2007年07月17日

今週の応援現場129日目 松江編

2007年7月12日(木) くにびきメッセ



介護支援専門員研修専門課程Tの


対人個別援助技術(ソーシャルワーク)


講義・演習  第2日目(松江2グループ)



 今朝の松江は早朝から雷がゴロゴロと鳴り響いています。雨はさほどに降ってはいませんが、松江駅からバスに乗ってくにびきメッセに向かいました。

 8:30に会場に到着し、会場にて皆さんをお出迎え。そうこうしているうちに、雷鳴は大きくなり、雨はバケツをひっくり返したように降り出しました。おや、皆さん無事に来られるのかなと心配していると、事務局に道路状況が悪く、数人が遅れるとの連絡が入ったとのことでした。

 まぁ自然現象にはかないません。皆さんが無事に到着するのを待つのみ。それでも事務局の方が挨拶をして、佐藤が話し始める頃には、遅れていた方々も到着しました。

 遅れた皆さんの、事務手続きを済むのを待ち、研修をスタートしました。まずは介護支援専門員専門課程Tのテキストを使用して、昨日の研修を振り返りました。

 特にバイスティックの原則については、意識しないと活用できない技術であること。さらに、「感情の表出」と「統制された情緒的関与」で、利用者を「受容」するということは相当に意識を深めていかないと簡単にはできないことを、佐藤が体を張って説明をしました。皆さんくいいるようにして聞いてくれていました。素晴らしい!

図1 コミュニケーション技術活用.jpg

図1 コミュニケーション技術活用

※写真をクリックするとおおきくなります。以下同じ。


 10:00からはいよいよ台本の書き換え作業に入りました。机を移動して6人のグループを作りグループワークをスタート。本日の皆さんにとっては初めての作業。しかし、佐藤にとっては今週2回目の作業なんです(笑)。

 佐藤は各グループにマジックを配ったり、模造紙を配ったりしながら皆さんの進行状況を眺めて廻りました。すでに昨日個別のカードを作成して頂いたので、皆さんは自分自分の考えをグループ内で発表していました。

図2 グループ討議も相談援助.jpg

図2 グループ討議も相談援助


 事例を元に、台本を書き換えていく作業なのですが、皆さんはグループの中でお互いの考えや意見を尊重することの大切さ、困難さを共有しつつ、議論を重ねていきましたね。

 佐藤も途中でいくつかのグループの中に「侵入」して、皆さんの議論に参加。方向修正や、「このような考え方なのでは」と皆さんの話題を要約して廻りました。

 時間経過と共に皆さんの動きは活発になり、あちらこちらで模造紙にカードを貼り始めました。そして、紙の横に「受容」「要約」「開かれた質問」などのコミュニケーション技法の用語を用いて解説されているグループもありました。

図3 台本書き換え.jpg

図3 台本書き換え


図4 方言がステキ!.jpg

図4 方言がステキ!


 11:30からはグループで作成した台本を発表していただきました。佐藤が指名すると、はにかみながら壇上にあがった方々も、いざ発表が始まると、それぞれの役割をしっかりと演じることができていました。島根弁なのか出雲弁なのかはわかりませんが、言葉の掛け合いはお見事でした!

 あるグループから「ぜひ、やりたい!」との声があがりましたので発表をして頂きました。

 その結果、佐藤がわかったことは、皆さんが利用者の方々の表情や話し方、語る内容などをよくよく理解されている、ということでした。なにしろ、利用者役の担当者が、一番堂々としていたんですから(笑)。

図5 役者ぞろい.jpg

図5 役者ぞろい


 さて、最後に質疑応答の時間を設けました。なかなか質問は出ないのが恒例なので(笑)、佐藤が、感想などを求めてマイクを向けると、「相談援助技術が大切なことは良く分かるのですが、何回も対応の仕方を変えてアクションをかけてみても、どうしても受け入れていただけないときにはどうすればよいでしょう?」との質問が出ました。

 佐藤からのアドバイスとしては、介護支援専門員は利用者を選ぶことはできないが、利用者は介護支援専門員を選ぶことができるんだから、「担当者の変更ができる」ということを伝えてみるのも大切であると話しました。

 介護支援専門員だからといって、何でも1人で解決せねばならないとは考えないで、周りの人々を頼りにしましょう。これから暑い季節を迎えます。どうぞ、自分自身を大切にしてください。

図6 聞くほうも真剣.jpg

図6 聞くほうも真剣


(つづく)



posted by さとうはあまい at 23:18| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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