2007年07月17日

今週の応援現場128日目 松江編

2007年7月11日(水) くにびきメッセ


介護支援専門員研修専門課程Tの


対人個別援助技術(ソーシャルワーク)


講義・演習  第1日目(松江2グループ)



 松江地域の介護支援専門員の専門課程の研修は参加者が多いために2グループに分けたグループ構成にしています。今日は2グループ目の人々とかかわります。

 ですので、内容は9日と同じです。実は、話す内容が同じでも、参加者により、会場の雰囲気が異なり、単純に「再放送」にならないんですよ(笑)。これは講師と事務局だけがわかることなのですが。

 こちらのグループの方々は団結力を感じましたよ! これだから人と人とのかかわりは面白いのかもしれませんね。

 まずは、自己紹介から始めました。そして、パワーポイントを活用し、対人個別援助技術(ソーシャルワーク)について講義をしました。下記が講義をした主な内容です。


 1、ソーシャルワーク(社会福祉援助技術)には個別援助
   技術・集団援助技術・地域援助技術が含まれていること。

 2、なぜ、介護支援専門員に、相談援助技術が必要なのかと
   いうこと。

 3、面接の種類は、構造化された面接と、生活場面面接が
   あること。

 4、相談援助技術いついてバイスティックの原則は
   意識していないと活用することは難しいこと。

 5、コミュニケーション技術もいろいろあること。
   (積極的技法や、開かれた質問・閉ざされた質問など)

 6、介護支援専門員が相談援助技術を活用できるように
   なるためには、自分のパーソナリティや、コミュニケ
   ーション能力の傾向性に気付くことが大切なこと。


 相談援助技術を伝えるときには、どうすれば利用者及び家族等に対して、自分の生活について、主体性を持って考えてもらうことができ、積極的にケアプランに参加していただけるには、どうすればよいのか。また、サービス提供事業所への情報伝達をするときの心がまえなどを具体的例をあげて説明しました。

図1 研修風景(1).jpg

図1 研修風景(1)

※写真をクリックすると大きくなります。以下同じ。


 皆さんは食い入るようにパワーポイントをみつめ、佐藤の話しに耳を傾けてくれていましたね。これは素晴らしい集中力でした!

 また、バイスティックの7つ原則を説明するときには、この技術を活用することは簡単ではないこと。簡単ではないから意識をして活用して欲しいことなどを話しました。

 次に、「黄色いテキスト」を活用して、「自己理解・他者理解」を深めていただきました。まず、自分自身が「自分はどのような人間だと思っているのか」を書いていただきました。30秒でひとつの項目が書ければ、都合6分さしあげるので、12項目は書けることを伝えると「えー。12個?」とタメ息交じりの声が・・・・。

 結果は、12個以上かけた方が多かったですねぇ。次に今、自分が表現した自分について「自分の好きな部分には○印、嫌いなところには×印、どちらでもないとところには△印!」をつけていただきました。

 マークをつけてみて、○印と×印の割合はどちらが多かったかを挙手していただくと、圧倒的に×印をつけた人がおおかったですね。その結果をみて皆さんも爆笑。どうやら今日の参加者の方は、自分にきびしい方が多いようです。

 解説として、自分に対しても厳しくしてしまっている人は、他者に対してもどうしても叱咤激励が多くなるかもしれない、ということ。だから、自分にある良いところを認めるようにして欲しいこと。また、ものごとのとらえ方をネガティブからポジティブに転換し、発想を展開してみてもよいのではないか、ということを伝えました。

 午後からは事例について説明。まずは、事例をロールプレイしたいので、会場から協力者を募集しました。すると、積極的に手をあげて協力をしてくれるかたが現れました! 1グループではいなかったのですが(笑)。

 さすがに自分からでてきてくれた方です! まあ芸達者だこと(笑)。しっかりと主人公である利用者になりきることができました。島根弁バリバリでしたねぇ。ふだんはどうなのでしょうか? 

 バリバリはバリバリなんだけど、あまり使い慣れていないような気が(笑)。でも方言は素晴らしい言葉の財産。佐藤も島根の言葉を知っていれば良かったなー。残念!

 その後、皆さんがこの介護支援専門だったら、どのような言葉を発信するかということを考えてもらい、7枚の用紙に自分の対応する言葉を表現していただきました。この作業が結構大変なんですよ。

 なぜ大変かというと、言葉を文字にすることにより、コミュニケーションに必要な積極的技法を意識して活用しなければできないからでしょう。ですから、言葉をしゃべるときには意識をしないで使える技法を、文字を活用することにより、なんとかできたようです。

図2 研修風景(2).jpg

図2 研修風景(2)


 皆さんは自分の文字が、「開かれた質問」なのか「閉ざされた質問」なのか。さらには、利用者の言葉を受容するためには、どのような言葉を発信すればよいかを一生懸命考えて、紙に書いたり消したり書いたり消したりを繰り返していましたね。

 それでも、皆さんは決められた時間より早く、でき上がった方が多かったように思いました。

 さて、明日はグループ演習です。皆さんは自分の考えをしっかりと7枚の用紙に表現することができていましたので、きっと、にぎやかなグループワークができることでしょう!

(つづく)
posted by さとうはあまい at 23:15| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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