2008年06月02日

奮闘記・第227回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 同意を得る


島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務未経験者更新研修

介護支援専門員再研修

(2日目)

〜アセスメントの視点・居宅サービス計画作成演習〜


(2008年5月29日 島根県松江市・いきいきプラザ島根)



 本日は、介護支援専門員が、利用者と一番初めに係わり合いを持つ機会である、「相談受付けの業務」の解説から始めました。

 介護支援専門員に必要な技術とは、“相談援助技術”につきるといっても過言ではありません。介護支援専門員の仕事の本筋は、利用者や他の専門家との関わり、情報収集や会話にあるのです。


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図1 人とのかかわり方について個別にレク


 研修も後期に入れば、相談援助技術については、それなりに時間をとりますが、皆さんは、今日・明日、グループワークをしていただきます。そのために自分が他者とどのようなかかわり方をする傾向があるのか? その傾向性を意識してもらうために、ストローク表を作成していただきました。

 しかし、どうしても解説する時間が短い。だから、ストロークの理解にまでにはいたれなったかも知れません。でも、皆さんは、自分が作成したグラフをみつめながら、自己分析を深め、また、グループメンバーが作成した図表を眺めて、人それぞれ違うということに気づかれたように見えました。いかがでしたか? まぁ自己申告の情報だから参考にしかならないのですが(笑)。


図2 ファシリテーターの林さん登場!.jpg

図2 ファシリテーターの林さん登場!


 さて、その後はファシリテーターの林さんに登場していただき、テキストに沿って事例検討をスタートしました。まずは、グループメンバー同士で、自己紹介しながら、仮想利用者ご夫婦、Eさん役と奥さん役を選んでいただきました。

 次にご夫婦の役割を演じる方々には別フロアにて、台本を理解していただく段取りの時間を取りました。

 介護支援専門員役をする方々には、その間にICFのアセスメントシートを活用して、必要な情報と、その情報はなぜ必要だと思うのかを考えていただき、シートを埋めていただきました。


図3 緊急コンビで仮想夫婦を演じる.jpg

図3 緊急コンビで仮想夫婦を演じる


図4 ケアマネ役は情報収集をする手順を考察.jpg

図4 ケアマネ役は情報収集をする手順を考察


 その後、ご夫婦役の方々が帰ってきて、情報収集のスタートです。介護支援専門員役の方の1人に書記をしていただき、他のメンバーは、一人当たりの時間を決めて、ご夫婦に対して、自分が聴きたい情報を順番に聞いていただきました。

 この時に必要な技術が相談援助技術なのですが、皆さんはその技術を活用するのに結構苦労をされているように見て取れました。そこで佐藤が、各グループに入り相談援助技術を活用し、相手の言った言葉を自分の言葉で要約して、それを相手に伝えて 同意を得る という技術を、各グループ内で披露してきました。


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図5 ご夫婦役が戻りロールプレイがスタート!


図6 相談援助技術を実演.jpg

図6 相談援助技術を実演


 皆さんは、他者の話を聞く技法の難しさや、援助者として、他者の話を聞きながら、すぐに解決策を考え、伝えたくなる自分がいるということに気づいたようでした。

 それにしても、この技法を活用するのは相当なエネルギーが必要です。しかもかなり面倒くさい。でも、この関わりこそが、介護支援専門員として、その役割の醍醐味を味わえるところではないかな〜と思いますが、どうでしょうか?


図7 受講生と一体化する林さん.jpg

図7 受講生と一体化する林さん


 その後、皆さんが、Eさんから情報収集を行った記録用紙を活用しながら、アセスメント用紙を埋める作業をしていただきました。

 佐藤は、この作業をしている皆さんをみて、その熱心さに感動しました。なぜなら、アセスメント不足から、記録用紙に記載できない項目、内容が出てきたときに、再度、Eさん役の方に「ここは、どうでしたかいねぇ?」とその場で尋ねて記録用紙をうめていったからです。

 わからないことに対して、答えは本人に聞くということは、当たり前のことなのですが、実は、テキストの中には、Eさんについての情報が満載なので、テキスト開けば記録用紙を埋める作業はできるのです。

 しかし、皆さんは記録用紙を埋めるだけの作業に没頭せず、きちんとEさん夫婦の存在を“大切”にし、再アセスメントを行っていましたね。その姿勢が素晴らしいのです。皆さんは、すでに、素敵なストロークを持ち合わせていたのです(笑)。

 さて、素敵な感動を得たところで、今日の作業は終了。明日はいよいよ、居宅サービス計画を作成しましょう! ではまた!!


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図8 事務局からのお知らせで終了


(To Be Continued!)
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2008年05月29日

奮闘記・第226回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 接遇・マナー


【速報(笑)】

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務未経験者更新研修

介護支援専門員再研修

(1日目)

〜介護保険制度の理念・ケアマネジメントの基本〜


(2008年5月28日 島根県松江市・いきいきプラザ島根)



 この研修は、現在は介護支援専門員の職についていない方々で、資格更新の時期を迎えた人を対象に行っています。

 ですから、参加者の中には、むしろ指導者として教壇に立たれている人、理学療法士や看護師、事業所の管理者など、各々の職場で、中心者であったり、専門家であったりと、すでに素晴らしい能力をはっきしていたり、権威をお持ちの方々もいらっしゃるわけです(笑)。

 佐藤は、このような能力や実績のある方々を前にして講義を展開していくのですよ。そりゃもう、たいへんです。ものすごい緊張感がありました。

 だから、講義に入る前にこのブログの紹介や、前回に島根に来たとき、松江の茶臼山に登ったこと等を話題にしました。私が、茶臼山に必死になって登った話などを、皆さんの笑顔を見ながら話していくうちに、ようやく落ち着くことができました(笑)。


図1 更新研修スタート!!.jpg

図1 更新研修スタート!!


 本日の講義の焦点は、介護保険制度の理念とケアマネジメントの基本。皆さんは、すでに、一度はこのことについて学ばれている人々。だから、佐藤は介護保険制度の改正に伴い、介護保険制度で変化があった部分を中心に話しました。

 介護保険制度の改正に伴い介護保険制度の目的に「尊厳の保持」ということばが追加されたこと。さらに、介護保険制度の改正のときに、介護支援専門員の資質についても議論がされ、介護支援専門員の資質向上の研修がプログラミングされたことです。

 さらに、居宅介護支援事業所の介護支援専門員は、利用者が介護保険制度を利用しないきには介護報酬は発生しない、という観点から、利用者の総合相談の窓口になることを忘れている傾向があることを伝え、ケアマネジメントの基本について解説しました。

 そして、介護保険制度の目的である、利用者の自立支援の考え方や、利用者の主体性を尊重するために必要な、介護支援専門員の「接遇・マナー」なども含めて、テキストを用いて解説しました。

 皆さん、うなづきながら、熱心にマーカー等で筆記されていましたね。今日の講義はここまで。ふふふ、明日からはいよいよ1人の事例を活用しながら、居宅サービス計画を作成していきます。

 佐藤は研修後、今研修を手伝っていただく、ファシリテーターの林さんや、実習のオリエンテーションを担当する本田さんと打ち合わせ。打ち合わせ終え、本田さんに送っていただき、小泉八雲旧居に向かったのです(笑)。


図2 研修終了後、小泉八雲旧居を訪問.jpg

図2 研修終了後、小泉八雲旧居を訪問


 小泉八雲先生の家の庭には、しゃくやくの花が大きな蕾をつけていました。また、ムラサキツユクサも今にも咲き出しそうでした。

 また、北側の縁側のそばには、ユキノシタの可憐な花が、今が盛りと咲いていましたし、池のほとりには、小泉八雲先生が大好きだったという、紫色のかきつばたが満開に咲きほこっていました。いろんな色を楽しめます。


図3 ユキノシタが可憐に咲いた〜.jpg

図3 ユキノシタが可憐に咲いた〜


 さらに、池の中では蛙が鳴き、ピンクの花弁をつけたハスの下で、おたまじゃくしが泳いでいるではありませんか! 小泉八雲先生が大切にしていたカエルは世代を引き継ぎ、また、かきつばたもしっかりと根を張り、今もこうして可憐な花をつけているのです。

 この庭の風景は、時間が流れても、当時のまま(に近いのだろう)。おりしも振り出した雨が、ハスの葉の上にたまり、まぁるい水玉ができ、その水玉がプルンと光っています。この時期、この庭には雨が似合うなぁ〜と思いつつ、眺めてきました。


図4 池の内外で様々な命が躍動していた!.jpg

図4 池の内外で様々な命が躍動していた!


 こうして、心癒されて松江駅に戻ってきたら、駅周辺がパトカーや消防自動車が賑やかに活動していた。ここは、昨日のブログでも伝えましたが、今朝の新聞で、ホテル東○イン周辺で異臭が発生。数人が気分が悪くなり、救急車で病院へ運ばれたらしい。

 原因は、地下の貯水場にたまった水を流す作業をしていたときに、硫化水素が発生したそうだ。こりゃこわい、松江(島根?)は悪いが危機管理がちょっと甘い。

 やはり、あれが硫化水素であったなら、道路は完全封鎖して対処するべきでしたろう。警察官や消防官の命だって大事でしょ? あれじぁ彼らの身も危ないよ。益田で発生した事件が役に立ってない(あっちは自殺だったが)。バスも通ってたしねぇ、恐ろしい!

 伝統や文化とは関係なく、事故や事件、犯罪は起こる。自分自身で身を守るしかない。皆さんも気をつけてくださいまし。
(気をつけようもないことが多すぎる。) ではまた!


(To Be Continued!)

posted by さとうはあまい at 22:15| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月20日

奮闘記・第221回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 1人ひとり違いがある


島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務未経験者更新研修

介護支援専門員再研修

(3日目)

〜居宅サービス計画作成演習〜


(2008年5月15日 島根県浜田市・いわみーる)



 いよいよ、今日は、研修最終日! グループメンバーどうしの交流も深まり、会場は、朝から皆さんの会話で賑わっていましたね。それにしても、いい天気でしたねえ〜!

図1 連日の研修も事務局の力で恙無く進行できた(塩野さん、皆さん、有難うございました!).jpg

図1 連日の研修も事務局の力で恙無く進行できた
(塩野さん、皆さん、有難うございました!)


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図2 休憩時間も質問が飛び交う


 まずは、テキストを活用して、目標を設定する方法と、サービス内容の考え方、サービスの種別の抽出する視点と思考についてを解説していきました。

 例えば。入浴介助が必要な利用者には、どのようなサービス内容があるのかを具体化していきました。具体化するためには、入浴という行為の流れ及び手順があることを説明し、皆さんに考えて頂きました。

 いきなり行為の手順を考えろと言われても、うまく思い浮かべることができないでしょうねぇ? であるから、まずは皆さんに「コーヒーの入れ方の手順」を考えて頂きました。

 すると、コーヒーを入れるという行為でも、 1人ひとり違いがある ということ。

 それがその人のもつこだわり、すなわち「価値観」であるということに気づかれたようですね。

 また、行為の細分化の作業を進めていくと「こんな、所までやるの?」という疑問の声も上がりました。もちろん、やるんです!(笑) まぁこんな細かなところまで、居宅サービス計画に記載するかは別としても。

 介護支援専門員として、詳細な行為があるということを認識できているかは重要でしょう。

 さらに、このように細分化された行為で必要なもの、具体的な援助方法は、各サービスを提供する人々が考えることです。

 介護支援専門員は、行為には一連の流れがあるということを認識した上で、サービス提供者に対して、彼らが作成する個別援助計画書の中で、何を、どのように、記載してゆけば良いかを伝えていく必要があるでしょう。


図3 困ったときの良きアドバイザー.jpg

図3 困ったときの良きアドバイザー


図4 昼休みに駐車場を散策し、お花を携帯で撮る.jpg

図4 昼休みに駐車場を散策し、お花を携帯で撮る


 講義の後は、いよいよ、皆さんに居宅サービス計画の様式を活用しての、個人ワークをして頂きました。皆さん、すでにこの様式を活用したことがある人々ですので、スムーズに作業を始められていましたね。

 佐藤と、いつものように、“燃える”ファシリテーター・山崎さん(笑)が会場を巡りながら、個別に記載する文章などについてアドバイスをして廻ってくれました。

 居宅サービス計画2に必要な、生活目標(課題分析)は、昨日の作業で明らかにしてあったので、スムーズに抽出することが出来たようでした。更に長期目標をたて、長期目標を達成するための具体的な短期目標を、細分化することも出来、必要なサービス内容を抽出することも出来たと思います。


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図5 パンフレットを活用してサービス種別を考える


 詳細なサービス内容には、住宅改修が提供できる範囲や、福祉用具の内容など、貸与なのか購入なのかが、不明な部分がありました。でも、そこはそれ、いわみーる内の展示室からパンレットを頂き、説明出来ました。研修会場で、研修に必要なパンフレットが手に入るのはありがたいことですねぇ(笑)。

図6 妻役お疲れ様でした.jpg

図6 妻役お疲れ様でした


 最後は、個人で作成したサービス計画2を、グループ内で話し合って、それぞれの考えを共有して頂きました。そして模造紙を活用し、各グループで1つの課題を選抜。皆でそれぞれ、必要なサービス内容及びサービス種別を書き出しました。そして、各グループで書いた模造紙を張り出して、グループ発表をして、その内容を全体で共有しました。

 皆さんが作成した居宅サービス計画2では、似たような課題分析がなされたにもかかわらず、サービス内容や種別が同じではありませんでした。そうです、そうなんですよ。居宅サービス計画には「正解」というものはないのです!! だから「正解」を追い求めちゃだめ。

 ただ、介護保険制度下では、利用者に必要なサービス内容を、提供できる種別が決まっています。例えば、医療行為は、どの種別でないと提供できないとか、訪問介護員の提供できるサービス内容などについてです。

 さらに、訪問介護員が提供できるサービス内容は、その市町村でも違いがあります。そこで、皆さんの発表を受けて、佐藤が疑問に思うところを、山崎さんにぶつけて、それに答えて頂き、またこの地域の特徴なども織り交ぜた話をして頂きました。


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図7 山崎さんが成果の地域性について解説


 山崎さんは、地元の第一線で活躍している介護支援専門員です。だから、それぞれの地域性をしっかり伝えて頂きました。だから理解しやすかったと思います。さて、皆さんはいかがでしたか?

 また、再度、皆さんで演習実習をして頂きます。今回の研修で身につけた技術を駆使して張り切って、他者とのかかわりを楽しんでくださいませ。佐藤は、皆さんから届く宿題の包みを楽しみにお待ちします。ふふふ。では、後期に浜田で逢いましょう。ではでは!


図8 無事終了! 自分にもご褒美、というか夕飯(おなじみのケンボロー).jpg

図8 無事終了! 自分にもご褒美、というか夕飯
(おなじみのケンボロー)


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posted by さとうはあまい at 11:36| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月19日

奮闘記・第220回 ケアマネ/島根県

●Key Word● ストロークの存在


島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務未経験者更新研修

介護支援専門員再研修

(2日目)

〜アセスメントの視点・居宅サービス計画作成演習〜


(2008年5月14日 島根県浜田市・いわみーる)



 本日は介護支援専門員の仕事の要である、相談援助技術の演習からスタート。介護支援専門員の仕事は、入り口(エントリー)・インテーク・アセスメント・居宅サービス計画原案作成・サービス担当者会議・モニタリング・再アセスメント・再計画、という具合に支援が展開していきますが、この過程において、一番重要なのは、もちろん相談業務です。

図1 研修前、出雲大社石見分祠にご挨拶.jpg

図1 研修前、出雲大社石見分祠にご挨拶


図2 いわみーるに着いた!.jpg

図2 いわみーるに着いた!


 相談援助技術は、後期に時間をたっぷりとって行います。その前に、これから皆さんに、サービス計画を作成して頂くために、長い時間でのグループ演習になります。そのため、グループメンバーとうまくかかわることができるように、お互いに自己理解・他者理解を深めて頂いたのです。

 私達は、他者とのかかわりの中で、何か物事に困りごとが発生すると、「あの時にこうしたほうが良かった」と呟いたり、「まったく、なんで、あの人はわかってくれないんだ」と嘆いたりする場面があります。

 このように(私達が)思ったり考えたりするのは、対人援助を行いながら、かつ自己とのコミュニケーションを行い、自分がそのように思っているのです(笑)。そして、自己とのコミュニケーションによって、その時々の物事の見方、とらえ方、考え方、行動の仕方を自分が決め、他者とのコミュニケーションの場面で、それを表現しただけなのです。

 皆さんは、演習講義をとおして、ストロークの存在を理解し、他者とかかわりながら、自己をみつめることができたようですね。さて、皆さんはどのように感じてくださったかしら?


図3 個人ワークを見守る.jpg

図3 個人ワークを見守る


図4 しまねちゃんとジャングルちゃんが応援!.jpg

図4 しまねちゃんとジャングルちゃんが応援!


 次こそ、いよいよ居宅サービス計画作成演習です(笑)。各グループで事例のEさん役と、奥さん役をやる方を選抜して頂き、残りのメンバーは介護支援専門員役を演じながら、アセスメントを深めました。佐藤は、各グループがロールプレイを繰り返し、アセスメントをしている間へ入り込んで、質問の仕方や、相談援助の展開の仕方などを個別に伝えていきました。

図5 生活行為を細分化.jpg

図5 生活行為を細分化


図6 価値観とは、これ!.jpg

図6 価値観とは、これ!


 そのような中から、利用者の思いや、考えを引き出す。あるいは聞いたりするという作業がとっても大変だということを再認識できたようですね。他者とのかかわりは、大変かもしれません。

 でも、介護支援専門員は「相談業務の専門家」なのです。であれば、大変だと言っていたら仕事にはなりません(笑)。だから、常に対人援助や相談援助技術の向上を目指し、自己研鑽を重ねる必要があるのですよ。

 「好きこそ物の上手なれ」です(下手のよこ好き、では困る)。皆さんも張り切ってくださいませ!


図7 たのもしい先輩・山崎さん.jpg

図7 たのもしい先輩・山崎さん


 本日は、Eさんご夫婦と面接を深め、そのアセスメント結果から、本人・家族が望んでいる姿を浮き彫りにします。そこから、生活の目標になるヒントを抽出。明日は、この生活目標(課題)を達成するための長期目標や、短期目標を、目標を達成できるサービス内容・及びサービスの種別を考えて、居宅サービス計画を完成させましょう。ではまた!

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posted by さとうはあまい at 16:16| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第219回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 客観的な視点

島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務未経験者更新研修

介護支援専門員再研修

(1日目)

〜介護保険制度の理念・ケアマネジメントの基本〜


(2008年5月13日 島根県浜田市・いわみーる)



 1か月ぶりに出雲空港へ降り立ちました。おや? 空港ロビーがいつになく賑やかな感じ。中にはツアー・コンダクターが、旗を振ってお客様を誘導している姿もちらほら。ははん、この方々はやはり出雲大社(杵築大社)へ向うようです。

 実は、出雲大社では60年に一度の「平成の大遷宮」を迎えているのです。そのために、神様に仮のお社にお移りいただいて(御仮殿遷座)、通常は一般の方々が昇殿出来ない本殿にあがり、一般人が本殿(といっても各部屋には入れない)を見学ができるのです。

 60年に1度ですよ! 60年に1度ですからねぇ〜。佐藤も機会があれば見たいけれど・・・。もちろん、仕事優先。佐藤は人々の間を縫って出雲市駅行きのバスに乗り込み、出雲市から浜田に向かったのでした(沈黙)。長いね〜この時間!

 それはさておき、今回の研修は、介護保険法の改正に伴って、介護支援専門員資質向上事業の実施で行われるもの。

 「介護支援専門員証に有効期限が付され、更新時に研修の受講を課す事により、定期的な研修受講の機会を確保し、介護支援専門員としての必要な知識技術の向上を図り、専門職としての能力の保持・向上を図ること」と、「介護支援専門員として、実務についていない方、または実務から離れているが実務に就く際に、介護支援専門員としての必要な知識、技能の再修得を測ること」を目的としています(そのままだが長い)。

 ですから、参加者の方の多くは、介護支援専門員の資格を持ちながら、実務未経験者の方々です。この研修内容は、介護支援専門員の実務研修と全く同様。44時間のカリキュラムと、そのほかに演習実習が組み込まれています。ひゃ〜!

 いや〜、系統だてられた研修とはいえ、介護支援専門員の資格を持ちながらも、現在は他の職についているわけで(笑)。その仕事を休み、この研修に参加するのは、本当に大変なことでしょうね。だから、会場で皆さんのお顔を拝見しても、研修に対する意欲が伝わってこない(それがふつうでしょうな)。

 まぁ、佐藤が、そう感じただけかもしれません。でも、せっかく、皆さんとかかわることができるのですから、皆さんにも意欲的に参加していただきたい(でなきゃほんとうに無駄)。そこで、まずは、皆さんからみた「介護支援専門員の仕事とはどのようなことでしょう?」とテーマを出し、グループで語り合って頂きました。

 佐藤は、この間にいつものように皆さんの間に割り込んで、情報収集しました。するとやっと皆さんの緊張もほぐれ、ほんのりと笑顔を見せてくださいましたね。

 グループ討議の後で、参加者の方に前に出ていただいてホワイト・ボードへ話し合った内容を書き出して頂きました。その内容は


 
 1)相談業務
 2)課題分析(アセスメント)
 3)サービスとの連携・情報収集
 4)計画作成
 5)モニタリング
 などなど・・・。

 
 佐藤は書かれた内容をみて、まさしくその通りだと思いました。1番に相談業務を持ってきてくれたことがうれしかったですねぇ〜。このような質問をすると、大概は、「居宅サービス計画を作成する」がトップにあがるんですよね、はい。そりゃ計画を作成する役割はあるわけだけど、本来は相談業務が主な仕事なんですよぉ。

 その後は、テキストに沿って、介護保険法の理念や、ケアマネジメントの基本を解説していきました。そして、利用者の主体性を尊重するために必要な介護支援専門員の心がまえなどを伝え、介護保険制度がスタートしたときの情勢と、現状との違いを解説していきました。

 佐藤が、皆さんに介護支援専門員の役割を順序だてて伝えていくと、皆さんは、素直にうなずかれたり、熱心にメモをとられたりしていました。その姿をみて、皆さんは現在、介護支援専門員の職についていないので、周囲にいる介護支援専門員の仕事を客観的に観察することができるのだなぁと思いました。

 なぜなら、介護支援専門員の職についている方々に、同じ、更新研修を行った時には、会場から「そうはいっても現実は難しい」という雰囲気が伝わってきましたからね。その方々は、それだけ介護支援専門員の職務に対して情熱があるのだとは思いますが・・・。

 時にはこのように自分達の仕事を客観的な視点で振り返ることが大切だと思いますがいかがでしょうか? さて、いよいよ、明日からは事例を通して、居宅サービス計画を作成に移ります。


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図1 いわみーるからの風景


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posted by さとうはあまい at 15:51| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月31日

奮闘記・第181回 ケアマネ/神奈川県

●Key Word● スーパービジョン

社団法人かながわ福祉サービス振興会

平成19年度

介護支援専門員研修専門課程(II)

〜事例検討〜


(2008年3月22日 神奈川県横浜市上大岡・神奈川県消費者センター)



 この日は、神奈川県の介護支援専門員専門課程Uの最終日。佐藤は諸般の事情で少々遅れてしまい、待たせてしまってごめんなさい。ああ、混んでいてはあの大きな鞄は思うように歩けませんでした(泣)。

 さて、今日、研修の最終日は事例検討です。皆さんに各自が取り組んでいる事例を共通様式にまとめて作成して頂いておりました。


図1 事務局と打ち合わせ.jpg

図1 事務局と打ち合わせ


 事例検討に入る前にテキストを活用して、事例検討とスーパービジョンについて講義。今後、皆さんは各部署にて「事例検討」の場を開催する立場になるはず。その時には、ぜひぜひテキストを活用してほしいものです。

 講義終了後は、各グループで自己紹介しながら、各自がまとめてきた事例の概要を伝え合って頂きました。

 皆さんが自己紹介をしている間に、佐藤はメンバーが多いグループから、会場で共有できる事例を適時選抜し、係りの方にグループ人数分のコピーをしていただきました。


図2 事例検討にもぐりこむ(1).jpg

図2 事例検討にもぐりこむ(1)


図3 事例検討にもぐりこむ(2).jpg

図3 事例検討にもぐりこむ(2)


 休憩後、早速選抜事例を活用して模擬事例検討会のスタート。事例内容は1人暮らしの方が、在宅で生活している。だが、身体的にも経済的にも、在宅生活ができるギリギリであろう、と介護支援専門員として考えたのだが、今後の対応に苦慮している、というものでした。

 発表者の発表を受け、会場から質問を受けました。そして、質問に対して、発表者には答えるのを少し待って頂き、質問を数個貯め込みました。ある程度質問が貯まった後で発表者から答えを伝えて頂き、更に質問を受け付けたのです。

 発表者は、自分の想いや感情の高ぶりから、ついつい質問を貯め込むことが難しい場面があり、佐藤に「もう少し待って!」と言われ、苦笑されていました。

 次に、会場から似たような経験をお持ちの方から「自分はこのようにした」という提案を出して頂きました。

 最後に事例発表者から気づきを伝えて頂こうと思いましたが、発表者は事例検討の場で何か役に立つ情報がほしかったようで、いささか消化不良気味にみられましたので、そこで、後ほど相談に乗るということで模擬事例検討会は終了。

 事例提供者の方と、休憩時間に具体的にお話。提供者の方も、さてさて、今日の事例検討を受け、気持ちにゆとりを持つことができたでしょうかねぇ。Yさん、事例提供をしてくれてありがとう!

 皆さんは、模擬事例検討に参加することにより、事例検討の手法を理解して頂けたようなので、グループ内で発表者・司会者・書記・タイムキーパーを決めて頂きグループ内で事例検討会をスタートしました。

 昼食後も、事例検討をおこない、すべてのグループメンバーの検討が終了した時点で本日の研修は終了!


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図4 修了証書を手渡す(1)


図5 修了証書を手渡す(2).jpg

図5 修了証書を手渡す(2)


 最後に、神奈川県サービス振興会から皆さんに介護支援専門員専門課程Uの修了書が発行され、佐藤は理事長の代理として、皆さんに証書を授与させて頂きました。

 皆さんは、職務を遂行されながらの介護支援専門員専門課程受講は、さぞかし大変だったことと思います。しかし、受講しただけでは「更新された」とは言えません。

 皆さんは、介護支援専門員証の「更新手続き」を済ませることで介護支援専門員という役割を続けることができるのです。手続きを忘れずにお願いします。

 そして、今後も、自分のためにも利用者のためにも、自己研鑽に励んで、ステキな支援を展開してくださいませ。お疲れ様でした! ではでは!!


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図6 京急百貨店(UNCIEL BIUE)にて夕食


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posted by さとうはあまい at 15:47| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

奮闘記・第175回 その他/神奈川県

●Key Word● 自分自身の存在価値

たかつ訪問介護支援事業所

ヘルパー研修会

〜自分の心のケアを考えよう〜


(2008年3月17日 神奈川県川崎市・てくのかわさき)



 たかつ訪問介護支援事業所のヘルパーさんとのかかわりは昨年に引き続き、これで2回目。今回のテーマはヘルパーさんの「メンタルヘルス」(精神の健康)についてでした。

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図1 てくのかわさきについた


 夕方からの研修会にもかかわらず、会場には60名あまりのヘルパーさんが集合してくださいました。皆さんの「勉強したい!」という熱意が伝わってきました。

 中には、「昨年の研修が楽しかったので、楽しみに来ました!」と声をかけてくださる方もいらっしゃいました。

 このような、ポジティブな言葉を頂くと、すぐにエンジン全開になるのが佐藤の凄いところ、または他者の迷惑かえりみずとも言うらしいが(笑)。


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図2 資料はすべてあるかしら?


 早速、皆さんのウォーミングアップのために、常日頃、ストレスを感じる時はどのような時か? さらにそのストレスをどのようにして解消しているのか? 皆さんに尋ねてみました。

 すると、なんたること! 皆さんから出てきた言葉は、介護保険制度の中でヘルパーの働く時間が短くされました。しかし、サービスを提供時の内容は変わらない、と来た。

 そこで、毎回の援助が時間に追われてしまうことになり、「ここまでしかできなかった・・・」という無力感が募り、ストレスになっていく、という方が多かったのが印象的でした。

 皆さん、いかに仕事熱心かがわかります。でもこれ、大変なことですよ。だって、一生懸命やっても達成感がないのでは、そりゃストレスになりますよ。

 他には、自分の考えていることや、思いが相手似に伝わらない時、仕事から帰って家事が忙しいのに誰にも手伝ってもらえない時など・・・。

 私事ですが、まぁ佐藤も家人に対して、いろいろあるんですよ、そりゃあ(もちろん家人のほうもそう思ってはいるだろうが)、ブツブツ・・・。

 また、ストレスを解消する手立てとして多かったのは、「甘いもの食べる」「ビールを飲む」などでした。ははは。うんうん、私もそうじゃわい、と頷いてばかりもいられません。皆さんの心のケアにつながるヒントを出さねば。

 そこで、自分の物事の見方、感じ方、考え方、とらえ方があるように、他者にも物の見方、感じ方、考え方、とらえ方には違いがあります。そのことに気づいて頂くためにも、まずは「自己理解・他者理解」を深めて頂きました。


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図3 自分を語り、他者を聞く


 まずは、自分が自分のことをどのようにとらえているかを考えて頂き、その後、他者と幼い頃の楽しかった思い出を語り合って頂きました。

 そして、自己紹介し合った仲間は「どのような人間に見えたか」を書いて頂き、感じたことを相手に伝え合っていただきました。

 皆さんは、このようなかかわりの中から、自分の考えている自分、他者から見える自分との間には大きな違いがある、ということに気づくけたようです。


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図4 自己理解を深める


 次に、ストローク表を作成して頂き、自分の他者とのかかわり方の傾向性を見て頂きました。中でも、自分がどのくらい自分自身にストロークを発信しているかを見て頂いた時に、ほとんど方が、自分自身の存在をディスカウント(値引き)していることがわかりました(ビックカメラ並み)。これには会場が爆笑でしたね。

 そこで、皆さんはヘルパーという仕事を精一杯やっているが、自分のことをないがしろにし、疲れている状態で「他者の援助」を行っている可能性があること。自分が相手の立場に立てば、自分が援助を受けるならば、自信を持っていて、明るく振舞うヘルパーさんに来て欲しいと思うはずでしょう?

 だから、皆さん自身がまずは自分自身の存在価値を大切にした上で、自信を持って仕事を遂行することが大切であることを伝えました。

 皆さんは、佐藤が発信する言語に対して、うんうんと頷いたり、時には爆笑したり、それはそれは、熱心に聞き入ってくださいました。おかげで2時間の研修時間はあっという間に終了!

 さてさて、佐藤は皆さんの自身のメンタルケアのヒントになるものをメッセージとして伝えることができたのかしら気になるな〜? ではでは!


(To Be Continued!)
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奮闘記・第174回 ケアマネ/神奈川県

●Key Word● 他者を頼る

社団法人かながわ福祉サービス振興会

平成19年度

介護支援専門員研修専門課程(II)

〜事例検討〜


(2008年3月16日 神奈川県厚木市・プロミティあつぎ)



 さてさて、昨日に引き続き、神奈川県の介護支援専門員の方々とかかわりました。どこの研修でもそうだが、佐藤にすれば同じ内容で「2回目(2組目)」となる内容でも、それぞれの参加者にとっては初めてのこと。そしてそれぞれの組でメンバーのタイプも違えば能力も違う(あたりまえだわな)。

 ただ、グループメンバーどうし、すでに顔なじみの関係になっていますので、佐藤が会場に入ったときには、皆さんせっせと情報交換をしていました。

 早速、テキストを活用し、事例検討とスーパービジョンについて解説。専門課程を受講している皆さんは、すでに「スーパーバイザー」の役割を担う立場にあるということを伝えました。会場には、すでにスーパーバイザーとして活躍されている方もいたかもしれませんね。

 まず、スーパービジョンを行うときには、対象者の「レデイネス(準備段階)」に沿ったかかわり方をする必要があることを伝えました。

 その後、事例提供者の事例を活用して、会場全員で事例検討をしました。事例の内容とは、介護支援専門員自身が、利用者本人よりも家族への対応方法の仕方で苦慮しているケースでした。

 発表後、会場から質問を集めて、出てきた質問は書記がホワイトボード内に貯め込みました。そして、ある程度貯まったところで、発表者に答えて頂きました。

 その後、会場の、似たようなケースを担当した受講生から、「自分はこのように対応した」という体験談が語られました。

 その方は自分の経験を踏まえて、当初は自分も、すべてのことを何とかせねばと思ったこともあったらしい。まさしく○○さんと同じように悩んだ時期があったということです。

 悩み続けたあげく、時間も経過していきました。とうとう、「自分は誰のための介護支援専門員なのか?」と自分自身に問い返したそうです。

 最終的に、その方は、それぞれの課題を解決するための担当がいて、部署があるのだから、自分1人で抱えてもできることは限られている。だから思い切って他者を頼ることにした云々という経緯を話してくれました。

 発表者も、他者が自分のしていることに共感してくれたり、あるいは同じようなことで悩んだり、かかわり方を工夫して頑張っている仲間の存在を知りました。そのことから力をえて、表情も穏やかになり、笑みもこぼれるようになりました。

 昼食後、再び各グループ内で事例検討を深めて頂きました。佐藤も各グループの事例検討に参加して、皆さんの活躍ぶりを耳にすることができました。各グループの参加者による事例検討が終了した時点で、皆さんの長期にわたった研修も終了しました。

 最後に数名の方から研修についての感想をうかがいましたところ、「本当にスケジュールをいろいろ調整しての研修参加は大変でした。

 しかし、新たな情報をたくさん聞くことができたので良かったと思います」や、「介護支援専門員は常に利用者側に立ち、物事を見てみることの大切さを再認識できました」などなど、いろいろな感想が寄せられました。

 中には山形県から参加された方もいてビックリ! 皆さん、本当にお疲れ様でした。

 最後に、佐藤の手で、皆さんに修了証書を手渡させて頂きました。一人ひとり、研修を修了した満足感からでしょうか、ステキな笑顔であふれていました! 皆さん、今後も張り切ってくださいませ! ではまた!!


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図1 研究所メンバーも応援!!


(To Be Continued!)
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奮闘記・第173回 ケアマネ/神奈川県

●Key Word● 気づき


社団法人かながわ福祉サービス振興会

平成19年度

介護支援専門員研修専門課程(II)

〜事例検討〜


(2008年3月15日 神奈川県相模原市・プロミテイふちのべ)



 皆さんには、前回の研修時に、自分の利用者の支援経過を振り返り、1人の方の事例をまとめてくるように宿題が出ていましたねぇ(笑)。

 佐藤は、研修がスタートする前に数人の方の事例を拝見させて頂きました。すると、専門課程を受講する人々だけに、各自支援経過が、各段階ごとに整理でき、自分の伝えたいことを端的にまとめられていました。

 はじめに、テキストを活用して事例検討と、スーパービジョンの意義について簡単に講義を行い、事例検討の手法について説明しました。その後、全体で共有する事例を提供している方を大募集! しかし、なかなか手をあげてくれませんでした(笑)。

 すると、1人の方が、「私、今、支援方法に困っているので、ぜひ、やって欲しい!」という方がありました(キタ〜)。素晴らしい勇気ある提供者での登場です!! 

 そこで、事務局の方にコピーをお願いし、午後一番にその方の事例検討をすることにしました。そこで、午前中は、各グループでの自己紹介の後、発表者・司会・書記・タイムキーパーを決めて、グループメンバーによる事例検討を1件していただきました。佐藤もグループの中に入って質問をしたり、提案したりしました。

 午後は、いよいよ提供事例の事例検討です。発表者のいるグループに司会・書記をお願いしました。発表者の方の発表が終わり、質問の時間になると会場からは質問が活発に出されました。

 その後、質問を貯めこみ、ある程度の量になったところで、発表者に答えて頂きました。そして、さらに質問を受けて、ある程度まとまったところで再度答えて頂きました。

 皆さんは、このような過程の中で、発表者の方の表情に変化が出てきたことに気がついていったことと思います。また、発表者自身も、自分を客観的にとらえることができたようです。

 次に、参加者の方で同じようなケースを担当したことがあるかたから、「自分の場合はこのように対応した」ということを発言していただきました。1人の方が、発言をすると、他にも「私の時にはこうしましたよ」という意見も出てきて、会場は和やかな雰囲気に包まれていきました。

 最後は発表者の方に、事例検討をやってみた感想をうかがうと、「皆さんの質問や意見を聞いているうちに、自分が何に困り、何に悩んでいたのかに気づくことができました。

 そして、どのように対応すれば良いかヒントをもらったように思います。明日から、この気づきを大切にかかわってみたいと思います」とさっぱりとした表情で話されていました。

 この方の事例検討を通して、参加者どうし、事例検討の意義を共有した瞬間だったように思います。さて皆さんいかがでしたでしょうか?

 また、皆さんは、事例検討の手法を体験する中で、「質問を貯めこむ」意義を理解されて、後半の事例検討では、グループ内で「質問にはすぐに答えちゃだめなのよ」などと笑いながら声を掛け合う姿を見ることができました。

 さて、和やかなうちにすべての方の事例検討が終了。これにて、専門課程Uのすべてのカリキュラムが終了! 神奈川福祉サービス振興会の方から、皆さんに修了書を渡してほしいということでしたので、一人ひとりに手渡させていただきました。

 皆様。これで、また、介護支援専門として働き続けることができますね。どうぞ、利用者のかたにステキな笑顔を届けてくださいませ! ではでは!


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図1 熱く語り合えた


(To Be Continued!)
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2008年03月20日

奮闘記・第172回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 自己成長

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その4)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年3月14日 島根県松江市・松江合同庁舎)



 さてさて、いよいよ介護予防・サービス計画作成演習も大詰め。佐藤は、事前にファシリテーターの方と打ち合わせを行いました。

 その時に、ファシリテーターから、グループによってはできない部分に着目して行き詰っているグループもあるとのこと。利用者のできている部分に着目するようにアドバイスが必要ではないか、とのことでした。ね、ファシリテーターの方って、キチンと皆さんを見守っているでしょう!

 そこで、佐藤は、グループ討議に入る前に予防給付を受ける方の特徴や、予防給付の考え方などについて、再度解説をしてから演習を開始しました。


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図1 「通学路に出て子供にあいさつ」


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図2 「アロマテラピーを受ける」


 その後、グループ内では活発な議論が繰り返されながら、いよいよ、介護予防・サービス計画ができ上がってきました。

 本来は皆さん全員に発表をして頂きたいところなのですが、時間が限られていますので、発表をしていただくグループを、林さん、本田さん、佐藤で選んでその方々に発表していただきました。


 発表していただいたグループの目標!

 ・毎朝登校中の学童に「おはよう」の挨拶をし、子どもの安全を見守る。
 
 ・定期的に煮物を作って、お嫁さんにおすそ分けをする。

 ・足の浮腫を軽減するために、アロマテラピーを取り入れて足浴を楽しむ。

 ・自分で作った野菜を活用して煮物を作る。

 ・収穫した野菜を売るなどなど。


 最後に、事例提供者の方に感想を聞きました。そこでは様々な考えをきくことができ、また、グループ討議をする中で、利用者さんに対する見方まで変わってきたということもありました。


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図3 地元言葉(出雲弁?)がはじけました


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図4 思い通りに発表ができた


 さらに、現職の地域包括支援センターの方にも感想をうかがうと、「常日頃計画がパターン化してきているところだったので、良い学びができた。こちらの提案の仕方によっては、様々なことができるということが理解できてとても良かった」と話してくれました。

 最後は、2日目にKJ法で作成した模造紙に書かれた内容を、試験に合格したグループの方々に発表して頂きました。

 4日間を共に過ごし、お互いの力を借り合いながら、お互いに自己成長してきた仲間です。皆さんはにこやかに前に出て堂々と発表されました。良かった〜。


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図5 本田さんからのエール


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図6 林節(ぶし)が展開する!


 研修終了後は一人ひとり、それぞれがまたプロとしてそれぞれ活動していくわけですね。どうぞ、今回かかわった仲間を時には思い出して、チームワークの輪を広げてくださいませ。次回基礎研修で会えることを楽しみにしています。ではでは!

(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 20:34| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第171回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 情報収集の仕方

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修実務(未経験者)

後期(その3)


〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年3月13日 島根県松江市・松江合同庁舎)



 いよいよ研修も後半に突入! 今日からは介護予防について講義演習となります。平成18年4月からスタートした地域包括支援センターの役割については、すでに実践されているところのものです。したがって、その役割について認識されている方は多いと思います。

 ですので、ここのところでは、テキストを活用して、さらさらと講義しました。実際、参加者の中には、地域包括支援センターで働かれている方もいました(笑)。

 そのような中で、改めて皆さんは介護支援専門員と地域包括支援センターとの連携では、介護支援専門員がはたす役割の重要性についての再確認ができたようです。


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図1 様式にペンを走らせる


 後半は、介護予防・サービス計画の作成方法及び演習をスタート!! 初めに介護予防・サービス計画の様式について説明しました。A3判の1枚の様式を見ながら、テキストに沿って記載する内容を説明し始めると、皆さんは居宅サービス計画の様式説明の時と同様に不安そうな表情になっちゃいました(笑)。

 まぁ、そう硬くならなくても、実践では利用者・家族がそばにいてくれるわけですから、その方々とかかわりながら、利用者や家族の方が常日頃していることを整理して、様式に記載していけばよいのです。


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図2 一人ひとりが真剣!


 その後、佐藤が事前に選抜しておいた事例の提出者の方に協力して頂き、壇上で佐藤が介護支援専門員役になり、情報収集の仕方を披露しました(おおげさ?)。

 事例提供者の方から、佐藤がポイントごとに必要な情報を聞き、内容を要約し、リフレーミング(確認)する。そして利用者の同意を得る。という手法を実践していくと、皆さんは、浮かび上がってきた情報をアセスメントシートにスムーズに記載していくことが出来たようですね。


図3 グループワークがたけなわ!.jpg

図3 グループワークがたけなわ!


 その後は、しばらく個別に様式に記入する時間をもうけました。この時間から、再度ファシリテーターの林さんと本田さんにも手伝って頂き、私も会場内を歩きながら、皆さんの記載内容を拝見させて頂きました。

 すると、皆さんは、すでに居宅サービス計画を作成しているので、情報を自分なりに整理して、スムーズにシートを埋めることができていました。ステキです!

 さて、明日は、いよいよ、介護予防・サービス計画の仕上げです。どのような計画ができるか楽しみです。


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 20:03| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第170回 ケアマネ/島根県

●Key Word● なじみのある言葉

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その2)


〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜



(2008年3月12日 島根県松江市・松江合同庁舎)



 各グループ内での事例検討が終了。それから、佐藤が事前に会場で共有するために選抜しておいた事例の検討を行いました。その中には、利用者の言葉をそのままに活用して、課題分析の内容を地域の言葉(出雲弁?)で作成した事例もありました。

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図1 アルファ・ワンの朝食は野菜がたっぷり!


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図2 本田さんに質問がとぶ!


 皆さんにとってはなじみのある言葉ですので、発表者が課題分析を読み上げるたびに、皆さんは笑い声を立てていました。介護支援専門員は、利用者に居宅サービス計画を読みあげて説明をするのですから、利用者の言葉を大切に受け止めて活用しましょう、と伝えました。

 この事例検討は、事例から伝わってくる本人の気持ちが皆さんにも素直につたわったようでした。皆さんが「利用者の言葉を大切にする」ということについて十分に理解できたと思います。


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図3 それぞれにアドバイス


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図4 思考回路の整理を手伝う(林さん)


 その後は皆さんに、実習や、事例検討を通して、できていたことや学んだこと・できていなかったことを整理できるように、各自が思ってことや気づいたことをポストイットに書き出す作業をして頂きました。

 各自が書いたポストイットを模造紙に貼っていき、その後、KJ法を活用して、同じような内容のポストイットを集めた「島」をつくり、集まった島ごとに名前をつけて頂きました。そして、できていたことの島を維持するためにはどうすればよいのか。また、できていなかったことの島を改善するためにはどうすればよいのか、などを考えて頂きました。


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図5 成果物(1)


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図6 成果物(2)


 最後に、皆さんが作成した成果物を壁に張り出して、会場内で共有しました。張り出された成果物は皆さんの熱い想いで溢れていましたね(笑)。

 皆さんの成果物に囲まれた会場で、午後からは自己理解・他者理解の時間を設けました。「自分が考える自分」と「他者が見た自分」とでは違いがあることを、演習を通して知ることができたようです。

 その後、介護支援専門員に必要な相談援助技術についてテキストを活用して説明しました。そこでは心理テストを活用して、皆さんのコミュニケーション能力を測って頂きました。

 そして、バイステイックの7つの原則を説明しながら、相談援助技術は、その技術を活用する人が、原則を意識していないと活用できません。

 また、介護支援専門員は利用者の感情を表出する役割があるが、その時に利用者の訴えることに感情移入をし「何とかしてあげたい」と考えることがないよう、常に自分の行動や考えをみつめるアンテナを張る必要性について話しました。

 皆さんは、自分で自分のコミュニケーション図表を作成した後だったので、佐藤の話を身を乗り出して聞いてくれましたね(笑)。さて、皆さんはこの講義で何をどのように感じてくれたのかな〜。


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図7 しまねちゃんも応援!!


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posted by さとうはあまい at 19:15| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第169回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 役割

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その1)


〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年3月11日 島根県松江市・松江合同庁舎)



 この日から、松江地域の研修が始まりました。ということで研修前にまずは歩いて売布神社さんにごあいさつ。ふふふ、大吉でしたよ!

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図1 売布神社へごあいさつ!


 後期研修は、皆さんが大変な思いで、あるいは張り切って作成した居宅サービス計画の演習成果を発表する場でもあるのです。

 佐藤は、皆さんの思いをひしひしと感じながら、提出された課題を私なりに一生懸命読ませて頂き、一人ひとりにコメントを入れました。

 会場では、皆さんとの再会に喜び、一人ひとりに居宅サービス計画をお返ししました。皆さんは佐藤のコメントを見ながらうなずいたり、隣の方とみせあったりと、さっそく情報を共有されていましたね(笑)。

 今日は、皆さんが作成した課題を、さらに各グループで事例検討を行い、深めて頂くために、まずその事例検討の手法について説明しました。

 事例検討には、発表者・司会・書記・タイムキーパーの役割がある。その役割はグループ内で順番に交代しながら行っていく。

 演習手法として、発表者の発表の後には質問を出してもらう。その質問に対して発表者はすぐに答えを出さない。ある程度出された後で、発表者に質問に答えていただく時間をもうける。その後、同じような事例の経験を持つ方は共有できるアドバイスを伝える。

 また、アドバイスを伝えるときには「自分はこのように考える」とその根拠をまじえて伝えることが大事であり、事例提供者を批判するようなアドバイスはしない。これらのルール、約束事項を事前に伝えました。


図2 他者の発表に耳を傾ける.jpg

図2 他者の発表に耳を傾ける


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図3 進行状況を見守る本田さん


 まずは、皆さんに各グループで1事例の検討をしていただいた後、佐藤が前もって選別しておいた事例を活用して、会場全体で事例検討を行いました。

 同じグループ内に発表者がいる人はお互いに助け合い、司会・書記・タイムキーパーを担当してくれていました。

 グループ内でも、発表や、司会を担当するのは、相当な度胸がいること。ましてや、会場全体の前で、それぞれの役割を担当された方は、さぞやどきどきしたことと思いますよ。


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図4「なぜ」そうなったのかな?


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図5 うまくできたようですねぇ


 この事例検討では、会場から多くの質問が出されて、活発な事例検討を行うことができました。全体での事例検討を通して、事例検討の手法が理解できた皆さんは活発にグループ討議を展開できていました。

 そのような中を、ファシリテーターの林さんと本田さんは、例のごとくグループ内をまわり、活発な議論が展開できない場面では、グループ内の発言を促し、各グループ内で疑問点出たときも的確に応じてくれていました。さすがですね。


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図6 休み時間もグループに割り込む


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図7 こちらは三銃士!松江君登場


 そして、1日が終了するころには、皆さんの笑顔があふれていましたね。さてさて、後期は同じグループの方々と4日間過ごした上、更にグループ演習を行っていきます。

 このようなグループワーク自体が、仮想サービス担当者会議や、仮想ケースカンファレンスという演習の場となるわけですから、活発に議論を深めてくださいませ!


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図8 久しぶりのミスタービーフでくつろぐ


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posted by さとうはあまい at 18:34| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

奮闘記・第163回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 誇り(プライド)

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その4)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年3月4日 島根県出雲市・フローラいずも)


 
 実務者研修はいよいよ最終日となりました。介護予防・支援サービス計画の仕上げに向けて、各グループはメンバーシップが最高潮に達しているようで、活発に話がなされています。皆さんが議論されている間を、今日もファシリテーターの方々が、親身のアドバイスをしてくれていました。

 やがて、皆さんは介護予防・支援サービス計画を作成することができたようです。本来はすべてのグループに発表をしていただきたいところですが、なにしろ時間は限られています。そこでファシリテーターの方々が推薦した、5グループの方に発表をしていただきました。


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図1 最終仕上げを見守る


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図2 的確なアドバイスをもらえた


 発表された計画では、訓練のために水中ウォークを組み入れて筋力アップを図るとか、定期的に料理をつくり、そのでき上がりを写真に納め、息子さんが帰京したときにみせるんだとか。また、散歩に出たときに草花をつんだり、玄関の一輪挿しにさすなど、具体的な目標設定が出来ていました。

 午後からは、研修の振り返り、及び意見交換の時間としました。この時間には、皆さんが2日目に模造紙に作成してもらった「できていること・学んだこと」「できていなかったこと」を発表していただきました。まずは今回の試験に合格して実務研修を受けている10グループが壇上での発表となりました。


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図3 頼もしい先輩


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図4 発表を見守る


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図5 自信を持っていい


 グループの仲間とともに過ごした研修の集大成です。発表者の方は、緊張して壇上にのぼっても発表が始まると、それぞれのグループごとにきちんと自分達が伝えたいこと伝えることができていたのです。

 佐藤は研修中での皆さんとかかわりの中で、皆さんは謙虚さの中にも秘めた自信をもち、自分の考えに誇り(プライド)を持っているということを肌で感じていました。だから佐藤は皆さんの発表する姿をたのもしく眺めていられたのです(笑)。

 その後、ファシリテーターをしてくれた、林さん・本田さん・山崎さんの先輩ケアマネの3人から皆さんにご自分の体験を交えた感想とエールを贈っていただきました。皆さんもそれぞれ、介護支援専門員として様々な経験と知識を積み、この「舞台」に自分が立ち、自分の得た専門家としての誇りを、知識とともに後輩たちに伝えてあげてください。それがプロフェッショナルというものではないでしょうか。

 またどこかで逢いましょう! ではでは!!


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図6 壇上での発表は緊張する


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図7 誰が一番若いのやら?(笑)


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図8 出雲市「錦」でごはん


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posted by さとうはあまい at 18:07| 島根 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

奮闘記・第162回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 地域に密着

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その3)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜



(2008年3月3日 島根県出雲市・フローラいずも)



 昨日作成した、壁で付箋を蓄えた模造紙が踊っています。研修は3日目を迎えました。
各グループ内も交流が深まり、始まる前から、皆さんの会話でにぎやかなこと!
事務局の方の挨拶が聞こえないくらいです(笑)。




図1 比布智神社へ参拝!.jpg

図1 比布智神社へ参拝!


 介護保険改正からすでに2年が経過。すでに地域包括支援センターの概要については、皆さんは周知のこととは思います。しかし、介護支援専門員として、地域包括支援センターの役割についての詳細を理解することは重要なことです。

 ですから、佐藤は、テキストを読み進めながら、私が体験した事例などを織り交ぜながら、解説していきました。その上、この時間は皆さんにとっては久しぶりに講義の時間でったので、くたびれたかもしれませんね(笑)。


図2 ひたすら講義です.jpg

図2 ひたすら講義です


 佐藤は、地域包括支援センターには、地域の方のよろず相談を受ける役割があるが、地域包括支援センターは限られた数しかありません。だから、地域に密着している皆さんが、地域包括支援センターより多く、地域の方の相談の入り口を担当する場合があるのではないでしょうか。

 すでに、皆さんこの研修を受けて、相談業務の専門家になったのですから、介護予防の相談に来た方を、むげになんでも地域包括支援センターへ紹介してしまうのでなく、まずは皆さんが、その方の訴えや、悩みに耳を傾けてスクリーニングをして欲しいことを伝えました。


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図3 ステージ上でアセスメントを披露!


 午後からは、介護予防・支援サービス計画を作成しました。提出事例から選抜しておいた方に協力していただき、壇上にてアセスメントを開始。皆さんは佐藤と事例発表者が語る内容を真剣に記録として残していきました。

 その後は、例の頼りになる3人のファシリテーターの方にも協力をしていただき、各グループを周りながら、皆さんの疑問に対応していただきました。


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図4 会場をまわり皆さんを応援(山崎さん)


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図5 自立支援(?)
会場でアドバイス(林さん)


 佐藤は会場をまわって、皆さんが熱心に様式と格闘している姿をみて、感激しました。だって、その様式には利用者の情報であふれかえっていて、素晴らしい文章が記載されていたのですもの。明日の完成が楽しみです。ではでは!

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posted by さとうはあまい at 14:52| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第161回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 事例検討の展開方法

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その2)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜



(2008年3月2日 島根県出雲市・フローラいずも)



 皆さんから、提出された実習課題から、佐藤が2事例を事前に抽出しました。その事例を活用して、全体で事例検討を開始!

 佐藤は、皆さんに事例検討の展開方法には、様々な手法があるということを知っていただきたく思い、はじめの事例では全体の事例検討の進行をファシリテーターの林さんにお願いしました。

 事例は、進行性の病気を持つ方の事例で、利用者は重篤な方でした。支給限度額を超え、さらに障害者自立支援法も活用している事例でしたが、事例提供者は丁寧に基本情報を収集し、アセスメントをおこない、本人主体の居宅サービス計画が作成されていました。

 提供者の発表が終わると、会場から質問をいただき、質問を溜め込んだ後、提供者が答えていきました。


図1 成果物を作成中.jpg

図1 成果物を作成中


図2 自己理解・他者理解風景(演習).jpg

図2 自己理解・他者理解風景(演習)


 ここまでは、昨日の検討方法と同じ。そこからさらに林さんは、質問を深めていきました。そうなると、更新者からの質問が目立つようになり、その質問はかなり専門的な視点を持つアセスメントの内容になっていったのです

 そのうちに、「私にも、同様な方の事例があり・・・云々」とか、「私だったらこう考える!」などの自分の考えを伝える方も出てきて、かなり検討内容が深まっていきました。

 最後に参加者の方に、新たに出てきた情報を加味して、自分だったらどこにポイントをおくのかを考え、数人の方に発表していただいた後、最後に林さんが講評をして、この事例検討は終了しました。林さんは利用者の経済状態をアセスメントすることの重要性について熱心に語ってくれました。

 新任の方々とっては、少々高度な事例検討だったかも知れません。でも皆さんは改めて、アセスメントがいかに大切なのか。アセスメントの視点を学ぶ良い時間になったことと思います。

 その後、各グループでKJ法を用いて、演習と事例検討を通して「できていたこと・学んだこと」と「できていなかったこと」を抽出していただき、できていることを維持するためにはどうするのか。できていなかったことを向上するためにはどうするのかを考えていただきました。


図3 決意表明!.jpg

図3 決意表明!


 最後は模造紙を会場の壁に貼っていただきましたので、会場の壁は皆さんの成果物で飾られてにぎやかになりました。他者のグループの成果物をお互いに見ることにより、ここでも新たな気づきをされていたようです。

 午後からは、相談援助技術について講義演習です。まずは自己理解・他者理解を深めたあと、自分のコミュニケーションの傾向性を知ることができるツールを活用して解説していきました。

 このような演習は非常に楽しいようですねぇ(笑)。お互いに図表を見せ合ったり、感想を伝え合っていました。

 バイステイックの7つの原則については交流分析の結果を活用しました。この原則は相談援助をするときの基本原則なんですが、実践することは難しい。特に、感情表出と、非審判的態度については、その難しさについて、佐藤がパフォーマンスを疲労しながら強烈にアピールしました(うるさい?)。

 さてさて、皆さんには、どのように伝わったのか。気になるところです(笑)。ではでは!


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図4 出雲市駅中にモニュメント発見!
国引き神話だ〜(笑)



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posted by さとうはあまい at 14:19| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月04日

奮闘記・第160回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 司会進行

島根県社会福祉協議会


平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その1)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年3月1日 島根県出雲市・フローラいずも)



 今日の会場は、ここはしまね花の郷の隣にあるフローラいずも。介護支援専門員実務研修後期がスタートしました。

 このフローラいずもの近くには、神社があります(出た)。佐藤は前期にこちらの会場に来たときに、気にかけていたのですが、ついぞお参りすることができませんでした。そして一昨日行きました。

 今日もまたフローラいずもへ向うタクシーの運転手さんに、ちょっと待っていただき、参拝をしてきました。

 道路わきにある、鳥居の横の案内板には「比布智神社(旧県社)」ご祭神はイザナギノミコトとイザナミノミコト、オオヒルメノムチノカミ(大日霊貴神)と記載されていました(出雲なのにアマテラス大御神親子!)。

 階段を登り神門をくぐると、拝殿の前に出る。本殿(うしろにある小山がご神体ならご拝殿)の左側には、いくつかの社が見えました。佐藤は、本殿をお参りさせていただきました。

 「今日から出雲市の皆さんとかかわります。どうぞ、平穏にかかわることができますように!」とお願いをしました。
(いつも平穏じゃないのか?)

 すると、春風が、階段から下から昇ってきて佐藤の体をひと撫で(?)して、上空へ登っていきました。まるで、神様が安心して行きなさいと後押しをしてくれたみたい(まぁ、自己中(じこちゅう)もここまでいくとひとつの世界観まで達している気がする(まぁ気にするない)。


図1 比布智神社へ再び朝がけ.jpg

図1 比布智神社へ再び朝がけ


 介護支援専門員の後期研修は、実習課題をもちより、事例検討をするのが主な目的です。佐藤は、230余名の参加者の方が事前に提出してくれた課題にコメントを入れたものを抱えて会場入り。その課題を一人ひとりに手渡しをして返したのですが、230余名ですからね。少々時間がかかりました(笑)。

 さて、その課題を各グループで事例検討をしていただきました。事例検討は発表者・司会・書記・タイムキーパーをそれぞれ決めて、順番に発表していくというもの。

 皆さんも、介護支援専門員になり、様々な会議で司会進行の役割に担当するでしょう。ですので、この検討会はその役割を経験できる練習の場でもあるのです。

 今回も山崎さん、林さん、本田さんの3人のファシリテーターに登場していただき、皆さんの事例検討をサポートしていただきました。


図2 事例検討開始!.jpg

図2 事例検討開始!


 事例検討は、「発表・質問・答え・共有・気づき」という手法をとります。佐藤がこの過程の中で、皆さんに注意を呼びかけた部分があります。まず、司会者はメンバーからの質問を溜め込んでいって欲しいということ。

 また、ある程度の質問が出たら、書記が記載した質問内容に発表者が答えていく。こうすると、発表者が、質問の答えをじっくりと考えることができるからです。実は、この考える時間が発表者に気づきを与える時間でも有るのですが。

 グループメンバーはほぼ前回と同じ。皆さんはすぐに役割を分担して、にぎやかに事例検討がスタートしました。

 発表に夢中になると、ついつい質問を溜め込む約束が守れなかったり、誰が司会なのか分からなくなってしまうことがあります。

 まぁ、無理もない。皆さん必死で課題と向き合ってきたんだもんね。色々聞きたいでしょうし、答えたいでしょうから。


図3 選抜事例を共有する.jpg

図3 選抜事例を共有する


 午後の1回目は模擬事例検討。佐藤が以前に選抜した事例を、全体で共有しました。事例を提供してくれたメンバーがいるグループから、司会・書記を決めていただき検討会のスタートです。事例は小規模多機能を活用するという内容でした。

 約束どおり、発表・質問・答え・共有・気づきの流れを30分かけて行っていくと、皆さんは、「質問を溜め込む」という意味を理解し、その後のグループでの話し合いはスムーズに進行したようです。

 本日はひねもす、事例検討に時間をかけました。一人ひとりはどのような気づきを得たのでしょうね。ではでは!


図4 白熱!事例検討.jpg

図4 白熱!事例検討


追伸  51 51 51 51 51〜(笑)
 実は私事で恐縮ですが(まぁブログは全部私的なものですが)、3日に佐藤は誕生日を迎えました。さて、気のせいか昨年も島根にいた気がしますが(笑)。
 前夜、ホテルに帰り、ブログをチェックしていますと、お祝いメッセージをいただきました。さらに今日もいただきました。私事ながら感激! 本当に嬉しかった。祝ってくれたみんな有り難う!!


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 19:11| 島根 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第159回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 接遇

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その4)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年2月29日 島根県浜田市・いわみ〜る)



 いよいよ、実務研修も最終日となりました。まず、昨日の続きから。

 介護予防・サービス計画の作成をしました。昨日までは、課題を見つけるところまででしたので、今日はいよいよプランニングに入ります。

 目標の設定から、本人家族のセルフケアを入れ込み、どのようなサービスを活用しながら現状を維持することができるのかを考えていきました。


図1 グループ演習の力は大きい.jpg

図1 グループ演習の力は大きい


図2 介護予防支援サービス計画を披露.jpg

図2 介護予防支援サービス計画を披露


 佐藤も、ファシリテーターの山崎さんも、フル活動で、あちこちのグループに出没し、皆さんを励まし続けましたよ(笑)。

 すると、ほらほら! 介護給付では考え付かなかったようなプランがたくさん出てきました。

 「電動自動車で田の水を見にいく」だとか、「雑巾を作成しデイサービスで活用してもらう」「本人が姿見(鏡)の前を通るときに、腰を伸ばす運動をする」とかね。

 その提案にはこちらの背筋も伸びました(笑)。これなら、本人がやってみようかなと思うようなプランニングがたくさんありました。

 このように素敵な演習ができたのですから、ぜひとも実践で役立ててくださいませ。


図3 お互いの存在を大切にできた!.jpg

図3 お互いの存在を大切にできた!


図4 発表することにも慣れました.jpg

図4 発表することにも慣れました


 さて、午後からは、チームケアの重要性について最後の講義でした。いつもならば眠くなる時間ですが、今日は真剣に聞いてくれたような気がしましたねぇ。でもあくまでも自己評価ですからあてにはなんない(笑)。

 まぁ、今までの演習そのものがチームワークの構築過程だったわけで、大きな意味で「サービス担当者会議」だったのです。

 皆さんは気がついていないかも知れませんが、研修開始時より、笑顔が増え、一人ひとりが眼前の物事に積極的に取り組むようになっていました。お互いの存在を大切にし、お互いに、励ましあいの言葉をかけるようになったのです。

 これこそ、介護支援専門員の基本的な対人援助技術である「接遇」の態度といえます。

 今後も自分の存在を小さく感じたり、様々な面倒くさいことに押しつぶされそうになったときには、この研修の仲間のことを思い出してください。もしかしたら、冷静さを取り戻すことができるかもしれませんよ!(笑) ではでは!


図5 素敵にお互いが成長できた.jpg

図5 素敵にお互いが成長できた


(To Be Continued!)


posted by さとうはあまい at 18:38| 島根 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第158回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 自信がついた


島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その3)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年2月28日 島根県浜田市・いわみ〜る)



 いよいよ後期研修も3日目を迎えました。本日から、介護予防についての認識を深めて行きます。まずは、知っているようで、実はあまり知らないと思われる「地域包括支援センターの概要」をテキストに沿って講義しました。

 テキストを読み進め、それとともに皆さんは、重要なところにマーカーで印をつけるにしたがって、改めて地域包括支援センターの担う役割の幅の広さや、その役割の重要性を認識できたようでした。

 また、すでに、介護支援専門員は、地域ネットワークの一員でもあり、その役割は大きいのです。ですから、地域包括支援センターの啓発活動については積極的にかかわる必要があるということを理解できたようです。

 さて、午後からは介護予防支援サービス計画作成演習をおこないました。いまや、介護予防は当たり前となりましたが、ケアマネの職に就き、業務をやっていないまま、更新研修を受けている人々にとっては、初めてみる様式だったかもしれません。

 最初に介護予防支援サービス計画の様式について、テキストを活用して解説。ここもテキストを活用して解説したのですが、皆さんの熱心さが午前中と違う。ええ、みんなが真剣なんです(笑)。

 これって、どういうことなのか? 佐藤が推察をするのに、皆さんは居宅サービス計画を作成してみて、自分の能力に自信がついた、あるいは佐藤の言語が理解できるようになったのではないかしら。だからテキストを読み進める講義でも楽しく参加できたのではないのでしょうか。皆さんの活動を佐藤は微笑ましく見させていただきました。完成が楽しみです!


図1 頼もしい応援団.JPG

図1 頼もしい応援団


(To Be Continued!)

posted by さとうはあまい at 17:34| 島根 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

奮闘記・第157回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 相談援助技術

島根県社会福祉協議会

平成19年度

介護支援専門員実務研修

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

後期(その2)

〜介護支援サービスの展開技術(演習)〜


(2008年2月27日 島根県浜田市・いわみ〜る)



 1日目は、居宅サービス計画の作成演習の宿題を各グループで深めていただき、お互いに共有したり、新しい気づきを得たりできました。

 本日は、佐藤が事前に選抜してあった事例を活用しました。まず、全員で事例を共有し、作成のポイントなどについて更に深めることができるようにしました。

 事例提供者がいるグループでは、その方々が積極的に役割分担を担い、司会や書記を担当してくれましたので、全体での演習もスムーズに進みました。そして、事例提供者が、居宅サービス計画の中に利用者の役割や、孫の役割などを大切に表現していることを知って、他の方もこのように表現することの大切さに気づくことができたようです。


図1 全員の前での発表は緊張する.jpg

図1 全員の前での発表は緊張する


 たとえば、本来ならば、利用者にリハビリ施設を提供したいのだが、その方の住んでいる地域の医療施設が常に一杯で、利用することが難しい、だから代替として福祉施設を提供したこと。

 あるいは、会場から、自分は福祉施設の短期入所施設を担当しているが、利用者の中には、リハビリを目的に利用を希望する人がいるが、そのような体制がないので、利用者の望むサービスが提供できないなどの地域にある社会資源の抱えている問題なども、浮き彫りにすることが出来ました。

 すべての事例発表が終了後は、今回の演習と、その後の事例検討をしてみて、自分達が学んだこと、できていたこと、できていなかったことを模造紙にポストイットを活用して書き出していただきました。


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図2 グループメンバーの協力が素晴らしい!


 その後はKJ法の手法を活用してまとめていただき、そして、できていたことを維持するためにはどうするのか。できていなかったことを改善するためにはどうするのかを考えていただきました。

 短時間の作業になってしまいましたが、気心が知れた仲間同士ですから、作業もスムーズにおこなわれ、素晴らしい成果物ができました。これは、この研修が終了するまで会場に張り出して起きましょうね。


図3 成果物(1).jpg

図3 成果物(1)


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図4 成果物(2)


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図5 成果物(3)


 午後からは、相談援助技術について講義演習をおこないました。相談援助技術演習では、自分のコミュニケーション図表を作成しました。

 皆さんは自分の作成した図表をみて、感情の取り扱いや、表現することが苦手であるなどの自己評価をされていました。まっ、所詮は自己判断ですから、信憑性は少ないのですが(笑)。

 今日の研修で学んだ様々なことを常日頃の実践の中で活用するように意識をすることで、相談援助技術は構築されていくと思います。

 佐藤には、グループ討議をしている皆さんが、前期よりも相談援助技術が向上し、自信にあふれているように見えていましたが。皆さんはどのように感じたかしら? 

 あと2日、張り切りましょう!!!


(To Be Continued!)

posted by さとうはあまい at 22:22| 島根 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする