2007年07月17日

今週の応援現場126日目 松江編

2007年7月9日(月) くにびきメッセ



介護支援専門員研修専門課程Tの


対人個別援助技術(ソーシャルワーク)


講義・演習  第1日目(松江1グループ)



 島根県社会福祉協議会からの依頼で介護支援専門員の専門課程T「対人個別援助技術の講義と演習」を担当します。今日はその初日。くにびきメッセの会場は、まさに参加者の皆様の熱気であふれていました。

 会場には以前基礎研修でかかわった人々の懐かしい顔もあり「ほっと一息」。しかし、そうは言っても200名近い参加者の前に立つとさすがに緊張をしますよね〜。

 自己紹介後、早速にパワーポイントを活用し、「面接技術」の説明をしました。次に(株)ヒューマンスキル開発センターのツールを活用して、皆さんのコミュニケーション能力をご自分で測っていただきました。

図1 コミュニケーション技術活用.jpg

図1 コミュニケーション技術活用

※写真をクリックすると大きくなります。以下同じ。


 皆さんは自分達が描いたコミュニケーションの図表を、互いに見比べて「うわー困った。五角形にならないよ〜!」等、様々な言葉を発信していました。

 コミュニケーションを効果的に行うためには「しっかりした自己概念を持つこと」が大事であることや、さらに「自分の感情をうまく取り扱うこと」についての解説を読み上げながら説明をしていきました。


 次は自己理解・他者理解の時間です。まずは、「自分はどのような人間だと思っているか」をノートに書き出していただきました。さすがに介護支援専門員の方々は自分がどのような人間なのかをしっかりと自覚されている方が多く感じられ、ノートに描かれていく文字も表現が豊かな方を多く見ることができました。

 次に「面接演習T」は、隣同士2人一組になって「楽しかった思い出」について語り合っていただきました。佐藤は皆さんがどのように話をスタートしていくかを見させていただきました。すると、椅子の向きを向き合わせて、対面し話をはじめた人々から、クビだけ横を向いている方や、腕組をしながら話をしている人々までいるのです。それぞれの面接している姿は様々ですが・・・。

 佐藤は、皆さんに「今の自分の姿を自覚していただくことが出来るように「そのままの姿で動かないでください」と声をかけてこの場面のままの状態でストップをかけました。

 そして、今は「面接技法」のロールプレイをしているのに、自分の姿が面接をする者の姿勢としてふさわしいかどうか。腕を組まれている方には「自己開示」がしにくい姿勢であるからどうぞ、腕を広げて他者を受け入れる姿勢を示して欲しいことを伝えました。

 皆さんは、照れくさそうに笑いながらも、自分の姿勢をとおし、面接している自分の姿を想像することによって、自分の面接技術の傾向性を感じることができたようですね。

図2 「こうらく」さんの弁当は楽しみ(笑).jpg

図2 「こうらく」さんの弁当は楽しみ(笑)


図3 お腹もいっぱい、さて続きから.jpg

図3 お腹もいっぱい、さて続きから


 午後からは事例を使って「台本を書き換える作業」をしていただきました。この台本を書き換える作業は、佐藤が雑誌「達人ケアマネ」(日総研出版)で連載している「介護支援専門員に必要な面接技術と対人援助技術」のコーナーで行っている手法と同様のものです。

 まずは個別に台本を読みながら自分が登場する介護支援専門員であったら、どのような言葉をかけていくかを考えていただきました。

 このような演習はなかなかする機会がないのでしょう。ですので、はじめは戸惑いを見せていた方もいらっしゃいましたが、徐々に物語に没頭して一生懸命台本の書き換え作業をしてくれました。

 さて、16:00からはさらに自己理解を深めていただくために、(株)ヒューマンスキル開発センターのツールを活用してエゴグラムを作っていただきました。

図4 テーマの要はもちろんコミュニケーション.jpg

図4 テーマの要はもちろんコミュニケーション


 そして、自分が育った環境が今の自分のパーソナリティを形成していること。自分のパーソナリティが他者とかかわるときに不自由をもたらせているかも知れないことを説明しました。皆さんはエゴグラムをつくり、自分のパーソナリティを知り、自分の良い面や悪い面を客観的に認識するこができたようでした。

 これにて、本日の研修は終了しました。さて、明日はグループで台本を作成していきます。

図5 ロードの始まりは快調に終わった.jpg

図5 ロードの始まりは快調に終わった


図6 外は台風4号が迫る.jpg

図6 外は台風4号が迫る


(つづく)



posted by さとうはあまい at 22:44| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

今週の応援現場102日目 飯田橋編

2007年4月22日(日曜日) 東京しごとセンター


「新人ケアマネジャーが学ぶべき、なるほどケアマネ術」

〜不安がぶっ飛ぶ、奇跡の対人法とは?〜

(主催:株式会社SMS、ケアマネドットコム)



昨日のセミナー後、すぐに帰京せずに博多にもう一泊。早朝、雨のなか、箱崎宮へ参拝しました。まぁしかし、残念なことに、箱崎宮は台風の影響で本殿を修理中。そのため、優雅な本殿を見ることはできませんでした(泣)。

とにかく、今日の旅の無事と東京でのセミナーの成功をお願いしておみくじはゲット。ふふふ、大吉を握り締め、福岡空港から羽田空港へ飛びたちました。

さて、今回のセミナーは、飯田橋にある、しごとセンターが会場です。この会場にはすでに数回行ったことがあるので迷子になる心配はありません。羽田空港から飯田橋まで移動してランチタイム! 佐藤が入ったお店は魚専門の定食屋さん。

さすが築地から直送の新鮮な魚を使用しているだけあって、ネギトロ丼に入っているマグロがとろっとしていて美味しかったこと。

この店で働いている人は若い感じの方がほとんど。「いらっしゃいませぇぇぇ! ありがとうございましたぁぁぁぁ!!」のあいさつとともにお客さんにむけられる笑顔がステキでした。

図1 「太りますよ」といわれてもねぇ、ごはんはごはん(笑).jpg

図1 「太りますよ」といわれてもねぇ、ごはんはごはん(笑)


お腹を満たし、春の暴風が吹く中を風に逆らいながら東京しごとセンターへ到着。ロビーにはすでに参加者の方がいらしていて、佐藤の顔を見て会釈を返してくれました。

佐藤も早速笑顔であいさつ。準備を整えて、受付で皆さんを迎えさせていただきました。すると、皆さんが元気良くあいさつをして会場へ入ってくれました。嬉しかったな〜。笑顔とあいさつは対人援助の基本ですもの(笑)。

さて、東京会場には、多くの人々が集まってくださいましたので、小人数形式のテーブル配置ではなく、教室形式でセミナーがスタートしました。まずは、自己理解・他者理解からスタートです。

図2 東京・セミナー風景(1).jpg

図2 東京・セミナー風景(1)


テキストを活用して個人ワーク後、となりの方と自己紹介をしあいました。まさか、他者とのコミュニケーション演習があるとは思わないから、一人で座っていた方々もいましたが、佐藤が席をこちらへ移動していただけますかとお願いし、協力していただきました。

初めて会った人に自分のことを打ち明けるときの恥ずかしさや照れくささ、あるいは気まずさなども感じながら、例のごとく「会場まで来る間に起こったエピソード」を伝え合っていただきました。

図3 東京・セミナー風景(2).jpg

図3 東京・セミナー風景(2)


次にコミュニケーションをとりながら、お互い「この人はどのような人」と感じたかを伝え合っていただきました。このときに「今、感じたことを素直に表現することの大切さ」と「いわれたことを素直に受け取ることの大切さ」を説明すると、会場から「うっそーぉぉぉぉー。恥ずかしい!」との声もわきあがりました。(参加者の方が多い分だけ迫力がありましたよ、ははは。)

それでも協力体制が整っていらっしゃる方々なので、皆さん素直にお互いの感じたことを表現し始めてくれましたが・・・・。

図4 東京・セミナー風景(3).jpg

図4 東京・セミナー風景(3)


演習がスタートすると、しかたがないことではあるが、「はずかしい」「いいえ、とんでもない」と、他者が表現してくれた言葉を素直に受け取ることができない人もいました。また、自分の感じたことを素直に他者に伝えることも、結構照れくさくて、表現するのに大変だった方もいらしたようでした。

そして、次にストローク表を作成。今までこのような心理学のツールを用いて自己分析をしたことがないといいながらもチャレンジ。結果は。いかがでしたか? 佐藤が「自分がもし援助を受けるときに、自分に自信のない方に援助を受けたいと思いますか?」の問いに「自信のないひとでは困るよね」といいながら、自分の作成した表をみて自分自身が自分の能力を小さく見積もっていることに気がつき、思わず苦笑されてるかたもいました。

でも、大丈夫、今回の表は自分で自分を分析して作成した表なのですから。信頼性にはかけますからねぇ(笑)

だから、ストローク表から、自分が他者と関わる傾向性を知り、このような関わりかたをしてしまうかもしれない、という自分の行動原理に気がつくことが大切だということ。
そして、十分に自分の傾向性を認識し、他者と関わるときには他者の能力を頼りすることが大切なことになるということを伝えました。

図5 東京・セミナー風景(4).jpg

図5 東京・セミナー風景(4)


最後に対人援助を行う人は、常に他者と積極的に関わる姿勢を示すこと。そして、他者との考え方に相違が出たときには、他者の考えを変えることに熱心になるよりも、自分自身のその時々の、ものごとの見かた、感じかた、表現のしかた、考えかた、行動のしかたに、少し変化をもたらせることが大切です。まずは、自分から行動変容にチャレンジしましょう!。皆さんの積極的な協力もあって、あっという間に3時間でした(笑)。

終了後、「ありがとうございました!」と佐藤に駆け寄り言葉をかけてくださったかたがたもいて非常に嬉しかったです。改めて、私のほうからも、皆さんと関わらせてくれてありがとう!!

これにて、ケアマネドットコムの無料セミナーはすべて終了しました。開催地がわかりにくかったり、出欠の確認をしなかったりしたために参加を躊躇された方もいらっしゃったようです。参加できなかった方々本当にごめんなさい!!!

また、何かの機会でどこかで会うかもしれません。どうぞ皆さん自分の存在価値を大切にして、他者とのかかわりを楽しんでくださいませ!

(つづく)




posted by さとうはあまい at 15:33| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場101日目 福岡編

2007年4月21日(土曜日) 福岡・新世紀博多ビル



「新人ケアマネジャーが学ぶべき、なるほどケアマネ術」

〜不安がぶっ飛ぶ、奇跡の対人法とは?〜

(主催:株式会社SMS、ケアマネドットコム)


櫛田神社からタクシーで会場まで移動しました。車中、ケータイで担当のかたと会場の位置や目印を確認、そのビルは山王公園近くにひっそりとありました、ありましたぁ!

会場に入るとすでに皆さんはお待ちかね(そりゃそうだろう、5分前だもの。ははは)。今日も小人数なので、皆さんとテーブルの配置を換え、お互いの顔を見て話ができるようにしました。

皆さん、緊張しながらもお互いに「よろしくお願いしまぁぁぁす!」とごあいさつ。
このような、和やかな雰囲気のなかでセミナーはスタートしたのです。

図1 博多・セミナー風景(1).jpg

図1 博多・セミナー風景(1)


まずはこの形式でのお約束事、皆さんに自己紹介をしていただきました。いや〜なんと下関からのきてくれた参加者の方がいてびっくり! ありがたいことです。

まずは、テキストのワークシートを活用して、「自己理解・他者理解」を深めていただきました。自己理解では、自分がどのような人間なのかを考えていただきました。はじめは考えつかなかったかたも、考えているうちに思い当たったようでノートにペンを走らせていました。

図2 博多・セミナー風景(2).jpg

図2 博多・セミナー風景(2)


次に、他者理解をしていただくための恒例のパターンで、2人1組になって、「会場へくるまでのエピソード」を語り合っていただきました。1人は伝える役、もう一人は聞き役をやっていただきました。でもこれがなかなか難しいのよ、ほんと。

他者の話を聞きだすテクニックや、自分の考えていることを他者に伝えることの難しさを実感できたようです。

今回、皆さんが話してくれたエピソードのなかで、1番多かったのは会場がわかりにくく迷ったということ(すみませんねぇ)。そういえば、私もタクシーの運転手さんに番地から、何とか会場近くまで運んでもらい、最終的には担当のかたに迎えに来てもらったんですものね(皆さま、わかりにくくって本当にごめんなさいねぇ)。

演習をする中で、相手の方は自分から見て、「どのような人に見えるか」を考え、テキストに表現していただきました。その後、今テキストに表現した内容を相手のかたに伝えていただいたのです。

このとき、まず伝え手役は、自分の気持ちや考えを相手に伝えます。聞き手役は、言われたことは素直に受けとめます。そして、お互いに役目を「交代」し、それぞれ、伝え手役、聞き手役としてのコミュニケーションをとってもらいました。

そのあと、お互いに相手がそのことばをどんな風に受けとめてくれたのか、また相手が伝えてくれたことばを、自分はどのように受けとめたのか、についてみんなの前で話していただきました。

図3 博多会場の1階に坂本龍馬像が?.jpg

図3 博多会場の1階に坂本龍馬像が?


その結果、私達は他者とかかわる際には、互いに表面に現れている部分だけをみて、互いに「この人はこのような人ではないか」と判断してしまう傾向があること。この表面に現れている部分は、必ずしも本人が、そのように思っていない部分でもあることが確認できました。また、他者に「このような人だ」と良くも悪くも思われてしまった部分は、逆に自分では素直に認めることが出来ない部分の可能性もあること、などを理解していただきました。

そして、相手のことを思いやれば、誰でも自分が感じたことを素直に伝えても良いのかどうか、不安に感じたり、相手が自分に対して感じたことを素直に表現されるとなかなか照れくさくて素直に受け取ることができないなど、人間の心理について「気づいて」いただきました。

図4 博多・セミナー風景(3).jpg

図4 博多・セミナー風景(3)


最後は、「バイステイックの7つの原則」を佐藤が体を張って説明(笑)。特に他者の感情を表現させることの難しさや、自分の情緒を安定させて他者とかかわることの難しさに対して理解を深めていただけました。

最終的に皆さんは、自分が無理せず他者と関われるよう、するためには、まず自己理解を深めることが大切であり、他者と関わるときには他者の存在を頼りにすることの大切さについて理解していただいたようでした。

このようにセミナーは終了しましたが、今日気づいたことをぜひ実践で活用してみてくださいませ。

(つづく)
posted by さとうはあまい at 15:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

今週の応援現場99日目 名古屋編

2007年4月8日 日曜日



於:長円寺会館

株式会社 SMS ケアマネドットコム

新人ケアマネジャーが学ぶべき、なるほどケアマネ術

〜不安がぶっ飛ぶ、奇跡の対人法とは?〜


 今日の研修は午後から。時間が少しありましたので尾張一宮の真清田神社へ参拝。この神社のご祭神はいろいろな経緯を経ていますが、いまは天照大御神の皇孫、天火明命が祀られているといわれています。神社の境内には、ちょうど桃の花が満開で春の暖かさを満喫できました。

図1 花咲く、真清田神社へ参拝.jpg

図1 花咲く、真清田神社へ参拝


 次に熱田神宮へ移動しこちらにもご挨拶。ここもいろいろなご祭神が祭られており、主なご祭神は熱田大神です。ここはすでに何回も参拝に来ているのですが、名古屋にくればご当地の神様達にご挨拶をせねばなりませぬ(笑)。

図2 もはや行きつけの神社、熱田神宮.jpg

図2 もはや行きつけの神社、熱田神宮


 さて、お腹がすきました。最近、これがよく鳴るんですよぉ、お腹が(笑)。

 近鉄神宮前の「鈴の屋」に入り、「神宮定食」とやらをいただきました。これは豆腐田楽を主とし、おからや白和えなど体に優しい、ヘルシーな御膳でした。ご神気と共にいただき、お腹も満たし、気分爽快で会場へと向かいました。

図3 昼は、サクサク、神宮御膳(笑).jpg

図3 昼は、サクサク、神宮御膳(笑)


●研修スタート

 今日の参加者は12名。テーブルをいつもの教室スタイルから、四角いロの字形に変更し、互いに顔を見ながら話し合えるような形に並び方を変更しました。その結果。一人ひとりがお互いの力を借りながら、対人援助に必要な技術を高めることが出来ました。

図4 会場がはちょっくらわかりにくかった.jpg

図4 会場がはちょっくらわかりにくかった


図5 求む! 大吉.jpg

図5 求む! 大吉


 少人数なので、まず皆さんに自己紹介をしていただき、現状での困りごとなどを話していただきました。すると「介護給付から予防給付になって、利用者さんに理解していただくことが大変」「施設で計画を立案しているがどこまで介護支援専門員がするべきか」「自己主張が強い利用者さんとのかかわり方が難しい」「サービス提供事業所とのかかわり方で、なんでも介護支援専門員が解決しなければならないのか」など等。日ごろの悩みがたくさん出てまいりました。

図6 小人数には小人数のやりかたで.jpg

図6 小人数には小人数のやりかたで


●セミナー内容

 1、対人援助に必要な能力「自己理解・他者理解」

 2、ストローク表の作成

 3、相談援助技術

 4、介護行為について
 

 まずは、対人援助に必要な「自己理解・他者理解」からスタート。資料に沿って個人ワークをしていただきました。その後、二人一組になって、他者理解を深めていただきました。次に他者からみた「自分」についての感想を伝え合い、互いの感じたことを伝え合ったあとで、皆さんに「今の気持ち」を発表していただきました。

 皆さんの口から出てきた言葉は、「他者が自分の良いところを表現してくれたので安心感があった」とか、「心が救われる気持ちがした」、「わくわくしてきた」等、どうやら気持ちがよくなるような言葉が多かったようですね(笑)。

 その後、改めて自分が書いた内容と、いま他者が伝えてくれた内容の差異について、互いに話し合う時間をとりました。

 皆さんはいかに自分が「自己否定感や自己防衛」を自身に持っているかに気づくことが出来たようですね。同時に互いに自己開示も出来て、佐藤が「そろそろやめてくださぁぁぁい!」といっても聞こえない(?)くらいお互いの話に熱中していました(笑)。

 次に行ったのは、佐藤の研修ではおなじみのストローク図表の作成です。これは自分が他者とのかかわるときに、どのような思考や行動をとりやすい傾向があるのかを理解するためのツールです。すでに皆さんは他者との交流(参加者どうし)を十分に行った後。ストローク図表の結果をお互いに見せ合って、佐藤の解説を興味津々に聞いてくれました。

 結果として、どうすれば自分に自信を持てるのか。また、いままで他者とのかかわりの中で「思うようにいかない」と思った部分はどんな点かに気づけたようです。こうして自分の問題点や、変化が必要な点を他者からの視点で気がついたとしても、それを実行に移すのは他ならない「あなた(自分)自身」なのです。

 誰でもが自分の素晴らしいところを伸ばし、苦手な部分を克服するチカラを持っています。他者の考えを変えることは困難を伴います。だから、自分の能力を信じていつものなじみの「ものごとのみかた、感じ方、表現の仕方、行動のしかた」に変化をもって対応してみてください。

 対人援助において不自由を感じた場面では、自己理解をふかめ、自らの行動変容からスタートしてみましょう。その先には今までと違った対人援助が行える自分が存在していることでしょう。

図7 得意の向き合って話し合うかたちの研修.jpg

図7 得意の向き合って話し合うかたちの研修


 研修終了後、名古屋テレビ塔前の新名所、オアシス21へ移動。ここには、吹き抜けの地下広場の真上に「水の宇宙船」と呼ばれる施設があります。夜はカップルがべたべたらしいが、今日はまだ明るく、親子連れがたたずんでいました。

 階段を登り天井部分に出ると、そこにはクリスタルな遊歩道が続く、素敵な空間が広がっていました。「まさしく宇宙船」でしたね。中央は地面がガラス張り、その中に水が流れこみ、大きな人口池を作っています。これが絶えず湧き出ては流れているために、水面はお日様の光をあびてきらきら輝いています。この宇宙船の上は歩行する部分は広く作られているので、高所恐怖症の方でもあんまし恐怖を感じないと思います、が(笑)。

図8 オアシス21から見える名古屋テレビ塔.jpg

図8 オアシス21から見える名古屋テレビ塔


 大空にそびえる水の宇宙船を堪能したあと、オアシス21の地下にある芳乃屋で味噌カツ定食とワインをいただきました(お酒お酒お酒〜)。名古屋と言えば味噌かつ(異論は却下!)。キャベツとご飯と赤出し汁はお代わりができるそうです。これがまた美味しかった。これにて今日の研修及び名古屋のプチ番外はおしまいで〜す。

図9 これこれ!味噌かつ定食.jpg

図9 これこれ!味噌かつ定食


図10 ジュンク堂書店 名古屋店をチェック!.jpg

図10 ジュンク堂書店 名古屋店をチェック!

(つづく)
posted by さとうはあまい at 16:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

今週の応援現場98日目 大阪編

2007年4月7日 土曜日



於:中ノ島インテンス

株式会社SMS ケアマネドットコム

新人ケアマネジャーが学ぶべき、なるほどケアマネ術

〜不安がぶっ飛ぶ、奇跡の対人法とは?〜



 本日の参加者の方々は、「ケアマネドットコム」を活用していただいている介護支援専門員の皆さんです。雨が降ってしまったので、参加者の方は予定よりかなり小人数でした。ですので、開始前から会場の方々と、今日も座談会からスタートです。

 なぜ、参加したかをうかがうと、「佐藤先生」の話をきくと元気になれると言われたからといわれてしまいました。元気ねぇ…。まあ元気になるのも大切ですが「役にも立ちたいものです!!!」(笑)

図1 セミナー風景.jpg

図1 セミナー風景

※写真をクリックすると大きくなります(以下同じ)。


●セミナー内容

 1、自己理解・他者理解
 2、介護支援専門員に必要な他者とのかかわり方
 3、相談援助技術

 皆さんとの座談会からセミナーをスタートしたので、資料からは大幅にそれてしまいました。ごめんなさいねー。しかしといってはなんだが、その分個別性を重視したセミナーになりました。

 マズローの欲求の段階を利用者の立場に沿って説明しました。そして、基本的な欲求を十分満たし、さらに利用者が安全安定していると感じてくると、利用者自身が主体性を持って自分のことを考えることができるようになるということを話しました。

図2 情報収集は大切.jpg

図2 情報収集は大切


 このように、利用者が自分の生活を、主体的に考えることができるようになるためにも、介護支援専門員の相談援助技術が大切であることを伝えました。

 さらに、皆さんが他者とかかわるときの傾向性を、ストローク図表を作成して自己分析をしていただきました。最終的に援助をする人が、自分のものごとの見方や、行動の仕方、表現の仕方に変化をもたらすことにより、相手の反応の仕方に変化をもたらすことが出来るかもしれないということを伝えました。その上で、対人援助者は勇気を持って、他者とのかかわり方に変化をもたらすことの重要性を伝えました。

 また、介護支援専門員自身が利用者や家族と相談援助をしていて、うまくいかないと感じたときには、その対応方法を振り返って、逐語文に表現してみること。そうすることにより、自分が他者にとってしまう対応方法の中で、どの部分をどのように変化をさせれば、その後の展開に変化をもたらすことが出来るのか。常日頃の忙しさの合間にたまには自分の対応方法を省みても良いのではないかということを伝えました。

 本日のセミナーはこれにて終了しました。雨の中、中之島まできてくださりありがとう!

図3 疲れて移動、一見、地方の家出娘ふう(笑).jpg

図3 疲れて移動、一見、地方の家出娘ふう(笑)

(つづく)


posted by さとうはあまい at 14:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月04日

今週の応援現場95日目 浜田編

2007年3月23日 金曜日


於:いわみーる

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修(後期)

3日目



◆研修項目

 1、介護予防支援(ケアマネジメント)

 2、介護支援サービスの展開技術の理解

 3、この実習を実践して「できたこと」「できなかったこと」   の整理(KJ法)


 午前中は、介護支援専門員実務研修テキストを活用して介護予防ケアプラン作成方法について説明しました。このときに一番大切なのは、「介護給付」と「予防給付」では介護保険制度から求められることが違うこと。

 利用者自身が、「要介護状態」と同じときの援助を求めても「予防給付」では同じような援助はできないということを、まずは介護支援専門員がしっかりと理解することの大切さを伝えました。その上に立ち、予防給付に移行した利用者とかかわるときには「利用者自身が出来ていること」に着目し、それらを大切に考えることができるように関わることの重要性を伝えました。

 次に、実際の介護予防ケアプランの書式をプロジェクターで映し出して説明しました。基本的には「居宅サービス計画」も「介護予防ケアプラン」も作成していく思考は同じなのですよねぇ。

 さらに、チームアプローチについての説明をしました。特に主治医との関わり方は、どのように関わったらよいのかを、先輩の介護支援専門員から助言をいただきました。

 介護支援専門員として、サービス提供事業所との連携するときの心がまえ、他事業所に対する接遇の大切さについての話もしました。

 午後からはKJ法を用いて、この実習を実践して「出来たこと」「出来なかったこと」の整理をしました。そして、出来たことを維持するためにはどうするのか。出来なかったことを改善するためにはどうするかをまとめていただき、各グループに決意表明をしていただきました。

図1 KJ法:成果物の作成.jpg

図1 KJ法:成果物の作成

※写真はクリックすると大きくなります。(以下同じ)


図2 KJ法:出来つつある成果物.jpg

図2 KJ法:出来つつある成果物



 皆さんはすでにKJ法には慣れてきているので、すぐに作業に取りかかることが出来ました。そして皆さんの伝えたいことを絵でまとめてくださいと言うと、「待っていました!」とばかりにマジックを手に取り、思い思いに作成を完成していきました。

 グループの中にはどのような絵にしようかとじっくり考えこんだところもありましたが、そのグループもしっかりとタイムリミットには間に合うことができました。

図3 KJ法:成果物.jpg

図3 KJ法:成果物


図4 KJ法:成果物 with ベテラン二人 改.jpg

図4 KJ法:成果物 with ベテラン二人


図5 決意表明に期待.jpg

図5 決意表明に期待



 出来上がった成果物を各グループが発表、1つひとつのグループの思いが詰まった素晴らしい決意表明が出揃いましたね。

 これにて実務研修はすべて終了しました。皆様の中にはすぐに介護支援専門員の仕事につく人、しばらくは介護支援専門員の仕事につかない人と様々だとは思います。しかし、それぞれの実践の場でも今回の仲間とのつながりを有効に活用して、それぞれの役割を果たしてくださいませ。

 実務につく方々には7月の基礎研修で再度会うことができます。再会を楽しみにしています。それまで、どうぞ、1人ひとり、まずは自分を大切にして、自分の心を十分豊かにして他者とかかわってくださいませ!

(つづく)

posted by さとうはあまい at 15:52| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場94日目 浜田編

2007年3月22日 木曜日


於:いわみーる

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修(後期)

2日目



◆研修項目

 ・講義「モニタリングの手法と視点」
 ・午後から昨日の事例検討の続き


●講義「モニタリングの手法と視点」

 今日はケアマネジメントの最終段階にあたるモニタリングについて、テキストを活用して皆さんに伝え、その際にケアマネジメントの展開方法についても復習しました。

 再度居宅サービス計画から、各サービス事業所が作成する個別援助計画書原案を受けて開催されるサービス担当者会議の必要性について説明をしました。

 モニタリングについては、テキストを活用して説明をおこない、有効なモニタリングが出来るためにも事前のアセスメント及びインテーク面接の重要性を理解出来たようでした。


●午後からは昨日に引き続き事例検討

 前半は、佐藤が皆さんの中から前もって選別した人々の事例を活用して参加者全員で事例検討をおこないました。このときも事例発表をおこなう人がいるグループの方々が司会者や書記などを担当してくれました。チームワークが素晴らしい!

図1 会場のいわみーる.jpg

図1 会場のいわみーる

※もちろん、クリックすると大きくなります。(以下同じ)



 皆さん、佐藤がおこなう事例検討の手法にだいぶ慣れてきたようで、質問時間の中でも否定的な質問ではなく肯定的な質問が多くでてきて、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。素晴らしいストローク交換ができましたね!

 選抜した人の中には、「自分の家族」を対象に作成された方もいて、家族とすれば、なかなかフォーマルなサービスを活用せずに、インフォーマルなサービスを先行して考えてしまうことを話してくれました。

 皆さんの中にも同じような境遇の方がいらして、家族からの視点として自分の家族と重なり合わせた同調の意見も出されました。誰でもがなるべくならば他者の世話にはなりたくないという思いが表れた事例でしたね。

 その後、引き続き各グループで作成してきた事例検討を続行しました。皆さんが張り切って作成した事例ですから、すべての人の検討をすることが出来てよかったです。

図2 いわみーる前の桜.jpg

図2 いわみーる前の桜


(つづく)


posted by さとうはあまい at 15:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場93日目 浜田編

2007年3月21日 水曜



於:いわみーる

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修(後期)

1日目



 今日から島根県浜田市のいわみーるにて、浜田地域の介護支援専門員実務研修後期がはじまります。前期でかかわった人々との再会を非常に楽しみに会場へ入ると、さっそく皆さんから「おはようございます!」と声をかけていただきました。嬉しいですね。

図1 大事な大事な打ち合わせ.jpg

図1 大事な大事な打ち合わせ

※写真をクリックしていただくとたぶん大きくなります。
 (以下同じ)



◆研修項目


 相談援助業務についてテキストを用いて説明。

 ヒューマンスキル開発センターのツールを活用して、
  自分の相 談援助の傾向性を認識する。

  ・効果的なコミュニケーション
  ・人との関わり方(ストロークの傾向性)
  ・居宅サービス計画・事例検討会

 
 介護支援専門員の業務は、ほとんどが相談援助業務「そのもの」です。ですから、自分が他者とどのような関わり方の傾向性を持っているかを認識することは必要なことです。

 皆さんが「自分の図表」を作成後、その表の見方ととらえ方について説明しました。まずは、効果的なコミュニケーションを行うためには自己理解が大切であること、その上に立ち、相談援助をおこなうときは利用者側に自己開示を求めるばかりではなくばかり、援助者がまず自己開示をすることが大切であると話しました。

 また、自分の感情の取り扱い方を把握しておくことの大切さを伝え、自分の感情を押し殺したままでいると疲れ、追い込まれる原因となるので、時には意図的に感情を発散することを考えたほうが良いこと(意図的に発散する、爆発ではない)を話しました。

 皆さんは自分が作成した表を眺めながらうなずいたり、苦笑されたりしていました。もちろん、この結果がすべてではありません。なにしろ、自分が質問に答え、自分で作成したグラフですから(笑)。あくまでも参考として活用してください。

図2 熱気のある研修風景(1).jpg

図2 熱気のある研修風景(1)



 佐藤が、相談援助をおこなう過程において一番大切にして欲しいことは、介護支援専門員として、他者とかかわり、その結果としてものごとを判断する場合には、介護支援専門員からの一方的なものごとの見方をするのではなく、他者の考えも受け止めながら、様々方向からの、ものの見方を用いて欲しいこと。あくまでも「非審判的態度」を尊重してかかわって欲しいということです。

図3 熱気のある研修風景(2).jpg

図3 熱気のある研修風景(2)



 次に、皆さんが作成した宿題を活用して事例検討をおこないました。佐藤は、皆さんが張り切って作成した宿題をあらかじめ事務局から配送されて一人ひとりの事例を拝見させていただいておりました。その中から、会場の皆さんで共有しようと選抜した人の事例を活用して、これからグループでして欲しい事例検討の模擬をおこないました。このときに会場から司会者・書記・タイムキーパーを会場から募集したところ、前回のグループの方々がすぐに協力体制をつくってくれました。さすが、介護支援専門員の皆さんすでに連携が取れているではありませんか。良かった。



◆各グループ内での事例検討の方法


 1、発表者 → 実習報告用の様式を活用して記載内容を発表。
        基本情報・課題分析・居宅サービス計画書1・
2・3を発表。

2、司 会 → 時間配分を考えて進行する。

3、書 記 → 質問・答え・同調・意見の集約。
発表者の気づき等。

4、タイムキーパー→30分で終了できるように配分を考えて場にタイムを伝える役割。


 各グループで事例検討開始。今回のグループ構成は、前回と変更して男性グループと女性グループに分けました。前回のメンバーと変更があったということもあり、初めは皆さんが戸惑っていたようですが、時間経過ともにお互いに伝えたいことが言えるようになってにぎやかにグループ討議がおこなわれていきました。この日は4件のケース検討ができました。

図4 食気のある弁当風景.jpg

図4 食気のある弁当風景




 途中休憩時間などを設けながら会場を周っていたら、「先生は一人ひとりの宿題に赤字を入れてくれてすごいですね。また、否定的ではなく、肯定的なメッセージを書いてくれてあって励みなります。」と言ってくれた人々がいました。

 確かに皆さん一人ひとりの宿題を見ることは大変なエネルギーがいりましたよ(笑)〜。佐藤からのメッセージが少しでも励みになるのでしたらありがたいです。

図5 緊張感のある発表.jpg

図5 緊張感のある発表


図6 いわみーると出雲大社.jpg

図6 いわみーると出雲大社


(つづく)




posted by さとうはあまい at 15:25| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

今週の応援現場89日目 松江編

2007年3月8日 水曜日



於:くにびきメッセ

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修(後期)

3日目



◆研修項目

1、介護予防支援(ケアマネジメント)
2、介護支援サービスの展開技術の理解
3、この実習を実践して「できたこと」「できなかったこと」の
  整理(KJ法)

 午前中は、介護支援専門員実務研修テキストを活用して介護予防ケアプラン作成方法について説明、そして引き続きチームアプローチについて説明をしました。

 介護支援専門員として、サービス提供事業とのかかわるときの心がまえと、他事業所に対する接遇の大切さについての話もしました。そして実際の援助とはどのようなことをさしているかを動画「勝浦さん事例」を活用してみていただきました。

 皆さんは、援助とは介護行為をさすのではなく、「その人らしい生活」を支えるために、介護スタッフが何気なくしている「目配り・気配り・心配り・思いやり・腹配り」であることが理解できたようでした。

 そして、改めてその人らしい生活を支援していくために必要な居宅サービス計画は、介護支援専門員のための計画書ではなく、利用者・家族が主体的に考えてよいということを納得されていましたね。

 午後からは今回の実務者研修の総まとめをおこないました。

 居宅サービス計画を実践した過程や、各グループで事例検討をして、気がついたこととして、「できたこと」「できなかったこと」をKJ法を活用して模造紙に表現していただきました。

図1 話合って、会話力をあげよう!.jpg

図1 話合って、会話力をあげよう!


図2 KJ法で成果物を作ろう!.jpg

図2 KJ法で成果物を作ろう!



 皆さんが、にぎやかに自分の思いや気持ちをポストイットに表現していく作業を、佐藤は傍観させていただきました。

 皆さんは気づいたかな。一人ひとり、自分がしてきたことや、現在の結果に満足し、生き生きとした表情で作業をしていることに。

 そして、仲間同士、お互いの存在を認めて、そのかかわりを楽しんでいることに。さらにはポストイットに書いた文字が単語だけではなく、自分の思いや気持ちを素直に、なおかつ具体的に表現できていること。

図3 KJ法はひとつひとつが大事なデータ.jpg

図3 KJ法はひとつひとつが大事なデータ


 さすがは介護支援専門員になられた人々です。その表現応力は素晴らしいです。実際、介護支援専門員になって居宅介護支援をスタートすると、他者とのかかわりに疲れてしまうこともあるでしょう。そんなときには、そこで立ち止まって今日のこの日を思い出してくださいませ。何かしら解決する手立てが見えてくるかもしれません。

図4 成果物シリーズ(その1).jpg

図4 成果物シリーズ(その1)


図5 成果物シリーズ(その2).jpg

図5 成果物シリーズ(その2)


図6 成果物シリーズ(その3).jpg

図6 成果物シリーズ(その3)


図7 成果物シリーズ(その4).jpg

図7 成果物シリーズ(その4)


図8 成果物を発表し、経験を共有する.jpg

図8 成果物を発表し、経験を共有する


 これにて、実務研修は終了しました。今度は7月の介護支援専門員基礎研修で会いましょう! 皆さんとの再会を楽しみにしています!!!

(つづく)

posted by さとうはあまい at 19:05| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場88日目 松江編

2007年3月7日 水曜日


於:くにびきメッセ

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修(後期)

2日目



◆研修内容
・講義〈モニタリングの手法と視点〉。
・午後から昨日の事例検討の続き。
・モニタリングについてテキストを活用して説明。


◆研修項目

1、モニタリング
2、居宅サービス計画・事例検討続き


図1 今日も元気にくにびきメッセに向かいます!.jpg

図1 今日も元気にくにびきメッセに向かいます!



 介護保険制度は居宅サービス計画に沿って活用されること。だから、自分が作成した居宅サービス計画が有効に機能しているかどうかを測るためには、定期的なモニタリングが必要であること。そして、有効なモニタリングを行うためには、事前のアセスメント時にその方の状態が分かるようにアセスメント結果を記載する必要性を伝えました。

 皆さんは実際に居宅サービス計画を作成した後なので、モニタリングのポイントを理解することができて、改めてアセスメントの重要性を理解されたようでした。

図2 研修、解説、また研修.jpg

図2 研修、解説、また研修



 午後からは昨日の実習報告の続き、事例検討をしました。皆さんが張り切って作成した事例ですから、すべての人が検討出来てよかったです。そして、後半は、佐藤が選別した報告書を活用して参加者全員で事例検討をおこないました。

図3 研修は聴くだけではなく、参加するもの.jpg

図3 研修は聴くだけではなく、参加するもの



 全体の事例検討の中で、発表者が、認知症の方の居宅サービス計画を作成したときに、居宅サービス計画2において、短期目標の表現の仕方が「ぼけ防止」をしたいと本人が言った言葉を短期目標にあげて、「これ以上にぼけないようにしたい」と表現し、サービス内容に「日記をつける」実施者に本人と書いてありました。

 本人の思いや気持ちを代弁するのが、居宅サービス計画であるならばこのよう名記載の方法があってもよいのではないでしょうか。

 会場からの質問時間に「質問ではないが、行政サービスを組み込むことは素晴らしい視点だと感じた」という同調する意見も出されました。このような感心したことも相手に伝えてよいのです。そうすることにより同じ苦労(?) を共有している仲間だから共感できる部分を深めることができるでしょう。

 今後も様々な場面で、事例検討を行う機会があると思います。皆さんが良かったと感じたこと。疑問に感じたことはお互いの立場を尊重しながら、今回のように積極的に議論を深めて欲しいと思います。

 自分の存在価値・他者の存在価値を大切にするかかわり方こそがコミュニケーションの基本的な考え方なのです。

(つづき)


posted by さとうはあまい at 18:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場87日目 松江編

2007年3月6日 火曜日



於:くにびきメッセ

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修(後期)

1日目



◆研修内容
・相談援助業務についてテキストを用いて説明。
・ヒューマンスキル開発センターのツールを活用して自分の相談援助の傾向性を認識する。


◆研修項目

1、効果的なコミュニケーション
2、人とのかかわり方(ストロークの傾向性)
3、居宅サービス計画・事例検討会



 介護支援専門員の業務は、ほとんどが相談援助業務だといってよいでしょう。だから、コミュニケーション図表を作成し、自分のコミュニケーションの傾向性を理解していただきました。もちろん、この結果はすべてではありません。なぜならば、自分が質問し、答え、作成した評価なのですから。だから、あくまでも参考として活用してくださいね。

 佐藤が、相談援助をおこなう過程において一番大切にして欲しいことは、介護支援専門員として他者とかかわり、その結果としてものごとを判断するときに、介護支援専門員としての、一方的な見方をするのではなく、他者の考えを受け止めながら、様々なものの見方、とらえ方、考え方をおこなって欲しいこと。あくまでも「非審判的態度」を尊重してかかわってほしいのです。

図1 熱気のある研修は素晴らしい!.jpg

図1 熱気のある研修は素晴らしい!


図2 研修は一丸となっておこなう.jpg

図2 研修は一丸となっておこなう


図3 個別のアドバイスも欠かせない.jpg

図3 個別のアドバイスも欠かせない



 11時過ぎからは、事例検討会の見本として佐藤が選択した人の事例で演習をしました。

 午後から1人30分をかけて演習結果を共有していただきました。

図4 お互いに力を認め合い、話し合う.jpg

図4 お互いに力を認め合い、話し合う


図5 誰でも発表は緊張するもの.jpg

図5 誰でも発表は緊張するもの


図6 現役の先輩ケアマネのアドバイスは貴重.jpg

図6 現役の先輩ケアマネのアドバイスは貴重


図7 求む! 地元の美味しい店情報.jpg

図7 求む! 地元の美味しい店情報


図8 研修は貴重な経験のひとつなのです.jpg

図8 研修は貴重な経験のひとつなのです



 初めて自分の作成した居宅サービス計画を発表するときには、どきどきしながら発表されたことと思います。だから、他者が発表するときにも真剣に聴けたと思います。ただ1人30分の事例発表なので、時間が足りないグループもあって、休憩時間をとるのももったいない、という雰囲気の中で活発に話し合いが行われました。

図9 くにびきメッセをフラフラ歩く(笑).jpg

図9 くにびきメッセをフラフラ歩く(笑)


図10 夜はイタリアンで量の多いスープに苦戦.jpg

図10 夜はイタリアンで量の多いスープに苦戦


(つづく)
posted by さとうはあまい at 18:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月18日

今週の応援現場86日目 松江編

2007年2月23日 金曜日



於:松江合同庁舎

島根県社会福祉協議会

島根県 平成18年度主任介護支援専門員研修

「事例研究及び事例指導方法」

4日目



 選別した事例を元に参加者の前で指導方法を体験する。


◆本日の研修内容

 1、選別した事例4件を全員で検討をおこない指導方法を体験する。

 2、事例検討をして学んだこと・気づいたことをKJ法で表現する。


◆会場内での事例検討

 佐藤は前もって皆さんから提出された事例を基に事例発表者を選別していました。

 ですので、各自事例発表者の発表に対して、その都度、司会・書記・タイムキーパーを会場から「自薦・他薦」で募集をしたのですが、残念ながら、会場からは自主的に役割をしてくださるかたが出てこなかったので、最終的には、事例発表者がいる各グループの方が協力をしてくれました(この団結力がステキ!)。


◆方法

 1、発表

 2、質問(ため込む)すぐに答えない。

 3、質問に答える。

 4、同じ事例を持つ人から話しを聞く(同調)。

 5、本人の気づき・考えたこと。


 事例発表者の方は、参加者全ての前ということもあり、非常に緊張をされていたように思います。
(当然のことだと思います。だから、検討会では協力してくれた発表者をホロするように振舞うことも大切なことになるでしょう。)

 次に質問の時間になりました。皆さんは、昨日グループ検討をした後ですので、質問の仕方に慣れていたようで、活発な質問が出されました。
(さすが主任介護支援専門員さんたちです。素晴しい!!)

 会場から出された質問は司会者がため込み、そのため込んだ質問に発表者が答えていきました。
(全員でおこなった模擬検討会を通して、昨日は質問をため込むことができなかった人々も改めて質問をため込む意義を理解されたようでした。)

 その後、会場の方々に同じような経験をされた方々から、工夫された様子や、同調を求めると、数人の方から自分がかかわったときの貴重な体験を聞くことができました。

 最後に事例発表者が、この検討会を通して、気づいたこと、考えたことなどを発表しました。事例発表者の方々から、「はじめは正直嫌だなと思ったが、このような事例検討ははじめてだったので、とても、参考になった部分があった」と感想を伝えてくれました。

(聞くところによると、事例検討は怖いイメージしかなかったとか???)


●各事例終了後に講評

(ここが主任介護支援専門員さんの仕事になるところです。)

 主任介護支援専門員の方々の研修ですので、本来は皆さんの中から講評者を選抜してその都度の講評をしていただきたかったのですが、残念ながら、奥ゆかしい方々ばかりでしたので、目立ちたがりの佐藤が講評をおこないました。
(皆さんの講評のほうがステキだと思いますよ。ホント!)


◆事例検討をして学んだこと・気づいたことをKJ法で表現する
 
 午後からは今回の事例検討をおこなった中から各自が考えたこと・学んだことをKJ法を用いて各グループでまとめていただきました。

 皆さんはポストイットに「気がついたこと・学んだこと」を書き出して、それを自分達の思い思いの表現でまとめてくれました。

 いくつか、写真を掲載しましたので思い出してみてください。
皆さんの成果物を眺めながら佐藤が一番驚いたのは「事例発表は怖いことではなく楽しいことだと分かった」という参加者の方が多かったことです。
(経験上、事例検討は叱咤激励の場だと思っていたようです。)

図1 介護支援専門員の目指す姿!.jpg

図1 介護支援専門員の目指す姿!


図2  主任介護支援専門員のさじ加減も必要.jpg

図2 主任介護支援専門員のさじ加減も必要



 主任介護支援専門員研修を通して、皆さんが、事例検討の重要性や、必要性を理解できたこと。その上で、事例提供者が何かしらの気づきを得ることができる場ということを共感できたことは本当に良かったと思います。

図3 主任介護支援専門員同士のネットワークが大切!.jpg
図3 主任介護支援専門員同士のネットワークが大切!



 東京では、佐藤を囲みながら事例検討などをおこなう研究会もあります。ぜひ、皆さんも小さくてもかまいませんから各地域で定期的に事例検討会などを開催してくださいませ。

 皆さんの素晴らしい団結力と熱意があれば、島根県独自の事例研究も蓄積されていくと思います。張り切ってくださいませ。

(つづく)

 
posted by さとうはあまい at 11:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場85日目 松江編

2007年2月22日 木曜日


於:松江合同庁舎

島根県社会福祉協議会

島根県 平成18年度主任介護支援専門員研修

「事例研究及び事例指導方法」

3日目



本日は各グループ内で、役割分担をおこない事例検討をしていただきました。


◆研修内容

 1、相談援助技術の再確認
 2、事例検討をおこなう


◆事例検討の注意事項

 1、発表者
 2、司会者
 3、書記
 4、タイムキーパーを決める。


◆事例検討の手法

 1、各グループ内で時間配分を行う。

 2、発表者が発表する。

 3、質問を出し合う。
  (質問はため込んですぐには答えない。)

 4、質問が一段落したところで発表者は質問に答える。

 5、グループ内で同じような経験がある人はその話を伝える。

 6、発表者が気づきを伝える


 事例検討の前に、今回研修でかかわってくださった先生方の資料を見ながら相談援助技術について最終案内をしました。佐藤からは、主任介護支援専門員に必要な能力として、資料を活用して、ヒューマンスキル(人間的能力)の向上をめざす必要性を伝えました。

 主任介護支援専門員の方々は改めて自分達は指導をするのが役割ではなく、相談にきた介護支援専門員自身に「気づき」を与えることをするのが役割であるということを深めることができたようでした。

 次に事例検討の手法について説明。説明の中で皆さんが理解できにくかったことは「質問をため込む」ということでした。そこで、発表者が質問を受けると、発表者はそれだけであがってしまい、感情的な発言が出てくる場合もあること。また、質問の答えに対して質問が重なり有効な事例検討ができにくくなることなどを伝えました。

 皆さんは「なるほど」と理解されたようですが・・・・。実際に検討が始まると、この「答えをため込む作業」は難しい場面もあったようです。

 1事例にかける時間は30分と決めてスタート。一人ひとりがそれぞれの役割をこなしながら事例検討は進んで行きました。1事例が終了するごとに、それぞれの役割を通して感じたことを記録していただきました。正直この事例検討の時間は、皆さんにとってはハードな時間だったように思います。

図1 議論白熱.jpg

図1 議論白熱


図2 多くの鳥が集う、合同庁舎のそばの川.jpg

図2 多くの鳥が集う、合同庁舎のそばの川


 今回の佐藤の役割が、実は皆さん、主任介護支援専門員の役割になると思います。ですから、このような手法を活用してさらに自分らしさを付け加えて有意義な事例検討を開催してくださいませ。

(つづく)
posted by さとうはあまい at 11:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場84日目 松江編

2007年2月21日 水曜日


於:松江合同庁舎

島根県社会福祉協議会

島根県 平成18年度主任介護支援専門員研修

「事例研究及び事例指導方法」

2日目



◆昨日の振り返り
 
 主任介護支援専門員に必要な能力「対人援助技術」について

 ストローク・コミュニケーションの傾向性について


◆今日の研修方法

 1、事例検討の方法及び指導法。

 2、各自が持参した事例の整理
   →このなかから必要な帳票類について考えながら
    まとめてみる。

 3、島根県主任介護支援専門員として事例検討に用いる様式の開発。
 

 本日は資料をもとに事例検討の方法及び指導法を伝えました。

 佐藤が今回の資料を作成するときに参考としたのは「介護支援専門員実務研修テキスト」です。

 今回「主任介護支援専門員」になられる方々は介護保険制度が導入された初期に介護支援専門員になられた方が多いこと。当時はこのようなテキストはまだ、活用されていなかったことなどを踏まえておこないました。

 皆さんはすでに事例検討を実践されていられるようでしたが、テキストを活用することにより、理論的に事例検討の手法を理解されたようでした。

 佐藤はこの研修に先立ち、皆さんに事前に事例を作成していただきました。本来ならば事例検討の様式を渡し記載をお願いするのですが、今回は事例作成時に、あえて統一した帳票は示しませんでした。

 ですので、皆さんが作成した事例検討用紙は様々な様式が集まりました。そこで、参加者全員で共通した認識で事例検討ができるようにするために、佐藤が用意した様式を活用して、皆さんの事例をまとめていただきました。

 このような過程を通して、佐藤から皆さんへ提案をしました。


 「島根県独自の事例検討様式を作成してみるのも良いのではないか」

 今後、皆さんが島根県の介護支援専門員の方々と、事例検討を通して蓄積されたもので、事例研究をおこなっていくのであれば、統一した様式があっても良いでしょう。

 午後からは、KJ法を活用して事例発表用の様式について考えていただきました。午前中自分の事例についてまとめた後だけに、事例様式の中に記載する必要な項目についての認識を強めることができたようで、グループの作業は活発におこなわれました。

図1 シンプルが一番!.jpg

図1 シンプルが一番!


図2 主任にも必要、実務者研修テキスト.jpg

図2 主任にも必要、実務者研修テキスト


図3 作成した様式を発表.jpg

図3 作成した様式を発表


 結局、皆さんが作成した様式を描いた模造紙は、最後まで教室に飾られて、最終日に多数決で決裁することができましたね!!

(つづく)

posted by さとうはあまい at 11:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場83日目 松江編

2007年2月20日 火曜日



於:松江合同庁舎

島根県社会福祉協議会

島根県 平成18年度主任介護支援専門員研修

「事例研究及び事例指導方法」

1日目

 本日より島根県の主任介護支援専門員の方々と「事例研究及び事例指導方法」について講義・演習にかかわります。


図1 松江合同庁舎★.jpg

図1 松江合同庁舎


図2 ミーティングから始まる★.jpg

図2 ミーティングから始まる1日



 まずは、事務局の方からごあいさつ。佐藤を紹介してくれました。(ありゃ? 会場からあいさつが聞こえません。)

 続いて佐藤が前に立ち、「おはようございます」とあいさつをしました。すると皆さんは姿勢を正して「おはようございます」とあいさつを返してくれました。
(ありぁありゃ、いかんよ、それじゃ。)

 そこで、皆さんに、事務局の方の存在の大切さを伝えて、事務局の方に再度あいさつをしていただくようにお願いをしました。主任介護支援専門員の業務は常に「対人援助」になりますので、自分の存在価値と他者の存在価値を大切にしましょう。


◆研修内容

 1、自己理解・他者理解
 2、ストロークの存在について
 3、自分のコミュニケーション能力について


◆研修方法

 自己理解・他者理解

 1、自分についてどのように考えているかを箇条書きに
   書いてもらう。

 2、他者理解について。「今朝おきてから会場にくるま
   でのエピソード」について相談援助技術を活用して
   お互いに聞き出す。

 3、他者について感じたことを「あなたはこのような人
   だ」と書き出す。

 4、最後にお互いが感じたことを伝え合いました。


 自己理解では「自分はどのような人間か」と考えているのかを箇条書きに書き出していただきました。

 次に他者理解です。お互いに会場にくるまでのエピソードを伝え合っていただきました。その後にお互いに自分が他者に対して考えた「あなたはこのような人」を伝えあいました。

 お互いが他者に対して感じたことを伝えあうときの約束事は、伝える人は感じたままを素直に伝えること。受ける人は、他者が自分のことを「このようなひと」と伝えてくれたら、言葉を素直に受け取ること。「いえいえ、違います」と否定をしないようにすること。そして、素直に「ありがとう」ということでした。

 しかし、相手に向かって自分の感じたことを素直に伝えるときには照れくささがあったり、また、いわれたことを素直に受け取るときには自己否定間が邪魔をして素直に受け取ることが難しいかたもいらしたようでした。


●ストローク表の作成・解説

 次にストローク表を作成。自分の「人とのかかわり方の傾向性」を測っていただきました。

 参加者の方はこれまでの研修を通して他者とのかかわり方を理論的には理解されていたようですが、実際に自分の、人とのかかわりかたの傾向性を、ツールを活用して分析することにより、自分のどのようなところが他者とのかかわりに影響を与えているのかを見つけることができたようです。

 昼食後は、少し事例研究と事例検討についての違いなどについて説明をおこないました。

 しかし、この時間は睡魔との闘いの時間になるようです(常日頃の仕事がハードなだけにしかたがないのですが)。

 そこで、いつもの眠気覚まし&リラックスタイム。恒例の肩揉みをしました。

「そろそろお疲れのようですから、皆さん立ってくださーい。」
「前の方の肩を揉んでみてください!」

 というと、皆さんは、素直に手を伸ばして前の方の肩をもみ始めました。そこで、佐藤は、皆さんに前の方に肩を揉むことの同意を得たかどうかを確認しました。

すると皆さんは「あー、しなかったぁー。」と爆笑。


図3 お疲れ様。でも肩揉みするのに「同意」が必要★.jpg

図3 お疲れ様。でも肩揉みするのに「同意」が必要



 佐藤は、皆さんに、私達は、その場の雰囲気に押されてついつい自分の考えを見失う場合もあるので、他者とかかわるときには、常に客観的な視点を持つことができるように、自分の存在を意識することの大切さを伝えました。

図4 古墳のある街での研修★.jpg

図4 古墳のある街での研修




●コミュニケーション図表の作成・解説

 休憩後、「効果的なコミュニケーション」をおこなうために必要な能力として、参加者の皆さんに現在の自分はどのような状況にあるかを再度ヒューマンスキル開発センターのツールを活用して「自己概念・感情の取り扱い・傾聴・明確な表現・自己開示」の度合いを見ていただきました。


図5 会場を周り、アドバイスを送る佐藤★.jpg

図5 会場を周り、アドバイスを送る佐藤


図6「自己成長への旅立ち」サイン会?★.jpg

図6「自己成長への旅立ち」サイン会?


図7 佐太神社のお守りに守られて★.jpg

図7 佐太神社のお守りに守られて



 お互いに結果を眺めながら、感想を伝え合っていただきました。苦笑されたり、当たっていると驚いたり、様々な表情をされていました。

 この結果を全てだとは考えないで、このような分析結果は自分が作成しているものですので、その時々の気持ちが反映されていますから、参考資料として活用してみてください。


図8 神様大吉くだいませ!★.jpg

図8 神様大吉くだいませ!(そーはいかない)


図9 八重垣神社、佐藤は22分でやっと撃沈(笑)★.jpg

図9 八重垣神社、佐藤は22分でやっと撃沈(笑)


(つづく)

posted by さとうはあまい at 11:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

今週の応援現場番外編23 島根半島・岬めぐり

2007年2月19日 月曜日



於:朝、東京を朝日とともに立ち、

島根で夕日を見る!




 今回もレンタカーを借りて出雲空港をスタート。配車してくれた係の人が、出雲大社に行くのならナビよりも近い!と地図を片手に「左へ行って突き当たりを右に信号3つ目を左、後は道なりまっすぐ、突き当たりを右に行けば出雲大社に着きますよ」といわれ。「はいはい(返事は1回でいい!)」。ではスタート!

「はいはい、左に行って、突き当りを右、信号を3つ目を左」と・・・。しばらく行くと、おやおや??? 着かないんだな、これが(笑)。

 たちまち行方不明、自分が。担当者がくれた地図はまっすぐな道。私が走っているのは、なぜか曲がりくねっている。しかも橋はないしなー。仕方なく大きな道に出て、結局、ここでは禁断(遠回りになるらしい)のナビ様をスタート! 「この先左方向です!」優しいナビ様は出雲大社の位置を正しくみつけて案内してくれたのです。遠回りだけど。トホホ。(人の言うことは素直に聞いて理解できないときには確認をしましょうね。)

 そんなこんなで少し時間はかかりましたが出雲大社は暖かく迎えてくれました。駐車場から少し戻りまずは祓社へいき、毎度のごとく清めていただきました。それから手水舎で手を清め、境内へ入りました。

 出雲の神様! また来ることができました。ありがとう! また、また、来ることができますように。今日は先を急ぎますがまたゆっくり来ますから。

図1 出雲大社ご祭神正面で参拝.jpg

図1 出雲大社ご祭神正面で参拝


図2 出雲大社のご神域でたたずむ.jpg

図2 出雲大社のご神域でたたずむ


図3 出雲大社命主社を参拝.jpg

図3 出雲大社命主社を参拝




【稲佐の浜】

 出雲大社を出て、右方向に進むとすぐに海岸に行き当たります。ここが古事記の神話で「国譲りの交渉(ほとんど脅し?)の地」といわれている稲佐の浜です。

 この浜で、素盞嗚尊(スサノオノミコト)から国を引き継いだ、大国主命(オオクニノヌシノミコト)の子である建御名方神(タケミナカタノカミ)が、高天原(天の神様がいるところ)からの交渉の使者として来た、建御雷神(タケミカズチノカミ)と対決した場所が、この稲佐の浜であるとのこと。

 結局、力比べをした結果、タケミナカタノカミは敗れ、タケミカズチノカミに追われて信濃の諏訪まで逃げていくという話・・・。
(この神様が、佐藤にゆかりのある諏訪大社の神様なんですよ! 逃げたからといって悪いとは限らないよね、って何の話?)

 かくて国譲り交渉は終結しました。ここはまた、全国から旧暦10月10日の夜には全国から八百万神が集まってくる場所との神話もありますね。この神々の先導役がオオクニノヌシの使者である竜蛇(海蛇)がこの時期この浜へやってくるそうです。

 そして神迎え神事が行われ、この竜蛇様は神官に棒持されて、この浜から神社に運ばれて祀られるそうです。都合よく海蛇が来ないときにはミイラで代用されるとか・・・(笑)。

 また、この浜には弁天様を祀った弁天島があります。佐藤が行った時は丁度引き潮だったようでこの島の真下まで行くことができました。佐藤が、投げるのにはちょうどよい、いや無理な大きさでした。

図4 稲佐の浜.jpg

図4 稲佐の浜




【日御碕神社】

 前回は、島根半島北東の端に位置する美保神社を紹介しました。今日はその反対側、つまり、西の先端に位置する日御碕神社を紹介します。

 車で日御碕を目指し、海岸線を蛇行しながら何とか目的地である日御碕神社到着。この神社はまるで竜宮城が外へ飛び出したのではないかと思うくらいきらびやかで海を背にして鎮座されておりました。

 このきらびやかさはどこかで見たことが・・・。そうだ、日光の東照宮ですよ(あんな○○じゃありませんが)。それもそのはず、この神社の現在の社殿は徳川三代将軍家光公の命で、日光東照宮建立の翌年、寛永十四年より幕府直轄工事として着工されたとのこと。桃山時代の面影を残す精巧な権現造りで、昭和28年には、社殿のすべてと境内の石造建築物も含め、国指定重要化財とされたそうです。なるほどねー

 この神社には2つのお宮さんがあります。正面にあるのが日沈宮(下の宮)で天照大御神(アマテラスオオミカミ)の和魂(にぎみたま)が祀られています。もうひとつは日沈宮より右側の高い場所に神の宮(上の宮)として、素盞嗚尊(スサノオノミコト)奇魂(くしみたま)が祀られ、邪心を祓う神として信仰されています。

 日御碕神社と、先ほどの出雲大社とは(もちろん神社どうし)仲がお悪いらしく、歴史的にもいろいろ社地争いがあったようで、地元の方々は「神様どうし仲が悪いから」と諦めていたとか。

 もちろん、佐藤はどちらの神様にごあいさつ。日御碕神社も両宮参拝。

 本日は「この素晴らしい日御碕にまた来ることができますように(その前に邪心を祓えってか?)」その後はいつものようにおみくじタイム。

 このごろ神様達はめったなことでは「大吉」を出してくれません。恋みくじや、幸運みくじなど、引ける物はなんでも、思いの丈をかけて引きましたが大吉は出ませんでしたね(残念)。

 まぁこんなこともあるわさ(そうまでしなくても)。神様達に境内にてしばらく戯れていただいた後で日御碕灯台を目指して出発しました。

図5 日御碕神社参拝.jpg

図5 日御碕神社参拝




【日御碕灯台】

 ♪灯台は遠くにありて眺めるもの♪(駄作:さとうはあまい)駐車場で車から降りて、ミニミニ仲見世を通り抜け少し行くとありました、ありました灯台が!(当たり前だ)

 うわぁ高い。こりゃ寝転がらないと見上げることができないぞというくらい高い。この灯台は、高さ43.65m、海面 からの高さ約63mと言われ、東洋一を誇っているそうな。

 ちなみに150円の入場料を払えば展望台を登ることも可能。諸事情から佐藤は行きません(理由はご想像にお任せ)。

 そこで、その周りの海岸線を散策。切り立った岩々はまるで東尋坊を思い出させる深さです。しかし、東尋坊よりも優しさがありました。灯台より左側には小さな丘がありそこは草原になっていて、日本海に沈み行く夕日を寝転びながら眺めるには絶好の場所だと思いました。さて、そろそろお腹がすいたのでミニミニ仲見世にあったお店で海鮮丼をいただきました。これが絶品(運転してなければビールをいただきたいところですが・・・)。

図6 日御碕灯台.jpg

図6 日御碕灯台


図7 日御碕で昼飯.jpg

図7 日御碕で昼飯




【古墳の丘古曽志公園】

 お腹が一杯になったところで、賢いナビ様にお願いしたところは「佐太神社」です。日御碕から松江方面に向けて国道431号線をひたすら走りました。

 そして右手に宍道湖が見えてくるころには左手に気にかかる鳥居をいくつかみかけるようになりました。しかし、ここで寄り道は禁物。ひたすら走っていくと道路案内に古墳の丘古曽志公園はこっちの文字。古墳と聞いたら(見たら)行かないわけには行きません。早速道路を左折、駐車場に車を入れました。

「古墳の丘古曽志公園は、島根県の特色ある歴史や文化遺産についての関心や理解を深めてもらうための施設として整備しました。公園内には、移築復元した「古曽志大谷1号墳」をはじめ各種の整備された遺跡と「野外展示広場」、「野外ステージ」を中心とする野外博物館のゾーン展望広場、子供の広場などのゆとりのゾーンを設け、歴史や文化が楽しく学べるようになっています。」(島根県のホームページより)
なるほど、46mの前方後方墳、古曽志大谷1号墳の実大模型をメインに、各種の遺跡が展示され提案した。特に古墳の天辺はまるでUFOでも飛んできそうな空間です。やはり神がかりを感じられる場所でもありました。島根県は素晴らしいです!

図8 古墳の丘古曽志公園.jpg

図8 古墳の丘古曽志公園




【佐太神社】

 さてさて、お目当ては佐太神社でしたね。日御碕神社がきらびやかであるとすれば、こちらは古風豊かで凛とした静けさの中、朝日山の麓にに抱かれ、三社が正面を向いて鎮座されていました。この神社は出雲大社についで、古い社とのこと。このように三社が横に並んでいるつくりは非常に珍しいとのことです。

 現在の本殿は、約200年前に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。中殿には佐太御子大神(サダミコオオカミ)、伊弉諾尊(イザナキノミコト)、伊弉冉尊(イザナミノミコト)、事解男命(コトサカオノミコト)、速玉男命(ハヤタマオノミコト)の神々が祀られていて、北殿(右側)には天照大神(アマテラスオオミカミ)、瓊々杵尊(ニニギノミコト)が祀られ、されに南殿(左側)には素盞鳴尊(スサノオノミコト)、秘説四座が祀られています。

 ということは有名な神様が勢ぞろいの神社ではないですか! 早速。お参りをしました。このような素晴らしい由緒あるところでおみくじを引かねば罰が当たる(引いてもあたるのじゃ!)というもの。早速、おみくじを引かせていただきました。結果は吉だけど、内容は素晴らしい。「驕らず他者の力も頼りにしながら歩んで行けば吉」と。

 この神社の静けさはこころが洗われますよ。神社の前にある狛犬のそばには桜並木がありました。桜が咲く頃はさぞかしきれいでしょうね。佐太の神様、また、来させてくださいませ!

図9 佐太神社参拝.jpg

図9 佐太神社参拝




【島根県県立美術館】

 ついに来ました。3度目の正直。島根県立美術館に入ることができました。島根県立美術館はコレクション展と企画展を見ることができます。私はコレクション展をみました。この中に「稲佐の浜の国譲り」の絵画が展示されていて思わずじーと眺めてしまいました。美術館で様々な絵画を眺めていると本当にすがすがしい気持ちになるから不思議です。

図10 宍道湖しあわせのうさぎ.jpg

図10 宍道湖しあわせのうさぎ




 といいつつも、佐藤のお目当てはここから眺める夕日です。絵画を眺めさせていただいた後は庭に出て前回来たときにもあいさつをしたうさぎさんに再度ごあいさつ。

「いいことがありますように!!!」

(うさぎ「・・・。」)

 夕日が落ちるまで間がありましたので、喫茶室に入りバナナケーキと紅茶でテータイム。宍道湖に徐々にお日様が吸い込まれていきます。顔は夕陽で真っ赤(笑)。

 沈む瞬間は外で見ようと思い、嫁ヶ島が見えるところまで移動。雲が少しありましたが、アマテラスオオミカミは最後には素晴らしい姿を見せてくれました。きれい。きれい。ステキでした。
(あまり真剣にお日様を見つめすぎて目がくらくら。)

図11 宍道湖の夕陽.jpg

図11 宍道湖の夕陽



図12 嫁ヶ島と夕陽.jpg

図12 嫁ヶ島と夕陽




 これにて今日の番外編はおしまいで〜す。

 皆さん。いかがでしたか。佐藤の応援現場番外編。これからもまだまだ島根県には出没予定です。今度は安来あたりに出没しようと考えています。ではまた!

図13 本日の愛車.jpg

図13 本日の愛車


(つづく)

posted by さとうはあまい at 21:35| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

今週の応援現場81日目 浜田編

2006年2月16日 金曜日


於:いわみーる

島根県社会福祉協議会


介護支援専門員実務研修

3日目




◆本日の研修内容

 介護支援サービスの基礎技術(講義) 
  居宅サービス計画の作成。

 介護支援サービスの基礎技術(演習)

 実習オリエンテーション

図1 朝見る、浜田マリン大橋.jpg

図1 朝見る、浜田マリン大橋


図2 会場いわみーるに入る.jpg

図2 会場いわみーるに入る



◆研修内容の振り返り

 1、居宅サービス計画の長期目標・短期目標の考え方を
   説明
 2、グループで居宅サービス計画作成
 3、各自で居宅サービス計画作成


 本日は研修の最終日です。はじめに「実習のオリエンテーション」を行いました。実習では協力者を探さなければなりません。ですので、皆さんに実習時に協力者に渡す用紙と、皆さんが実習後に提出する書類等について説明をしました。

図3 研修開始!.jpg

図3 研修開始!



 さて、いよいよ今日は居宅サービス計画書を作成します。まずは居宅サービス計画の要である、長期目標・短期目標の抽出方法について説明をしました。また、「居宅サービス計画」の作成方法は、書き方教室ではないこと。居宅サービス計画の作成方法は、利用者・家族等が「自分達らしい生活」を送るために、今後どのような生活をしたいと考えているかということを、介護支援専門員が相談援助技術を駆使して利用者・家族等から導きだすことであるということを伝えました。

 そして、介護支援専門員と利用者・家族等とのかかわりをまとめるためのツールが「居宅サービス計画書」であることを伝えました。

 午後からは模造紙を活用して、各グループ内で「Eさんの居宅サービス計画」を作成していただきました。

 まずは、各グループでEさん役と奥さん役を選出。後の方々は介護支援専門員役となり、それぞれが協力してEさんの意向や考えを引っ張り出せるように取り組むことなどを説明。また、これからのグループワークは事例のEさんの人間像にこだわらなくて良いこと。各グループのEさん役が自分の抱いているEさんを演じて良いことを伝えました。

 1時間半くらいかけて各グループで「居宅サービス計画」を考えていただきましたが、相談援助がかみ合わず、思うように作成できないグループもありました。

 そこで、最終的に佐藤がそのグループワークに参加して、Eさん役の方とかかわりました。そしてその方の描いている将来像を導き出しました。佐藤のかかわり方を見ていたグループメンバーは、かかわるということを少し理解できたようでした。サービスを導いた結果を見ていて「なるほどね、胸のつかえがとれました」と言ってくれました。


図4 グループワークでのアドバイス!jpg.jpg

図4 グループワークでのアドバイス!


図5 皆で居宅サービス計画を考えてみる.jpg

図5 皆で居宅サービス計画を考えてみる



 うまくかかわれなかった原因は、Eさん役の方の上手な感情表出に、援助者がとまどっていたように見えましたがいかがでしたでしょう?

 次に今までグループワークで展開してきたEさん事例を活用して、各自で居宅サービス計画書を作成してみました。

 「居宅サービス計画書」は、利用者・家族等とのかかわった結果を整理し、記載していくものなので、このような事例から「居宅サービス計画書」を作成するのは本当に大変なことだったと思います。

 それでも皆さんはサービス計画の立案方法は理解されたようで、一生懸命に計画書を文字で埋めていましたね。最後に1グループ、1人に、ひとつの項目内用を発表していただきました。

 皆さんが作成した、「居宅サービス計画書」の記載方法については、特におかしなところはありませんでしたよ。

 実習現場では、この研修で培った能力を発揮して協力者とかかわってくださいね! では、3月の後半にまた、会いましょうね。それまで、張り切ってください!!

図6 出席印は忘れずに!.jpg

図6 出席印は忘れずに!


図7 スタッフのアドバイスを生かそう!.jpg

図7 スタッフのアドバイスを生かそう!


図8 研修の主役はもちろん、皆さんです!.jpg

図8 研修の主役はもちろん、皆さんです!


(つづく)
posted by さとうはあまい at 14:28| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場80日目 浜田編

2007年2月15日 木曜日


於:いわみーる

島根県社会福祉協議会


介護支援専門員実務研修

2日目



◆本日の研修内容

 介護支援サービスの基礎技術(講義)  
  受付及び契約

 介護支援サービスの基礎技術(講義)  
  アセスメント、ニーズの把握の方法

 介護支援サービスの基礎技術(演習)



◆研修内容の振り返り

 1、実務研修テキストを活用して介護支援サービスの基礎
   技術を説明

 2、介護支援専門員は常に相談者に対して「接遇」を意識
   することを説明

 3、アセスメント・ニーズの把握の方法(ICFについて
   説明)について説明


 本日は、グループワークを行う予定があるので、はじめからグループに分かれて座っていただきました。

 アセスメント・ニーズの把握の方法については、国際生活機能分類の考え方としてICFで使用される概念を説明する必要があるので、松江会場と同様に、佐藤はホワイトボードに健康状態・心身機能、身体構造・活動・参加・環境因子・個人因子とはどのようなことをさしているかを書き出しておきました。

 介護支援専門員の基礎技術では、受付、契約の部分で介護支援専門員として必要な、利用者・家族等に必要な接遇の仕方について話しました。

 相談者から問い合わせがあったときに、すぐに何とかしようと考えないこと。まずは落ち着いて相手の話に耳を傾ける心構えについて話し、次に演習事例を活用して電話を取る演習をしました。演習問題は「あのー、ホームヘルパーさんをお願いしたいのですが」というものです。

 皆さんは常日頃、相談業務を担当されている方が多いのですが、このような人前で行う演習には慣れていないようで、だいぶ緊張した表情で電話での受け応えをされていましたね。

 午後からはEさん事例を活用して、「必要な情報」と「なぜその情報が必要だと思ったのか」という演習問題を行いました。

 事例を読み込みながらテキストに書き込む作業だったのですが、皆さんはICFの概念に沿って抽出することが大変だったようです。そこで、松江会場と同様にワークショップを行いました。

 Eさんの「できることできないこと」をポストイットに書き出して、最終的に島を作る作業です。皆さんの中には途中から、これはICFの分類と同じではないかと考えて、「健康状態・心身状態・活動・参加・個人因子・環境因子」と分類していったグループもありましたね。

図1 KJ法で再確認.jpg

図1 KJ法で再確認


図2 KJ法で整理する(その1).jpg

図2 KJ法で整理する(その1)


図3 KJ法の成果物.jpg

図3 KJ法の成果物



 最後に、各グループで作成した内容を、絵で表現していただきました。すると、3グループの方が各グループで思い描いたEさんを表現してくれました。他のグループも、碁盤で生活機能を分類されたり、Eさん居宅を絵で表現して、それぞれの部分でできることできないことを表現されたりと様々なEさん像が出来上がりました。

 明日はこのEさんを大切にして居宅サービス計画を作成しましょう!

図4 浜田駅の夕暮れ.jpg

図4 浜田駅の夕暮れ


図5 浜田の夜はおいしいとん.かつ(笑).jpg

図5 浜田の夜はおいしいとん.かつ(笑)


(つづく)
posted by さとうはあまい at 14:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週の応援現場79日目 浜田編

2007年2月14日 水曜日


於:いわみーる

島根県社会福祉協議会


介護支援専門員実務研修

1日目



◆本日の研修内容

 介護支援サービス〈ケアマネジメントの基本〉(講義)


◆研修の振り返り
 
 1、自己理解・他者理解
 2、介護支援専門員としての心がまえ
 3、利用者の主体性を導くことが大切


 先週は島根県の介護支援専門員実務研修を松江地域で担当しましたが、今週は場所を浜田に移動して、浜田地域で介護支援専門員実務研修受講資格試験に合格された方を対象に介護支援専門員実務研修を担当しました。

図1 まずはここから始まる.jpg

図1 まずはここから始まる



 参加者は約50名です。まずは皆さんに介護支援専門員実務研修受講資格試験に合格されたことに対して「おめでとう」を伝えました。皆さんは、照れながら「ありがとう」と返事を返してくれました。

図2 会場はモチベーションが高い会!.jpg

図2 会場はモチベーションが高い会!



 次に介護支援専門員になろうと思った「動機」を書いていただきました。皆さんの書かれた内容は「上司命令」「受験できる経験に達したから」「会社から言われから」「自分のスキルアップのため」等その動機は様々でした。

 そこで佐藤は、たとえ動機が会社から言われたとか、上司命令でしょうが、自分の大切な時間を活用して受験勉強をしたのは紛れもない自分自身だから、現在の自分に自信を持つことが大切であるということを伝えました。
 参加者の方の中には、この研修に参加するのは「会社のため」と考えていた方もあったようですが、佐藤が「自分のための研修である」ということを伝えたとたん参加者の方々の目がキラキラ輝きはじめました。

 はじめに、介護支援専門員は利用者・家族等に対しての相談者としての役割があり、また、サービスを提供者と連携を構築していくことが仕事であること。その仕事は全てにおいて対人援助であることを伝えました。その後で、対人援助に必要な「自己理解・他者理解」について説明しました。そして、「自分はどのような人間だと思っているか」を箇条書きに書き出していただき、自分自身が好きなところ嫌いなところをチェックしていただきました。次に大切なあなたについて自分はどのように考えているかを文字で表現していただきました。

 このように自己や他者について自分の考えを表現することはあまりなかったことでしょう。はじめは戸惑いもあったかもしれませんが、説明が進むにつれて、「自己理解・他者理解」の中で、自分自身が短所だと思っていることでも考え方ひとつで長所に変化することがあることに気づかれたようでした。

 また、他者について表現したことは実は他者が表に出している、「言動・表現・態度」を、みて、自分がそのように捉えていることを伝えました。だから、自分の捉えていることがあっているかを他者に確認する意味でも、今回表現した内容をその他者に伝えて欲しいことを話しました。すると、会場から、ざわめきが・・・。皆さんは自分が他者について思い描いた内容を他者に伝えることは、少し照れくさいと感じたようですね(笑)。

 次にテキストを活用して、介護支援専門員としての心がまえと、ケアマネジメントの基本について話しました。

 介護保険制度は、利用者・家族が自分でプランニングをして、「マイケアプラン」で居宅サービス計画を作成することが可能なのです。だから、介護支援専門員として一番大切なことは、相談者に対して「自分に任せてください」とはいわないこと。そして、利用者・家族等が自分達の問題について「主体性」をもってかかわることができるようにすることが大切だと伝えました。

 皆さんは、利用者の主体性を導くことにこそ、介護支援専門員の役割があるということを改めて認識されていたようでした。

(つづく)
posted by さとうはあまい at 14:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

今週の応援現場77日目 松江編

2007年2月8日 木曜日



於:島根県くにびきメッセ

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務研修

3日目



◆本日の研修内容

 介護支援サービスの基礎技術(講義) 
  居宅サービス計画の作成。
 介護支援サービスの基礎技術(演習)
 実習オリエンテーション


◆研修内容の振り返り
 
 1、居宅サービス計画の長期目標・短期目標の考え方を説明
 2、グループで居宅サービス計画作成
 3、各自で居宅サービス計画作成


 昨日と会場は同じなので、皆さんが会場に入ると、作成した色とりどりの模造紙が迎えてくれましたね。また、昨日のグループワークの経験を通して、同じグループの人々との交流が深まったようで、なにやら夢中になって話しをされていました。

 ですので、研修のスタートにあたり事務局の方が挨拶をしたときに、事務局の方の声が聞こえなかったようで挨拶をしそびれた方もおられました。

 そこで、佐藤はすかさず、事務局の方々の存在がいかに重要であるかを説明し、皆さんと一緒に再度「おはようございます」と挨拶をしたのでした。

 さて、本日は介護支援専門員の仕事の要である居宅サービス計画書を作成します。この部分で一番重要なことは、居宅サービス計画書の作りかたは、書きかたをおぼえることではないこと。居宅サービス計画は介護支援専門員が相談援助技術を駆使して利用者とかかわり、そのかかわった内容を整理して記載していくためのツールであることを話しました。


◆グループで居宅サービス計画書を作成

 まずは各グループで役割分担をしていただきました。一人が利用者役のEさん。一人が妻役。他の皆さんが介護支援専門員として必要な情報を引き出す役割をしました。

 この役割で一番大変なのはEさん役なんです。Eさん役の方が事例の範囲を飛び出して自分がEさんならばどのような生活をしたいと考えるか。Eさんの将来像について想像を膨らませてEさん役に徹することです。

ですので、Eさん役と妻役がしっかりと演じられる仲間がいたグループほど「居宅サービス計画」を作成できたようです。(グループの中で自己開示ができること。他者の存在を頼りにできることも演習の目的のひとつなんです。)

 だけど、他者の前で自分の考えを伝えることは簡単なことではないわけで、うまく話を聞き出すことができないグループもありました。そこで、再度、居宅サービス計画で求められている内容の整理をしました。

 相談者と話をするときには、相談者自身が現状をしっかりと認識できるよう援助者が相談援助技術を駆使してかかわるように意識をすること。

 次に、その人らしい生活とはどのような状態になれることなのか(意向)。そのために、ゆくゆくはどのようになりたいのか(長期目標)。そのためにすぐにはどうなりたいのか(短期目標)。

 そのために、現在支障となっていることはどのようなことなのか(課題)。その支障を解消するための手立てはどのようなものがあるか(サービス種別)。これらを相談者自身が考えることができるように寄り添うことであると伝えました。

 皆さんは言葉での理解はできるようですが、それを文字として表現することに難しさを感じられているようでした。でも、思考回路を七転八倒させて、模造紙に作り上げた計画は相談者の言葉で表現されて誰でもが理解しやすい内容になっていました。

 その後各自で居宅サービス計画第2表を作成していただきました。みんなで行っているときには声を出しながらできていたことが、一人での作業になると不安だったようです。  

 会場のあちこちから、「先生来てください」「先生これでいいですか」あるいは「先生そばにいてみていてください」とまで頼りにされる存在になっていました。(説明がへたくそだからか・・・。)

 皆さんは、はじめは自分のわからないところもわからないで困惑をされていましたが、このときになったらしっかりと、自分のわからないところがわかって質問ができるまで成長されたではありませんか。(素晴らしい。)

 今回は事例検討でしたので、思うように会話ができなかったかもしれません。でも、皆さんは、常日頃から高齢者の方と接している方々ですので、実際の利用者の前ではうまく利用者の考え方を導けると思います。

 自分の能力を頼りにして、実習を受け入れてくれた利用者の方の存在を大切にして、どうぞ、はりきって実習をしてくださいませ。後期研修で再会することを楽しみにしています。

(つづく)
posted by さとうはあまい at 21:56| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする