2007年10月12日

奮闘記・第047回 読んでみた!/東京都

●本の分野● 体験記


『笑う介護。』を読む!


(2007年10月1日 石川県金沢駅・うつのみや書店にて購入)



 書店を探し求めて、金沢駅構内を右往左往。そこらへんにいた警備員の人に「あのぉ〜本屋はないですか?」と聞くと、「はいはい、ありますよ! このコーナーの一番奥のつくあたりあたりに〜云々」と案内されて洋服屋さんや、アクセサリー屋さんなどをかき分けて行くと、おお、うつのみや書店があったぁ〜。

 さっそく、なにか面白い本はないかいなと物色開始! しかし、酒にまるで酔わない(というか普段から酔ってるとの噂あり)佐藤も、「ステラおばさんのクッキー」の甘いにおいにすっかり酔ってしまい、思考回路が働かない。おや? それでも眺めていると、『笑う介護』がいらっしゃいと手招きをしています。

 早速、その本を手に取り、中をぱらぱらめくると、これがまた笑える。まだ、読んでいないのに笑えるのは、松本ぷりっつさんの漫画が挿入してあるから。その漫画を見ただけで笑えるのだ。

 この本は、著者・岡崎杏里さんが体験した実話モノエッセイ。これまた、岡崎さんの体験が並大抵なことではない。父親が50歳の若さで、脳梗塞で倒れたあげく、認知症になってしまう。そして、家業と看病を両立していた母親が、今度は癌に侵される。

 その内容は決して「笑える」ような内容ではなく、著者自身も心療内科に通うはめになっている。自分のために心療内科を探しまわる場面はなんとも笑えるって、これには本人の真剣さが伝わってくる。そうそう、ペットも家族の一員で、このペットも大変なことになるのだが・・・。

 誰でもが、元気なお父さんが今日倒れるなんて思っていない。元気なお母さんが癌になるなんてなんて考えもしない。しかし、誰でもが、元気なお父さんが今日倒れる、お母さんが癌になってしまう場合もあるかもしれない。

 この本の中には、家族介護者の気持ち、患者である本人の気持ち、さらには、他の患者を思いやる気持ち、このような様々な立場での気持ちや感情がコミカルに描いてあるのだが、同時に熱いものが胸にず〜ん入っていきます。

 まだ、まだ、介護なんてほど遠いことと思っているあなた! 介護真っ最中でくたびれちゃったあなた! あらゆるご職業のかたにもにおすすめの一冊、もちろん介護職は必携!(笑) ここに登場してくる介護支援専門員が凄い! 何が凄いって読んでみればわかる(ケアプランを書ける、という程度じゃないよ、ははは)。感想のコメントを待っています!!!

 簡単に読めちゃうからといって、立ち読みはしないでね。ハンカチを片手にじっくり味わってくださいませ!!



■本のデータ
『笑う介護。』
 松本ぷりっつ、岡崎杏里・共著、成美堂出版(sasaeru文庫)、
 2007年刊、本体562円(+税)


図1 撮影は新潟α-1.jpg

図1 撮影は新潟α-1


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 21:33| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んでみた! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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