2007年10月12日

奮闘記・第046回 ケアマネ/島根県

●Key Word● 対人援助

隠岐地域介護支援専門員協会主催
隠岐の島町地域包括支援センター共催


対人援助技術スキルアップ研修会

〜私にもできる素敵な対人援助〜


(2007年10月6日 島根県隠岐の島町)



 島前の仲間が乗ってくるという船便の到着を待って、いよいよ研修会がスタートしました。参加者の方々のほとんどの人は、すでに実務者研修や、基礎研修を通して顔なじみ。佐藤はみんなの元気な顔を見ることができて嬉しかったですよ。

 前もって提出された事例をもとに、事例研修を行いました。まずは個別に自分が担当者だったらどのようなかかわり方をするか考えていただきました。

 事例では、限られた情報しかありません。だからか、個人ワークでは対応方法を考えるのは難しいようでした。そのためグループで話し合っていただいたのです。やはりグループになると、お互いの考えを共有することができるので、意気盛んに話ができていましたね(笑)。


自分だったらどうするか
「利用者の意向を引き出す」

・利用者自身がうまく話すことができないのであれば、家族さんの
意向を確認する
・文字版などを活用してコミュニケーションをはかる
・そばに寄り添い本人のやりたいことや出来ていることを共有し
ながら、どのようなことをしたいかを確認できるように聴く


 この、事例提供者は本人の意向をどのように聞き出したら良いのかを皆さんに相談する、という形で事例を出したので、その答えが、家族に聞く等の妥協案を出すのではなく、ケアマネジャーが、どう行動することにより、本人の意向を引き出すことができるか提案することであると解説しました。

 様々な意見を聞く中から、最後に、事例提供者の方が「以前は、利用者に対して、できてることを、本人が気づくように伝えていたが、状態が悪くなるに連れて、できないことばかりをお互いに話していたから、これでは意欲もでないよな」とにこやかに話されました。

 この事例を通して、参加者の方が、自分にもあてはまるぞ!とばかりに大きくうなずいて盛んにメモをとられていました。あ〜良かった。次に介護予防のケアプランについて事例検討しました。

 これらの事例を通して、自分ができなくなったことが増えて介護認定を受けて、介護支援専門員に相談する行動を起こしたとしても、利用者がなかなか、活用しようとしないケースについては、人はなかなか他者の援助を受け入れにくいということを皆で共有。

 だからといって放置するのではなく、何かの時にはすぐに駆けつけるからということをしっかりと伝えて、自分の存在をアピールしていくことも大切だよねという結論になりました。

 この後の休憩時間には、なんと、珈琲とお菓子まで登場。さすがに仲間同士の団結は固いようでしたね(笑)。

 16:30には、島前からの参加者の方が戻る最終の高速船が出るということで、残念ながらここでお別れ。また、会いましょうね!

 さて、研修終了後、皆さんと佐藤が宿泊する竹泉閣のお食事処ろばたやき庵にて、食事会をしました。まさに研修番外編です。なんせ、囲炉裏端で海の幸、山の幸を炭火で焼き頬張り、美味しいお酒をいただくわけですから元気はつらつです。進むころ、隠岐につたわる踊りまで飛び出しました。これには感激!

 これには他のツアーで来ていたお客様までも便乗してさらににぎやかになりました(笑)。皆さんありがとう! 皆さん、すでに対人援助のエキスパートでした。これからも、互いの存在と存在を大切にし合いながら、プロフェッショナルとして張り切ってください。ごちそうさまでした。

図1 隠岐の島の夜明け.jpg

図1 隠岐の島の夜明け


図2 会場の風景.jpg

図2 会場の風景


図3 マスコットも興味津々(?).jpg

図3 マスコットも興味津々(?)


図4 自己理解を深める.jpg

図4 自己理解を深める



 そして、一夜明けて朝食をとりに食堂へ行くと、昨晩、囲炉裏端で一緒に楽しんだ人々が佐藤をみつけて、「あっ、昨日の先生がいる!」と近づいてきて、「昨日は先生のおかげで踊りを一緒に楽しむことができました」とお礼を言われました。

 また、旅館のご主人からも、丁寧に「先生が宿泊してくださったおかげで、昨日は地元の人が来てご飯を食べてくれて、また、にぎやかになりました。ありがとうございました」と頭を深くさげられてしまいました。

 これは、もちろん佐藤へのお礼ではありません。皆さん1人1人の存在に対してのお礼ですよ。朝から胸キュンの佐藤でした。

 さらにさらに、空港には、事務局のスタッフがお見送りに来てくれたではありませんか!皆さんが飛行機に大きく手を振ってくれている姿を佐藤はしっかりと見届けましたよ。これも感激でした。ではまたいつか!


図5 港に入る高速船海の上を走る.jpg

図5 港に入る高速船海の上を走る


図6 隠岐に伝わる踊りを披露.jpg

図6 隠岐に伝わる踊りを披露


図7 カメラがとらえたプロペラ.jpg

図7 カメラがとらえたプロペラ


図8 出雲空港へ到着、まだまだ家は遠い.jpg

図8 出雲空港へ到着、まだまだ家は遠い


(To Be Continued!)

posted by さとうはあまい at 17:38| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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