとらえてしまいますが、本人のできることを活用してともにおこなうと、それは「自立支援のための見守り的行為」となり、身体介護になるということが理解出来たようでした。

 このほかにもサービス提供責任者として必要な帳票類の理解が出来て皆さんは有意義な時間を過ごされたようでした。

 訪問介護計画をすべて作成しようとすると大変なことでしょう。ですから、訪問介護員さんの協力を仰いで、できるところからスタートしてください。

 さらに同財団において、4月から大阪で「研修計画の作成方法」についての研修会を企画しております。よろしければ、再度参加していただいて皆様の成果を聴かせてくださいませ。また、どこかで再会できることを楽しみにしています。

 研修終了後にも、美味しいものをもとめて、まだまださすらいました(笑)。

 研修がおこなわれた会場のある、地下鉄東山線から、大須観音駅から池下駅まで移動。約7分で目的地の到着。しばし歩くとありました、ありました。ガイドブックに載っていた當り屋さん! 
 ここは味噌おでんと串かつ(味噌味)で有名なところ。早速おでんとビールを注文。たまごとこんにゃくをいただきました。いやー美味。たまごがほんのり甘い味噌味にしみていてあつあつでした。他に味噌味の串かつですが1串110円とは安い。ビックリ。2串いただきました。

 ちなみに名古屋駅で頂いた味噌カツ定食の八丁味噌とはまた違い、独自の甘みをかもし出していました。

 これにて名古屋編は終了です。名古屋も奥が深いです。そろそろ暖かくなる季節です。皆さんも、よろしければ出かけてみてくださいませ!!!

図8 夕飯は串かつ。安くて美味しい、地元のお店.jpg

図8 夕飯は串かつ。安くて美味しい、地元のお店


図9 さてさて、暗くなる前に大阪へ移動.jpg

図9 さてさて、暗くなる前に大阪へ移動


(つづく)





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2007年03月06日

今週の応援現場82日目 福岡編

2007年2月17日 土曜日


於:福岡交通センター

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」

(11回目)




 久しぶりに博多に出没しました。しかも強行軍で(笑)。

 それなのに今日は小雨。しかし、雨女の佐藤は小雨程度にはめげません。せっかく博多に来て箱崎宮に行かないわけにはいきませんもの(?)。早速JRに飛び乗り箱崎宮へ参拝しました。

図1 箱崎宮ヘ再び.jpg

図1 箱崎宮ヘ再び



 「神様再び九州へも出没できますようにお導きくださいませ!」と参拝をすませいつものようにおみくじタイム(ほとんど忘年会の抽選気分)。結果は内緒!(いくつかおみくじを引きましたが・・・)

図2 箱崎宮にある、ソフトバンクなどの絵馬.jpg

図2 箱崎宮にある、ソフトバンクなどの絵馬



 そんなときもありますわな(最近、多くないかい?)。箱崎宮に別れを告げて交通センターへ移動。会場へ入りました。

 今回の参加者の方は20名と少なかったので、はじめに参加者の方からこの研修に参加する目的と動機について話していただきました。

 すると、サービス提供責任者の方は、「サービス提供責任者に任命されたが何をどのようにすればよいかわからない」ということで参加したというかた。また、今、実際に行っているが自分でしていることでよいのか。その確認をしたくて参加したという方、また居宅介護支援事業所と訪問介護事業所の両方を管理している管理者の方も数人いらっしゃいました。



◆研修内容

 1、居宅介護支援事業所と訪問介護事業所の役割について
 2、介護支援専門員とサービス提供責任者の役割・責務について
 3、サービス提供責任者の責務に必要な帳票類について
 4、可視的介護行為と不可視的介護行為について


◆研修方法

 1、指定基準を用いて訪問介護事業所の管理者の役割について
説明

 2、テキストを用いてサービス提供責任者の責務と必要な帳票
類の説明

 3、洗濯物を干す行為を用いて可視的介護行為と不可視的介護
行為を考える


 まずは、居宅介護支援事業所と訪問介護事業所との関係性についてでは、居宅介護支援事業所と、訪問介護事業所が併設していると、ついつい介護支援専門員が事業所を越えて、その役割を発揮する場合があるのではないかということを話すと、管理者の方は「そうそう」と苦笑されていました。

図3 インスタント珈琲びんの開け方.jpg

図3 インスタント珈琲びんの開け方



 佐藤は同じ会社でも、事業所とは別会社であることを、管理者はつねに意識をすることが大切であることを伝えました。

 そして、介護支援専門員はケアマネジメントの専門家であること。サービス提供責任者は訪問介護の専門家であることを伝えました。そして、介護支援専門員がサービス提供責任者の専門性を大切にして、事前訪問や、アセスメントの現場には同行しないほうが良いこと。サービス提供責任者が訪問介護の専門家として利用者・家族とかかわることができるように支援することの大切さを伝えました。

図4 皆さん、乗りがよろしいです(笑).jpg

図4 皆さん、乗りがよろしいです(笑)



 会場のサービス提供責任者のかたも、自分がしっかり利用者さんとかかわることの大切さを再認識できたようでした。

 次に、指定基準に沿って責務と必要な帳票類について説明をしました。相談受け付け用紙が果たす役割として、ケアにつながったケースとケアにつながらなかったケースの識別の方法及び管理の方法を説明すると、「そうだ!」という顔で熱心にメモを取られていたのが印象的でした。

 また、サービス提供責任者ノート(経過記録)の重要性を伝えました。毎回のことですが、この帳票については参加者の方に好評を得ていて、そういえば自分の仕事の経過は日報だったり、連絡帳や、付箋に姿を変えていたことに気づかれるようです。

 早速コピーして活用してみますといってくれた方もいました。

 最終的に訪問介護計画書の作成方法について話をしました。訪問介護員さんが利用者に対して行っているサービスは、排せつ介助・入浴介助・食事介助・掃除・洗濯という行為ではないこと。訪問介護員はこのようなサービス行為を実行する過程において、利用者に対して「目配り・気配り・心配り・思いやり・腹配り」をしている。だから、この目に見えない行為こそが、訪問介護員が行っている援助行為であるということを理解していただきました。

 最終的に介護シアター(笑)を見ていただき、視覚的にも納得をしていただきました。このように人間のかかわり方を実際の計画書として作成することは非常に大変なことでしょう。ですから現場で働く訪問介護員さんの力を借りて、「訪問介護計画書」を作成してみてくださいませ! 訪問介護員さんもすでに多くのサービスを実践されていますのですぐに書きなれることと思います。

図5 介護シアターロングラン上映中(?).jpg

図5 介護シアターロングラン上映中(?)



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図6 遠くで研修を聴きながら


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図7 博多住吉神社へ参拝


(つづく)

posted by さとうはあまい at 20:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

今週の応援現場78日目 三田編

2007年2月10日 土曜日


於:駐健保会館

(財)総合健康推進財団九州事務局


「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」

(10回目)



本日の研修は、参加者が予定より少なかったので、参加してくれた皆さんから研修に参加する動機などを含めて自己紹介をしていただきました。


◆皆さんが語ってくれた動機

 1、会社の上司に勧められたから。
 2、先輩が「佐藤先生の講義は良くわかる」といわれたから。
 3、ヘルパーとして訪問介護計画書について学びたかったから。
 4、介護予防訪問介護計画の書き方を知りたかったから。
 5、以前のテキストを持っていた。この本を書いた人の講義を
   受けたかったら。
 6、サービス提供責任者の役割を理解したかったから。


今回の参加者の方もしっかりとした目的意識があり、佐藤も皆様の期待に応えることができるように緊張しながら研修をスタートしました。

図1 セミナー風景(1).jpg

図1 セミナー風景(1)




◆研修内容

 1、予防給付・介護給付・インファオーマルなサービスの理解
 2、サービス提供責任者の責務の理解
 3、指定基準で求められていることの理解
 4、訪問介護事業所に必要な帳票類とその使い方の理解
 5、可視的介護行為と不可視的介護行為の理解


 現在、訪問介護事業所が利用者に提供しているサービスを整理して説明をしました。そして、予防給付・介護給付の範囲内では実施できるサービスに限りがあること。このような限りがあることを利用者に説明するのは介護支援専門員の役割だと認識されているようですが、実はサービスを提供している訪問介護事業所のサービス提供責任者が、利用者に対して各給付内で実施できるサービス内容について説明をする役割があることを伝えました。

 そして、利用者に介護保険制度では制約があり、提供できないサービスがあることを説明し、またインファーマルなサービスを利用すれば提供することができるということを伝えることも大切なことだと話しました。

 皆さんは、利用者にできないことの言い訳ばかりいっていたけれど、インファーマルなサービスならば実施できることがあること。それを利用するかどうかの選択は利用者・家族等にゆだねればよいことが確認できたようでした。まぁ、たいがいインフォーマルの件を持ち出せば収まってしまいますが(笑)。

図2 セミナー風景(2).jpg

図2 セミナー風景(2)


 次にテキストと指定基準を利用してサービス提供責任者の責務について説明をしました。

 訪問介護の展開とはどのようなことなのか。そのときに必要な帳票類をあわせて紹介しながらサービス提供責任者に求められた責務その役割を説明。皆さん、うなづいたりメモを取りながら、自分の役割を再確認されたようです。

 そうです、サービス提供責任者の責務は新たに出されたことではなく、すでに皆さんが実行されていたことなのですよ。ただ、各訪問介護事業所内に帳票類が整備されている事業所が少ないためにサービス提供責任者の役割が明確にされてこなかったことを説明しました。

 必要な帳票類の中でも、特にサービス提供責任者ノート(経過記録)の重要性を話すと自分のしていることを記録に残すことの必要性を改めて認識されていたようで、「早速実行してみます」と応えてくれました。(全部を一度にしようとすると挫折するかも知れないから、無理せずにできるところからスタートしてくださいね。)

 いよいよ、訪問介護計画書の作成について説明を開始。佐藤は訪問介護計画書と、介護予防訪問介護計画書の捉え方について、大きな差異はないことを伝え、どのようなことを記載することが必要かということを説明しました。

 最終的に、訪問介護員が提供しているサービスには、可視的介護行為と不可視的介護行為があります。訪問介護計画書は、この不可視的介護行為を利用者が理解できるように記載することが大切であることを伝えました。皆さん、訪問介護員の皆さんが、常に当たり前のことのように実行している「目配り、気配り、心配り、思いやり、腹配り」が、実は専門的な介護技術であることを認識できたようでした。

図3 介護シアターの始まり.jpg

図3 介護シアターの始まり



 さて、最終的にはサービス提供責任者の責務をすべて一人で行おうとは考えず、管理者や他のヘルパーさんの力を頼りにしてできるところからスタートしてみてくださいね。


◆佐藤のセミナー出没予定のおしらせ

 佐藤が(財)総合健康推進財団からの依頼でおこなっている、セミナー内容をブログで報告していますが、今後の開催予定についても教えてほしいという要望がありましたのでお知らせをいたします。お近くの皆様。興味がある方はどうぞいらしてください。

告知3.jpg


(つづく)




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2007年01月27日

今週の応援現場68日目 立川編

2006年1月23日 火曜日


於:立川総合福祉センター

(立川社会福祉協議会)



 今回は立川市に出没。ここ立川は西東京位置しています。訪れた立川総合福祉センターの近くには国営昭和記念公園があります。この公園には四季折々の草花が見事に手入れをされていて、一年を通して、その時々に美しい花を楽しむことが出来るのです。また、この公園の中には、昭和天皇記念館があり、みどりを愛された昭和天皇のご研究(生物学)や、写真など。昭和天皇にゆかりがある資料を展示してありますので、かいご職の皆様。お花見をする候補地として要チェックをだと思いますよ!

 さて、本日は立川社会福祉協議会からの依頼で「サービス提供責任者の責務と役割」について話をしました。研修時間は皆さんが、集まりやすい時間帯である18時からです。

(依然、サービス提供責任者の方々は、仕事の終了時刻が遅いため、夕刻でないと、研修に参加できにくいというきびしい現状があります。)

 佐藤が会場に入ると、すでに6つのグループは満席。張り詰めた空気の中から参加者の方々の熱意が佐藤にしっかりと伝わってきましたよ!


◆研修内容

1、介護の展開法の理解
2、介護の展開法の実際
 ・サービス提供責任者の責務について
 ・接遇について
 ・不可視的介護技術について

 はじめに、参加者の方々に、自分が実際に行っている介護の展開法について、振り返っていただきました。佐藤は会場をまわりながら、参加者の皆さんが介護の展開法についてどの程度理解をしているかを見てまわりました。

 このときに、ほとんどの方が、介護の展開法について、自分の考えを正しく書けていましたので、佐藤は、今日参加している方の、サービス提供責任者としての能力の高さを知ることが出来ました。

 次に、介護の展開法について各グループでお互いの考えを出し合って欲しいと指示をだしました。しかし、当然のことですが、人前で自分の考えや意見を伝えることは勇気のいることです。したがって、なかなかグループ討議をスタートすることができずに、しばらく沈黙の時間がありました。

 そこで、佐藤は、再度会場をまわって、皆さんが、すでに自分の考えや意見をしっかりと持っている素晴らしさや、皆さんがノートに書きだした内容が間違ってはいないことを伝えて歩きました。すると、少し緊張が和いだようで会話がスタートしていきました。

 やがて、グループでの話し合いも盛んになり、10分経過する頃には会場内も皆さんの意見交換でにぎやかになりました。

(サービス提供責任者同士、本音の部分で話をしていいんですよ!)


◆ 本日の研修のポイント

1、サービス提供責任者として利用者に対して自社サービスを売り込みましょう。
 (接遇がキーワード)

2、訪問介護の専門家として、サービス内容に必要なアセスメントを行いましょう。

3、利用者に訪問介護員がおこなう援助方法を利用者に理解できることばで具体的に説明しましょう。

4、訪問介護員が何気なくおこなっている「目配り・気配り・心配り・思いやり・腹配り」が対人援助技術であると認識しましょう。

5、サービス提供責任者として利用者別のサービス提供責任者ノート(経過記録)を残しましょう。


 グループで話し合った結果をもとに、「指定基準や、資料」をまじえて、サービス提供責任者が、介護の展開法の実践をおこなう時に必要な、心がまえや視点について、説明をしていきました。この中で、アセスメントをおこなうことや、サービス方法を決めることなどについて、「これは介護支援専門員の仕事でしょう?」と考えていた方もいたようです。

 しかし、実は、サービス提供者が、事前訪問で利用者宅を訪問したときに、必要なサービス内容については、訪問介護の専門家として「アセスメント」をおこない、具体的なサービス方法を計画してよいことを伝えました。佐藤の説明を熱心に聞いていた参加者の皆さんは、不安げな顔をされたり、安堵の表情をされたりしていました。

 このように、サービス提供責任者の役割は訪問介護を展開してく過程において、とても大切な役割なのです。ですから、この役割が不安だと思う方はサービス提供責任者として必要な能力を構築しましょう。また、佐藤の説明を受けて自分の仕事の再確認ができた方は、自分がしていることに自信を持って活躍してください。

 さらに、訪問介護員のしている専門的な技術についても説明をしました。
 
 訪問介護員は介護の専門家であって無資格者ではできないこと。
 また、訪問介護員が行っているサービスは「入浴介助・食事介助・掃除・洗濯」という介護行為だけをおこなっているのではないこと。
 訪問介護員の専門的な技術とは、訪問介護員が「介護行為」を実践しているときに、利用者に対して、何気なくおこなっている「目配り・気配り・心配り・思いやり・腹配り」(不可視的介護行為)であること。

 などです。不可視的介護行為は、利用者から見ることができなくて、訪問介護員自身が気づかないうちにしている行為なので、双方に理解できるように、訪問介護計画書として具体的に記載する必要があることを伝えました。

 参加者の皆さんは、仕事帰りため、非常に疲れている状態でした。しかし、皆さんは熱心に、研修に参加してくれていましたね。最後に参加者の方から活発な質問も出されました。結局終了時間は20時45分でした。

 ほんとうにお疲れ様でした! 研修終了後、皆さんを送り出していると、何人もの方が「良くわかりました。」「難しいことばではなかったのでわかりやすかった」「楽しかったです」など。感想を直接伝えてくれました。佐藤にとって、皆さんの感想が励みになっていますよ。皆さん、ありがとう!!

(つづく)
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2007年01月26日

今週の応援現場66日目 仙台編

2007年1月17日 水曜日


於:介護ネットみやぎ

サービス提供責任者の責務及び

介護予防訪問介護計画書のつくりかた



 介護ネットみやぎの方々とのかかわりはすでに3回目になります。参加者はサービス提供責任者および管理者の方と,情報の公表制度にかかわる調査員の方々です。なぜ、調査員の方が参加するかというと、調査員としてどのような視点をもって調査をすればよいか。そのポイントを知るために参加するとのことでした。


図1 伊達政宗にあやかる(何を?).jpg

図1 伊達政宗にあやかる(何を?)


図2 仙台城址からみる仙台の街.jpg

図2 仙台城址からみる仙台の街



★研修手法

1、環境分析
 参加者の方が「介護の展開」を行うなかで、自分達が具体的に、何が出来て、何が出来ていないかを参加者の方々に気づいていただくために、現状を書き出していただきました。

2、必要な帳票類の説明
 拙著『よくわかり、すぐ使える 訪問介護計画書のつくりかた』を活用して、受け付け記録の用紙の記載方法から事故・苦情の報告書の書き方などについての説明をおこないました。


★参加者の方が気づいてくれたこと

1、事前訪問のときの心がまえ
 利用者に対して、事前訪問のために電話をかけるときから接遇が始まっていること。訪問時には丁寧に接すること。

2、アセスメントの視点
 アセスメント用紙には、利用者の状態をそのまま記載すること。利用者の状態はモニタリングのときに困らないようにくわしく書いておくこと。

3、サービス内容を導く
「その人らしい生活」を支援・援助していくためには、利用者及び家族が「その人らしい生活」を具体的に考えることができるようにかかわること。

4、訪問介護計画書を記載するときの視点
 利用者・家族が、訪問介護員から具体的にどのような援助を受けることが出来るかを、利用者・家族が理解出来るように記載すること。

5、モニタリングの視点
 アセスメントを詳細に行い、事前のアセスメントと、事後のアセスメントで、維持出来ていること・改善されたこと・悪化しているところを詳 細に記載すること。

6、サービス提供責任者記録の重要性
 サービス提供責任者が、他者と行っている情報交換や、役割は、サービス提供責任者の責務として重要なことなので、その都度利用者ごとに個 別に記録として残すこと。

図3 悪巧み(?)を練る佐藤.jpg

図3 悪巧み(?)を練る佐藤



★今回の研修の講評

 参加者の中にはすでに、佐藤の研修に参加されていた方も多くいました。ですので、佐藤の研修手法を熟知されている方がいらっしゃいました (喜) 。その手法は「他者の存在を意識する」ということを知っていただくためにおこなう手法です。それは参加者の方にたっていただき、前にいる人の肩を揉んでいただく方法なのです。

 たいていの研修では、参加者の方々に立っていただき、佐藤が「前の方の肩を揉んでください」というと、参加者の方は素直に前の人の肩を揉み始めます。それで、佐藤はこのときに、「介護職の皆さん、前の方に肩を揉んでも良いかを確認したかしら」と聞くのです。すると“優秀な”介護職方々は、自分が確認をしなかったことに気がついて苦笑します。

図4 定番イベントの始まり.jpg

図4 定番イベントの始まり〜


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図5 定番イベント進行中〜


 しかし、今日の参加者の方の中には、以前に同じ内容を受けた方がいたので、佐藤が「肩揉み」の指示をだしたとたん、「ふふふ」と笑みを浮かべながら、前にいる方に肩揉みをして良いかを確認されていました。経験とは馬鹿にならない(爆笑)。だから、サービス提供責任者は、利用者に対しておこなう相談援助の過程で、利用者に対して、「このようなことなのか!」を確認することが大切なんですよね。

図6 定番イベントにベテラン勢は引っかからず.jpg

図6 定番イベントにベテラン勢は引っかからず!(笑)


 今回もこうして「介護ネットみやぎ」の人々の研修にかかわることが出来ました。その中で、参加者の方の中にはすでに「介護の展開法」や「訪問介護計画書の書き方」を理解されている方もいました。今回の研修を通して、自分達の実践している内容を再確認できたことと思います。佐藤は、参加されたサービス提供責任者の方々は、自分達のしている仕事に対して自信を持ってよいと思いますよ。まだまだ、寒い日が続きますので皆様ご自愛くださいませ。

図7 ほっと一息.jpg

図7 ほっと一息


図8 真剣な受講生の皆さん.jpg

図8 真剣な受講生の皆さん


(つづく)
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2007年01月16日

今週の応援現場65日目 大阪編

2006年1月13日 土曜日


於:大阪社会福祉会館 

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」の巻
(9回目)


 (財)総合健康推進財団九州事務局の仕事はまだまだ続いています。大阪は今回で2回目。参加者の中には淡路島・奈良・鳥取・京都のかたもいらっしゃいました。

図1 会場の大阪社会福祉会館.jpg

図1 会場の大阪社会福祉会館


 まずは自己紹介。参加者の方々にも「何に困り、何を学ぼうと考えているのか」を盛り込んだ自己紹介をしていただきました。出てきた内容は「サービス提供責任者になったばかりなので何が仕事なのかをまず理解したい」「訪問介護計画書の書き方を知りたい」「ヘルパーだけど、計画の作成方法を知りたい」「新たな事業所を作ったので1から学び直そうと考えたから」等。

 佐藤には皆さんの参加意欲と情熱がひしひしと伝わってきました。では研修内容を報告していきましょう。


図2 大阪セミナー風景(1).jpg

図2 大阪セミナー風景(1)


図3 大阪セミナー風景(2).jpg

図3 大阪セミナー風景(2)


★今研修のポイント

 1、介護の歴史を再確認。
 2、訪問介護の展開法及び必要な帳票類についてその関係性を学ぶ。
 3、介護保険法及び指定基準を学び法的根拠を学ぶ。
 4、相談援助技術についてその手法を意識できるようになる。
 5、「可視的介護行為」と「不可視的介護行為」についてその違いを認識   する。

★研修手法

 講義&グループワーク

●1番目のポイント

 「介護の歴史の再確認」として、措置制度(行政処分)から、介護保険制度(契約)に移行されてきた時代背景について説明しました。
皆さんがすでにわかっている内容であるとは思いますが、介護保険制度が導入された当時の利用者の気持ちや変化、状態は、当初は制度として「介護支援専門員」自体が利用者に受け入れてもらいにくかった状況などを示しており、改めて再確認していただきました。
 
●2番目のポイント

 介護保険制度は、計画 → 実行 → モニタリング → 評価 → 再計画のサイクルを循環し、継続されていくこと。介護保険制度の中で給付を受けながら、サービスを実施している訪問介護事業所であれば、当然このように「介護を展開」しているという説明を行いました。
さらに、介護を展開中にはその内容を記録する帳票類が必要だということを、佐藤の本『よくわかり、すぐ使える 訪問介護計画書のつくりかた』を活用して説明をしました。 
 特にサービス提供責任者ノート(経過記録)を作成し、サービス提供責任者の仕事の履歴を残すことの大切さを伝えました。この部分がもっとも重要なところです。もちろん参加者の方もここは熱心に記録を取っていましたねぇ。
 サービス提供責任者は、訪問介護の要を担っており、ですから、皆さんが自分の仕事内容を利用者ごとに記録をまとめていくことで、よりサービス提供責任者としての仕事が明確になり、その役割や責務について、他者が評価をしやすくなるのです。
さらに、サービス提供責任者の仕事量の多さや、実務の複雑さを理解できるでしょう。

●3番目のポイント

 介護保険制度を活用して仕事をしているのですから、介護保険法に興味を持つことの必要性と指定基準についての説明をしました。
皆さんは改めて法的な根拠が認識でき、「そうなのか!」と納得されていました。そう、介護保険制度は、どうせ介護支援専門員が知りさえすれば良い、と考えていたかも知れません。しかし、実は介護保険制度を活用している全ての介護職員は、自分達の業務の法的根拠を認識しておく必要があるのでます。

●4番目のポイント

 いままで、佐藤の研修に参加してくださった人々には、おなじみの「バイステイックの7つの原則」(ほら出た!)についていつものように体を張って説明をいたしました。
 そうすると、皆さんは改めて自分の感情をコントロールすることの大切さや、相談者に自己決定を導く方法としての「相談援助技
術」の難しさを知り、改めて、相談援助の大切さを理解できたようです。

図4 皆でやるの?.jpg

図4 皆でやるの?


●5番目のポイント

 皆さんが常日頃している介護行為には、他者が見て専門的な配慮をしていると考えられる「可視的介護行為」と、他者が見た目では専門的な配慮をしているように見えない、不可視的な介護行為」があります。
 すなわちヘルパーさんの「目配り・気配り・心配り・思いやり・腹配り」があるということを「コーヒーを入れる手順」及び肩たたき(笑)などを通して、介護の専門家が援助を受ける人の価値観を気にかけていること。また、援助をおこなっているときには常に、介護職は援助者に対して、介護行為の「確認」をしていることの理解をしていただきました。更には「勝浦さん事例」を用いて画像を見ながら、視覚的に「介護行為」とはどのようなことなのか。また「自立支援・介護予防」を行っているときの介護職の専門的視点を理解していただきました。

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図5 今日は上映できた!


 参加者のアンケートの中に「今回受講してみて、サービス提供責任者記録の大切さや訪問介護計画書の大切さを理解できた。出来るところからして見たい」と観想が記載されていました。これは非常に素晴らしい決断だと思います。しかし、何もかも一人で行うことは困難ですから、訪問介護員さんたちの力も頼りにしましょうね。


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図6 セミナーの帰りに難波宮跡へ


(つづく)
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2006年12月20日

今週の応援現場58日目 広島編

2006年12月17日 日曜日



於:広島県中小企業会館

(財)総合健康推進財団

介護予防対応 訪問介護計画作成講座(U)

(8回目) IN広島


 昨晩、神戸から広島県へ移動しました。(神戸のルミナリエも、ポートタワーの夜景も今回は見ることを断念・・・混みすぎだよ!トホホ。)

 神戸の“100万ドルの夜景”を見ることはできませんでしたが、広島の平和通り沿いには素晴らしいクリスマスのイルミネーションが輝いていたのです!

 早速、ホテルへチェックインして近所を散策。しばらく光の幻想と戯れました。朝、ホテルから、蓄えていたブログを更新。皆さん本当に待ちわびてくれているようです。ですので、今回のかかわりも早めにアップしますからね!(決心する佐藤ではあるが・・・・。)

 さて、今日の研修会場は「広島県中小企業会館」です。広島市内を走る市電に乗って移動。そういえば、熊本でも市電に乗りましたね〜。
(ちなみに佐藤が住んでいる家の近所にも都電が走っているんですよ!〜)

 移動に市電を選んでしまったのが間違いだった(道路が混雑!!)。

 遅刻をしたら大変。新井口駅でタクシーに乗り込み会場へ。ふーまにあいました。さて、会場にはすでに参加者の皆さんの熱気で充満。挨拶もそこそこで皆さんの現状をうかがいました。

 サービス提供責任者の役割や、責務がわからない。訪問介護計画書を作成することは理解しているが、時間がない。介護予防訪問介護計画書の書き方がわからない等。サービス提供責任者の実際の仕事量の多さや、システムつくりがうまくいかない実態が浮き彫りにされていきました。

 このようななかから、午前中は介護の歴史や、介護保険制度の導入の経緯。さらには介護予防の考え方及び提供する側の捉え方について話しました。

 そして「自分が介護保険制度を利用する状態になったときに自分を支えてくれる人々に対して、自分だったどのように対応して欲しいと考えるか?」を思い描いていただきながら、サービスをスタートするまでのサービス事業者側がお客様に対する接遇方法として持っている必要性(心がまえ)を中心に話しました。皆さん、措置から利用へサービスが変化してきた実態を重く捉えていたようですね。

 さて、午後は、拙書『よくわかり、すぐ使える 訪問介護計画書のつくりかた』を活用してサービス提供責任者の責務に対応する帳票類の使い方を説明しました。居宅サービス事業者や、地域包括支援センターとのかかわり方なども加味しながら実践に即した使用方法を伝えていきました

 後半は、具体的な訪問介護計画書の作成方法についてです。

 今日は「自分の排泄行為」について考えていただきました。排泄という行為は羞恥心にかかわることですから、皆さんは「うーん」と、くびをかしげながらも表現していきました。

 そして、皆さんが書き終わったときに、佐藤が「自分がトイレに行きたい気持ちになった」という、文言を書いたかを問いかけると、会場からは笑いの渦が「ハハハハ、そうか。まず行きたいと思うところからか〜」

 ここで、佐藤は「介護行為」を文章で表現することの大切さについて話しました。

 佐藤の研修ではおなじみの、「洗濯物を干す行為」について書いていただきました。先ほどの排泄の行為を表現したときには、簡単な文字を連ねていた人々が、「行為」を文章化していく必要性を認識された後なので、「洗濯物を干す」という行為の手順を参加者の方は、詳細に文章として表現をされていきました。ほらね、皆さんもしっかり表現をすることが出来るではありませんか。そのように書けば他の人もその文章を読んで同じように干すことができるかもしれません。

 つまり、訪問介護計画書は、援助を受ける利用者や家族が訪問介護員から具体的にどのような援助を受けることができるのかを理解できるように記載される必要があること。さらには、援助をする訪問介護員も具体的な援助方法が理解できるように表現されている重要性を伝えました。

 最後は、いつもの用にパソコンを活用して、視覚的に「洗濯物を干す行為」のなかで介護予防の視点自立支援の視点について理解していただきました。参加された人々は「自分にもできそうだ」という自信を持つことができたようです。これにて本日の講義は終了です。

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図1 広島・夜の平和大通り(1)


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図2 広島・夜の平和大通り(2)


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図3 広島・夜の平和大通り(3)


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図4 広島・夜の平和大通り(4)


図5 広島研修風景(1).jpg

図5 広島研修風景(1)


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図6 広島研修風景(2)


図7 広島研修風景(3).jpg

図7 広島研修風景(3)


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図8 それでも広島はやはりカキ!


(つづく)


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今週の応援現場57日目 神戸編

2006年12月17日 土曜日



於:兵庫県労働センター

(財)総合健康推進財団

介護予防対応 訪問介護計画作成講座(U) 

(7回目) IN神戸



 皆さん、ご存知でしたか? 神戸では「KOBEルミナリエ」が開催されていることを。そして佐藤が今回金沢から神戸に入ったことを(そりゃ〜知るわけないよなぁ)!

 あと、皆さん「金沢→大阪」間を走っている特急電車の名前が「サンダーバード」というのを知っていますか? ふふふ、佐藤の年代の方なら「サンダーバード」というテレビ番組なら十分にご存知でしょうけれど(笑)。佐藤はそのサンダーバードに乗り、金沢から3時間かけて神戸に入ったのでした。

 この日は兵庫県労働センターで上記の研修を担当しました。もちろん内容的には慣れたカテゴリーです。とはいっても、参加してくれる人はいつものごとく初めての方ばかり(笑)。 

 早速、自己紹介をしました。次にいつものように介護の歴史について説明。それにしても参加者の方々はいつものことですが非常に熱心に聞いてくれました。

 午前中は、相談援助技術について「バイステックの7つの原則」を再度披露。皆さんはこの原則を使用することの難しさを理解され、そのうえで相談援助をおこなうときには必要な技術であることを認識できたようでした。

 午後からは、訪問介護計画・介護予防訪問介護計画を作成するときに必要な帳票類・及び作成方法について具体的に説明。訪問介護計画の説明ではいつものようにパワーポイントを通して視覚的な説明を加えました。

 参加者の方は、文字にする必要性について改めて理解できたようです。でも、一人ですべてのサービス提供責任者の責務をおこなうことは困難でしょう。だから、管理者を含め、自分の周りにいる人々を大切にして、仕事を手伝ってもらえるようにかかわるということが必要であることを説明しました。しかし、時間には限りがありますねぇ(笑)。今日もあっという間に終わってしまいました。

 それでも、参加者の皆さんの熱心さが佐藤に伝わり、やはり今日も熱く語ってしまいました。例によって、質問する時間をとることできなくてごめんなさい! 

 どーか皆さん、今後も自分の周りにいるヘルパーさんや、管理者の力を当てにして、どうぞ楽しく、自分の業務を遂行してね! 応援していますよ!!!

図1 講習会でのコミュニケーション.jpg

図1 講習会でのコミュニケーション


図2 講習中にちょっと一息!.jpg

図2 講習中にちょっと一息!


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図3 皆さん、有り難うございました!


図4 会場は偶然、「小泉八雲神戸旧居跡」でした!.jpg

図4 会場は偶然、「小泉八雲神戸旧居跡」でした!


(つづく)
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今週の応援現場53日目 船橋編

2006年12月10日 日曜日



於:船橋事業所連絡会サービス提供責任者部会研修 
(3回目)


 本日は船橋事業所連絡会サービス提供責任者部会研修のラストの日。この1回目、2回目の研修内容は「出没記録」の23、38日目にありますので興味のある方は参照してください。

 今回の研修のテーマは「介護予防のアセスメントの捉え方・次のクールへつなげ方 −日常生活動作と手段的日常生活動作をつなげる視点−です。

 まず、過去の研修のふりかえりと「訪問介護の展開法」のおさらいをしました。次に「排泄介助」について演習をおこないました。まずは佐藤から演習方法の説明。

「自分の排泄方法を考えて必要なアセスメントの視点を考えましょう」と話したつもりが皆さんは利用者の「排泄介助」の方法を模索し始めてしまいました(相変わらず説明が下手ですいませんね〜)。
 
 そこで軌道修正をしました。自分の排泄の手順を考えることで、利用者の排泄の手順を考えることができること。考える中で、どのようなところに注意をすることが必要か、すなわち注目するアセスメントの視点が出てくることを説明しました。

 皆さんは佐藤が、排泄をする行為はトイレの中からスタートするのではないこと。また、トイレの中での具体的な動作について、例えば、向きを変える、水を流すタイミング等自分のこだわりの部分に、気づいていただけるように説明を加えていくと、「そうだよね。自分達は介助をしている時にその部分を、もしかしたら気にかけていなかったかもしれない」「もしかしたら、介助をする行為が優先になって、利用者の気持ちを考えずに介助をしていたかもしれない」などとの声も聞かれてきました。

 そして佐藤は、「排泄介助」(介護行為)を文字化していくことの必要性について話しました。このような過程の中で利用者と向き合いながら、具体的にどの部分が「どのようにできて、どのようにできないか」を具体的に文字化していくことが、事前のアセスメントの過程では重要になること。さらに、訪問介護員が援助を開始して、利用者のできることや利用者のやる気(意欲)をみつけることができるように、援助をしていくことが大切であることを伝えました。

 また、訪問介護員が援助をおこなうことで、利用者の「できることや、やる気」の向上はすぐにあらわれてくるから、訪問介護員へは利用者特性を説明しながら、この方の援助では「このような視点を持つことが大切だ」ということを具体的に伝えて報告を受けるようにすることの必要性を伝えました。

 そして、サービス提供責任者がおこなうモニタリングについては、利用者の状態で「現状維持」ができていることは、事後のアセスメントとして重要な情報であること。だから一定期間援助をおこなって事前のアセスメントの時の状況と、事後のアセスメントの状況に大きな差異がないということをしっかりと地域包括支援センター及び担当者に報告してほしいことを伝えました。

 午後は、「自分らしい掃除の仕方」について同じように考えていただきました。2回目の演習でしたので参加者の皆さんはすっかり手法を理解されて「自分らしい掃除の方法」を検討シートに表現することができたようです。

 最終的に利用者の状態を文章化するときの視点として専門用語を極力避けること。例えば「転倒防止であれば「転ばないように見守る」「移乗の見守り」であれば、「うまく乗り移ることができるように見守る」とか、「安全に見守る」は「伝い歩きをされるので、室内を転ばないように歩くことができるように、新聞紙や本などをまとめます」と。このように訪問介護員がおこなう専門的な援助を、利用者や訪問介護員自身にも理解できることばで記載することの重要性を話しました。

 皆さんは、本当に熱心に聞きながら、力強く「うん、うん」とうなずいてましたね〜。

 さて、佐藤の研修はこれにて終了です。船橋事業所連絡会とは、昨年サービス提供責任者部会を発足するところからかかわりました。

 今年は、サービス提供責任者部会の研修として多くのサービス提供責任者と研修を重ねることができました。皆さんは本当にスキルアップされましたよ、立派です。これからも、同じ地域で働く仲間を大切にしながら、一方ではお互いに励ましあいながらサービス提供責任者の地位の向上を目指して日々励んでくださいませ。

 また、来年会えるといいなー。それまで、自分を大切にしてくださいね!

図1 船橋市研修風景.jpg

図1 船橋市研修風景


図2 最終成果発表.jpg

図2 最終成果発表


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図3 話し合いに熱がはいる


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図4 セミナー後の市役所からの風景


(つづく)
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2006年12月07日

今週の応援現場50日目 福岡編

2006年12月3日 日曜日



於:福岡商工会議所

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」の巻
(6回目)



■研修の前のプチ番外編

 夕方、事務局の方に送っていただき熊本駅へ。熊本駅からスーパー特急つばめに乗り込み福岡県へ移動しました。福岡には以前一度来たことがあります。本日のホテルは中洲川端にある東京第一ホテル福岡です。

 今日はお日柄が良いようでホテルのレストランでは披露宴がおこなわれていてにぎやかでした。それを横目に見て私は再度地下鉄に乗り込み赤坂へ。福岡といえば長浜ラーメン。夕刻、今回は屋台村ではなく、初心者なので元祖長浜屋ラーメンを目指しました。いや〜元祖長浜屋ラーメンは「うまい!」お変わりしたい方でしたら「替え玉」というおかわりがなんと50円でできるんですよ。私はつつましく一杯でおしまい。イヤー元気になりました。

 次の日の朝。博多へ来たら再度いきたかった箱崎宮へ参拝。私がお参りに行くと、雲間からお日様が良く来たね!(かな?)と迎えてくれました。参拝をすませ。おみくじをゲット。神様は最後までは微笑んでくれました。

■さて、本番

 さて、今日の会場は祇園にあります、福岡商工会議所。会場にはすでに参加者の方が集まってくれていました。今日は18名。参加者の方に自己紹介を兼ねて現状を話していただきました。

 いや〜皆さん大変な状況でした。つまり、管理者の交代や、サービス提供責任者の退職等で急遽サービス提供責任者に任命された方がほとんど。なかには管理者と、サービス提供責任者を兼務する方もいらっしゃいました。参加者の皆さんはお互いが大変な境遇にあることがわかりほっとされたようでした。

 さて、そのような方々にはケアマネジメントや訪問介護の展開について優しく丁寧に伝えることが大切です。早速、拙著『改訂新版 よくわかり、すぐ使える 訪問介護計画書のつくりかた』を用いて説明を開始。それと共に「指定基準」を資料として、法的な根拠を伝えました。皆さんは本と資料と指定基準の資料を交互に見ながら真剣に聞いてくれました。特に、訪問調査項目や要介護認定の仕組みには非常に興味をもたれたようでした。

 午後からは、いよいよサービス提供責任者の責務について具体的な説明をおこないました。サービス提供責任者のおこなう責務については、いつものようにサービス提供責任者(経過記録簿の必要性を)伝えました。皆さん「そうすればいいのか!」と笑顔になり安堵されていましたねぇ〜。

 最後は、“定例”になった「可視的介護行為」と「不可視的介護行為」について説明をしました。心ならずも、また“ノートPCを使っての説明”となってしましました(笑)。しかし、なんとか、勝浦さん事例で「洗濯物を干す」行為を視覚的に理解することが出来たようです。

 これにて今回の研修も終了。事業所へ戻ったら、自分一人で何とかすることだけを考えずにどうぞ管理者や他の訪問介護員さんに協力をしていただきできることからスタートしましょう!

図1 早朝から箱崎宮参拝!.jpg

図1 早朝から箱崎宮参拝!


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図2 休日でも熱い研修


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図3 研修風景


図4 知る人ぞ、知る 暗闇の中のノートPC.jpg

図4 知る人ぞ知る、暗闇の中のノートPC


図5 研修後、お祭りの櫛田神社へ参拝.jpg

図5 研修後、お祭りの櫛田神社へ参拝


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図6 名物にうまいもんあり(笑)


(つづく)
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今週の応援現場49日目 熊本編

2006年12月2日 土曜日



於:熊本県婦人会館

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」の巻
(5回目)



 今回は(財)総合健康推進財団九州事務局のある熊本県です。
 (ついにきましたよ!!)

 前日から、本へ入り事務局の方と事前の打ち合わせをしました。
 
「先生お忙しいのによくブログを書く時間がありますねぇ」と・・・。
(皆様のおかげで忙しくさせていただいております(笑)。)

 感謝! 感謝! 感謝です。

 熊本名物桜肉の料理を堪能。帰りに夜の熊本城を外から見学しました。夜空にライトアップされた熊本城は、どうどうたる威厳を感じさせてくれました。

 研修当日は、早朝に起き出して熊本城を散策しようと思いましたが、小雨模様なので断念。その代わり市電に乗り込み通町筋で下車。会場近くにある小泉八雲先生熊本旧居前へ出没しました。皆さん覚えていますか? 松江の小泉八雲旧宅のことを。熊本の小泉邸は鶴屋デパートの裏側に粛々と日本家屋を携えておりました。

 さて、今回は熊本県ですが参加者の中には、宮崎県からの参加者が財団に対して宮崎での開催を強く希望されていましたね〜。各地域で「サービス提供責任者」向けの講座が開催されていないようで、参加者の皆さんから、学びたいのに学ぶ場がないもどかしさがひしひしと伝わってきました。

 早速、テキストと「指定基準」を活用しながら、サービス提供責任者の責務について説明をしました。はじめに「利用の申し込みにかかる調整について」現状の確認をしました。

 現状として、サービス提供責任者が、常に申し込みの問い合わせがあったときに事業所にいるとは限りません。ですので、問い合わせの電話があったときに、電話を受けた人が記載するための相談受付シートがある事業所と、申し込みの連絡があったときに、電話を受けた人が、付箋等を使用して簡単にメモをして残す、あるいは連絡帳に記載している等様々な対応方法があることがわかりました。

 そこで、「相談受付シートの重要性」、さらにはサービス提供責任者が「申し込みにかかる調整をおこなった」という記録を「サービス提供責任者ノート」、すなわち、経過記録として残すことの必要性から伝えました。

 参加者の方から、「そういえば、今までサービスにつながらないメモ等は処分していた」という声も聞かれて、改めて自分のしていることを記録する意義を再認識されたようでした。フェイスシートの説明では、帳票の中でどの部分が「情報の公表」で求められているところかを説明すると、つい最近情報の公表をおこなった方から、「この研修をもう少し前に聞きたかった」とため息まじりの声も聞こえてきました。

 その後、アセスメントの視点について説明をしました。アセスメントの内容はその後のモニタリングに通じていること。利用者の初回の状態がモニタリングをするときの指標になること。だから、「自立・半介助・一部介助・全介助」のような抽象的な表現ではなく、その人の今の状態をそのまま記載することの大切さを伝えました。

 午後は、事業所内でおこなう「カンファレンス」について説明。モニタリングの後には、担当の訪問介護員とケアカンファレンスを意図的に開催する必要性について伝え、さらには、事業所内でカンファレンスをした後に介護支援専門員に対して「サービス担当者会議の開催依頼書」をだしても良いことを伝えました。

 最後は佐藤恒例の、“知る人ぞ知るイベント”で締めくくりました。そしてその中から、さらに参加者の方々はサービス提供責任者として、「自分で考える」ことの重要性をしっかりと認識されたようでした(笑)。どうぞ、管理者や訪問介護員の力を頼りにしながら張り切ってくださいませ。

 終了後、事務局の方に熊本駅まで送っていただきました。
 そのときに「すみません。熊本城を経由していただけませんか」とお願い。佐藤の強引なお願いを快く聞いてくださり、再度昼間の熊本城を外から見学しました。昨夜は暗くて気がつかなかったけれど、熊本城は周辺の道が迷路のように入りくんでいることを発見。それにしてもでかい城でした。

 これにて、熊本を後にJR九州の特急「リレーつばめ」に乗り込み博多へ向かいました。

 皆さん。ご存知ですか。九州の列車は「外国(?)列車のように内装にウッドがふんだんに使用されていることを。約1時間半のたびを贅沢に満喫した佐藤でした。

図1 熊本駅へ到着!.jpg

図1 熊本駅へ到着!


図2 夕食に桜肉を堪能する佐藤.jpg

図2 夕食に桜肉を堪能する佐藤


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図3 夜の熊本城天守閣


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図4 小泉八雲熊本旧居


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図5 研修風景(1)


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図6 研修風景(2)


図7 例の佐藤のイベント! 西原さ〜ん(笑).jpg

図7 例の佐藤のイベント! 西原さ〜ん(笑)


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図8 研修後、夕暮れの熊本城下


(つづく)
posted by さとうはあまい at 13:03| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月06日

今週の応援現場48日目 名古屋編

2006年11月29日 水曜日


於:名古屋北区役所総合社会福祉会館

「サービス提供責任者の責務」



 ケア人材バンクさんからの依頼仕事で、名古屋にあります訪問介護事業所連絡会へ出没しました。

 担当者の竹内さんと名刺を交換。メールでのやり取りは頻回にしておりましたが、顔を合わせることは初めてでした。

 竹内さんから、いま介護のサイトを検索していると何かしらで「佐藤」の名前が出てくるとのことでした。そういわれ、ビックリしましたが嬉しくもあります。もっともっと頑張らないと(笑)。

 打ち合わせのあと、早速会場へ移動。参加者は150名強ですと。うーん、さすがに緊張します。

 会場にて、皆さんを出迎えていよいよスタートです。いつものようにホワイトボードを使用してサービス提供責任者の責務を「訪問介護の展開」に沿って説明。介護給付、予防給付の違いを指定基準に沿って伝えました。

 本当は会場をまわりながら、皆さんと語り合って進めて行きたいのですが、なにしろ会場が広くて全ての人々の表情をうかがうことはできません。
それでも皆さんは熱心にメモを取りながら聞いてくださいました。

 特に「サービス提供責任者ノート」(経過記録)の説明に入ると、常に自分の仕事を記録していくことの重要性に気がつき、「そうか、そうすれば記録に残すことができるのか」と納得されたようです。

 また、介護支援専門員とのかかわりでは、訪問介護事業所のサービス提供責任者が「介護の専門家」としての視点でサービスを構築していく必要性を伝えていくと、「介護の専門家」として情報収集をしていく重要性を再確認できたようです。

 最終的に、介護予防の視点をいつものように「コーヒーの入れ方」「洗濯物の干し方」の手順を皆さんに書き出していただきました。

 その手順に沿って、見逃しやすい視点である「不可視的介護行為」の存在を伝えると、爆笑しながらも、「そうか、その部分が利用者の価値観であり、訪問介護員にきちんと伝えないといけない部分なんだなぁ」と理解されたようでした。

 そうなんですよ、ケア手順を常に意識してかかわることがその後のモニタリングにもつながっていくのですよ。皆さんが熱心に聞いてくださったので、佐藤も熱く語りすぎ予定の時間をまた超過してしまいました。ごめんなさい!

 それにしても皆さんの熱心さには感激! 

 研修途中からも,どんどん参加者のかたが増えて気づけば後ろには椅子が追加されていました。サービス提供責任者の責務を遂行するためには、担当のサービス提供責任者一人だけでは無理が生じる場合もあるでしょう。だから、管理者や事務の方や、他の人々の力を頼りにしていいのですよ。

 サービス提供責任者として、常にプライドを持ってキラキラ輝いていてくださいませ。

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図1 朝から熱田神宮へ参拝


図2 名古屋城へ到着.jpg


図2 名古屋城へ到着


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図3 しゃちほこ見守り介助(?)


図4 名古屋の昼は味噌かつ定食.jpg

図4 名古屋の昼は味噌かつ定食


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図5 講習のプロローグ


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図6 会場内に「目配り」


図7 多くの受講生の方々、有り難う!.jpg

図7 多くの受講生の方々、有り難う!


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図8 名古屋駅のクリスマスイルミネーション


(つづく)

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2006年11月30日

今週の応援現場47日目 仙台編

2006年11月27日 月曜日



於:仙台介護ネット

「サービス提供責任者の責務と役割」

介護予防訪問介護の視点



 仙台介護ネットとは、仙台にある介護事業所の連絡会です。

 その仙台介護ネットとのかかわりはこれで3回目。佐藤が仙台に出没する(昨日の研修)ことを知った事務局の方が「先生どうせ仙台に来るのなら介護ネットでも話して欲しい」という熱いご依頼がありましたので、昨日に続き出没。

 なんと! 会場はホテルの宴会場でした。天井にはシャンデリアがまぶしく、床はふかふかの絨毯です。参加者は70名。今回の対象者はサービス提供責任者です。

 毎年かかわっているのでなじみの方もいるのですが、ここでも8割は新しいメンバーでした。佐藤の持ち時間は3時間! 

 う〜ん、3時間では昨日のような内容を伝えることは困難ですが、それでもスピードを出して説明しました。

 そのなかで、皆さんが一番興味を持ってくれたのは、「サービス提供責任者ノート(経過記録) 」でした。

 サービス提供責任者は、サービス提供責任者の業務だけをおこなっていても何の収入にもなりません。ですので、サービス提供責任者自身も、自らがサービスに出向かなければなりません。

 しかし、サービス提供責任者が事業所を離れている間でも、利用者及び訪問介護員並びに他の関係者からは様々な情報が入ってくるのです。

 利用者にサービスを終えて、帰社するサービス提供責任者を迎えてくれるのは、机に貼られた様々な「色付箋紙」や、情報が記載された「連絡帳」たちです。

 サービス提供責任者は、手を洗う暇もなく、付箋や連絡帳の内容を読み込みます。そして関係機関へ電話をかけたり、それぞれに必要な対応をしなければなりません。

 しかし、ちょっと待ってください。これは立派なサービス提供責任者の仕事であり、役割なんですよ! それなのに残念!! 電話が終わったとたん、その「付箋紙」をゴミ箱へ投げ入れて、連絡帳へは「すみ」の文字だけを書き込んでいませんか?

 あーもったいない。自分の業務や仕事の足跡をどこにも残さないとは!!!・・・ そー思いませんか、皆さん。

 そこで「サービス提供責任者ノート」の重要性と活用方法を伝授しました。なにしろ、皆さんがあまりに真剣に見つめてくれるので、つい佐藤も一瞬神がかりしたのでは?と感じた(ただの勘違い?)ぐらい、皆さんの目には力があふれていました。

 最後にブログでは、おなじみ(?)の「コーヒーを入れる手順」について書いていただきました。そして「不可視的介護行為」すなわち訪問介護員のおこなう「目配り・気配り・心配り・思いやり・腹配り」を文字化することが介護予防訪問介護計画書では重要なポイントになるということを説明をしました。

 ○ス○フェ(商品名)のふたを開ける方法(しぐさ)にも千差万別があることがわかり、皆さん爆笑。結局どのように援助をして欲しいのか? その答えは利用者や家族自身が持っているんですよねぇ〜。

 援助するもの、援助をされるものどうし、お互いが理解できるように、具体的な場面で、誰でもが、その手順であれば、おこなうことができる“道しるべ”が書き込まれた、訪問介護計画書を作成してくださいませ。
 
 すでに皆さんには、その能力は備わっていることが実感できたはずですから。

図1 仙台・研修会風景 改作.jpg

図1 仙台・研修会風景


(つづく)
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今週の応援現場46日目 仙台編

2006年11月26日 日曜日



於:みやぎ婦人会館

(財)「介護予防対応 訪問介護計画作成講座」 
(4回目)



 今回の研修現場は仙台です。仙台は、けっこう頻繁出没をしており、佐藤には結構、なれた場所なのです。

 本日の参加者は30名でした。早速、参加者の方に、自己紹介を兼ねて現状で困っていることを話していただきました。佐藤は、この研修会の会場が仙台でもあり、参加者は宮城県の方が多いのだろうな、と考えていました。

 ところがとんでもありません! なんと岩手県や、会津若松、福島、群馬からもいらしてくれていました。遠方から駆けつけた方は、「ぜひ地元での開催をお願いしたい」と主催者に頼んでいる場面もありましたね。自己紹介の中から、皆さんにあげていただいた疑問内容などをホワイトボードに記入していきました。

 疑問は、「介護予防訪問介護」の取り扱いかた。
「計画の書き方」「通院介助の実態」「利用者理解がなされていない」等。様々な疑問や問題提起がありました。皆さんの疑問は徐々に解決するようにしますから、ということで、とりあえずサービス提供責任者の責務や業務について説明をしました。今回も皆さんが非常に熱心に聞いてくれましたので佐藤も必死になって、ホワイトボードに文字を消したり書いたり、消したり書いたり、忙しく立ち振る舞いました。

「介護給付」「予防給付」の考え方の違いを説明して、サービス提供責任者がおこなうモニタリングについて、その手法や考え方を詳細に説明をすると、「そういうことなのか!」と皆さん、明るい顔になりましたよね。

 次に通院介助についての質問がありました。なぜ、通院介助が介護保険で認められないのか、を説明しました。

 介護保険は医療保険と同様の社会保険方式の保険であること。病院のなかは「医療保険」の範疇であること。同じ時間に「医療保険」と「介護保険」は活用できないことを説明しました。
(このようなことは、なかなか理解しようとしても難しいことですよね。) 

 また、介護保険の給付内容は市町村によって違うので詳しいことは保険者に聞くように伝えました。措置制度のなかでは、利用者に対してサービスを提供してあげる意味合いが強かったのですが、介護保険制度では、利用者に援助方法を選択していただけるようにかかわることの大切さを伝えました。

 そのなかで、提供者側は「提供したい気持ち」があってもお客様の「品物を買う」気持ちには、ズレがある場合があることを伝えました。

 そして、提供者側が「何とかせねば」と考えると「大きなお世話」につながる場合もあることを話しますと、皆さん、サービス提供責任者として「自分がなんともしようがないことがある」ということ納得されて、ホッとされたようでした。

 はてさて、これから東北地方は雪に覆われていくことでしょうね。東京では考えられない、「雪対策」についても考えないといけないでしょう。

 会社に戻りましたら、どうぞ、他のサービス提供責任者にも今回の研修で得た情報を伝えて、共に「お互いを頼り合い」ながら、活躍してくださいね!!

図1 仙台・研修風景 改作.jpg

図1 仙台・研修風景


付録1 コーヒーのふた.jpg

付録1 コーヒーのふた


付録2 指差し注意 改作.jpg

付録2 指差し注意


(つづく)
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今週の応援現場45日目 中野区編

2006年11月25日 土曜日



於:東京都生協連

「サービス提供責任者責務と役割

訪問介護計画書の作成方法の視点」



 中野にある、東京都生協連の会館において上記の研修をおこないました。

 まずは、佐藤の研修ではおなじみの「自己理解・他者理解」からスタートしました。次に人とのかかわり方についてストローク表の作成、もちろん参加者は、佐藤とのかかわりは初めてですから、皆さんは、佐藤の説明を受けながら、自分の他者とのかかわり方の傾向性を真剣に見つめてくれましたね。

 参加者の方々が、十分に自分と他者との考え方には違いがあるということを理解していただいたあと、「介護給付と予防給付」の違いについて説明しました。

 今回の参加者は実際に予防給付を担当している方がほとんどでしたので、「訪問介護の展開」については理解できているようでした。

 その後、サービス提供責任者の責務や役割の根拠を「指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準」を参考資料として活用しながら、説明をしていきました。

 皆さん、事前アセスメントの重要性や、事後アセスメントの視点などを理解されたようでした。

 午後からは、サービス提供責任者の責務に対応している帳票類の説明をしました。皆さんは、自分の事業所で使っている帳票類を思い浮かべながらでしょうか、「うんうん」とうなずいたり、「何ですかそれは」というような疑問符を思い浮かべた表情で佐藤を眺めてくれていました。

 サービス提供責任者の方々は非常に忙しく仕事をしているわけですが、実はどのような仕事をしているのかが記録として残されていないことを伝え、サービス提供責任者ノート(経過記録)の重要性について説明しました。すると皆さんは「うーんそうだったのか」というようにうなずいていました。

 後半は、参加者の方々から事前に出していただいてありました、訪問介護員さんとのかかわりのなかで、自分が難しいと考えている事例と、その対応方法についてグループワークをしました。グループは全部で4つです。

 まずは事例の説明をしました。その後、自分だったらどのように対応するのかを考え、資料に書き込んでいただきました。その後はいつものように付箋を活用しての、KJ法のスタートです。

 ところが、5分くらいしても、模造紙に付箋が貼られないのです。よくよく見たら付箋自体がいつもより小さいものでした。それでも各自が思い思いの対応方法を小さい付箋に書き込んでくれました。付箋が小さいためかなかなか模造紙の空白部分が埋まりません。  

 そこで、会場内を一つのグループとしてグループワークをすることに変更しました。まずは、一つのグループに模造紙をもって前に出ていただきました。そして付箋にかかれた文字を1枚ずつ読み上げていただき、他のグループで同じような内容が書かれた付箋をその周りに貼りつけていただきました。会場が一つになって作成した模造紙は見事に付箋で埋まりました。

 予定ではもう一つグループワークをすることになっておりましたので、1回目と同じような作業を繰り返しました。皆さんが作業をしているあいだに、佐藤は皆さんがまとめてくれた模造紙上の付箋で「島」づくりに専念。最後に「島」に名前をつけていきました。

 2回目のグループ発表も、1回目と同様に1つのグループの模造紙に他のグループが同じ内容の部分を張りつけていきました。

 最終的に、佐藤が手を加えた模造紙を張り出して説明をしました。皆さんは島の名前を聞きながら「なるほど」こうやって考えると解決する方法がたくさんあるということに気づくことができたようでした。つまり、一人でくよくよ悩んでいても困り事は解決できないかも知れませんが、みんなで対応策を考えれば様々な考えが出てくるんですよね。

 サービス提供責任者の皆さん。「すべてを一人でしなくてはいけない」なんて考えないでくださいませ。まわりにいる人々の力を素直に求めて、サービス提供責任者の仕事を手伝ってもらいましょうね!

図1 講習開始 改作.jpg

図1 講習開始

図2 多チーム協力による成果物作成 改作.jpg

図2 多チーム協力による成果物作成


図3 会場をまわり、アシスト 改作.jpg

図3 会場をまわり、アシスト

(つづく)
posted by さとうはあまい at 15:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

今週の応援現場43日目 北海道編

2006年11月19日 日曜日


於:北海道

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」
(3回目)


 今回は、北海道まで財団のお仕事でやってきました。参加者は23名です。
 まずは、佐藤が北海道での訪問介護事業所の実態を知らないので「自己紹介」を兼ねて参加者の方々の現状を話していただきました。
 参加者の方々は札幌で勤務している方は少なく、北見や函館、室蘭の方もいらしてました。この会場まで地理的にどのくらい離れているのかわかりませんが、とにかく佐藤が考えていたよりも遠方から来ていただいたようです。多くの参加者が、サービス提供責任者になって3か月とか1年経っていない、という方のようでした。

 そんななかで「養護老人ホーム」で働いている方が、利用者の重度化に伴い訪問介護事業所を設立するので、必要な帳票類も含めて話をうかがいたいと参加してくれていました。また、介護予防訪問介護でも、10月にスタートしたがどのように介護計画を作成すればよいのかわからないという声もあがっていました。

 今回も拙著「改訂新版 よくわかり、すぐ使える 訪問介護計画書のつくりかた」をテキストとして活用させていただきながら、訪問介護の展開法、及び必要な帳票類について説明をしました。
 
 午後からは、訪問介護事業所の指定基準について、資料をもとに説明。皆さん休憩もおしんで熱心に聞いてくれていました。
 訪問介護計画書の書きかたについては、いつものように、自分で入れる「コーヒーを入れる手順」、自分の家で「洗濯物を干す手順」を書いていただきました。
 その後、グループになって各自がどのような手順で洗濯物を干しているのかを話し合っていただきました。すると、同じ洗濯物でも一人ひとりの持っている価値観によって干し方が違うということがわかり、各グループで時々感嘆の声と共に笑いがおこっていました。
 その後で、「可視的介護行為」と「不可視的介護行為」について説明をしました。

 参加者の皆さんは、「なるほど」という表情で目を丸くして佐藤の説明を聞いてくれました。その後テキストに戻り、具体的な介護予防計画の記載方法について説明をしました。参加者の方々からは、「介護行為を文字にする必要性を感じてくれた一方で、文字にすることは大変だ」との声も聞かれました。でも、大丈夫。常日頃皆さんが実際におこなっていることを文字に表現すればいいのです。文字化するときには、サービス提供責任者が一人で何とかしようと考えるのではなく訪問介護員さんに、実際しているケア手順を表現していただき、表現されていない部分をさらに具体的に表現できるように話し合えば作成できますよ、とアドバイスをしました。これにて本日の講義は終了。

 スタート時に硬い表情だった方々も、1日を共に過ごすなかで情報交換もできたようで、にこやかに帰られていったのでほっとしました。
 今回知り合った仲間を大切にして、困りごとがあったらお互いに相談をしながら、張り切ってサービス提供責任者の仕事をしてください。また、何かありましたらぜひ北海道へ呼んでくださいね!

図1 北でも熱くなる佐藤.jpg

図1 北国でも熱くなる佐藤


図2 会場に紛れ込む佐藤.jpg

図2 会場に紛れ込む佐藤


図3 会場の方々と語り合う.jpg

図3 会場の方々と語り合う


図4 北でも介護職は熱い!.jpg

図4 北国でも介護職は熱い!

(つづく)


posted by さとうはあまい at 00:54| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

今週の応援現場38日目 船橋編

2006年11月12日 日曜日



於:船橋市役所

船橋事業所連絡会、

サービス提供責任者部会 第2回目研修


■「訪問介護事業所に必要な研修について」

 開会にあたり、船橋連絡会の会長からあいさつがありました。「サービス提供責任者の仕事は本当に大変で、時に疲れがたまってしまうことがあるから、意識的に息抜きをすることの大切さ」が話されました。
 そして、研修会場から富士山が見えることを伝えられると、参加者の皆さんはおのおの、窓に引き付けられるようにして近寄り、富士山を探し、眺めたのでした。
 「本当! きれいね」と皆さん口々にことばを発していました。このような穏やかな空気の中、今回の研修はスタートしたのです。
 
 船橋事業所連絡会のサービス提供責任者部会とのかかわりは応援現場23日目に書きました。今回はその2回目です。

 今回の研修内容は、参加者の皆さんからの要望も強かった「事業所内研修」についてです。

 今回の研修の目的は今日の研修を通して各自が研修計画を立てることができるようにすることです。そのために佐藤の提示した資料には本日のレジメの中にタイムスケジュールを記載して、実際の研修をおこなうときに必要なノウハウもちりばめておきました。

 次に研修の手法を説明しました。「検討シート」を活用して、まずは自分で考える。次にグループで考える最終的に発表する。このパターンを4回繰り返すことをレジメにて説明をしました。考える内容は、

 1、なぜ、研修をおこなうのか
 2、現状把握(現状はどのようにおこなわれているのか)
 3、訪問介護事業所でできていること、できていないことの整理 
 4、できていないことから研修項目

を考えるのです。1回目の演習では、個人ワークのときになかなか考えをまとめることが難しい方もいたようですが、グループで話題を共有するうちに、自分の考えをまとめることができて、積極的に話し合うことができたようです。

 1回目の作業の結果は「援助内容の均等化をはかるため、ヘルパーの孤立感をうめて精神的な安定をはかること、制度の理解、介護技術の向上、利用者に質の高いサービスの提供、ヘルパーも利用者も双方が安心・安楽を得るため、利用者満足・スタッフ満足のため」等が出されました。

 時間の関係上、3グループの発表でしたが2枚のボードが文字であふれてしまうほどの意見が出されました。最終的に佐藤からのアドバイスとして。「研修をおこなう目的は利用者満足・職員満足」を得るためであることを伝えました。その後は、研修の具体的な手法について25分講義。皆さん熱心にメモをとりながら聞いてくれました。

 2回目の演習は「現状把握」です。「いつ、誰が、どこで、誰に対して、どのような」研修をおこなっているのか個別に書き出していただきました。次にグループ内でまとめていただきグループ発表で出された内容は、現状として研修計画があり定例化されているところや、参加者のレベルに分けて計画的に研修をおこなっている、ということなども出されて参加者から「すごいなー」と感心の声が出される場面もありました。

 結果として現状でも様々な工夫をしながら研修をしている姿が浮き彫りになりましたね。

 ここで一休みです。

 午後からは「意図的な人材育成の必要性について」講義をしました。人材育成はすでに採用時からスタートしていること。だから、採用時に面接だけの採用ではなく客観的な判断ができるように採用試験をおこなうことの必要性を伝えました。

 その後で、効果的な研修をおこなうためには必要な帳票類の整備が不可欠であることから、佐藤が用意をした、研修の帳票類6枚を使用して帳票類の使用方法などを説明しました。

 本来ならば、昼食後で一番睡魔が襲う時間ですが、参加者の方々は真剣に見聞きしてくれましたね。この後がいよいよ今日の最大の目的である研修計画を立てていきます。
まず、「訪問介護員さんができていること・できていないこと」を考えていただきました。検討シート3枚目です。書きすすめると会場から「できていること・できていないことって同じじゃない」との声。その後グループで話し合いまとめていただき発表をしていただきました。

「訪問介護員のできていること・できていないこと」の整理。「おむつ交換の技術・介護保険制度の理解・緊急時の見極め・記録・ことば使い・調理・時間配分」等様々な方面からの現状の把握ができました。次はできていないことから研修項目を考える作業です。

 ここからはKJ法を用いて作業を進めました。各自ポストイットに、できていないことを書き出して模造紙に貼り付けていきました。その後出されたポストイットを同じような内容で集めて研修の名称を考えていきました。

 その結果は、「入浴介助であれば、スライドボードの使用方法について」「記録であれば変化を見つけることができるような記録のしかた」「食事介助であれば、自助具の使い方」など、研修の名称だけではなく研修で指導したい内容を導き出すことができました。

 最後に、検討シート4を活用して各自の事業所で必要な研修項目を緊急度の高い・低い。重要性が高い・低いで表記していただきました。参加者の皆さんにとって、検討シート4が来年度の研修計画を立てるヒントとなることでしょう。

 後は、参加者の皆さんが各事業所に戻って、他の職員と連携をとりながら今回のセミナーを反映して、来年度の研修計画を作成してください。応援していますよ。

図1 船橋・研修風景(1).jpg

図1 船橋・研修風景(1)


図2 船橋・研修風景(2).jpg

図2 船橋・研修風景(2)


図3 板書に燃える佐藤.jpg

図3 板書に燃える佐藤


図4 船橋市役所から見た風景.jpg

図4 船橋市役所から見た風景


図5 流星と富士山.jpg

図5 流星と富士山


(つづく)

posted by さとうはあまい at 11:55| Comment(2) | TrackBack(0) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

今週の応援現場36日目 国分寺編

2006年11月9日 木曜日



於:国分寺市サービス提供責任者連絡会



 さて、佐藤は、足立区の張り切っている訪問介護員さんと別れて、次の応援現場である国分寺へ移動です。足立区の応援現場は「梅島」というところ、次の応援現場は「国分寺」です。

 移動時間は約1時間半です。強行スケジュールは時間的にゆとりをなくすようで、結局20分遅刻。会場へ入るとすでにグループミーティングができる体制で皆様お待ちかね。「いやー待たせてごめんなさい!」、あいさつもそこそこに本日の課題である「事例検討」をスタート。

 佐藤はこの連絡会の講師を務めているけれど、佐藤は研修のインストラクター、つまり導き者であること。だから、佐藤の研修の手法をサービス提供責任者として、皆さんに学んでいただき、ぜひ自分の事業所で活用して欲しいことを伝えてから事例検討をスタートしました。
 
 本日の研修の議題は、「サービス提供責任者の苦悩」です。今回の事例提供は「認知症高齢者の方に、訪問介護を受け入れていただくまでのサービス提供責任者の苦悩」について発表をしていただきました。

 発表後、質疑応答をしました。ここで事例検討の注意事項について整理をしておきましょう。

 1、提供者が事例を発表しているときに、自分が理解できない
   ところをチェックすることそして、理解できないところは
   必ず聞くこと。
 2、質問内容は事例に対する非難中傷であってはいけないこと。
 3、会場から質問が出揃ったところで答えを伝えること。
 4、提供者が質問の答えを応えているときに、新たな疑問が出
   てきたらさらに質問をすること。
 5、「自分だったらどのように対応するか」を考えること。

 質疑応答の内容は、佐藤がいつものようにボードを使用してボードいっぱいに「文字化」を開始。会場の書記係の方もあわてて最前列へ出てボードの記載内容を写していきました。
 (いつものごとく読みにくくてごめんなさいね!)

 事例発表後、皆さんから活発な質問や感想が出て、会場内は熱い熱気で満ち溢れてきました。個人情報保護法もあり、詳細には記載できませんが、まずは、サービス提供責任者が同じ会社の介護支援専門員と協力しながら、「援助方法」を構築していく部分の説明がありました。

 次に、訪問介護員と同行して、どのような援助をおこなうことで利用者さんが穏やかになれるかを指導した経緯が話されました。

 訪問介護は、サービス提供責任者だけが対象者の介護ができても、実際の介護は訪問介護員がおこないます。ですから、サービス提供責任者として、訪問介護員と数回同行訪問を重ねて育成していく必要があります。このときのサービス提供責任者の苦悩(醍醐味)する姿に、参加者の皆さんは「素晴らしい!」と感心して聞き入っていましたよね。

 事例検討が終わり、佐藤が総評をおこないました。事例を整理すると自分達の仕事に対して達成感が湧くこと。また、質問に対して経験の中から、どういう経緯をたどったのかを思い出して答えていたけれど、実は介護支援専門員とのやり取りや、家族及び訪問介護員とのやり取りを、サービス提供責任者記録(経過記録)に残していくことが重要なこと。訪問介護員に対しておこなった同行訪問を「OJT」(教育)としてとらえ、その育成段階を研修記録として残すことが必要ではないか、等を伝えました。

 結果として、「記録の重要性」「訪問介護員の育成方法」「認知症高齢者への対応方法」「介護支援専門員とかかわり方」を共有して本日の研修は終了です。

 研修を終えてひとこと。「事例検討」は困難事例より成功事例のほうが元気になれるね。

 当たり前のことですが「訪問介護」は、利用者さんに対して、訪問介護員が援助をおこないます。施設のように1対多数ではありません。ですから当然、訪問介護員一人ひとりの専門的能力(スキル)の高さが求められます。

 今回の事例を聞いていて、認知症の高齢者に対する訪問介護員さんの介護(援助方法)は素晴らしいですよ。だから、サービス提供責任者さんは自分自身に「自信を持って良い」のですよ。佐藤はそう思います。

(つづく)
posted by さとうはあまい at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

今週の応援現場33日目 三田編

2006年11月5日 日曜日


於:駐健保会館

(財)総合健康推進財団九州事務局

「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成講座」の巻
(2回目)



 本日は、東京の会場で昨日と同じく、「介護予防対応、介護予防訪問介護計画作成」研修をおこないました。

 参加者の中には、すでに佐藤の研修を他で受講したことがある方もいました。また、今回初めてサービス提供責任者として、参加してくださる方も多くいて、改めてこの研修を続けていく必要性をひしひしと感じたのです。

 もちろん、参加者はサービス提供責任者の方々が多数を占めていますが、中には以前佐藤が某区で管理者向けの講師を務めたときに「佐藤の話に共感した」ので、今回の研修に参加をしたという管理者の方もいました。

 このような管理者の方を前にして、佐藤の講義はサービス提供責任者がサービス提供責任者の仕事を遂行するときには、サービス提供責任者が、訪問介護事業所の管理者の存在を頼りにすることの重要性や、管理者とサービス提供責任者の双方がお互いの役割を認識する必要性を訴えるところから講義が始まりました。

 研修内容は、サービス提供責任者の責務に必要な帳票類と「訪問介護の展開法」に関する講義。午後からは「訪問介護計画を作成していく視点」について話をしました。

 講義を進めていきながら「老計第10号の1−6自立支援のための見守り」を具体的に説明してこのようなサービス内容でならこれらは「身体介護」にあたる、という説明をすると会場から質問がありました。

 その質問は「実は、訪問介護事業所は身体介護だと訴えても居宅介護支援事業所(介護支援専門員)が認めてくれないのだがどうすれば良いのか」という内容でした。参加者の他の方からも「そうそう」との声があがりました。

 質問の答えとして、現状の訪問介護事業所の「訪問介護計画」が居宅サービス計画に記載されている「介護行為」の名称のみであれば介護支援専門員にも理解を得ることは難しいかもしれない、ということ。

 だから利用者・家族等、及びサービスを提供する全ての人が理解できるように不可視的介護行為を文字に表現して「可視的」にする必要性について話をしました。それによって具体的な訪問介護計画の作成する視点については、皆さん納得されたようでした。

 佐藤が研修をおこなっている中で、参加者の方々と話をしていると、「介護支援専門員に訪問介護事業所のサービス内容を理解してもらえないという」言葉をよく聞きます。

 しかし、これは当然のことなのではないでしょうか。介護支援専門員はケアマネジメントの専門家であり、訪問介護の専門家ではないのです。ですから、サービス提供責任者が、介護支援専門員に対して「訪問介護事業所が提供する具体的なサービス方法について」介護支援専門員や利用者・家族等に説明をする必要があるのです。一方でこんなことを介護支援専門員へ話すと、サービスを提供してもらえなくなるなどと考えてしまう方もいるようです。

 しかし、介護保険制度でサービスを実施しているのですから正当な介護報酬を得るためには必要不可欠なことではないでしょうか。そのためには、サービス提供責任者が訪問介護員に協力を得ながら「訪問介護計画書」を作成して、訪問介護員がおこなう具体的な援助方法を視覚的に理解できるようにしましょう。

 何事も「さぁ大変だ〜」とあきらめないでね!!!

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図1 開講前の佐藤「さぁ、いくわよ!」


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図2 会場で語らう、話好きの佐藤(笑)


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図3 講義ごとに熱さが増す


付録 ???.jpg

付録 ???


(つづく)
posted by さとうはあまい at 00:17| Comment(0) | TrackBack(1) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする