2008年05月01日

奮闘記・第205回 首都圏/東京都

●本日のおみくじ結果●

文豪の町・文京区界隈を歩く

〜根津神社はつつじが満開!
文豪の石に座り考えた〜


(2008年4月某日 東京都文京区根津)



 文豪の町、と言っても文豪のお墓ばっかりだが(笑)。さて、饅頭談義から。根津神社のつつじ祭りでは、自称・名物甘酒茶屋が出店し、酒饅頭を蒸して販売していた(ほんとうに名物かどうかしんない)。

 根津神社を参拝し、つつじを愛でた人々は、甘酒などを頂きながら一休みするのにちょうどよい。まぁ、そのときそのときの気分で、甘酒とか酒饅頭を食べたくなることもあるでしょう。だから、酒饅頭を1個所望しようとしても、この酒饅頭は6個500円でしか販売されていないそうな、つまりバラ売りなし。

 ですので、参拝客は「バラ売りはないの?(怒)」とお店のかなり年配のお姉さま(?)たちに詰め寄っていました。すると、お姉さん達は「すみません、決まりになっていてばら売りはできないんです」とのたまう。

 こうして、酒饅頭をバラじゃ売らないと言い張る主催者側と、6個も食べきれないぜというお客の言い合い(というのか)が聞こえてきた。

 どちらの言い分も一理ある。神社のお祭りであるわけだからご祝儀として500円をはずんでも良いではないかとは思うのだが。でも商売なんだから、蒸したての饅頭をバラ売りして、お客さんにお土産用に買っていただく工夫があってもいいのかもしれない。

 美味ければ、ほとんどの店で、ほぼ例外なく、バラで売っていることから考えれば、たいして美味くないのでバラ売りできないのが現状なのだろう。

 まぁどちらにしてもせこい話である。ふう、気分がなえそうですが、神社でそこそこ美味しい甘酒をほおばり、挽回しました。まぁお互い大人なんですから大声で言い争わなくてもよいでしょうに・・・と思ったしだいです、はい。


図1 根津神社の大鳥居.jpg

図1 根津神社の大鳥居


図2 根津神社楼門.jpg

図2 根津神社楼門


 さて、根津神社は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が千駄木に創祀したものらしい。太田道灌が社殿を奉建している。ご祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)・大山咋命(オオヤマクイノミコト)・誉田別命(ホンダワケノミコト)です。ほかに大国主命(オオクニヌシノミコト)と菅原道真公が相殿されています。

 ここ、根津神社はつつじ祭りで有名。それにこの界隈には、森鴎外先生や、夏目漱石先生などが住み、この神社をこよなく愛していたらしい。ちなみに、森鴎外先生の『青年』や夏目漱石先生の『道草』など、文豪作家の作品に、根津神社(根津権現)が登場します。

 「権現」の名称は、明治初期の神仏分離の際に「権現」の名称が戦後まで禁止されたため、あまり使われなくなりましたが、地元では今でも「権現様」と親しまれています。

 そうですか、そうですか。文豪の愛した神社ということですな。ふむふむ、ということで、拝殿では「少しはまともな文章を書くことが出来ますように」と心をこめてお願いをしました。その結果、おみくじは「」頑張れば報われるって(無理?)。はいはい、がんばりますよう!


図3 森鴎外(林太郎)先生からの奉納品.jpg

図3 森鴎外(林太郎)先生からの奉納品


図4 おみくじ結果は吉.jpg

図4 おみくじ結果は吉


 さて、根津神社の境内には、森鴎外先生(本名、森林太郎)が、陸軍軍医監として、日露戦争に出向いたときの戦利品(なのかねぇ)として、大砲の砲弾の台座(とパンフにあるが砲弾の薬莢にしか見えない)を奉納したそうです。それが、現在は水のみ場としてリサイクルされて活用されています。この日は苗木などを販売している屋台に挟まれて寂びしそう(笑)。

 さらに境内を散策すると、森鴎外先生や夏目漱石先生が境内散策のときに腰をおろした石として、「文豪の石」と名付けられた石などもあります。早速、佐藤も腰をかけて先達の方々の知徳にあやかったのでございます、ハイ。何か問題でも?(笑)


図5 文豪の石にすわり知徳を得る?.jpg

図5 文豪の石にすわり知徳を得る?


 文豪達が愛した境内を十分に堪能した後は、お目当てのつつじ苑へ移動しました。根津神社といえば、つつじ祭りといわれるくらい有名で、約2000坪のつつじ苑には、約50種3000株のつつじが咲き競っているのです。

 つつじの花びらは、赤、白、紫、ピンクと、色鮮やかに咲きほこっています。その花が、みどりの若葉に支えられて見事に映えていました。

 このような素晴らしいつつじを観覧できるのも、地元の方々と神社さんの常日頃のご尽力のおかげでしょう。神社が地元の人々に愛されて大切にされていることは本当に素晴らしいことですし、神社の存在が有名になり、全国から多くの観光客が来ることは、地元の繁栄にもつながります。

 また、参拝者は、地域のかたがたが神社を一生懸命に守ってくれているからこそ、気持ちよく参拝ができ、。素晴らしいつつじを愛でることができるのです。だから、参拝に来る人も、神社の存在を支えている人々も、お互いを尊重する気遣い(マナー)が大切なのは言うまでもありません。


図6 色彩豊かなつつじ群.jpg

図6 色彩豊かなつつじ群


図7 種類も豊富.jpg

図7 種類も豊富


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 16:56| 島根 | Comment(0) | TrackBack(0) | 見聞録(首都圏版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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