2007年02月15日

今週の応援現場76日目 松江編

2006年2月7日水曜日


於:島根県くにびきメッセ

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修

2日目



◆本日の研修内容

 介護支援サービスの基礎技術(講義)  
受付及び契約

 介護支援サービスの基礎技術(講義)  
アセスメント、ニーズの把握の方法

 介護支援サービスの基礎技術(演習)


◆研修内容の振り返り

 1、実務研修テキストを活用して介護支援サービスの基礎技術
を説明

 2、介護支援専門員は常に相談者に対して「接遇」を意識する
ことを説明

 3、アセスメント・ニーズの把握の方法(ICFについて説明)
について説明


 研修も2日目を迎え、皆さんは周囲の人々との交流ができてきつつあるようです。昨日とはゆとりのある表情をされていました。

 そんな中で佐藤は、ホワイトボードに国際生活機能分類の考え方としてICFで使用される概念として健康状態・心身機能、身体構造・活動・参加・環境因子・個人因子はどのようなことをさしているかを書き出しておきました。

 まず、実務研修テキストを活用して介護支援専門員として、受付及び契約時に必要な心がまえについて説明をしました。そして、介護支援専門員として、要介護者自身や、要介護者の家族の人々からのサービスについての問い合わせのときに必要な「接遇」について話をしました。

 相談者からサービスについての問い合わせがあった時に、自分は介護支援専門員だから何でもしてあげるのが役割なんだと考えるのではなく、相談者が自分のことを自身のことととして主体的に考えることができるように接することについて説明しました。

 そして、一番大切なのは介護支援専門員が「こうすれば」や「こうしましょう」と提案するのではなく、相談者が主体的に自分のこととして考えることができ、やがて自己決定ができるようにかかることが大切であることを伝えました。


◆演習1 電話での問い合わせの対応方法

 題名:「あのーホームヘルパーさんをお願いしたいのですが・・・」

 2人一組になって、お互いが後ろ合わせになり、介護支援専門員役と相談者役になって演習を開始しました。

 皆さんは、はじめは後ろ向きに演習を始めましたが、時間経過とともに、相手の顔が見えないことに対して不安を感じたようで、ついには横並びになって会話をしたり、最終的には向き合ってジェスチャーをまじえての会話となっていましたね。

 この演習を通して、援助者として電話を受けたときに、相談者の訴えを聞きつつも、援助として、会話をどのように展開していくかを常に意識していくことの難しさを実感されたようでした。

図1 受講生は研究熱心.jpg

図1 受講生は研究熱心




◆演習2 アセスメントの視点の理解

 午後からはEさん事例を活用して演習シート3を作成しました。

 「必要と思われる情報」「その情報はなぜ必要か」を表現していただきました。皆さんは必要と思われる情報についてはすぐに書き込むことができましたが、その情報がなぜ必要なのかを表現することは難しかったようです。

 そこで、KJ法を活用して、Eさんの「できていること・できていないこと」をワークショップ方式で表現していただきました。するとどうでしょう。島づくりの名前はその情報がなぜ必要なのかという答えでした。また、皆さんの表現してくれた言葉は、「ICF概念の考え方」との違いはありませんでした。

 このグループワークを通してお互いの存在を大切にしようとする気持ちが芽生えてきたようで、最終段階で「島づくりをまとめて自由に絵で描いてください!」と伝えると、各グループが試行錯誤をしながらステキな表現方法でまとめることができました。


図2 成果物.jpg

図2 成果物



 いつも感じることですが島根県の方々は団結力が強く絵心がありますよ。(ホント!)

 本日の講義及び演習は皆さんの成果物を眺めながら終了しました。


(つづく)
posted by さとうはあまい at 21:06| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場75日目 松江編

2007年2月6日 火曜日



於:島根県くにびきメッセ

島根県社会福祉協議会


介護支援専門員実務研修

1日目



◆本日の研修内容


 介護支援サービス〈ケアマネジメントの基本〉(講義)



◆人とのかかわる時の心がまえ


1、自己理解・他者理解
2、介護支援専門員としての心がまえ


 昨年10月に行われた、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格された約100名の方々とかかわりました。佐藤が会場へ入ったときも、皆さん、おしゃべりもせずに緊張された面持ちで椅子に座っていましたね〜。


図1 くにびきメッセに到着。確定申告はお早めに!.jpg

図1 くにびきメッセに到着。確定申告はお早めに!



 佐藤は、自己紹介のあと、皆さんに「なぜ介護支援専門員の試験を受けたのか?」、その動機をノートに書き出していただきました。

 その間に佐藤は会場をまわり、皆さんが書いてくれた内容を確認してまわりました。実は、佐藤自身がこの時間に自分の緊張をほぐしていました(笑)。

図2 さて研修開始!jpg.jpg

図2 さて研修開始!



 皆さんが書いていたのは「職場にいて受験資格を得たから」「会社からとるように言われたから」「自分の役にたつ資格だから」等、動機は様々でした。

 佐藤はどのような動機があったにしても、皆さんは今回の介護支援専門員実務研修受講資格を得ることができたわけですから、自分が大変な思いをして試験に合格したということに、誇りとプライドをもって欲しいと伝えました。

 皆さんは一様に目を輝かせて聴いてくれました。そうですよ、自分でがんばって取得した資格なのですから、どうぞ自信を持って活躍してください。そして自分を大切にしてくださいね。

 今回、佐藤の担当はケアマネジメントの基本についてでした。

 佐藤は介護支援サービスにおいて必要な「他者とのかかわり方」について話しました。はじめはテキストを活用して内容をご紹介しておりましたが、やはり皆さんの反応は鈍い。昼食後で一番心地よい時間ですもの(笑)。

 ですから、皆さんのお疲れをほぐすために、佐藤の研修ではおなじみの「肩を揉む行為」を行っていただきました。

 「はい、みなさーーん。体を伸ばしましょう!」

 「お疲れでしょうから、前にいる方の肩を揉んでください!」

 と言いました。

 すると、会場からは「失礼します!!」という声を聞くことはできましたが、「肩を揉んでもよいですか?」と聞いた方はいませんでしたね、やはり(笑)。

図3 定例イベント開始.jpg

図3 定例イベント開始




図4 ケアマネさんはお疲れ気味.jpg

図4 ケアマネさんはお疲れ気味



 そこで佐藤は「介護支援専門員の皆さんは利用者の方に同意を得ることが大切ではないのかしら?」といったとたん、会場から「そうだった!」と思わず笑い声が聞こえました。そうです。介護支援専門員の基本は「利用者に同意を得る」ことなんですよ。

 この時間を経て、参加者の方の気持ちもほぐれて会場の空気もみるみる和んでいきました。その後で皆さんに「自己理解・他者理解」について考えていただいたのです。対人援助をする介護支援専門員にとって重要なことはまずは自分を知ることなのですから。

 自分はどのような人間だと思っているかを書いていただき、次に、自分にとって大切な他者について考えていただきました。このときに自分のことを表現することの難しさ、他者についてはいろいろと思い浮かべることが出来ることを実感していただきました。

 次に「居宅サービス計画」を作成するときに必要な能力として、生活行為の捉え方を考えていただきました。

 皆さんに理解しやすいようにまずは自分が朝起きてから顔を洗うまでの手順を表現していただきました。すると、「起きる・トイレに行く・降りる・新聞を取る・朝食を食べる」などの行為を書いてくれました。



 ここで、佐藤はこのような行為は誰が見ても想像が出来る行為ですが、「起きる」をひとつとっても、

 ・朝が来たことを認識できるかどうか。
 ・起きようという気持ちがあるか。
 ・布団をどのようにはずすのか。
 ・起き上がるにはどのようにしているか。
 ・立ち上がるにはどのようにしているか。
 ・さらに歩き始めるときはどうしているのか。
 ・どのようにドアを開けるのか。

図5 スタッフも一体の研修.jpg

図5 スタッフも一体の研修



図6 ひたすら研修は続くのです!.jpg

図6 ひたすら研修は続くのです!




など。ひとつの行為をおこなうためにはもっと細かな行為の分析が必要だということを考えていただきました。

 そして、自分が常日頃している何気ない行為に興味を持つことにより、利用者の方のアセスメントの視点が生まれることを伝えました。さらに、もう少し細分化して行為について考えていただくために今度は自分の排泄をする手順を書いていただきました。

 介護支援専門員実務研修を受講している皆さんは、すぐに佐藤の伝えたい内容を理解できたようで、自分の排泄行為の手順について、先ほどの朝起きて洗面までの行為よりも細かく文字で表現できていましたね。

 このように利用者にサービスを選択していただくときにも、生活の行為の細分化を意識してかかわり、必要なニーズを導き出しましょうね。

図7 研修終了後、カラコロ工房へ潜入.jpg

図7 研修終了後、カラコロ工房へ潜入



図8 今日1日に乾杯!.jpg

図8 今日1日に乾杯!


(つづく)
posted by さとうはあまい at 20:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

今週の応援現場74日目 浜田編

2007年2月1日 木曜日



於:浜田市総合福祉センター

島根県社会福祉協議会 

介護支援専門員基礎研修

(ケアマネジメント点検演習)

4日目




今日は皆さんにネットワークつくりについて考えていただきました。


【本日の研修説明】

 研修手法は「KJ法」を使う。


図1 研修風景 その1 新.jpg

図1 研修風景 その1




★ワークショップ開始

1、各自「助かっていること」「困っていること」を、ポストイット1枚に1個、
  文字で表現し模造紙に貼り付ける。

2、出されたポストイットの項目を同じような内容でまとめる(島づくり)。

3、模造紙上で出された内容をまとめていくときに自由な発想を用いること。
  各グループの思いや考えを伝えるために絵画を用いて表現してもよい。

4、まとめた島について、助かっていることを維持するためにはどうすることが
  重要か、また、困っていることを解決する手立てを考える。


 佐藤は結構このワークショップをおこないますが、会場によってはなかなかポストイットに表現することに抵抗を感じて出てこない場合もあり、佐藤自身が対応に苦慮することもあります(ただの説明不足なだけ?・・・)。でも、皆さんは、それはそれは元気一杯にポストイットに自分の考えを表現されていました。これはとても素晴らしいことですよ。

図2 研修風景 その2 新.jpg

図2 研修風景 その2



 予定では10:30AMから、グループ発表を考えておりましたが、皆さんが熱心に作業をしていたので、発表の開始が10:45AMになってしまいました(まぁしゃーないわさ)。


★皆さんの発表内容および成果物(写真)


図3 成果物 新.jpg

図3 成果物



★グループ名

 のんびりあせらず、ゆっくりとチーム(カタツムリの絵)。
 苦しいときの神頼みチーム(とりいの絵)。
 ケアマネ埋没林チーム(大きな杉が伸びだしてくる絵)、ハートと星で表現。
 どんちっち(ザ)ネットワーク(海のなかの魚の絵)。
 たかくな〜れチーム(風船で吊り上げた思い)。
 グループホームの悩み(野菜でまとめた絵)。
 みんなで手をつなぐ〜田舎の底力〜。


 皆さんの表現した絵にはそれぞれのグループの思いが感性豊かに表現されていました。


★助かっていること

 行政の理解が得られる。訪問を待っていてくれる。
 いろんな職種があって情報交換ができる。
 地域、法人の中にサービス事業所があり連携しやすい。
 民生委員の協力がある。
 信頼できる事業所に支えられる。
 相談で助かっている面は上司や先輩からアドバイスがもらえる。
 統一した連絡帳があるために色々な情報を得ることができる。
 暖かい環境があるのではないかと気づくことができた。
 GHで良かったことはイチゴの一島のみ(スタッフの連携がある)。
 感謝していること。
 スタッフから情報を頂いている。等


★維持していくために

 積極的に今の状況を維持できるように意識的にかかわる。
 一緒にして行こう。
 積極的に感謝をしていることを伝えていく。
 笑顔で元気に接していく。等


★困っていること

 トイレがない。
 山間部のために十分なサービスがない。
 市が貧乏である。
 自分に自信がない。
 研修に出るのに体制をつくるのが大変。
 インフォーマルサービスを導入する方法が大変である。
 サービスの数はあるがショートステイの数やヘルパーの数が少なくサービスを提供
  することができにくい。
 自分の立ち位置がわからない。
 介護予防の説明をするのが大変。
 ご近所付き合いGH・地域との交流が少なく困っている。等


★解決策

 自信づくりは自分を誉める。
 日程調整ができきるローテーションを考えていく。
 みずから研修に参加していくこと。
 仲間を作る。
 解決する方法が具体的に表現されました。
 スキルアップ。
 インファオーマル・フォーマルなサービスを増やしていけるように働きかけてい
  く。
 グループワークを通しても客観的な視点が必要だということを共有できたようで
  した。等

 佐藤の役割はここまでです。
 
 最後に佐藤からのメッセージ「自分にある能力を最大限に活用できること、自分の存在価値。他者の存在価値を大切に思うこと、そしてあなたらしい支援を展開してください。」

 今回のかかわりから得た情報を活用してネットワークつくりに挑戦してみてくださいませ。

図4 海辺をゆく 新.jpg

図4 海辺をゆく


図5 浜田での1日が終わる 新.jpg

図5 浜田での1日が終わる


(つづく)

posted by さとうはあまい at 19:13| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

今週の応援現場73日目 浜田編

2007年1月31日 水曜日


於:いわみーる

島根県社会福祉協議会
 
介護支援専門員基礎研修

(ケアマネジメント点検演習)

3日目



 本日は会場をいわみーるに移動しての開催です。

 新たな会場で事務局の方がグループワーク用の机の配置やイスの配置を行っていると、皆さんが積極的に手伝ってくれたので助かりました。人とのかかわりの中では、このような思いやりが大切なんですよね。


【本日の研修内容】

・講義

 施設・居宅サービス計画と個別援助計画の違いについて。


 佐藤は、介護支援専門員の立てる計画とサービス提供事業所の作成する「個別援助計画」の違いについて説明しました。

 さらに、「援助」とはどのようなことなのかを「洗濯物を干す」という場面設定で手順を書いていただき、「可視的行為」と「不可視的行為」の存在に気づいていただきました。


★昨日に引き続きグループ内で事例検討

 皆さんお互いの存在価値を頼りにできる関係になったようで活発な意見交換ができていましたね。


★今回の事例検討をおこなって見て気づいたこと、考えたことを共有する

1、自分で考える。

2、グループで共有する。

3、会場で共有する。


皆さんから寄せられた感想です(抜粋)。

□ GHの介護支援専門員同士で集まる機会がなかったので、こういう機会をもうけ
  てもらい交流ができて良かった。

□ 自分が、事例に対して非審判的態度をとることができずに、解決策や答えを考え 
  てしまうことに気がついた。

□ 相手に考えさせる時間を持つことが難しいことが理解できた。

□ 事例を発表する方の思いや考えを引き出すようにかかわろうと考えながらかか
  わったが、思いを引き出すことばをかけることが難しかった。

□ 事例検討を通して、自分のものごとを考える視点に変化があった。

□ 発表を通して自分の仕事が大変だという思いを聞いてもらい、いつもなら大変さ
  も当たり前だと思っていたが、今回は大変な仕事だということを納得することが
  できた。

□ グループで話をしているうちに悩みを解消できた。


★全体で事例検討

 佐藤が事前に参加者の皆さんの事例をから選出しておいた事例を用いて、会場全体で事例検討をおこないました。発表者は居宅・GH・施設・介護予防の立場でプランを立てている4人のメンバーです。

 事例発表のときに会場から、司会者・書記・タイムキーパーなどを選出したところ、皆さんが積極的に役割を引き受けてくれたので、おかげでにぎやかな事例検討ができましたね(笑)。


★今回の事例検討のポイント
(自分達で事例検討をおこなうときにも活用してくださいませ)

・1グループは6人程度が望ましい。

・発表者・司会・書記・タイムキーパーの役割を分担する。


 そして段取りとして、

 @ 発表者が事例を発表する。

 A 質問(質問はため込む・すぐに答えない)。

 B 発表者は質問に対して整理して答える。

 C 同調や有効なアドバイスを聞く。

 D 本人の気持ちを話す。

 です。


 事例検討は発表者の考えを否定したり、批難したりする場ではありません。参加者が事例検討を終えてお互いに良い時間を共有することができたと認識できるように協力をしましょうね。

(つづく)

posted by さとうはあまい at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場72日目 浜田編

2007年1月30日 火曜日

於:浜田市総合福祉センター

島根県社会福祉協議会 

介護支援専門員基礎研修

(ケアマネジメント点検演習)

2日目



 昨日に引き続き、佐藤は会場で皆さんを出迎えました。皆さんは元気よく「おはようございます!」と挨拶をして入ってきてくれました(笑)。


【本日の研修内容】

★昨日の続き「目標設定」の視点の共有

・グループワーク

 目標設定を立てるときの視点についてグループ内で話し合い、次に会場で共有します。この間に皆さんは十分にお互いの存在を認めることができる間柄になってきましたので、会場はすぐに皆さんの声でにぎやかに包まれました。

 目標設定に対する視点では、改めて目標を見直したときに、目的と目標との違いを考えないで立てていました。長期目標・短期目標のつくり方が難しい、などの感想が出ていましたね。


・講義「目標設定の考え方について」(国際生活機能分類の理解)

 そこで、佐藤は、介護支援専門員がアセスメントをしてニーズを引き出し、目標設定をするまでの視点の説明をしました。このときに用いたのは介護支援専門員実務研修テキストです。皆さんはこのような内容を聞いたような、聞いていないような、という表情をされていました。

 この中で佐藤は、欲求とニーズの違いや目的と目標の違い。さらには人間が行う行為について考えていただきました。皆さんは熱心にメモを取りながら「そうか」と何かに気づかれているようでした(気づきがたい大切なんですよ、気づきが!)。


・講義相談援助技術

[バイステイックの7つの原則]
 この相談援助技術を活用する時には相談援助技術の手法を意識していないと活用できないこと佐藤が体を張って説明しました(いつものごとく・・・)。

 その甲斐があって、皆さんは、利用者の感情を表出させることの難しさや、介護支援専門員が非審判的態度を実行することの難しさを、身をもって理解されたようでした。


★事例検討の手法

1、各グループで「発表者・司会・書記・タイムキーパー」を決める。

2、限られた時間の中で検討をする。

3、記録者が記録を担当するので、他の参加者は発表者の考えに興味を持って聞く。

4、最後に司会は検討内容をまとめる。

5、事例検討を記録した「検討シート」は事務局がグループの人数分をコピーして皆さんへ戻す。


 午後からは皆さんが待ちに待った各自の事例検討に突入しました。実は事例検討こそがまさしく相談援助技術の発揮どころなんですよね!!

 佐藤が事例検討の手法について説明をしてからいよいよスタート。1事例について30分から45分で行うように伝えてスタートしましたが、グループによっては1事例に付き20分程度で終わらせたところや、45分経過しても終わらないところなど様々でした。

 そこで、事例は短時間で済ますと提供者が新たな気づきを得ることができにくいこと、また、長くおこなえばよいものではないことを伝えました。そして、会場の中の一人の参加者の方の事例を活用しながら事例検討のロールプレイをおこないました。

 佐藤はロールプレイを通して、事例検討は発表者の作成したサービス計画を批難する場ではないこと。作成者が、計画を作成するときに、どの部分で、どのように悩み、何に困っているかを発表者自身が気づくことができること。そのためには、発表者と同様な事例を経験した人から、同調する意見や、有効なアドバイスを伝えあう場であることを伝えました。

 事例検討は活発におこなわれ終了の時間を迎えました。このような活発な議論ができたのも、お互いがお互いに、自分を知っていただくこと、他者に興味を持って話を聞くことができたからだと思います。

(つづく)
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2007年02月06日

今週の応援現場71日目 浜田編

2007年1月29日 月曜日


於:浜田市総合福祉センター

島根県社会福祉協議会 

介護支援専門員基礎研修

(ケアマネジメント点検演習)

1日目
  

 島根県は、東西に長い面積を有している県です。そのため、介護職員に対する研修は東部(松江地域)と西部(浜田地域)とに分割して実行されています。

 介護支援専門員の基礎研修も同形式で行われて、松江地域の研修はすでに終了しております(詳細は今週の応援現場61〜64にて掲載しています)。

 今回は浜田地域の介護支援専門員の基礎研修を担当しました。会場で準備をして待っていると、参加者の方が、緊張した面持ちで会場に入ってきました。いよいよスタートです。(実は佐藤だってどきどきしているんですよ!)

図1 会場の浜田市総合福祉センター 新.jpg

図1 会場の浜田市総合福祉センター


図2 研修の挨拶に立つ佐藤 新.jpg

図2 研修の挨拶に立つ佐藤




【本日の研修内容】

★事例の整理(自分で作成した事例を指定の用紙にまとめてもらいました。)

・「利用者・家族の要望や希望」を記載するときの「視点」について整理する。

1、各自で「出来ていたこと・出来ていなかったこと」を整理する。

2、各自で整理した内容をグループで共有する。

3、いくつかのグループから発表をしていただき会場で共有する。

・長期目標・短期目標の設定を整理する。

1、各自がその中で「気がついたこと・考えたこと」を整理する。

2、各自で整理した内容をグループで共有する。

3、グループで共有した内容を会場で共有する。

・アセスメントからサービスの活用方法を選択するときの視点として事例を整理する。

1、各自がその中で「気がついたこと・考えたこと」を整理する。

2、各自で整理した内容をグループで共有する。

3、グループで共有した内容を会場で共有する。


 はじめに、自分の作成した事例の整理を個別に行い、その後グループに分かれて、各自がそれぞれの場面で気づいたこと。考えたことを共有しました。その後、グループで出された内容を発表していき、出された内容を全員で共有しました。

図3 いつものようにグループワーク 新.jpg

図3 いつものようにグループワーク


 このような作業を繰り返すうちに皆さんははじめの緊張もほぐれて、お互いに自己開示をすることが出来、グループデイスカッションはにぎやかにおこなわれていきました。


★人とのかかわり方の説明(講義)

・「自己理解・他者理解」について説明する。

1、ストローク図表の作成する。

2、自己理解・他者理解をもつ。

3、自分はどのような人間であるかを考えてみる。

4、他者理解をもつ。

 まず、参加者同士が自己紹介をする。次にあなたはどのような人間と感じたのかを書く。お互いに他者に抱いたイメージを伝え合う。伝えられて方はいわれたイメージについて否定をせずに素直に受け取る。

5、再度ストローク図表を説明


図4 ケアマネは研究が大事 新.jpg

図4 ケアマネは研究が大事


図5 研修風景 新.jpg

図5 研修風景


図6 ...お昼ごはんをいただきました 新.jpg

図6 ...お昼ごはんをいただきました



 午後からは、介護支援専門員に必要な対人援助及び人とのかかわる方法ついて話をしました。まず、対人援助をしている人々は、他者を知る前に、自分を知ることが大切です。佐藤は、皆さんに、「自分はどのような人間である」と考えているかを文字で表現していただきました。

 次に、グループで自分の前に座っている方と、今日、起きてから会場まで来るまでの間に、遭遇した出来事を伝え合っていただき、この会話を通して、お互いがどのような人だと感じたかを伝え合っていただきました。その後で、自己紹介をかねて、自分が思っている自分は「このような人間である」と相手に伝えていただきました。

図7 スタッフの援助は欠かせない力 新.jpg

図7 スタッフの援助は欠かせない力



 皆さんはこのような場面を通して、自分の考えている自分と他者から見られる自分には差異があることに気が付かれたようでした(だから他者の援助は難しいんだよね)。

 この場面では会場内がお互いの気持ちを伝え合うことで、会場がにぎやかになり佐藤がそろそろ止めてください!と叫んでもなかなか話はストップしませんでした(笑)。

図8 まだまだ熱い研修はつづく! 新.jpg

図8 まだまだ熱い研修はつづく!



 このようにお互いが「自分の存在価値・他者の存在価値」を認めるということがストロークです。皆さんにとってこのストローク交換は気持ちの良い時間だったようです。

図9 高台からみるマリン大橋 新.jpg

図9 高台からみるマリン大橋


図10 夕食はとんかつをいただきます! 新.jpg
図10 夕食はとんかつをいただきます!


(つづく)



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2007年01月16日

今週の応援現場64日目 松江編

2007年1月10日 水曜日



於:島根県社会福祉協議会(島根県福祉人材センター)


 介護支援専門員基礎研修も、本日が最終日です。はじめに、昨日の「個別援助計画書の補足説明」をしてから、佐藤のビデオ「勝浦さん事例」について見ていただきました。

 そして、参加者の方々にネットワーク作りについて考えていただくため、「可視的介護行為」と「不可視的介護行為」について補足説明をしました。

 皆さんは、佐藤の講義にうなずきつつ聞いてくれました。佐藤は、まず介護支援専門員さんが「介護行為」に興味を持つことから、アセスメントへの視点が開けていくと考えているので、これはなかなか良い兆候だと思いました。

 次に研修内容を振り返り、現時点で「理解できたこと・理解できていないこと」を各自で整理をしていただきました。

 15分くらいでしたが、皆さんが真剣に今の気持ちをノートに素直に表現している姿を見て、佐藤はちょっと感動しましたねぇ。ほんと、プロなんだから技術向上は真剣にやらないと。

 そして、研修内容についての自己評価を十分に考えていただき、各地域でグループを作っていただきました。ここからがネットワーク作りになります。「いつもの」KJ法を用いて介護支援専門員として、「理解していること・理解出来ていないこと」さらには「学んでみたいこと」「ネットワークが出来たら希望すること」などをポストイットに書きこんでいただき、それを模造紙にぺたぺた貼り付けていただきました。

図1 成果物作成中(1).jpg

図1 成果物作成中(1)


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図2 成果物作成中(2)


 KJ法をスタートするときに、佐藤が「ポストイットに文字を書き込んだらそのポストイットを自分の手元にため込まないでくださいね!」と伝えていたのにもかかわらず、作業がスタートしたとたん、自分の考えを書いたポストイットを自分の前にため込む人が見受けられたので、佐藤がグループ内に“出没”して、各自が抱えているポストイットを見える位置へ移動して行きました。

図3 かたちになりつつある成果物.jpg

図3 かたちになりつつある成果物


図4 これからが“プロのケアマネ”の道.jpg

図4 これからが“プロのケアマネ”の道


 一定の時間経過の後、皆さんのテーブルの上の模造紙はポストイットで見事に埋まって行きました。その様子を喜びながら、佐藤は次の“指示”を出しました。それは、皆さんが貼り付けたポストイットを眺めて同じような内容どうしで仲間を作っていきましょう。そして同じような仲間の「島」を作ったらその仲間に名前をつけて識別をしましょう、「島」作りは自分達の好きなように作ってください、とも説明しました。

 そして、約1時間後にはそれぞれステキな内容の「島」が出来上がりました。それは研修計画であったり、これからして見たいことなどでした。その後、各グループで作成した模造紙を会場の仲間で共有できました。


★ユニークなグループ名が勢ぞろい
「お年寄りの笑顔を中央に島をまとめてみましたグループ」「私を誉めて、もっと勉強をしたいグループ」安来地域の方は「どじょうネットワーク」として各町のシンボルマークを活用して島作りをしていました。
 他に「楽しいお正月」「ケアマネはひまわりのように明るく」「ケアマネが風船を束ねている様子」「ケアマネ業に夢を乗せて」「出雲市(チームキュート)」「清く正しく美しく」
「その人らしいに思いをこめて」
また島根の方言をグループ名に活用した「だんだんグループ」(だんだんとは島根県の方言で「ありがとう」という意味です。隠岐の島の仲間から「らもこんたもきばらーや」グループ(私もあんたもがんばろう)。
そして、こんなグループ名も飛び出して佐藤はびっくり(会場を周っているときにすでに見ていましたが) 「佐藤ちよみ先生ステキ」グループ(勘違い? いやーこのように捉えていただき講師としてこの上ない幸せでしたよ。ありがとう)。

★グループ内で出された内容〜模造紙に思い描いた文字〜
・情報を共有したい。
・地域にあるインフォーマルなサービスを知りたい。
・お互いの思いを引き出す手法・在宅に向けて地域に向けての思い。ネット ワーク作りを行い、地域でのかかわりを深めたい。
・施設・居宅に区切ることなく計画書の作成演習・対人援助技法を活用した い。
・成年後見制度・アセスメントケアプランなどを学びたい。
・ケアプランの中に栄養アセスメントを入れたい。
・サービス担当者会議・面接技術・カンファレンスのかかわり方。サービス との情報交換・接遇などを学びたい。
・他のケアマネの担当者会議の様子を見学したい。
・肯定的ストロークの傾向が理解できたので自分の周りで「肯定的ストロー ク」を発信していきたい。
・ストロークが大切、利用者本位。連携。基本姿勢。アセスメントが出来な かった。
・社会資源を利用していく。
・担当者会議の開催方法。病院業意図の連携方法・情報の共有・各事業所の 交換方法がわからない。
・医療面での知識をつけたい。
・経営に関する知識を必要。肯定的なストロークが出来ていなかったことを 気がついた。
・ネットワーク作りが必要である。
・事業所の特徴を学ぶ必要がある。
・一年生同士で集まって地域で情報交換がしたい。
 
 なんと出てきた内容は「したいこと」だらけです。ネットワークが出来るかどうかは皆さんの自主性におまかせしますよ。皆さんが発表しているあいだに佐藤がパソコンで打ち続けて記録をしました。もしかしたら違う内容もあるかも知れません。皆さんの熱い思いを感じながら書記をしたのであやふやになっている部分もあるかも知れません。どうぞ、お許し願います。

 今回島根県で皆様と4日間を過ごせたことは、佐藤にとっても非常に有意義な時間となりました。皆さんの熱心なかかわりに「だんだん」です(笑)。引き続き島根県に出没を続けます。再会を楽しみにさせてください。佐藤は常に皆さんのそばにいますからね〜・・・・・。佐藤がほうり投げられないようにせねば!

(つづく)

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今週の応援現場63日目 松江編

2007年1月9日 火曜日



於:島根県社会福祉協議会(島根県福祉人材センター)



●介護支援専門員基礎研修事例検討3日目


 本日は昨日までの会場と代わって、合同庁舎の会議室にて研修を行いました。なかなか会場内が暖かくなりませんでしたが、皆さんはすでにやる気満々。笑顔で佐藤を迎えてくれました。いやー。それにしても元気だこと!

 本日は皆さんの事例の中から、佐藤が前もって選抜しておいた事例を活用して全体で「事例検討」を行いました。

 施設2件、在宅2件(1件はグループホーム)。まずは、老人保健施設から在宅に復帰された事例。次に、長期に施設を利用されながら、施設の中での生活を「その人らしく楽しんで生活をしている」事例。グループホームで生活しているが本人らしい生活が援助しにくく「対応方法に苦慮」している事例。さらには、在宅でサービスを活用しながら元気になられた事例。を参加者の皆さんと共有しました。

★全体での事例検討の手法
 1、発表者の事例は参加者分をコピーする。
 2、発表者は壇上にて発表する。
 3、司会・書記・タイムキーパーは会場より選抜する。
 4、1事例は30分検討を行う。

 事例検討がスタートして佐藤が始めに感じたことは、発表者や各役割を担当する人々が緊張をすることは理解できますが、会場にいる一人ひとりが緊張をされていているということでした(笑)。

 そこで、会場の中をマイクを持って歩き回り、質問や同意の意見などを求めました。このようなかかわりをしていると、時間経過とともに会場の皆さんがリラックスされてきて、ようやく意見や考えを伝え合うことが出来てきました。

 今回の全体の事例検討の中で、特に良かったところは、グループの中で団結力が芽生えていて、同じグループの方が発表されたときに会場の仲間が「助け舟」を出して、「良かったと思ったこと」を伝えることができた点です。これは素晴らしいこと。

 午後は佐藤から、「個別援助計画」について講義をしました。いつものように「コーヒーを入れる手順」「洗濯物を干す手順」を書き出していただきました。そして、介護支援専門員として「介護行為」を意識することの重要性について述べ、更に「介護行為」には目に見える「可視的介護行為」と、目に見えない「介護行為」である、介護職員の「目配り・気配り・心配り・思いやり・腹配り」の部分である「不可視的介護行為」があるということを説明しました。

 ここで、皆さんは「介護行為」についてじっくりと考え、アセスメントの視点を再認識することが出来たようです。会場の皆さんに感想をうかがうと、「目標設定の方法が理解できた」「その人らしい生活を導く方法のヒントを得ることができた」等の声を聞くことができました。ほんとうに良かったです。本日はこれにて終了です。

(つづく)
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今週の応援現場62日目 松江編

2007年1月8日 月曜日



於:島根県社会福祉協議会(島根県福祉人材センター)



●介護支援専門員基礎研修事例検討2日目


 佐藤は、会場で皆さんがくるのを出迎えました(待ち伏せ?)。皆さんは元気よく「おはようございます!」とあいさつをしてくれました。また、昨日すでに皆さんはお互いの「出来ていたこと・出来ていなかったこと」「気づいたこと・考えたこと」を共有していましたので、会場に集まったときからすでに会話が弾んでいたようです。今日はいよいよ各グループで事例検討を行います。まずは、佐藤が、テキストを用いて事例検討の仕方や注意事項を説明。特に他者が発表する事例に対して「批難をしないこと、いいところを認めるように伝えること」。また、質問をするときには「自分はこのように考えるのですが・・・」と質問の根拠として、自分の考えを示しながら質問をすることの重要性を伝えました。

★事例検討の手法
 1、各グループで「発表者・司会・書記・タイムキーパー」を決める。
 2、限られた時間の中で検討をする。
 3、参加者は記録は最小限にして発表者の考えに興味を持って聞く。
 4、最後に司会は検討内容をまとめる。
 5、事例検討を記録した「検討シート」は事務局がグループの人数分をコ   ピーして皆さんへ戻す。

 昨日一日かけて、皆さんはワークショップの中で、自分のケアプランをじっくり見直しながら、お互いの考えを共有していたので、事例を発表するときに他者に対して、臆することなく、素直に発表することが出来て、にぎやかに他者の事例を検討出来ましたね。

 佐藤は、時々会場を周りましたが活発に会話が交わされていましたので、あえてお邪魔をしませんでした。これも昨日の時間があったればこそ、です。それぞれ、1グループ6名ずつ、全ての事例検討が終了したのは15時になっていました。しかし、皆さん、疲れも見せず事例検討の中から、お互いに何かを得たようですっきりされた表情をされていました。

 最後の時間は佐藤から「相談援助技術について講義」バイステイックの7つの原則は意識をしないと活用できないことを説明しました。皆さんはすでにすでに「ストローク」の意味を理解されているのでバイステイックの活用方法の難しさを改めて理解されたようでした。本日はこれにて終了です。

(つづく)
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今週の応援現場61日目 松江編

2007年1月7日 日曜日



於:島根県社会福祉協議会(島根県福祉人材センター)



●介護支援専門員基礎研修事例検討1日目


 番外編で予告したとおり、今日から4日間介護支援専門員の基礎研修で事例検討を担当します。

 佐藤は年末に事務局の方から、皆さんが作成された事例を受け取り、前もって読ませていただいておりました。皆さんが作成された事例を抱えて会場へ入ると、すでに松江会場には120名を超える人々が集合されていました。

図1 会場のいきいきプラザ島根.jpg

図1 会場のいきいきプラザ島根


図2 天気は無茶苦茶.jpg

図2 天気は無茶苦茶


図3 いざ!会場の中へ.jpg

図3 いざ!会場の中へ


図4 たくさんの受講生の皆さん.jpg

図4 たくさんの受講生の皆さん


 皆さんはこれからのおこなう「事例検討」のなかで、「何がどのように展開されるのか」と少々緊張されたようでした。事務局の方が「おはようございます」といっても挨拶をかえすことが出来ない状態でしたからね。

 しかし、佐藤が壇上で「おはようございます!」と挨拶をするとしっかり「おはようございます」と返してくれました。そこで、佐藤が開口一番、対人援助を生業にしている人々ゆえ、「他者の存在を大切にしましょう」という、接遇における挨拶の重要性から伝えました。

 皆さんは「あいさつ」をしなかった(出来なかった)自分の問題に気づけたようでした。さて、今回の研修のポイントについて解説をしていきましょう。

 1日目は事例の整理をしました。事前に各自が作成して提出されていた事例について再分析をしていただきました。詳細は下記の通り。


★事例の整理(自分で作成した事例を指定の用紙にまとめてもらいました)
◆「利用者・家族の要望や希望」を記載するときの「視点」について整理する。
 1、各自で「出来ていたこと・出来ていなかったこと」を整理する。
 2、各自で整理した内容をグループで共有する。
 3、いくつかのグループから発表をしていただき会場で共有する。
◆長期目標・短期目標の設定を整理する。
 1、各自がその中で「気がついたこと・考えたこと」を整理する。
 2、各自で整理した内容をグループで共有する。
 3、グループで共有した内容を会場で共有する。
◆アセスメントからサービスの活用方法を選択するときの視点として事例を整理する。
 1、各自がその中で「気がついたこと・考えたこと」を整理する。
 2、各自で整理した内容をグループで共有する。
 3、グループで共有した内容を会場で共有する。

★人とのかかわり方の説明(講義)
◆「自己理解・他者理解」について説明する。
 1、「自分はどのような人間だと思っているのか」を書く。
 2、愛する他者について「自分はあなたのことをどのような人だと思っているのか」を書く。
 3、ストローク表を作成。

 でも、グループワークがスタートした段階では、皆さん、まだ緊張をされていたようで、グループワークをしていても活発な意見交換が行われませんでしたね。

 そこで、佐藤は各グループにもぐりこみ「自分が出来ていたことや、出来ていなかった」と思っている部分は、他者も同じように考えているでしょうから、グループにいる他者の存在を頼りに、自分の考えを伝えてみること。さらに「他者の発表には興味を持って聞くよう」にとアドバイスをしました。

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図5 研修巡回風景(1)


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図6 研修巡回風景(2)


 次にグループ内での話をまとめて、会場の参加者で共有しました。このようなワークショップの手法を繰り返していくうちにうちに、参加者の皆さんの緊張もほぐれてきて、最終的には「はい! 終了して下さい」と佐藤がわめいても、その声が聞こえないくらい元気に議論が出来るようになっていたのです。そうです。「自分の存在・他者の存在」を認めると熱く語りあえるようになるのです!

 最後にストローク図表を作成をしていただきストロークについて簡単に説明。他者の存在を頼りにするという部分では、佐藤が実際に行った事例を披露。参加者の皆さんにも家に帰ったら実行するように話しました。

図7 まだまだ熱い研修はつづく!.jpg

図7 まだまだ熱い研修はつづく!


 本日の研修はこれにて終了! 皆さんは他者の援助をする前に「自分が他者とかかわるときの傾向性を認識していること」の重要性を理解できたようでした。まずはここまで。

(つづく)

posted by さとうはあまい at 15:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

今週の応援現場59日目 印西編

2006年12月21日 木曜日


於:印西市役所 介護福祉課 地域包括支援センター


 今日の研修は午後からです。午前中に移動すればよいのですが、少し早めに家を出ました。行き先は門前仲町。ここには江戸最大の八幡さま「富岡八幡宮」があるのです。

 永代通りを少し歩くと大鳥居があります。これをくぐると左側に、日本ではじめて日本地図を作成した、伊能忠敬の銅像があります。境内には日本一の黄金神輿なども奉納されていました。いそいそと参拝をすませて恒例のおみくじをいただきました。
(このところ大吉から見放されている佐藤ですが今回も。しかし内容はまずまず。)

 ここまで来たからには、深川のお不動様にもお参りをせねばなりませぬ。深川めしが炊き上がるような、おいしそうな香りのただよう参道を歩いてお参りをしました(笑)。

 さて、いよいよ研修会場向けて出発! なんとかややこしい経路を経ましたが、千葉県北総鉄道の千葉ニュータウン中央駅へ到着。わざわざ迎えに来ていただいた担当者の方の車に乗り込み、一路印西市役所まで向かいました。

 そして早めに着いた会場で、入場される参加者の方々を出迎えました。今回の研修の対象者は「介護支援専門員」さんです。

 言わずもがな介護支援専門員は、介護保険制度でも重要な役割を担う資格なわけですが、いかんせん他者とのかかわりが多いため、俗にいう「燃え尽き症候群」に陥ってしまう方々もいらっしゃるとか。そこで今回の佐藤の研修のテーマは「燃えつきないようにするために」です。
 
 会場内で待っているといつものごとく後方の席から、埋まっていきます。参加者の方に前のほうへ移動するようにお願いをしながら開始時間を待ちました。

 研修のスタートで、まずは「自己理解・他者理解」をしていただきました。「自己理解・他者理解」の手法は佐藤の研修では常に用いるのですが、さすがに介護支援専門員さんは表現応力が高いのでしょう。皆さん、自己をしっかりと認識しいているようで文字をすらすら書き進めていました。

 その後「他者理解」です。最愛の人について、あなたはその人を「どのような人だと思っているのか」を表現していただきました。自分のことを十分に表現できる皆さんでも、他者のことを表現するほうが気持ちが楽のようにみられました。

 その後は恒例のストローク図表を作成。このなかで自分自身の存在をどのくらい大切にしているかという設問の部分を少なく見積もる方が多いので、他者とかかわるときには、まず自分の存在を大切にすることの重要性を伝えました。また、介護の専門家として利用者の前に立つのですから、介護支援専門員としてその役割に対してプライドをもってほしいということを話しました。

 次に介護支援専門員のおこなう相談援助技術の難しさを「バイステックの7つの原則」を活用してTAの理論を交えながら説明をしました。皆さん改めて相談援助技術の難しさを認識したようです。このような相談援助の難しさを意識できれば、今後も他者とのかかわりのなかで相談援助技術を意識して活用することができるようになるでしょう。

 結論として、「相談援助」は技術ですから技術は磨くことが可能です。それによって、自分と自分の仕事の価値を再認識できれば、「燃え尽き症候群」に陥ることは少なくなると思いますがいかがでしょうか。

 会場にいらしたときには非常に硬い表情をなされていた皆さんが、帰るときには満面の笑みを浮かべて帰られましたので、佐藤はホッとしましたよ。

 皆さんの笑顔が利用者の方々に安心感を与えていると思います。ですから、これからも自分自身の存在価値、他者の存在価値を大切にしながら、他者とのかかわりを楽しんでくださいませ!

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図1 深川・富岡八幡宮本殿前


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図2 日本一の黄金神輿の前


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図3 境内の伊能忠敬銅像


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図4 印西セミナー風景(1)


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図5 印西セミナー風景(2)


(つづく)
posted by さとうはあまい at 02:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

今週の応援現場56日目 石川編

2006年12月14日 木曜日


於:石川県社会福祉協議会



 本日から2日間は、石川県主催「主任介護支援専門員研修 ‐事例研究・事例指導方法‐」の講師を担当します。

 この研修をおこなうために、事務局の方から前もって「事例」を渡されていました。さすがに主任介護支援専門員になる方々ですので、その事例の記載方法が素晴らしい内容でビックリ。事務局の方に「事例が素晴らしいので驚きました」と感想を伝えると、実は会場に講師をなさる方々も参加しているとのこと。そりゃそうでしょうね。だから、今日は朝から緊張気味でした。午前中は講義。午後からは演習を交えて話をしました。

 午前中は講義では、事例検討をおこなう目的、事例研究をおこなう意義などについて、「実務者研修テキスト」や「介護支援専門員の基本テキスト」から、必要な場面を抜粋して説明しました。

 参加者の皆さんは「原点をふりかえる事ができた」「事例は難しい」「事例検討をおこなうときに事例に対して参加者から、批判的な言語が出て来たときの対応の仕方を知りたい」等。具体的な質問などがだされました。

 午後からは、「人とのかかわり方の傾向性を知る」ということで佐藤のブログではおなじみの株式会社ヒューマンスキル開発センターの「ストローク図表」の用紙を活用して参加者の皆さんでストローク図表を作成していただきました。

 皆さんは初めてこのような「ストローク図表」を作成されたようで興味深々でした。早速、ストロークの意味やストロークを意識的に活用する手法について説明をおこないました。皆さんは自分の傾向性に気がついてくすくす笑ったりしておりました。

 その後、介護支援専門員がおこなう相談援助技術として一番重要な手法の「バイステイックの原則」について説明。「基本テキスト」の資料をもとにし、さらに佐藤らしく体を張って、TA(交流分析)の理論を活用しながら説明をしました。相談援助をおこなう自分自身の中にはすでに幼い頃から培った「ものごとの見方、捉え方、感じ方、表現の仕方」がすでにあるので、「バイステイックの原則」は意識しないと活用できないこと、実践をすることは非常に大変なことであることを伝えました。

 ですので、相談援助をおこなう介護支援専門員は、相談援助をおこなうときに「バイステイックを意識する必要性」を伝えました。皆さん。改めて難しさを認識されていましたね。

 2日目、皆さんが出してくれた事例をもとに、「事例検討の演習」を行いました。まずは、グループの中でそのグループが検討する事例を選んでいただきました。

 その後、本日の事例検討の趣旨を説明。そして、司会者・書記・タイムキーパーを決めて事例検討をスタートしました。各グループ内では活発な議論がされていました。

 午後からは、各グループ内でそれぞれの役割を演じてくれた方にどのような感想を持ったかをうかがいました。司会の難しさ、書記のまとめ方の難しさ、発表の仕方の難しさを改めて認識されたようでした。その後で、まえもって選別して担当の方にお願いしてありました事例を活用して「模擬事例検討」を壇上でおこなっていただきました。

 司会者・書記は、その場で指名で(突然の指名でしたが嫌がることなく協力をしていただくことができてありがたかったですよ)、限られた時間のなかで検討はスムーズに進められました。

 事例と同じような経験をされた方からの報告、「このような方法もあるのではないか」等。提案も得ることができました。このような検討を進めるときにも皆さんは「主任介護支援専門員」としてのかかわり方を意識している様子がひしひしと伝わってきました。

 最後は参加者の方から出された事例を活用して、工夫された事例報告書の記入方法。更には地元で展開されたインフォーマルなサービスとの連携方法などの事例を発表していただきました。皆さんは共通認識として情報を得ることができました。

 これにて、佐藤の2日間の講義は終了です。事務局の方々が、「参加者の方の表情が「主任介護支援専門員」らしく輝いてきましたよ」といわれ一安心。今回のつながりをもとにして、新たなネットワークが広がっていくといいなと思います。

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図1 金沢駅到着!


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図2 担当の○野さん、お世話になりました!

(つづく)

posted by さとうはあまい at 17:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

今週の応援現場37日目 永田町編

2006年11月11日 土曜日



於:株式会社エス・エム・エス



 永田町にある全共連ビルで、エス・エム・エス主催の介護支援専門員向けの無料セミナーをおこないました。

 内容は、第1部が「ケアプラン作成力UP」第2部が「コミュニケーションスキルUP講座」です。あいにくの雨でしたが50名定員の会場は、ほぼ満席になりました。

 さて、「ケアプラン作成力UP講座」では参加者の皆さんがケアマネジメントの「P・D・C・A」の中のどの部分を強化したいと考えているか、を具体的にうかがいまいた。

 結果として、「居宅サービス計画1の総合的な援助の方針をまとめ方を教えて欲しい」「完璧なケアプランの作成方法を教えて欲しい」(ソフトがうまく対応してくれない等)、居宅サービス計画の目標の書き方等が出されました。とにかく幅が広いので1時間半でこの内容をすべて伝えることは到底無理ですので、この部分を学ぶツールを伝えました。
 ずばり、今年度新たに出された『三訂 介護支援専門員基本テキスト』と『改訂 居宅サービス計画作成の手引き』(財)長寿社会開発センターの購入を勧めました。

 次に、介護保険制度が導入された経緯と介護支援専門員の役割を通して、「ケアプランの作成」を作成することの重要性について話しました。
 つまり、介護支援専門員はケアプランを作成するときに「利用者及び家族等の、できること・できないことを明らかにして、できることを維持していくためにはどのようなサービスが必要なのか。できないところをできるようにするためには、どのようなサービスが必要うなのか。さらにどのようなサービスを、利用することで本人がしたような気持ちになれるのか、を考えるときの「道先案内人である」ということを伝えました。
 そして、介護支援門員は介護保険制度の中のサービスを案内する人なので地域にあるサービスを知っていることが重要であることも伝えました。

 30分の休憩後、「コミュニケーションスキルUP講座」のスタートです。こちらは自己理解・他者理解を中心に話を進めました。まずは「ストロークチェック」です。
 コミュニケーションということばの意味は「伝達」である。皆さんのしていることは利用者・家族等が自分達の現状を見つめることができて、さらに今後の生活を主体的に考えることができるようにするための道先案内人であるので、介護支援専門員のしている援助は「カウンセリング」に近いことを伝えました。
 そして介護業界では、「相談援助技術」といわれる部分であることを説明しました。皆さん佐藤の説明を聞きながら、自分で作成したストローク表を眺めて、自分と人とのかかわり方の特徴に気づくことができたようです。
 
 最終的に基本テキストの中に出てくる「バイステイック7つの原則」について意識しないと使えないことを説明して今日のセミナーは終了です。

 参加者の皆さんは「いやー気持ちが楽になりました」「自分が抱え込みすぎていたことに気づいた」「サービス提供者を頼りにしてもいいんですね」等。ある程度さっぱりとされた表情で帰っていかれました。
 
 介護支援専門員は、介護に携わっている人々からすれば、介護の専門家の頂点にいる人々です。だからといって、すべてを知っていることは困難なことでしょう。だけど、詳細を知らなくても、聞かれた内容がどこにあるかを知っていることが重要でしょう。

 そのためには介護支援専門員という役割をおこなうときに自分は「何を知っているのか、何を知らないのか」を明らかにして「知らない部分」を1つずつ「知っていること」にかえるようにしましょう。

 そして、自分なりに理解できたときには、理解できたことに対して、まずはその状態で満足することも重要です。自分の理解したこと、できていることに満足できないと、人はなかなかその先に進む気にはなりませんからね。 そして介護支援専門員としての自分にプライドを持って輝いて仕事をしてくださいませ。

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図1 セミナーのはじまりはじまり


図2 必要な帳票類を熱く語る.jpg

図2 必要な帳票類を熱く語る佐藤

(つづく)
posted by さとうはあまい at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

今週の応援現場4日目 北松戸編

2006年9月13日 水曜日


自立支援・介護予防の考え方

〜介護支援専門員に求められる役割〜


「サービス事業所から個別援助計画をいただきましょう!」

 今日は公開講座のため常磐線で乗り継ぎ、「北松戸」駅下車。駅から近くに(といってよいのか微妙だが)、坂道を上ったところ、とあるマンションの1階にその「ヒューマンリソシア あじさいの湯」はありました。

 16:00に到着すると、まだお客様がいらした。「こんにちは」と声をかけると!、「私、この人知らないわ」と当然の反応。おっと! いけない、あいさつの仕方をまちがえました。
 
 気を持ち直して、再びお客様に近造き、「こんにちは。はじめまして、私は佐藤と申します。」と自己紹介。すると今度は、お客様も私の存在を「認めて」くれました。にこにこと微他んだ女性は「こんにちは」と挨拶を返してくれたのでした。

 人との出会いは最初が肝心。本来の目的と違った出会いであっても、初対面では丁寧にごあいさつをしなくちゃいけません。自分で勝手に「慣れて」はいけないのです。

 さて、雨降りの中、22名の参加者の方々の集っていただきました。

 参加者の方から、「介護予防のプラン」作成利用者の方に、「要介護状態」から「要支援状態」になったことを理解していただくことが一番大変、と其悩の告白(!?)されました。

そういえば平成12年の介護保険制度導入のときにも、介護保険制度を伝えるだけで大変だったのを損い出しました。

 そのときの経験から、以下のアドバイス。

 まずは、介護支援専門員として居宅サービス計画の中でどのようなサービスを実行して欲しいと考えているかを明確にすることです。

 次に個別援助計画書は、各サービスで作成してよいことになっていますので、介護支援専門員は、どのような内容が書いてあれば役に立つのか知りたい、という意損をサービス事業所へ伝えておきまししょう。

 そうすることによって、サービス担当者が、個別援助計画書を記載するときに、必要な内容を表現し、提供してくれることでしょう。

 介護支援専門員のみなさーん。大丈夫、利用者にも理解できる力はあるんです! 
 
 「わかってもらえない」とあきらめないください!!

 まだあじさいの湯は、デイサービスとして立ち上がっていろいろ大変なことはあるはずです。しかし、なぜ立ち上げたか、という目標と信念、そして利用者さんはもちろん、職員さんへの損いやりがあれば損いは通じます。

 また、あじさいの湯の職員さん、これからも佐藤に向けてくれたようなあたたかいサポートでご利用者をお迎えください。そして皆さんも自分を大切に! ありがとうございました。

図2 あじさいの湯.jpg

図1 あじさいの湯


(つづく)
posted by さとうはあまい at 13:29| Comment(4) | TrackBack(1) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする