2007年07月17日

今週の応援現場127日目 松江編

2007年7月10日(火) くにびきメッセ


介護支援専門員研修専門課程Tの


対人個別援助技術(ソーシャルワーク)


講義・演習  第2日目(松江2グループ)



 昨日に引き続き、介護支援専門員の方々とかかわります。松江駅のバスターミナルでバスを待っていると、参加者の方々が元気良く「おはようございます!」と声をかけてくださいました。いやー挨拶をしていただけることはありがたいことです!!

 8:30ころ会場に到着。早速事務局の方々と打ち合わせ。そして、皆さんがいらっしゃるのを待ちました。しかし、開始時間になるのにまだまだ教室は空席が目立ちます(ドキドキ)。これで始めて良いのかしら?と心配をしていたところ、開始ギリギリに滑り込みセーフ。空席がしっかりうまりました。

図1 一日は始まりの挨拶から.jpg

図1 一日は始まりの挨拶から

※写真をクリックすると大きくなります。以下同じ。


 どうやら、道路が非常に混雑していた様子。皆さん遠方から来るのでしかたがないのかも知れませんねぇ。でも時間を「読める」のもプロの技術のひとつなのではありますが。

 はじめに介護支援専門員専門課程1のテキストを用いて昨日の振り返りの講義をしました。

図2 100人を超える皆さんに緊張.jpg

図2 100人を超える皆さんに緊張


 面接技法について。バイステイックの原則について。質問技法について。それぞれを短時間で説明しました。

 特に「感情の表出」と「統制された情緒的関与」や「非審判的態度」については、私達が成長する段階で親から発信された言語「禁止命令」から、私たちは「自分の感情を表現してはいけない」と知らず知らずに受け止めてしまい学んできてしまったことなどを説明しました。皆さんは興味津々で佐藤の講義に耳を傾けてくれましたね。

図3 会場をまわってアドバイスとチェック.jpg

図3 会場をまわってアドバイスとチェック


 さて、いよいよ、グループで昨日の台本を完成させていただきます。前後の人々がグループを作りいよいよスタートです。

 グループ討議は、基本的にグループの主体性に任せます。グループの中で自己開示をおこない、積極的技法を活用し、他者の話を要約、さらには自分の考えをまとめて伝えるのです。

 まぁかなり高度な相談場面になります。皆さんは、苦戦しながらも他者に自分の考えを伝え、他者の考えを受け入れることの大変さを感じながらも、与えられた時間の中で「台本をつくる」ということと必死に向き合ってくれていました。

 その中で、一つのグループではスタート直後からにぎやかに会話が弾み、次々と「介護支援専門員の言語」が作られていきました。いやーこれは見事でしたねぇ。しかも、横には「積極的技法」だとか「自己開示」だとか、「受容」などのコミュニケーション技法の文字が書き添えられていました(笑)。

 これから約1時間半の演習後にグループ発表をしていただく予定なのですが、佐藤が会場内を見て歩いていても、「おや?」まだまだ、用紙に文字をかけないでいるグループがいくつかありました。佐藤はそこで、お互いの議論は言葉としてはすぐに消えていってしまうので、とりあえず文字化するように伝えました。そして、できているところまでで良いので模造紙にカードを貼り付けていくように伝えました。

図4 スタッフの支えには感謝しましょう!.jpg

図4 スタッフの支えには感謝しましょう!


 さて、11:30になりましたので、佐藤が選別をおこない、グループ発表をしていただきました。いやー皆さんの芸達者なこと、すごい、すごい! しっかりと介護支援専門員役や、利用者役、娘さん役をこなしていくではありませんか!! それは、それはお見事でしたね。

 そして、更に驚いたのは、終了間際まで模造紙にカードを貼り付けることができなかったグループがラストスパートで見事に台本を作り上げてしまったことです。本当にすごいパワーの持ち主が多いようですね(苦笑)。

図5 ロールプレイで競い合おう.jpg

図5 ロールプレイで競い合おう


図6 大舞台は良い経験のひとつになる.jpg

図6 大舞台は良い経験のひとつになる


図7 最後まで諦めずに力を合わす.jpg

図7 最後まで諦めずに力を合わす


 佐藤の演習の目的は、1つには、介護支援専門員が発する言葉により、利用者・家族の反応が代わってくる、ということを理解していただくことなのです。また、もう1つは、グループ討議をとおして、お互いの話に耳を傾け、相談しあいながら、グループとしての1つの解決方法を探し出してゆく、という過程を体験していただきたかったのです。

 確かに台本の書き換えという作業は大変だったでしょう。しかし、それ以上に他者と相談しながら解決方法を考えるということがいかに大変だったかを感じていただくことができたのではないでしょうか!

(つづく)
posted by さとうはあまい at 23:05| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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