2008年11月03日

奮闘記・第345回 ケアマネ/島根県

●2008年10月16日● 島根県松江市・合同庁舎


社会福祉法人島根県社会福祉協議会

島根県福祉人材センター

平成20年度

介護支援専門員実務経験者基礎研修

3日目



●ケアプラン点検演習 「他者の事例から学ぶ」

 今日は、事前に提出していただいた事例の中から、佐藤が選抜した事例について検討しました。

 1つ目は施設サービス計画です。この方は、特別養護老人ホームの利用者の方が、家族や地域の方の援助(インフォーマル)をうけて、その人らしい生活を楽しんでいるという事例発表です。


●施設ケアプランの事例検討●.jpg

●施設ケアプランの事例検討●


 多くの施設サービス計画は、利用者本位の計画を立案しようと考えているのですが、本人の計画というより、介護職側がどのように援助を提供するのかという視点で書かれた計画書になったり。

 また、個別の援助計画のつもりが、できあがってみれば、他者と同じような文章表現になってしまうこともあるようです。

 そのような中で、この発表者は、すでに、前任者から引き継ぐ前には、この利用者を介護職員の立場で担当していた。そこで、利用者との関係性も良好であったとのこと。

 だから、施設サービス計画も本人主体のケアプラン作成が出来ていました。事例検討後本人の感想をうかがうと、

「今回の研修のために、支援経過を振り返ることで、その時々の対応の仕方を点検することが出来て楽しかった」と話してくれました。

 午後からは、地域包括支援センターから「介護予防・サービス計画」について事例提供をしていただいた。

 質問時間では、会場から「介護予防・サービス計画」を、担当されたことがない方から、介護予防サービス計画の作成方法について素朴な質問が出されました。基礎研修ならではだと思います。

 そこで、簡単に地域包括支援センターの役割と、機能。および、介護予防のケアプランについて説明。また、アセスメント様式を見た参加者からは、そのアセスメントシートがほしいとの要望も出されました。積極的な質疑応答から、各自新たな学びができたようでしたね。


●質疑応答で埋まったボード●.jpg

●質疑応答で埋まったボード●


●グループに入り感想を聞く●.jpg

●グループに入り感想を聞く●



【事例検討から共通理解ができたこと】
 利用者の情報収集は前任者からの引継ぎでも、生活歴や、病歴などを確認すること。利用者・家族の意向は尊重する。その一方で介護支援専門員としての専門家の視点でアセスメントを行うこと。


【支援記録は見出しをつけて書く】
 記録は簡素化するより丁寧に記入モレが無いように書くことで振り返りができること。支援経過を活用して、自分の行動の記録を書く習慣をつけること。

 週間プランには利用者のしていることや、家族のしていることを記入すること。さらに、インフォーマルなサービスのかかわりを書いて、みんなが視覚的に理解出来るように活用すること。

 さて、これにて今日の研修は終了! いやはや、研修が終わってもみんながすぐに引き上げないのはなぜだ?(帰りたくないのさ〜)


●地域包括センターからの事例発表●.jpg

●地域包括センターからの事例発表●



P.S
 この日も朝、研修前に売布神社へ参拝。そして研修後には、白潟天満宮へお参りという定番なりつつあるコースをとった。

 また、宍道湖の夕日もみた。階段をおりて、湖のそばにたたずむと、夕日に湖面がキラキラとかがやきとってもきれい。さて、明日は最終日です!


●売布神社へ 朝のご挨拶●.jpg

●売布神社へ 朝のご挨拶●


●白潟天満宮へご挨拶●.jpg

●白潟天満宮へご挨拶●


●宍道湖へ沈みゆく夕日●.jpg

●宍道湖へ沈みゆく夕日●


●神名火松江店で一息●.jpg

●神名火松江店で一息●


(さてさて、「古都」は何時からやっていますやら。To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 12:21| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

奮闘記・第344回 ケアマネ/島根県

●2008年10月15日● 島根県松江市・合同庁舎


社会福祉法人島根県社会福祉協議会

島根県福祉人材センター

平成20年度

介護支援専門員実務経験者基礎研修後期

(2日目)



 研修会場へ向う前に、例のごとく、売布神社へご挨拶。ちなみに手にしているのは、現在放映中のNHK、朝の連続テレビ小説「だんだん」のパンフレット(笑)。佐藤は、まさしくあのテレビに映る舞台の風景の中にいました。

●売布神社へ朝のごあ挨拶!●.jpg

●売布神社へ朝のご挨拶!●


 さて、基礎研修2日目は、相談援助技術について再確認から。皆さんは前期研修において、T先生の授業で、自分のエゴグラムを作成している。だから、皆さんは自分のパーソナリティについて把握できていた。

 佐藤は、それを受けて、さらに自分が他者とかかわる時に、どのような傾向を示すかということを、ストロークの理論を活用して更に自己理解をふかめる研修をおこなった。


●グループワークへお邪魔した●.jpg

●グループワークへお邪魔した●


●事例検討、質疑応答●.jpg

●事例検討、質疑応答●


●熱心に質疑応答を見守る事務局の姿がある●.jpg

●熱心に質疑応答を見守る事務局の姿がある●


 受講者の中には、佐藤の実務研修の時にすでに、ストローク表を作成した人が多い。だから、一人ひとりが自分の自己成長の効果を認識することもできるのだ。

 佐藤は、皆さんがストローク表を作成している時に各グループに入って個別に解説をした。佐藤が感心したのは、「他者と積極的にかかわる傾向性」のところと、「自分が、今いる部署で他者から、どのくらい認めてもらっていると思うか」というところです。

 ここのところでは、ほとんどの人が、積極的に他者とかかわりようにしている傾向があり、同等に他者に認めてもらっていると捉えているということ。

 それをみて、皆さんは、自分の仕事にまだまだ、満足できてないといいながらも、現在のポジショニングでの人間関係においては、ほとんどの方が満足している様子を見ることができました。

 実は、この部分。実務研修の時には、言ったら悪いが、みんなのパワーは必ずしもこんなに大きくはなかった。

 なぜならば、介護支援専門員という新たな役割をはたすための、プレッシャーがあったからであろうと思う。

 しかし、数か月間、現役で働いてみて、他者との力を頼りながらも自分の役割を発揮することの面白さや楽しさのコツを得てきたのではないだろうか?

 佐藤は、皆さんの笑顔をみながらそのように考えました。このように、他者とのかかわりかたに、おいてはある程度の満足を得ているのだが、皆さんは、自分自身の能力においてはまだまだだめだ、人より劣っていると思っている方が多いのだ。

 良く言えば、これは、謙虚さのあらわれとう言えるが、一方では、責任逃れとも言えるのだ。

 自分の能力に自信を持つ、ということは、それだけ、何か事が起きた時、自分に責任が発生することにも繋がる。

 でも、自分の能力を過小評価し、まだまだ未熟と思っていれば「知りませんでした」「わかりませんで」と言い訳をすることも可能ではある。

 そうは言っても、介護支援専門員となったからには、自分のしていることに責任を持たなければならないであろう。

 もし、本当に自分の能力が未熟だと思っているならば、自分自身の能力をアセスメントして自分の足りない知識をつけて、少しでも自分に自信を持ちてるようになりましょう。



P.S
 佐藤は、研修終了後、今度はまた、白潟天満宮へご挨拶。すると、まもなく日が沈みそう、大吉のおみくじをにぎりしめ(笑)、宍道湖の湖畔へ一目散! 

●白潟天満宮へ駆け込みでご挨拶!●.jpg

●白潟天満宮へ駆け込みでご挨拶!●


 みてください。この素晴らしい夕日を!! 数々の作家たちが、この夕日を絶賛していますが、やはり、直接見ると感無量です。

 ちなみに、宍道湖の夕日もきれいだが、朝靄のただよう朝日も格別だと聞く。さて、そのように朝靄にけむる朝日は何処から眺めればよいのか? 御存知の方は一報くだされ。

 さらに、うにうにと日没後もねり歩き、カラコロ大黒様にもご挨拶。途中、“らふかでぃお・ごはん”というお店がありました。なんか微妙だなぁ。ではでは!


●宍道湖の風景は素晴らしい●.jpg

●宍道湖の風景は素晴らしい●


●カラコロ大黒様●.jpg

●カラコロ大黒様●



(○○と翠の城下まぁちぃ〜の研修つづく!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 16:25| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第343回 ケアマネ/島根県

●2008年10月14日● 島根県松江市・合同庁舎


社会福祉法人島根県社会福祉協議会

島根県福祉人材センター

平成20年度

介護支援専門員実務経験者基礎研修後期
 
(1日目)



 介護支援専門員資質向上のための研修としてカリキュラムされている、介護支援専門員実務経験者基礎研修が松江会場でスタート。

 島根県ではこの研修を松江会場と浜田会場の2箇所で開催する。受講者は、この研修の事前準備として、自分が担当している利用者から、1名を選択し、その方の事例を事前に事務局へ提出してもらっていた。

 佐藤は、その事例を受け取り、前もって、添削させて頂いた。事例提出に際して、今までは基本情報と、ケアプランのみを提出して頂いたが、今回からは、事例の支援経過を見ることができるように各自に経過記録をまとめ、ケアプランと併せて提出してもらった。

 佐藤は、添削作業をしている間に、基礎研修では、受講生に何を伝えることが必要なのかを確信出来た。添削作業によって浮かび上がった課題は以下の通り。


1、ケアプランの作成過程では。
 ・前任者からの引継ぎの時には、自己紹介をおこない、担当者が
  変更になったことを伝えること。
  (インテーク面接)

 ・自分の視点でアセスメントをしっかりと行うこと。
  (利用者との信頼関係の構築)

 ・週間プランの活用方法について再認識すること。

 ・施設サービス計画作成方法について、ポイントをおさえること。


 2、サービス担当者会議の開催手順
 ・利用者とサービス担当者を結びつけるために、サービス担当者
  が利用者と信頼関係を構築できるようにすること。

 ・サービス担当者が作成する個別援助計画には、どのようなこと    を書いてもらうことが必要なのかを認識すること。

 3、支援経過
 ・経過記録の書き方について、各自が自分の支援経過記録を再点
  検できること。

 ・支援経過記録の書き方や、活用方法について再確認すること。



 佐藤は、このような課題とかかわりながら、会場である松江合同庁舎に向った。会場には、今年の春に実務講習を担当した懐かしい人々が勢揃いされていた。

 今研修のグループ構成は、居宅介護支援事業者・地域包括支援センター・施設サービス・グループホームの方々となった。このような様々なところで働く、介護支援専門員であるから、各自が抱えている課題も様々であった。



●本日の研修内容
 1、現状把握。介護支援専門員の仕事をしてきて、満足できた
   こと・満足できていないことの整理。

 2、ケアプラン作成時の視点について再点検。

●基礎研修後期がスタート!●.jpg

●基礎研修後期がスタート!●




 【満足出来ていること】

 ・利用者の要望に対して、サービスの空き情況やケアプランの整    合性を市町村に確認。OKが出て、派遣し、利用者が満足された
  とき。

 ・生活にかかわりコーディネイトすることがやりがいにつながっ
  たこと。

 ・新たなサービスの導入により、利用者の生活の質の向上をはか
  ることができた時。

 ・困難事例を抱えた時、相談できる人がいること。

 ・個別性の対応ができるようになったこと。
 
 ・サービス事業所と意志統一ができるようになった。

 ・他職種の知識を吸収できること。

 ・GH、利用者が少なく丁寧にかかわることができること。

 ・退所時に、居宅のケアマネと連携が取れていること。

 ・在宅復帰している人が多いので、効果につながるプランニン
  グが出来ること。

 ・利用者のモニタリングがしやすい環境にあること。



 【満足できていないこと】

 ・ケアマネ業務の理解不足。

 ・サービス担当者会議の進行の仕方に自信がないこと。

 ・多様な選択肢・サービスの種類について、ケアマネ自身が
  情報不足なために地域資源の活用が出来ていないこと。

 ・収入の少ない人に十分なサービス提供ができないこと。

 ・フォーマルサービス・インフォーマルサービスを組み合わせ
  たケアプランの導入が難しいこと。

 ・認知症の方とのコミュニケーションが難しいこと。

 ・自分の考えを他の職員に伝えることが出来ないこと。

 ・問題点を理解できているがケアプランに反映出来ないこと。

 ・家族・利用者と、奥深くかかわることが出来ないこと。

 ・施設ケアマネの役割と相談員の役割が確定されていないため
  に、自分自身のかかわり方に自信をもてないこと。

 ・自分の相談援助技術が未熟なために、利用者の思いをくみ取
  っているのか不安があること。


 この作業は、まずは自分で考えて、のちにグループで話し合って頂いた。佐藤は、個別作業の時に会場をまわってみた時に、皆さんが満足できている部分は白紙で、満足できていない部分のみ熱心に記入している姿をみて、はたして満足している部分がでてくるかと心配でしたよ。

 グループで話し合うことにより、満足できる部分も明確にできたのでホッとしました。ふう、佐藤は、皆さんの「謙虚さ」にホトホト参りましたよ(笑)。

 さて、後半は、持ち寄った事例を発表。そのなかで、ケアプラン作成時に気をつけている視点について共有しました。

 先ほどのグループワークの効果がでたようで、各自が、素直に語り合えることが出来たようでしたね。

 佐藤は、この間に、施設ケアマネのグループに侵入して、施設での問題点を更に掘り下げておりました。

 すると、施設によっては、相談員とケアマネがいるために、責任の所在が曖昧になっているとか、養護老人ホームでは同じ職員が、介護員と支援員をしているので、1日の流れの中で、業務のすみわけをすることが難しいなど、の諸問題点が浮き彫りにされていきました。

 こうして、1日目の講習は終了。帰るときに、緊張がほどけたように見えましたよ。ではでは!


●応援団大集合!!●.jpg

●応援団大集合!!●


(どこかの某H氏は★ALの株主になったそうですぅぅ。研修つづく! To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 15:47| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

奮闘記・第333回 ケアマネ/島根県

●2008年10月3日・5日・7日●  島根県出雲市・松江市・浜田市


島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修(実務経験者)

専門研修過程II



 NHKの朝の連続テレビ小説では、島根‐京都を舞台にした「だんだん」が始まった。このドラマの中で、出雲大社や、松江大橋、島根県立美術館、宍道湖等の見慣れた風景が映し出されてくる。

 今まさに、佐藤は、あの景色の中にいるんですよ〜(笑)。だから何だといわれても困るが。


●出雲市駅前のからくり時計●.jpg

●出雲市駅前のからくり時計●


 さて、島根県は、東西(南北も結構広いが)に伸びている県である。したがって、介護支援専門員(ケアマネ)の研修も、松江・浜田・出雲・隠岐で開催されているし、さらに、島根県で受講できない介護支援専門員は、広島県にも出向くとも聞いた。

 この研修も、今年はすでに9月に隠岐会場は終了しており、10月上旬には、出雲・松江・浜田会場にて開催されている。


●出雲市会場風景●.jpg

●出雲市会場風景●




【サービス担当者会議の開催手法・講義演習】

 1、サービス担当者会議の開催手法
 2、サービス担当者会議場での役割


 すでに、皆さんは日常的にサービス担当者会議を開催されているはずだから、まずは皆さんが、どのような手順でサービス担当者会議を開催しているのか、共通認識をはかってみた。

 介護支援専門員と言っても、その人々の働き場所は、居宅・施設・グループホームなど様々である。居宅のケアマネの開催手法は、それほどの違いは無かったのだが、施設のケアマネさんたちの開催方法は様々であった。

 本来は、施設ケアマネでも開催方法に大きな差異はないはずである。しかし、施設で開催手法に差異があるのは、もしかしたら、実務研修時に居宅サービス計画作成に重きを置き、施設ケアマネに対して、丁寧なケアプラン作成演習が行われていないことにも原因があるのかもしれない。

 皆さんから出された手法には、その時々で順番は異なる場合もあるだろうが、おおむね次ぎのような手順となった。

 エントリー・インテーク・アセスメント(主治医に相談・助言を得る)・居宅サービス計画原案作成(アービス事業所に空きがあるのかを確認・サービス事業者を確定)

 サービス事業者に、インテーク・アセスメント・個別援助計画案を作成していただく。サービス担当者会議場では、各サービスが作成した個別援助計画を突合させて、具体的な援助方法を確認しあう。

 そのようにすることで、利用者・家族等が自分達が受けることができる具体的な援助方法を知ることができ、サービス提供者間でも具体的な援助方法が共有ができる。

 本来は、このような流れでサービス担当者会議を開催運営できればそれに越したことは無いのだが。実際には、サービスを提供している事業者には、介護支援専門員のような研修がおこなわれていない。

 そのために、サービス提供事業者が、個別援助計画を作成する手法をしっかりと認識できていない状況にある。

 だからこそ、介護支援専門員自身が、どのような「個別援助計画」が必要なのかを見極める必要があるのではないだろうか?

 後半は事例を活用。模擬サービス担当者会議の演習をおこなった。

 事例内容は、利用者の状態がよくなったので、訪問介護のサービス内容を生活援助から、自立支援のための見守り的援助である、身体介護へ移行していこうというもの。

 そこで、演習事例を用いながら、自分だったら、どのように対応するのかを考えていただき、その後グループで話し合った。

 皆さんは、演習課題を見ながら、「ここがおかしい。自分だったら、このようにはいわない」など、賑やかに演習が展開されていました。

 最後は、佐藤が作成した回答例を読み、ケアマネの対応方法の違いに気づいていただきました。

 ケアマネとして、事例のようなサービス担当者会議を開催しないために、サービス担当者会議の開催方法や、展開方法を認識し、事前の準備を怠らないことが重要でしょう。


●松江市会場風景●.jpg

●松江市会場風景●



【介護予防ケアプラン】
 午後からは、介護予防ケアプランについて講義演習をおこなった。こちらは、任意の研修になので受講生の数は少なくなるのはしかたないか。

 この研修に参加している人は、介護保険制度改正前に資格を取得。現在、ケアマネ業を休んでいる方や、施設ケアマネの方が多いなか、常日頃、介護予防のプランを担当しているベテランの姿もあった。

 まずは、介護予防の基本的な部分をおさえるために、『三訂実務研修テキスト』から介護予防関連の部分の引用講義をおこなった。

 さらに、介護予防・支援サービス計画の帳票の特徴と、記入方法を説明。この様式は、利用者と介護支援専門員が、話し合いながら、作成していくものであること。特に、重要な部分は、介護支援専門員、専門的な視点での、提案と具体的な解決方法であることを伝えた。

 そして、Aさん事例を活用して、佐藤が、介護支援専門員役をおこない、参加者の方に、事例と似たようなケースをイメージしてもらって、利用者役を演じていただきながら、介護予防アセスメントツールの使い方を披露しました。

 この時に、佐藤が活用した、利用者のことばをリフレーミング(要約して相手に確認する)技法を活用すれば、利用者が主体的に計画作成に参加してくれることになるので、介護予防のプランニングも楽しくなると思うのですが、いがかでしょうね?

 佐藤は、今後も皆さんの活躍を応援していますよ。ではでは!


(この項は終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 19:36| 島根 | Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月29日

奮闘記・第322回 ケアマネ/島根県

●2008年9月10日● 島根県隠岐の島町西郷

島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修(実務経験者)

専門研修過程II



 まず、ホテルの前の出雲大社西郷分院にごあいさつ。それからの会場入り。

 佐藤は、専門課程Tにおいて、すでに隠岐の島で活躍している介護支援専門員の人々とかかわっている。だから、会場にいくと、「先生、またよろしくお願いしますね!」などと、元気に声をかけてくれる人々がいるのであった。


●朝のあいさつは基本(笑)●.jpg

●朝のあいさつは基本(笑)●


●事務局より開会の言葉●.jpg

●事務局より開会の言葉●


 こんな気さくな隠岐の島の方々でも、松江会場や、浜田会場にいるときには、やはり同じ島根といっても、スポーツでなら、「アウェー」に近いのだろう。このようなあいさつはあまりない。

「アウェー」は表現としてはきついかもしれないが、プロならば競い合うのは当然のこと。同業者はライバルでもあるのだ。適度な意識はあったほうがいい。

 あいさつ1つにしても、ホーム(地元)での開催は受講生の心を開くのは想像に難くない。参加者の方々と、ひとしきり、昨日の見聞の様子を話し、あちらこちらで食べるお店がなかったことなどを伝えて談笑。

 島前からの参加メンバーの到着を待って、みんながそろったところで研修を開始した。



【サービス担当者会議】
 ●研修内容
 1、サービス担当者会議の開催手法の確認
 2、サービス担当者会議の目的と意義
 3、演習・サービス担当者会議
 4、相談援助技術

 参加者は、すでに、第一線で活躍している介護支援専門員の方々。だから、サービス担当者会議の開催手法については、しっかりと把握されて必要な手順を踏んで開催されていたと思われた。

 ただ、サービス提供事業所の担当者が、介護支援専門員に対して、細かな援助方法までを聞いてくることがあり、そのような時は、何処までが自分達の範疇なのかわからなくなることもあるなどの意見もありました。

 そこで、介護保険制度では、介護支援専門員に対する研修は系統立てておこなわれているが、サービス提供をしている人々には、国が系統立てた研修をしていないことを説明。

 いまさらではあるが、介護保険制度は介護支援専門員だけのものではない。サービス提供事業所も、介護保険制度の中でサービスを提供しているのだから、個別援助計画作成者を対象にした系統たてた教育があってしかるべきだと思う。

 もっとも、管理者の中には、いまだ介護支援専門員の「先生(なのかどうか)」の言うことを聞いていればよいという考えを持っている管理者がいるから困ったものだ。

 だから、介護支援専門員が、このような情況をふまえて、サービス提供者の専門性を尊重すること。

 また、サービス担当者会議は、サービス提供事業所が作成する個別援助計画書(訪問介護計画書等)をもちより、それぞれのサービス事業所が具体的にどのようなサービスを提供するのかについて、お互いが理解し、それぞれのサービスでの援助行為の差異を修正する場所となること。

 そのために必要な、サービス提供者がおこなう事前訪問と、介護の専門家の立場から、アセスメントをする意義。


●グループワークでアドバイス●.jpg

●グループワークでアドバイス●


 そして、介護支援専門員が必要とする具体的な個別援助計画の作成方法(このような計画を作成して欲しいなど)を含めて、介護支援専門員からサービス提供事業者に説明をして欲しいということを伝えました。

 その後、行った演習では、隠岐の言語が飛び交い、十分に担当者会議の内容をふかめる事ができたようですね。


●本日はお弁当です●.jpg

●本日はお弁当です●


●隠岐の青空がまぶしい(隠岐合同庁舎をバックに)●.jpg

●隠岐の青空がまぶしい●>(隠岐合同庁舎をバックに)



【介護予防・支援サービス計画作成演習】
 この科目は選択科目。だから必要な方が受講されればよいのですが、会場にはそのまま全ての人が残って参加。参加者は、現在計画を作成している人々から、まだ、帳票の理解もされていない方まで様々。

 そこで、初めて作成演習をする人々に焦点をあてての講義を開始。


 1、介護予防サービス計画作成の目的と意義
 2、介護予防サービス計画帳票類の理解
 3、アセスメント手法
 4、介護予防サービス計画作成演習


 作成演習では、事例に基づき、同じような利用者を担当している方に、利用者役を担当していただき、佐藤がアセスメントをしました。

 佐藤は、アセスメント用紙を活用しながら、必要項目の中で本人がしていること。家族がしていることを明確にしていきました。

 その後、介護予防サービス計画書の様式に沿って、各自に計画を作成していただき、さらに、グループでふかめていただきました

 このような過程を経て、作成された計画には、「来年の牛突き大会では、料理をつくりたい」などという隠岐地方ならではの目標もあがりました。


●介護予防サービス計画・アセスメント演習風景●.jpg

●介護予防サービス計画・アセスメント演習風景●


 演習が終わると、皆さんは笑顔で、介護予防サービス計画は、作成していく過程で、利用者が現在していることを明確にすること。

 その上で、介護支援専門員が、利用者と相談しながら、利用者がその後できるかもしれないことを、具体的に提案していくことは、楽しいかもしれない、と感想を話していました。

 また、現在、現役で介護予防サービス計画を作成している人々には、復習の場面として、自分のしている役割の再確認が出来たようですね。

 皆さんは、今回の演習を経て、計画とは、利用者・家族が現在していることを帳票上で明確にすること。

 それをみて、利用者も、家族もそれぞれが、頑張っているということが、確認できるということも大切な事だと気づかれたようです。さてさて、これにて、佐藤の担当部分は終了!

 そして、この夜、隠岐の島介護支援専門員協会さんの皆様が、懇親会を開いてくださりました。こちらには、以前かかわった人々も駆けつけてくださり、交流を深めることができました。

 佐藤は、隠岐の島の人々の研修に先立ち、隠岐の島を見聞しました。見聞を重ねるうちに、こちらで生活する人々の文化や伝統を感じることができました。


●隠岐堂(書店)で凄い本をゲット!(笑)●.jpg

●隠岐堂(書店)で凄い本をゲット!(笑)●


 ここで佐藤が思ったのは、こちらでは、大都市の文化や価値観だけでは通用しない。ここの地域の人々は自分の文化や、その価値をしっかりと認識している。

 だから、その価値観をシェアできる、地元の介護支援専門員の力(能力)が必要なのだと感じました。皆さん、いい仕事をしているのだなぁ〜。

 これからも、今までなさっているとおり、お互いの存在を大切にして活躍下さいませ。また、会いできることを楽しみにしています。ではでは!


●隠岐の島介護支援専門員協会のメンバーと懇親会●.jpg

●隠岐の島介護支援専門員協会のメンバーと懇親会●


(島後は素晴らしい、さてさて島前も楽しみ?の項、終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 22:32| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

奮闘記・第286回 ケアマネ/島根県

●2008年7月24・25日● 島根県松江市・合同庁舎/くにびきメッセ


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員専門課程1

(1&2日目)


【対人個別援助技術】



●1日目
 松江会場で、専門課程Tを受けた方々おまたせしました! 張り切って、ご活躍されている人々に、しかられてしまいそうなくらい、長い時間的空間が経ってしまいました。ごめんなさい(苦笑)。

 さて、いよいよ、隠岐会場からスタートした上記の研修も、浜田会場・出雲会場を経てこの松江会場で終了。会場には、基礎研修のときからかかわった人々も多く参加されていました。

 初めにパワーポイントを活用して、面接時における相談援助技術について説明していきました。特に援助者が、バイスティックの7つの原則を、効果的に活用するためには、利用者と向き合ったときに、常に意識していないと活用できない。

 佐藤は、ホワイトボードもあわせて活用し、事例に基づいたこの技術の活用方法を丁寧に解説していきました。


●パワポとホワイトボードをフル活用●.jpg

●パワポとホワイトボードをフル活用●


 皆さんにとっては、すでに聞きなれたバイスティックの原則(のはず!)だとは思いますが、佐藤のダイナミック(大ざっぱか?)な解説をきいて、皆さんはこの技術の大切さを、再確認することができたようです(加えて、みんなの熱心さが佐藤を熱くさせましたよ)。

●介護支援専門員役は、なぜか照れる(笑)●.jpg

●介護支援専門員役は、なぜか照れる(笑)●


 午後からはロールプレイ。ロールプレイが成功するかどうかは、ロールプレイの登場人物の役割を、担当する皆さんがどれだけリアルに演じられるかが勝負。

 登場人物は、利用者・妻・介護支援専門員の3人なのですが、なぜか、介護支援専門員役が、一番元気がありませんな(笑)。

 もっとも、常日頃の業務では、自分の援助方法を、大きい組織で、新米でもなければ、仕事を他の専門家が見ているということはないでしょうからねぇ。

 佐藤からは、皆さんが、介護支援専門員役をするときに、一番緊張されていたように見えましたが、いかがでしたか?


●まとめの準備に大忙し●.jpg

●まとめの準備に大忙し●


●ロールプレイを活用しての発表●.jpg

●ロールプレイを活用しての発表●



●2日目
 自己覚知に重点をおいて、介護支援専門員自身が、どのような道徳規範や価値観を備えているのか。さらに、自分の道徳規範や価値観が、対人援助をするときに、自分にも他者にも、どのような影響を与えるのか気づいていただきました。

 手法として、エゴグラムや、コミュニケーション図表を作成したのですが、すでに基礎研修のときに、佐藤の講義を受講した方には、自己成長をみつめるいい機会になったようですね。

「基礎研修受講後から、対人援助をするときに、自分の価値観を意識しながら、他者とかかわってきました。その結果、エゴグラムに変化があったのでよかったです」という感想を伝えてくれた方もいました。このような感想は、佐藤の励みにもなりますよ!


●他者と語り合う時間をもつ●.jpg

●他者と語り合う時間をもつ●


 さて、1日目の演習でやった、利用者と援助者の会話を逐語文にして、その技術を検証してみました。

 今後、対人援助をする工程で行き詰まりを感じたら、自分の対応の仕方を思い出して、逐語文にしてみてください。

 そして、客観的に、自分のかかわり方を検証してみましょう。もしかしたら、新たな道が見えてくるかもしれませんよ。プロは実践→検証→実践、また検証の繰り返しなのです。ではでは!


●研修を表や影でささえてくれるのが事務局●.jpg

●研修を表や影でささえてくれるのが事務局●


(この項終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 16:21| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月18日

奮闘記・第282回 ケアマネ/島根県

●2008年7月17・18日● 島根県出雲市・フローラ出雲


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員専門課程1

(1&2日)


【対人個別援助技術】



 出雲の介護支援専門員の方々、お待たせいたしましたぁ〜(って待ってないか…)。皆さんとのかかわりを乗せますので思い出してみてくださいませ(苦笑)。

 介護支援専門員研修専門課程T「対人個別援助技術」が出雲会場でスタート。
パワーポイントと資料を活用して、ソーシャルワークについて講義しました。

 介護保険制度がスタートしたころの、介護支援専門員に対する研修では、厚生省(現厚生労働省)は、介護支援専門員がおこなう初回面接の場面をインテーク面接としてきました。

 インテーク面接とは、ケアマネジメントをはじめることを、介護支援専門員と利用者が約束する段階で行う面接をいいます。

 しかし、介護保険制度の改正に伴い、利用者は、介護給付を利用する人と予防給付を利用する人に分かれました。

 そして、予防給付は、地域包括支援センターが担当し、居宅介護支援事業所は介護給付だけを担当することになったのです。

 予防給付であれ、介護給付であれ、利用者は、家の近くに居宅介護支援事業所があれば、だいたいがそちらへ相談に行くことでしょう。

 このときに介護支援専門員が、相談者に対して「あなたは、予防給付の対象者ですから、地域包括支援センターに相談に行ってください」むげに断ることはできにくい。

 このように法制度自体もいろいろな変遷や曲折(と言ってよいのか)を経て、厚労省も、介護支援専門員の研修においては、エントリー(入り口)面接の重要性を認識したのか、介護支援専門員のテキストの内容も改訂しています。

 このことは、すでに介護支援専門員の実績を積み、実務についている専門課程にも、必要な部分なので、今回、佐藤は、このエントリー面接に重点をおいて講義しました。



●1日目
【主な講義内容】

(1)保険制度の改正に伴い、居宅介護支援事業所は、介護給付
   のみを担当すること。

(2)介護支援専門員の仕事は利用者と社会資源を結びつけるこ
   とが役割であること。

(3)介護支援専門員の役割は、担当窓口を紹介するのではなく、
   どのような利用者でも、エントリーをする必要性があること。


 午後からは事例の台本書き換え演習をしました。初めに、各自が事例を読み込み、自分だったらどのように展開していくのかを考えていただきました。

 皆さんは、相談援助の展開場面では、「受容する」「傾聴する」「共感する」など、その時々に必要な介護支援専門員の態度については、すぐに考えることができたようです。


●台本の書き換えを披露●.jpg

●台本の書き換えを披露●


 しかし、実際の言語を記入する段になると、「う〜ん、難しいな〜(笑)」との声も聞こえてきました。

 次に各グループに分かれて、利用者役・妻役・介護支援専門員役になり、ロールプレイを開始。他者前で、介護支援専門員役をして、相談場面を展開することは非常に緊張されていたようですね。

 最後は、各グループでロールプレイをまとめていただき、模造紙に書き換えた台本を書いていただき、発表をしていただきました。

 皆さんは、介護支援専門員の発する言葉ひとつ、ひとつが、その後の相談援助の展開を左右させていくということに気づかれたようでした。


●介護支援専門員役が難しかったね●.jpg

●介護支援専門員役が難しかったね●




●2日目
 2日目は、介護支援専門員として「自己覚知」を深めていただきました。皆さんはすでに、昨日の演習の中で、「自分が持っている、道徳規範や価値観が援助の妨げになることもある」ということを再確認できています。

 自分の道徳規範や、価値観とは、どのようなものなのか。皆さんは、エゴグラムや、コミュニケーション図表を作成しながら、自分の道徳規範や、価値観、更にはコミュニケーションを取るときの傾向性などを明確にしてゆきました。


●他者の前で発表するには勇気も必要●.jpg

●他者の前で発表するには勇気も必要●


 佐藤は、この作業を通して、皆さんに、相談援助をするときには、援助者側が、自分の感情を認識していることが必要なこと。また、相手に対しては、尋ねたいことを具体的に表現することの重要性を伝えました。さて、皆さんそれぞれは、今回の演習でどのようなことに気づかれたでしょうか。これからも、張り切ってご活躍くださいませ。また、会いましょう!!!

(この項終わり!To Be Continued!!)

posted by さとうはあまい at 13:35| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月08日

奮闘記・第278回 ケアマネ/島根県

●2008年7月15・16日● 島根県浜田市・いわみーる


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員専門課程1

(1&2日)

【対人個別援助技術】



●1日目
 浜田では、某浜田ワシントンホテルに泊まります(笑)。こちらの朝食は9階のレストラン銀座で食べ、和食・洋食のいずれかを選択することができる。

 まぁ同じものを頼めば同じものを毎日食べられるが(笑)。あ、和食のお魚は変わるみたいですけどね〜。

 この日の朝食は和食を希望(ちなみに、珈琲は別料金よ)。あつあつのごはんに板わかめをぱりぱり割ってのせ、しじみのお味噌汁をごくりと飲む。これがまたいい。

 しじみの味噌汁なのに他の具が入っていて、一見、「おや、今日は違うのかな?」と思いきゃ、そこにはしじみが沈んでいる(笑)。しかもうまいのだ。わかめの香りも手伝ってなおうまい。

 和食は、浜田名物赤天と焼き魚つき、ごはんと味噌汁はお代わり自由。男性に人気があるのもうなずける(北大路魯山人みたい?)。


●ワシントンホテルのレストラン銀座にて●.jpg

●ワシントンホテルのレストラン銀座にて●


 朝食を熱く語ってもしかたない。さて、隠岐に続き、浜田地域で、介護支援専門員の専門課程1「対人個別援助」が始まりました(といっても、こんなにタイムラグがあると、参加された方も忘れてしまっているかも〜)。

 皆さん、本当にお待たせしましたね(いまは広島でお仕事ですが)。今回の参加者は、佐藤が基礎研修を担当させていただいた方々が多くいらしてくださり、佐藤は皆さんの張り切っている姿を確認することができて、とても、嬉しかった。何よりも、皆さんがとても頼もしく見えましたのが、なお嬉しい。


●ロールプレイを見守る●.jpg

●ロールプレイを見守る●


●たしかに昨日はあの山の上にいた(笑)●.jpg

●たしかに昨日はあの山の上にいた(笑)●


 この研修では、パワー・ポイントを活用して、ソーシャルワークの説明や、面接技法の説明、しいてはバイステイックの7つの原則を説明しました。

 途中で、テキストを用いて具体的な解釈について補足、皆さんには、自己理解や他者理解を深めていただくための演習などにも参加していただきました。

 皆さんは、演習を通して、自分の物事の見方と、他者の物事の見方には差異があるということに気づくことができたようです。

 午後からは、皆さんに、グループを作っていただき、事例を活用して相談援助技術の台本の書き換えをしていただきました。


●台本の書き換えができた!●.jpg

●台本の書き換えができた!●


 手法としては、ロールプレイを用いて、皆さんに、事例に出てくる利用者・妻・介護支援専門員役になっていただき、かつ介護支援専門員の発する言語について考えていただくというもの。

 初めは、他者の前で、介護支援専門員役を演ずることに戸惑いを見る場面もありましたが、時間経過とともに、各グループの緊張もほぐれてきたようで、後半になると活発に面接が展開されていきました。

 そして、このような演習を経て、介護支援専門員が発する言葉や態度によって、利用者の対応の仕方に変化があらわれるということが理解できたようです。

 その後、それぞれが、十分にロールプレイを体験したあと、各グループでその成果を模造紙に書いていただきました。

 皆さんは、このような作業の中で、介護支援専門員は、自分自身、相手に与える影響を認識している必要があり、相談援助技術について、深く考えることができたようです(笑)。


●できたてのほやほやを披露(笑)●.jpg

●できたてのほやほやを披露(笑)●


●他者の発表に耳をすませる●.jpg

●他者の発表に耳をすませる●



●2日目
 2日目は9:00〜11:30という短い時間。そこで、皆さんには「自己理解(自己覚知)」を深めていただきました。

 そのための手法として、エゴグラムとストローク表を作成。皆さんは、自分自身が、どのような価値観や、道徳規範を持っているのかを十分に認識されたようでした。


●それぞれの 「作品」を講評する●r.jpg

●それぞれの 「作品」を講評する●


●研修員もヒソヒソ話、いや応援(笑)●.jpg

●研修員もヒソヒソ話、いや応援(笑)●


●自己理解を援助する●.jpg

●自己理解を援助する●


 特に、指導的立場を表現し、厳しい視点を持っている「批判的なペアレント」。また、守ってあげたい、なんとか世話をしてあげたいと思う「保護的なペアレント」が、強く出てくると、支援がうまく展開しない可能性があるということに気づくことができたようですね。はてさて皆さん、いかがでしたでしょうか?

 それにしても、皆さんのロールプレイの役者ぶりは素晴らしかった! どうぞ、実践でも、遊び(お遊びではない)心は忘れず、利用者を支援する中でも、楽しく介護支援専門員の役割を演じてくださいませ。厳しいかもしれませんが、それがプロなのです。

 自分の心のまま行動し、相手を傷つけないことは、かなりの才能がなければ困難だし、その必要もないでしょうから。

 さて、研修が午前中で終了ということは、午後はオフ! この後は見聞録で浜田の魅力を楽しみたいと思います。ではでは!


●時間のかぎり、個々とかかわる●.jpg

●時間のかぎり、個々とかかわる●


●いつもながら事務局の力に感謝!●.jpg

●いつもながら事務局の力に感謝!●


(この項は終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 22:03| 島根 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

奮闘記・第264回 ケアマネ/島根県

●2008年7月9日● 島根県隠岐郡隠岐の島町・隠岐合同庁舎


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員更新研修(実務経験者)

介護支援専門員専門課程2

(2日目)



 皆様、いつのまにか夏休みの時期になりました。久しぶりにブログをアップしようと隠岐の景色を眺めていたら、また、行きたくなっちゃった(どーだか)。隠岐には美味しいいかの白干しなんかもありますからねぇ〜。

 さて、この日の隠岐も朝から良い天気。研修前には、出雲大社の分院へ出向き、朝のご挨拶。そして、おみくじは、というと。やったね! 大吉!! 隠岐の神様もご機嫌らしい(さてね?)。


●西郷分院で連日の大吉ラッシュ!●.jpg

●西郷分院で連日の大吉ラッシュ!●


 今日は皆さんには自己理解を深め、自分自身の価値観や、道徳規範がどのようなものであるかに気づいていただきます。

 そのツールとして、皆さんにエゴグラムを作成していただきました。皆さんの中には、すでに、昨年の基礎研修の中で、佐藤とかかわった方もいたので、以前の自分と今の自分の変化を見ることができた方もいたようですね。


●自己理解・他者理解を深める●.jpg

●自己理解・他者理解を深める●


●ロールプレイをしながら成果発表●.jpg

●ロールプレイをしながら成果発表●


●開かれた質問、閉ざされた質問を効果的に活用●.jpg

●開かれた質問、閉ざされた質問を効果的に活用●


 私達は、対人援助をしている過程で、一生懸命が強くなればなるほど、自分の気持ちを通したくなり、ついつい夢中になってしまうようです。しかし、このように自分を後押ししてくれる価値観や、道徳規範は、援助者が持っているステキな「あなたらしさ」の部分なのです。

 しかし、援助者は、自分が持っているその素晴らしい部分を、十分に大切にし、無理に相手に当てはめるようなことはしないものです。皆さんも冷静になったときに、「何であんなに固執していたのかしら?」なんて思うようなことはないでしょうか。

 つまり、援助を行うものは、常に、自分の考えや振る舞いを感じながらも、他者の応対の仕方を見ながら、自分の態度や行動や考え方を修正することができるということが大切なんですよね。

 そして、最終的には、他者の考えや、性格に変化を求めるよりも、援助者が、その時々の相手の反応を見ながら、常に他人側ではなく、自分側の対応(の仕方)に変化を持たさせることができるようになること。これがすなわち対人援助技術の醍醐味であるということを伝えたのですが、果たして皆さんはどのようなことに気づいてくれかしら? 気になるなぁ(笑)。


●みんなの前だと緊張する●.jpg

●みんなの前だと緊張する●


●聞いているほうも真剣だ!●.jpg

●聞いているほうも真剣だ!●


●利用者・奥さん役に徹し過ぎ?(笑)●.jpg

●利用者・奥さん役に徹し過ぎ?(笑)●


 後半は、昨日皆さんで作成した模造紙を、それぞれ発表していただきました。皆さん、お互いに、常日頃からなじみの方も多いようで、グループ発表も穏やかなうちに終了することができました。ではまた後期に会いましょう! お元気で活躍くださいませ!!

●また9月に会いましょう!!●.jpg

●また9月に会いましょう!!●


(隠岐の研修の項、終わり)
posted by さとうはあまい at 12:33| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

奮闘記・第263回 ケアマネ/島根県

●2008年7月8日● 島根県隠岐郡隠岐の島町・隠岐合同庁舎


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員専門課程1

(1日目)

【対人個別援助技術】



 島根県社会福祉協議会では、今回、島後の隠岐の島町・隠岐合同庁舎で、介護支援専門員の専門課程を開催しました。

 隠岐合同庁舎は、佐藤が宿泊したビューポートホテルから、徒歩10分程度でいける場所にあったので、佐藤は、海沿いを歩いて会場に通いました。


●ビューポートホテルでとる朝食●.jpg

●ビューポートホテルでとる朝食●


●隠岐の分院を参拝、大吉!●.jpg

●隠岐の分院を参拝、大吉!●


●水祖神社の仲良く寄り添う狛犬●.jpg

●水祖神社の仲良く寄り添う狛犬●


 隠岐合同庁舎は、正面に大きく見える愛宕山、それに架かる赤い西郷大橋をのぞみ、眼下には入り江の海(西郷湾)が続いています。対岸では魚釣りをされている方もいてなんとも穏やかな場所でした。

 佐藤は、このような、海・山・青い空を久しぶりにみました。なんとも贅沢な景色の中、今回の研修をスタートしました。

 まずは、パワーポイントとテキストを活用して、ソーシャルワークについて解説しました。次に、心理テストのツールを使って、自分のコミュニケーション力をはかっていただきました。


●パワーポイントを活用した講義●.jpg

●パワーポイントを活用した講義●


●会場からの風景!●.jpg

●会場からの風景!●


 利用者と会話をするときには、効果的なコミュニケーションができることが大切。効果的なコミュニケーションを展開できる能力には「自己概念(自己理解)・感情の取り扱いの能力・傾聴能力・明確な表現能力・自己開示」が必要です。

 他者と無理なくコミュニケーションをはかることができる人は、作成したグラフがバランスの取れた五角形となるのです。果たして皆さんの結果はいかに?

 まぁ〜、結果はどうであれ、このテストは質問の答えを考え、印をつけたのは、誰でもない自分なので、テストの結果には信憑性は少ないかも知れません(笑)。

 しかし、自分の傾向はこういう傾向を持っていると知っていることは、今後のコミュニケーション時に役に立つことがあるかもしれません。まぁ〜、そういうこともあるかもしれないな、程度に気にかけてくだされば結構です。


●昼食後、岸壁までいって見た●.jpg

●昼食後、岸壁までいって見た●


●ロールプレイに割り込む(笑)●.jpg

●ロールプレイに割り込む(笑)●


 午後からは、相談援助の場面を逐語的にまとめた、「島根さん事例」を活用して、実際の相談援助場面を各グループで、ロールプレイを取り入れて実践していただきました。

 皆さんに、利用者・妻・介護支援専門員・書記などのそれぞれの役割を演じていただきました。その前に台本の書き換えの作業をしていただきました。佐藤は、皆さんのロールプレイをしている姿をみて驚きました。なぜなら、各グループとも役者が勢揃いなのですもの(笑)。


●模造紙にまとめる●.jpg

●模造紙にまとめる●


 しかも、利用者・妻役の方がうまい! しっかりと役にはまり込んで縁起をなさっているんです。そして、その間を自信なさげに介護支援専門員が、声をかけているんですよ。

 ええぇ〜、それでは困ります! なぜなら、皆さんは、介護支援専門員の専門課程を迎えた方々、プロなのですからねぇ〜。そのように自信のない声を出されては困りますよ(笑)。

 そこで、佐藤は、各グループをまわりながら、ロールプレイに参加。実際に、どのような言葉かけをすることが望ましいのかを具体的に、伝授していきました。

 さて、最後に、各グループがおこなってきた面接の場面を模造紙にまとめていただきました。さて、今日の演習をうけて、皆さんが、何かに、気づくことができたかしら? この紙は、明日、皆さんに発表をしていただきましょう。


●事務局からのあいさつ●.jpg

●事務局からのあいさつ●


●本日の応援団はゾロ君としまねちゃん●.jpg

●本日の応援団はゾロ君としまねちゃん●


(隠岐の研修の項、続く……)
posted by さとうはあまい at 22:14| 島根 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

奮闘記・第256回 ケアマネ/島根県

●2008年6月27日●島根県松江市・松江合同庁舎


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

介護支援専門員再研修

(4日目)



 いよいよ、44時間+αの長期にわたった研修も、いよいよ本日が最終日。まずは、本日の講義の部分であるチームケアについて、パワーポイントを活用した説明を行いました。

 次に、皆さんで模造紙を活用して、介護予防サービス計画をまとめて頂きました。この作業を行うのに、1時間半という短い時間しか有りませんでした。しかし、そこはすでにグループワークに慣れ親しんでいる皆さんのこと、お互いに協力し合って見事に作成できていました。


●ラストスパート! みんな真剣●.jpg

●ラストスパート! みんな真剣●


●う〜ん、素晴らしい計画ができた●.jpg

●う〜ん、素晴らしい計画ができた●


 いよいよ、11時から、各グループが作成した介護予防サービス計画と、2日目に作成した、前期日程からの演習及び事例を通して、「気づいたこと、学んだこと」についての発表をしていただきました。

 グループ数が、14グループがありますので、各グループの発表に20分ですめば、全てのグループに発表していただけます(無理か?)。こうして始めたグループ発表でした。

 各グループとも、一人ひとりの参加者が、丁寧に自己紹介を含め、自分の考えや意見を発表してくださりました。


●プレゼンテーションの達人●.jpg

●プレゼンテーションの達人●


●一人ひとりが感想を伝える●.jpg

●一人ひとりが感想を伝える●


●他者の発表を真剣に聞く、これがまさに傾聴●.jpg

●他者の発表を真剣に聞く、これがまさに傾聴●


●みんなの前で考えを伝える●.jpg

●みんなの前で考えを伝える●


 昼食をはさんで、グループ発表を続けましたが、各グループとも、熱心に発表をしてくださったので、後半のグループでは、せっかく完成させた、介護予防サービス計画について、発表をすることができないところもありました。せっかく、作成したのに発表できなかった方々、ごめんなさいね。


【介護予防サービス計画・1年の目標】
 ・ひ孫と一緒に着せ替え人形の洋服を作る。
 ・兄妹会で温泉旅行に行く。
 ・旧宅で老人クラブを開く。
 ・孫の学校で笹まき作りを教える。
 ・自分でバスに乗って元屋敷にいけるようになる。
 ・笹巻きグループを再結成する。
 ・ひ孫と二人で作品展を開く。


 佐藤は、皆さんが作成してくださった計画をデジカメに納めて帰りましたが、こうして振り返ってみると、皆さんが作成してくださった介護予防サービス計画の長期目標は、松江ならではの文化伝統を反映したものが多く並んでいたように思います。

 これこそが、どこの参考書にも出ていない、それぞれのための計画書であり、まさしく事例のかたご本人の計画といえるのでしょう。


●思わず発表に聞き入ってしまう●.jpg

●思わず発表に聞き入ってしまう●


 最後に今研修で、グループ演習をサポートしてくださったファシリテーターの林さんより、講評を頂きました。林さんは、昨日の研修では、介護予防サービス計画の目標が具体化されていなかったので、果たして出来上がるかどうかを心配されていたそうです。

 しかし、今日になって、わずかな時間で素晴らしい計画を作成できたのを見て、「皆さん、一人ひとりが、素晴らしい能力の持ち主であるから、これからも活躍してほしい」と言ってくださいました。

 林さんには、グループ討議の時間には、メンバーの中に入って直接、質問に答えたり、旬の話題を提供して頂いたりと、本当に助かりました。ありがとう!


●林さんより講評を頂いた●.jpg

●林さんより講評を頂いた●


 最後に、皆さんの中には、再度、介護支援専門員の職につく方もいらっしゃると思います。今回の研修で改めて示した能力(能力自体は元々ある)を最大限に発揮して、多いに活躍してほしいなぁ〜! もったいないもの。

 また、介護支援専門員の職につかない方々でも、今研修でともに過ごした仲間の存在を時には思い出してみてくださいね。決してひとりではないのです。仲間がたくさん、いるのですから。それぞれの現場で張り切って対人援助を楽しんでくださいませ。

 さてさて、皆さん。お疲れ様でしたぁぁぁぁぁ〜!!!(笑) ではでは!


(この項は終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 21:32| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第255回 ケアマネ/島根県

●2008年6月26日●島根県松江市・松江合同庁舎


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

介護支援専門員再研修

(3日目)
 


急な所用がいろいろ発生し、あちこちでかけていたため、ブログの更新が遅れてしまいました。そういう今、島根県隠岐の島後にいます(笑)。さて、前回の続きから。

 今回受講されている人々は、介護保険制度の改正前に介護支援専門員の資格を取得された方々ですね。したがって、介護保険制度の改正部分については、いま介護保険制度に関係のない職についている人ならば、認識できていない場合もあるでしょう。


●アセスメント・ロールプレイ●.jpg

●アセスメント・ロールプレイ●


●介護予防・サービス計画作成開始●.jpg

●介護予防・サービス計画作成開始●


 今日の研修は、介護保険制度の改正部分の柱の一つである、地域包括支援センターから始めました。まず、佐藤はテキストに従って、「地域包括支援センター」の概要を説明。佐藤の説明を受けた後、会場を休憩時間にまわってみました。

 すると、受講者から「地域包括支援センター」の機能についての認識が薄かったが、先ほどの説明を聞いて詳細がわかりましたと言ってくださり、安心しました。


●受講生の質問に答える林さん●.jpg

●受講生の質問に答える林さん●


●あ・うんの呼吸で模造紙を用意できるたのもしい事務局●.jpg

●あ・うんの呼吸で模造紙を用意できるたのもしい事務局●


 後半は、皆さんに介護予防サービス計画を作成して頂くことになりますので、まずは、介護予防サービス計画の作成方法について、帳票を活用して、解説しました。すると、皆さんは、新しく目にした介護予防サービス計画の様式を、興味深々に眺めていましたね。

 午後から、この様式を使って、介護予防サービス計画を作成していきます。まずは、佐藤が、前もって選抜してあった事例提供者と面接のロールプレイをおこない、計画作成に必要な情報を収集していきました。


●研修を支えてくれた人々●.jpg

●研修を支えてくれた人々●


●さて、誰でしょう?●.jpg

●さて、誰でしょう?●


 皆さんは、このロールプレイから、必要な情報を様式にどんどん記載していったようです。この面接は、なんと、約1時間15分もかかりました。面接終了時には、会場からおもわずタメ息が漏れるほどでした(笑)。

 この場面から、皆さん、他者と真剣に向き合うということは、非常に神経を使うことだと客観的に理解することができたようでしたね。

 その後、一人ひとりが、介護予防サービス計画の様式に、収集した情報を整理していきました。このときの集中力(真剣度)は素晴らしかった! 皆さんが集中して作成しているので、ファシリテーターの林さんも、皆さんのパワーにおされ気味(笑)。

 各グループを丁寧にまわって声をかけてくれていました。といいつつもおされっ放しでないところがこの人の凄いところ、ここが実力者の意地であろうなぁ(笑)。

 さて、皆さんが情報を整理できたころに、グループ内で、それぞれの情報を深め、グループで統一した介護予防サービス計画を作成して頂きました。すると、グループメンバー同士の団結が固いので、すぐに司会が決まり、賑やかにグループ討議が始まりました(笑)。

 本日は、各グループで帳票を活用して計画を作成しました。明日はいよいよ松江会場完結編の最終日。ぜひとも、有意義な時間を過ごしたいものです。



PS.
 すっかり、時期を逸した感のある追伸だが、通いなれた(と思っているだけ?)松江でも、まだまだ、知らない道がある、いや知らない道ばかりか。そこで、研修終了後に、徒歩にて島根県立美術館へ向ってみた。途中で、みつけた白潟天満宮さんへごあいさつ(おみくじは 大吉 )。

 こちらの天満宮には菅原道真公のご幼少のころの像がありました。天神様にはご存じ、合格祈願の御利益があるとのこと。そうだ、松江は菅公の生まれ故郷といわれていたのを忘れてました。地元なんですねぇ。

 佐藤が立ち寄った時間はすでに17時半ぐらい。でも、境内は明るく、健全そうな(と信じたい)こども達の姿があった。地元に愛されている神社を見るのは楽しく、嬉しい。その後、島根県立美術館で、懐かしいうさぎさんと遭遇しました。
(なにが、どうであれ、しあわせのうさぎさんです。ねっ!林さん)


●白潟天満宮に立ち寄る●.jpg

●白潟天満宮に立ち寄る●


●島根県立美術館の幸せのうさぎと語らう●.jpg

●島根県立美術館の幸せのうさぎと語らう●


 その後、ふと島根和牛のステーキ専門店「古都」を発見! しかし、外からはまったく中がうかがえない、店構え。まぁ入ってみますか、ということでうにうにと中に入ると、ちょっと後悔。店の人一人が雑誌かなんか読んでいて、テーブルもなんか、○っちい感じでした。

 しかし、いざ座ってみると見た目より、はるかに、というかかなり清潔なテーブル(笑)。しかもコースで出てくるものがなかなか美味しかった。スープがいい、サラダも悪くない。

 う〜ん、ステーキは分厚く、しかも添えられた目玉焼きがまたいいい。別に頼んだワインも美味しい。ほほう、新たに発見したお店に大満足! 佐藤は、ほろ酔い加減でホテルまで帰ったのでした(笑)。皆さんも気をつけてお帰りくだされ。ではでは!


●レストラン古都の島根牛!もちろんワインはかかせない(笑)●.jpg

●レストラン古都の島根牛!もちろんワインはかかせない(笑)●


(4日目につづく……)
posted by さとうはあまい at 21:02| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

奮闘記・第254回 ケアマネ/島根県

◆2008年6月25日◆島根県松江市・松江合同庁舎


島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

介護支援専門員再研修

(2日目)



 昨日、各グループ内で残っていた1事例を、グループ内で検討して頂きました。その後、佐藤が選抜してあった事例検討を行って、全ての事例検討がここに無事終了しました。

 その後、皆さんにKJ法を活用し、模造紙に「学んだこと・気づいたこと・新たな課題」などをポストイットに書き出し、まとめて頂きました。


●学びや気づきをまとめてみた●.jpg

●学びや気づきをまとめてみた●


 佐藤は、皆さんが熱心に書いているポストイットを見てまわり、驚きましたね! なんてったって、1枚に数行の文字がたくさん書いているんですもの。

 居宅サービス計画の文章を作成することは難しい。そう話していたのに、自分の考えはきちんと文章化することができている。こりゃ素晴らしい!!

 結局1時間かけても、議論が高ぶって、まとまらないグループもありました。でも、なんと、昼食時間を使って作成し続け、午後のスタート時間には、全てのグループが作業を終了。皆さんの作品が部屋に展示されたのです。

 最終日まで、他のグループの作成した成果物を張り出しておき、他のグループの作成した内容も眺められるようにしておきました。皆さん見て頂けたかな?


●相談援助演習●.jpg

●相談援助演習●


 午後からは、相談援助技術について、講義・演習を。まずは、「自己理解・他者理解」を深め、自分の考えている自分、他者から見られている自分、それぞれ違いがあるということを理解して頂きました。

 そして、「自分と他者は違う」ということをさらに深めるために、エゴグラムや、コミュニケーション図表など作成して頂きました。

 参加者の中には、すでに、エゴグラム作成を経験済みの方もいて、「う〜ん、少し変わったかな?」なんて話している方もおられました(笑)。

 対人援助の基本は、まずは自分。自分がどのような価値観を持っていて、どのように他者とかかわる傾向があるのかをしっかりと見極め、自分自身で理解していること。

 その時々の対象者の反応を見て、瞬時に自分の対応方法に変化をもたらせることができるということです。さて、いかに、この技術を活用して頂けるのか? まことに楽しみです。ではでは!


●売布神社で大吉!●.jpg

●売布神社で大吉!●


●大橋川ほとりで松江新大橋を望む●.jpg

●大橋川ほとりで松江新大橋を望む●


(3日目につづく……)
posted by さとうはあまい at 15:11| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第253回 ケアマネ/島根県

◆2008年6月24日◆島根県松江市・くにびきメッセ


島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修(実務未経験者)

介護支援専門員再研修

(1日目)



 今日は、ほんとうは7月1日(笑)。研究所から、東京近郊の某所で夜から研修なんです。最近、学校や企業秘密の研修であったりで、ブログ用の写真が撮れないところもあり、ちょっと残念。

●くにびきメッセからの風景●.jpg

●くにびきメッセからの風景●


 それはそうと、いよいよ、松江の介護支援専門員更新研修の後期がスタート! はじめに、皆さんが、事前に提出してくださっていた演習課題を、佐藤が一人ひとりにお返ししました。

 佐藤は、演習課題を読んで、皆さんが演習の対象者を探すところから、とても苦労されたことがわかりました。そのような困難な状況があっても、皆さんはなんとか協力者を選抜し、居宅サービス計画を作成していらっしゃいましたね。

 初日は皆さんが作成してきた事例の検討会を行いました。まず、事例検討の手法や意義について簡単に講義した後、佐藤が、前もって、選抜してあった事例を活用して全体で事例検討しました。

 佐藤が選抜した事例は、認知症の高齢者を、家族が張り切って介護しているという事例でした。発表が終了した後、会場から質問を頂きました。皆さんは認知症という病名を聞いただけで、大変だと考えたようでした。

 家族の負担の軽減については大丈夫なのか? 排泄などはどうなっているのか?など、様々質問が出されました。いくつかの質問を溜め込み、発表者に答えて頂くと、家族介護者が大切に介護をしたいという気持ちがよく伝わってきました。

 その後も質問を重ねたのですが、皆さんは更新研修や再研修の方々だからか、質問自体が初回のサービス計画に対する質問ではなく、サービスを利用して、その後どうなっているのか? といった質問が出てきていました(笑)。

 そのような質問でも、答えることができるのは、協力者の状態をよくよく知っているからなのでしょう(笑)。知らなきゃ答えにくいもの。佐藤は凄いな、と感心しておりました。


●事例検討が始まる●.jpg

●事例検討が始まる●


 その後、各グループ内で皆さんが作成してきた課題を活用し、事例検討して頂きました。グループメンバーは前期と同じということもあり、各グループでは活発に事例検討が行われていました。

 今回も、スーパー・ケアマネ(笑)の林さんに、各グループをまわり、グループメンバー内で有効な討議ができるように励まして頂きました。はてさて、皆さんは、この事例検討を通して、何を学び、どんな気づきを得ることができたでしょうか……。


●林さん登場!●.jpg

●林さん登場!●


●グループ討議を励ます●.jpg

●グループ討議を励ます●


(2日目につづく……)
posted by さとうはあまい at 14:40| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月30日

奮闘記・第252回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 学びや気づき


島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修

(実務未経験者)

介護支援専門員再研修(4日目)


(2008年6月21日 島根県浜田市・いわみーる)



 本日は、更新研修の最終日。皆さん、すでにお互いの交流を深めていらっしゃるようで、会場は笑顔に包まれ、穏やかにスタートしました。

 はじめにテキストを活用。チームアプローチの必要性と、サービス担当者会議についての講義ののち、介護予防サービス計画の続き、をしていただきました。


図1 グループ発表開始.jpg

図1 グループ発表開始


図2 たくさん語り合えた記録.jpg

図2 たくさん語り合えた記録


 それぞれのグループ内で互いの考えを尊重し合い、互いの考えを調整して、支援計画を作成することができました。

 皆さんが、作成した支援計画は、利用者の主体性を尊重し、本人のできることを最大限に活用できるプランニングでした。

 その後、2日目に模造紙にまとめた「この研修を通して、学んだこと、気づいたこと」について発表して頂きました。



【演習を通して学んだこと・気づいたこと】

 ○前回よりもゆったりとした気分で演習することができた。

 ○短期目標の細分化していくことを学んだ。

 ○居宅サービス計画2の課題分析や、長期目標などを書くときに、他者が理解できるように文章として表現をすることが難しかった。

 ○できていたこと・できなかったことは裏腹だということが理解できて、自分の受け取り方に違いがあるということに気がついた。

 ○利用者が近所のひとだと、知り合いすぎて、アセスメントがしにくい所もあった。

 ○社会資源の現状をしっかりと把握する必要がある。

 ○法律の変更や、作成方法のポイントを学ぶことができた。

 ○家族や、地域の住人、現在そこにいる人々がインフォーマルなサービスとして存在していることに気がついた。

 ○ポジテイブなとらえ方が大切。

 ○プランは様々である。

などなど。多くの 学びや気づき を得ることができたようです。


図3 成果を発表.jpg

図3 成果を発表


図4 協力しあった仲間.jpg

図4 協力しあった仲間


図5 お互いの考えを伝え合った.jpg

図5 お互いの考えを伝え合った


 最後に、ファシリテーターの山崎さんから、現在の介護保険制度の内容や補遺、現場で起きていること、行われていることなどについて詳しく解説がありました。

 そして、地域にある病院を例にして、介護支援専門員と医療とのかかわりの現状を語ってくれました。このことは、皆さんの役に立つ情報だったでしょうねぇ。さて、これにて、研修は終了。

 最後に佐藤から、皆さんに修了証書を授与させて頂きました。皆さんは、すでに、第一線の現場で活躍されている方々。明日から皆さんを待つ、それぞれの現場に戻られることでしょう。皆さん。張り切ってご活躍くださいませ! ではでは。


図6 仲間の発表を熱心に聞く.jpg

図6 仲間の発表を熱心に聞く


図7 山崎さんに講評を頂く.jpg

図7 山崎さんに講評を頂く


図8 エイット君とうまい酒あり(すでにカラ).jpg

図8 エイット君とうまい酒あり。すでにカラであるが(笑)


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 16:21| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第251回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 現在できていること


島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修

(実務未経験者)

介護支援専門員再研修(3日目)


(2008年6月20日 島根県浜田市・いわみーる)


 
 今日の島根県は、大雨洪水注意報。会場がある浜田市も大雨警報が出ていました。しかし、開始時間はまだ小降りであり、定刻には皆さんが集まってくれましたね。

図1 外は嵐になった.jpg

図1 外は嵐になった


 本日は、平成18年の介護保険法の改正に伴い、新たに生まれた地域包括支援センターの果たす役割などについての講義を行いました。

 その後、さらに介護予防・予防サービス計画の作成方法について、テキストを活用しながらの講義。伝えるほう(私)、聞くほう(皆さん)、双方がクタクタになりましたね(笑)。


図2 活発に意見交換を行う.jpg

図2 活発に意見交換を行う


 午後からは、事例提供者に協力をして頂き、佐藤がケアマネ役になり、介護予防計画を作成するためのアセスメントを行いました。

 皆さんには、佐藤が聞き出す情報をアセスメントシートに記入して頂きました。その後、各自に介護予防・サービス計画を作成し、さらにグループで内容を深めました。

 収集した情報から総合的な課題を抽出し、課題に対して、解決案を介護支援専門員から提案をします。しかし、総合的な課題を出す時に、どうしても、「○○できなので、○○が必要」などと、できていないところを強調する提案になりがちでした。

 そこで、介護予防は、要介護状態になることを予防することが目的です。だから、 現在できていること に着目し、その現在できていることを維持できるような、課題の抽出の仕方をして見ましょうとアドバイスしました。

 すると、皆さんは、早速、現在この人は「○○ができるのから、○○をすることが大切」など、できることに着目した課題を表現されていましたね。さて、いよいよ明日は、介護予防のケアプランを作成しますよ。お楽しみに!


図3 介護予防ケアプランに挑戦.jpg

図3 介護予防ケアプランに挑戦


(To Be Continued!)

posted by さとうはあまい at 15:25| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奮闘記・第250回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 相談援助技術


島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修

(実務未経験者)

介護支援専門員再研修(2日目)


(2008年6月19日 島根県浜田市・いわみーる)



 昨日に引き続き、午前中は、ケアプラン・事例検討の残りをやりました。全てのグループ演習が終了した後、佐藤が、事前に選抜しておいた方の事例2を全体で共有しました。

図1 会場から見える浜田マリン大橋.jpg

図1 会場から見える浜田マリン大橋


 皆さんは、各自グループ演習を終了した後なので、積極的に質問をすることができましたため、非常に気持ちの良い事例見当ができました。皆さんは、この演習を通して、事例検討の意義を十分に理解されたように見えました。さて、いかがでしたか?

図2 2日目がスタート!.jpg

図2 2日目がスタート!


 午後からは、介護支援サービスの展開技術として重要な 相談援助技術 の講義・演習です。まず、対人援助を行う人は、援助を行う前に、自己理解を深めることが重要である。自分の物事の見方・考え方、行動の仕方、表現の仕方をしっかりとつかむ必要があることを伝えました。

図3 事例発表を励ます.jpg

図3 事例発表を励ます


図4 応援団カミナリ君としまねちゃん.jpg

図4 応援団カミナリ君としまねちゃん


 その後、エゴグラムを作成し、自分のパーソナリテイーを認識していただき、さらに、コミュニケーション図表などを作成しました。皆さんは、このような、自己分析をしていく過程で、自分の弱さや、たくましさを認識することができたようです。

 それから、事例を用いて「自分だったら、どのような、対応をするのか」を考えていただきました。


図5 山崎さんの怒涛のかかわり!.jpg

図5 山崎さんの怒涛のかかわり!


図6 グループで相談援助の事例をまとめる.jpg

図6 グループで相談援助の事例をまとめる


 この事例検討を通して、各自が、自分の物事の見方・考え方、行動の仕方、表現の仕方を瞬時のうちに変えることがいかに難しいかを知って、相談援助技術の大切さの認識を深めることができたようでした。

 皆さんは、現在、介護支援専門員の職についてない。またこれからもつかないかもしれません。でも、どのような職場でも、相談援助技術は活用できるのです。ぜひ、意識して活用くださいませ。ではでは!


図7 先輩のアドバイスは励みになる.jpg

図7 先輩のアドバイスは励みになる


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 15:00| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月27日

奮闘記・第249回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 文字で表現


島根県社会福祉協議会

平成20年度

介護支援専門員更新研修

(実務未経験者)

介護支援専門員再研修(1日目)


(2008年6月18日 島根県浜田市・いわみーる)



 今日から、浜田で後期研修がスタートします。佐藤は、浜田にある出雲大社石見分祠にお参りをしてから会場に入りました。

 他に石神社(いわじんじゃか?)という石見の語源となった神が鎮座する神社も行ってみたい、今日このごろです(笑)。


図1 出雲大社石見分祠に立ち寄り.jpg

図1 出雲大社石見分祠に立ち寄り


図2 事務局の開会宣言.jpg

図2 事務局の開会宣言


 さて、今日は、皆さんが演習してきた課題についての事例検討を行います。事務局より、課題は、すでに佐藤が受け取りずみ、すべてのかたの課題を拝見させていただき、感想などを書き入れさせていただきました。

 皆さんから出された事例の傾向としては、地域的に山間部に住まれている方が多い関係から、介護保険制度で活用できるサービスがなかったり、利用者が住んでいる場所から、隣人までの距離も離れていたりしている地域などがあったりで、フォーマルなサービスやインフォーマルなサービスの提供が難しいケースが多くありました。

 また、地域の特色として、隣近所の人々が声を掛け合って安否確認が出来ているなどという事例などもありました。

 一方、利用者本人は、「友人が時には訪ねてくるから自分は家にいたい」と考えていたのだが、その友人は、通所介護を利用、以前のように家に行ったりきたりする関係が薄れてしまっている、と言った事例などもありました。

(これって、もしかして介護保険制度が、逆に地域で人とのかかわりを奪っているってことになりませんかねぇ?)


図3 会場にて情報収集.jpg

図3 会場にて情報収集


 研修のスタートにあたって、皆さん一人ひとりに、課題を返しました。佐藤は事前に、全体で共有する事例を選抜してきましたので、その事例を活用して、事例検討の開催方法を伝えました。

 この時に、全員で共有した事例は、家族介護者が、以前、自分達の母親を介護をした時に、自分達が世話をできなかった。ゆえに父親は自分達ができるだけ見てあげたい、と考えている事例でした。

 事例検討の展開手法に則って、発表者が発表し、その後、例の如く、質問を溜め込み、ある程度、質問がたまった時点で、発表者に、答えていただきました。

 これを2回繰り返す。そして、皆さんの中に事例について共通認識が深まったところで佐藤がこの事例を選んだ理由を説明したのです。


図4 事例検討が始まる.jpg

図4 事例検討が始まる


 事例では、その娘さんや息子さんが、親を見てあげたい、という気持ちを大切に折り扱いました。居宅サービス計画2では、息子の役割、娘の役割を、インフォーマルなサービスとして、明確に示しました。

 計画の中にこのように、自分達の行っている役割を、 文字で表現 された内容を見ることにより、娘や息子が、「自分達も、よくやっているではないか」とお互いの存在を確認することもできるのです。


図5 山崎さんも熱心に参加.jpg

図5 山崎さんも熱心に参加


 後半は、各グループ内で事例検討をしていただきました。限られた時間内ではありましたが、皆さんは、有意義な時間を共有することができたように見えました。

 皆さんは、1日たっぷり事例検討で語り合っていたのにもかかわらず、終了時間を告げると、「もう、そんな時間?」と、なごり惜しいそうでしたね。(笑)

 後期は、まだ3日間もあります。どうぞ、たっぷりと情報交換をしてくださいませ。ではまた!


(To Be Continued!)



posted by さとうはあまい at 22:43| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月19日

奮闘記・第242回 ケアマネ/東京都

●Key Word● つなぎ合わせる役割


北区介護保険課 給付調整係

平成20年度 介護支援専門員研修

サービス担当者会議の開催手法

〜利用者とサービス提供者をつなぎ合わせる役割について〜


(2008年6月11日 東京都北区・北とぴあ2階つつじホール)



 今回は、佐藤の地元である北区役所からの依頼、ふふふ。北区で活躍している介護支援専門員の方々とのかかわり。テーマはサービス担当者会議の開催方法について。

 佐藤は、参加者の方々とは、なるべくそばでかかわるのが好き(ご存じ密着型)。今回の会場は、ギャラリーが雛壇状になっている、舞台上からの講演スタイルでした。だから、非常に緊張してのスタート!


図1 北とぴあつつじホールの舞台.jpg

図1 北とぴあつつじホールの舞台


図2 熱心に檀上をみつめていた.jpg

図2 熱心に檀上をみつめていた


 まずはパワーポイントを活用して、介護支援専門員の本来の役割を説明。それから、介護保険制度は、かつて措置制度がおこなっていた「行政処分」とは違うこと。利用者自身が選ぶことができる制度であること。そのために、介護支援専門員は利用者がサービスを選択できるように、多くの情報を提供する力が必要であること。

 利用者がサービスを気兼ねなく、自己判断で選ぶことができるように、サービス提供者が行うアセスメントには極力同席しないほうが良いことなどについて再確認をさせていただきました。

 サービス提供事業者は、介護保険制度の一翼を担っているにもかかわらず、介護支援専門員のように、国で統一しておこなわれる研修制度が確立しておらず、事前訪問の大切さ、個別援助計画の作成方法、サービス担当者会議への参加方法をさえ、理解していない傾向がある、ということを語りました。


図3 事前訪問について解説する.jpg

図3 事前訪問について解説する


図4 皆さんのそばが落ち着く.jpg

図4 皆さんのそばが落ち着く


 介護支援専門員が、サービス提供事業者に対して、事前訪問の大切さ、個別援助計画、サービス担当者会議への参加方法などについても、「こうしてほしい」と伝えることの重要性を解説しました。

 後半は、事例を活用して、サービス担当者会議の開催手法について皆さんに考えていただきました。このときに、佐藤はようやく壇上から降りて、会場の中を歩くことができました。皆さんと直接話をすることができたのですよぉぉ。皆さんと直接話すことに意義がありますからねぇ〜(笑)。

 最後は、参加者の方から事例に対して、「自分だったらどのように対応するのか」、数人の方々がその対応方法を発表し、具体的な対応策を出していただけました。そして、事務局から事例の回答例を皆さんに、配布しました。そして、佐藤がその回答例を読みました。


図5 自分の考えを発表.jpg

図5 自分の考えを発表



■利用者とサービス提供者をつなぎ合わせる役割

・介護支援専門員は、サービス担当者会議の場で利用者を補佐する
 役割に徹すること。

・利用者とサービス担当者が、十分に話ができる場を保つこと。

・利用者の発する言葉と、サービス担当者の言葉を、要約しながら
 双方へ伝えて、双方が同意を得ることができるようにかかわるこ
 とが大切であること。

 なのです。皆さんの協力の下に展開した研修も、あっという間に2時間を経過し、終了の時間になりました。さて、皆さんはどのような感想を持たれましたでしょうか? 気になるなぁ〜。

 これからは梅雨で雨が多い季節になります。どうぞ、体調を崩すことなく、張り切ってくださいませ。ではでは!


図6 介護保険課からのあいさつ.jpg

図6 介護保険課からのあいさつ


(To Be Continued!)




posted by さとうはあまい at 17:32| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

奮闘記・第228回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 利用者のことばを代弁


島根県社会福祉協議会

介護支援専門員実務未経験者更新研修

介護支援専門員再研修

(3日目)

〜居宅サービス計画作成演習〜


(2008年5月30日 島根県松江市・合同庁舎)



 いよいよ、今日は皆さんに「居宅サービス計画」を作成していただきます。

 皆さんは、これまでの演習で、Eさん夫婦から、ご夫婦が望む暮らしを導き出し、その望む暮らしを実現するために必要な生活ニーズを抽出してきました。

 今日は、その生活ニーズを解決する手立てについて考えます。生活ニーズを解決する手立てを考えるときに一番重要なことは、利用者と具体的にどのようにかかわり、長期目標や、短期目標を決めていくかなのです。

 その具体的なかかわり方の手法については、テキストを活用して説明しました。しかし、テキストは事例になっているために、物語が完結している。そのために、読み進めていくだけでは、わかったつもりになりやすい。

 だからこそ、発想の転換が必要なのだということが理解できたかもしれません。介護支援専門員は、相談援助技術を持っているということが重要なのです。

 それから、目標を達成するために必要なサービス内容を確定し、細分化されたサービス内容に必要なサービスの種別を導き出していただきました。

 参加者の多くは、介護保険制度がスタートしたときに実務研修を受講した人々です。そのころは、今のように実務研修テキストもないし、居宅サービス作成の手引きもありません。

 だから、テキストを読み進めていくうちに、当時と現在では、居宅サービスの作成手法に変化があると気づかれたのでないでしょうか。


図1 状況分析中(?)の林さん.jpg

図1 状況分析中(?)の林さん


図2 ヒントはこの中に!.jpg

図2 ヒントはこの中に!


 いよいよ、個別の、居宅サービス計画の様式1・2を活用して、計画を立てていただきました。このときから、皆さんの思考のアシストをしていただくために、昨日に引き続き、ファシリテーターの林さんに参加していただきました。

 さて、皆さんはいかように作っているのか?と会場をまわってみてびっくり! なぜならば、皆さんはテキストをひっくり返して作業をしているではありませんか!!(笑)

 テキストをみて、居宅サービス計画書を書くことができるのであれば、今までのやってきたことは「無」になりますもの。そこで、皆さんに、緊急告知!「書記の方が一生懸命記録した用紙を出して、利用者のことばを抽出することぉぉぉ!」ふう、ぜいぜい。

 すると、皆さんは、「おお〜、そうでしたねぇ〜!!」と記録用紙を引き出して、利用者とのかかわりを思い出し、更に必要な情報をEさん役の方に尋ねていました。まさしく、答えは本人が持っている、まさしくそのままです(笑)。

 また、利用者とのかかわりの記録は、利用者が言った言葉(主体的な考え)や、介護支援専門員が伝えた言葉(客観的な意見)をそのまま残すことだと思われたことでしょう。


図3 受講生を励ます(林さん).jpg

図3 受講生を励ます(林さん)


図4 尊厳の保持、願いはずばりこれ!(笑).jpg

図4 尊厳の保持、願いはずばりこれ!(笑)


 個別に作成した居宅サービス計画ですが、最後は、模造紙を活用して、各グループに、居宅サービス計画を書き出していただきました。

 2日間協力してきたグループメンバーは、この時点ではしっかりと団結。和気藹々とした雰囲気の中から、全てのグループがみごとな計画を作成することができました。さすが、大人の集団です。おみごとでしたぁ。

 最後に、グループごとに発表していただきました。まぁ、皆さん、介護支援専門員の職についていないとはいえ、それぞれの方が、それぞれの職場で活躍されている方々。ですから、プレゼンテーションがうまいの、なんのって(笑)。


図5 本人の気持ちになりきって語る.jpg

図5 本人の気持ちになりきって語る


図6 実は先生! 表現巧者は経験が大事.jpg

図6 実は先生! 表現巧者は経験が大事


図7 複雑な妻の気持ちを代弁(?)できた….jpg

図7 複雑な妻の気持ちを代弁(?)できた…


 しかも、Eさん役、妻役を演じた方々が、役割になり切ってまさにロールプレイイング。役割そのままの言葉、思いなどを込めた発表が続きました。ますます、発表者の言葉が、利用者のことばを代弁した表現となり、リアリティがましていきました(笑)。

 佐藤は、課題の中で「五右衛門風呂にゆっくりつかりたい」とか、「採れた野菜を使って妻が作る手料理が食べたい」という、その人らしい生活がみえるようなプランが作成できたことが素晴らしいことと感じました。さて、皆さんはいかがでしたか? これで前期は終了しました。

 皆さんはこれから実習があります。もちろん、たいへんではあります。佐藤は、皆さんからの実習の成果を楽しみにしています。皆様張り切ってくださいませ! ではまた。次の機会に!


図8 仕事前に売布神社にごあいさつ!.jpg

図8 仕事前に売布神社にごあいさつ!


図9 本日は禁煙デー!テッド君としまねちゃんが応援.jpg

図9 本日は禁煙デー!テッド君としまねちゃんが応援


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 23:45| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする