2020年09月14日

奮闘記・第1107回 研修会のツボ/東京都

●2020年● 東京都北区某所

町田市介護人材開発センター&町田市・共催

「専門職としての相談援助とは」


皆さま暑さもコロナも(今のところ)収まってきたような・・・気がします。10月から「Go to trouble(?)」に東京も加わるそうで、まぁそちらはなんだかなぁ・・・。

さて、今回は町田市介護人材開発センターさんのオンライン研修でのお話。


いつもと違い、お昼はTSK(自宅です♡)内でとり、時間まで準備しながら待機しておりました。


●イクサ前の腹ごしらえ?●.jpg

●イクサ前の腹ごしらえ?●



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●でもZOOMだから自前なんだな!●



この研修は、町田市との共催で、相談援助業務に携わる人々に対しての相談援助技術のスキルアップを目指し、研修を行っています。

この研修は「相談援助」技術が必要とされる相談職の方々向けに開催されている初級研修で、主任介護支援専門員研修の受講を目指している介護支援専門員には、この研修を受けることが必須条件となっています。

研修目的は、ひと口に「相談業務」といっても、様々な役割とシチュエーションの中で仕事は進められていきますよね。でも、相談援助者としては、「何をすればよいのか?」「どのように進めていけばよいのか?」など、わからないことがいっぱいあると思います。

利用者との面接などに際し、いわゆる「御用聞き」にならずに、「専門性のある相談援助者」としての面接を行うにはどのようにすればよいのか? 利用者にとって正しいアセスメントとは何か?を一緒に考えてみましょう。

自分の仕事を説明する力や判断する力を身につけたい方、相談援助者としてご自身を振り返りたい方など、初心に戻れる機会になればと考えているとのこと。さらに、この研修は全3回シリーズ(1回2時間)で、それぞれにテーマを決めて行われます。

町田市介護人材開発センターの石原センター長とは、今年の初めにすでに日程調整をしており、当初は5月に開催する予定でした。

しかし、新型コロナウイルス感染症のためになかなか研修を開催するめどが立たず、予定変更を重ねた、ついにWeb研修を行うことになったのです。

この間にも、佐藤は同じく町田市介護人材開発センターさんが開催する、サービス提供責任者向けの「オンライン・サ責カフェ」に参加して、ZOOMでの関わりにもまぁ気分は多少はなじんでおりました。ハイ。

そんな状態でも、研修参加者はHA HA HA!50名とのこと。Web研修への変更ということで、テーマは同じでも、そこはそれ、研修資料にも手を加え、内容も大幅に変えました。

なんせ、相談援助の研修というのは、他者の力を借りながらお互いのスキルを高めることに醍醐味があるのですからねぇ。

それが身近に相手の気配(?)がしない中で、そのようなことを行うわけですから、それはもう、参加者の能力を頼るしかないわけでして(笑)。果たしてどうなることか?と不安を抱きつつ、当日を迎えた次第です。


研修で行ったこと
(1)自分の役割を説明する。
(2)利用者との面談で意識している事柄を伝え合う。
(3)この研修で他者と共有したいことはどんなことでしょう(コロナ禍の中での苦労を共有)。



もちろん、ZOOMでのホスト役は、町田市介護人材センターさんです。ホスト側で担当する宇田川さんは、参加者全員の画面の管理と、参加者のグループ管理などの操作をしてくれる頼もしい事務局さんです。

研修時間は14:00スタートで、「講師控室」には13:40から入れます。講師控室と言っても・・・・ねぇ。こちらのZOOMでのパソコンのオペレーション担当は弊社の木森が担当します。


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●若いのに全部お任せ!●



講師控室では、石原センター長と打ち合わせ。町田市の現在の状況について伺いました。町田市では、介護支援専門員連絡会をはじめ、居宅サービス事業所の各サービスの連絡会などが活発に活動をされています。

そうこうしているうちに皆さんが集まって来られたようです。いよいよ、研修がスタートしました。佐藤も、メンバー全員がいる場所に移動すると、マスク姿の参加者がいっせいにこちら(佐藤の出没画面)を見てくださいました。

うわ!ドキドキッ!!


はじめの石原センター長からのあいさつに続き、町田市の介護保険課平田さんよりごあいさつを賜りました。

平田さんは、常日頃の皆さんの労をねぎらいつつ、感謝を伝え、皆さんに研修を通して、スキルアップを目指すようにと励ましてくださりました。

そして、いよいよ佐藤の番です。まずは自己紹介から。今年4月に法人格を取得し、新たなメンバーを加えたことなどを報告。Web研修は慣れていないこともあり、皆さんの協力を得ながら進めていきたい旨を伝えました。

まずはグループ内での自己紹介。参加する皆さんも、音声のミュートを入れたり解除したりと、なかなか操作になれるまで大変そうでしたね。そりゃね・・・。


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●木森:「代表、自立支援ですよ」佐藤:「」●



各グループでの自己紹介が終わったところを見計らい、再度集合して頂きました。これからが本番! 

各自のワークに取り掛かって頂きます。はじめにグループ演習で使用するために自分で考える作業をします。

それが(1)自分の役割を説明する。(2)利用者との面談で意識している事柄を伝え合う。(3)この研修で他者と共有したいことはどんなことでしょう(コロナ禍の中での苦労を共有する)・・・です。

そして、再度グループになり、演習を開始しました。時間は約60分。佐藤は、PC操作によって、各グループ間を「移動すること」ができるのです。

リアル研修であれば直接各グループ内に入って、「それってどういうこと?」「それは大変ですね?」「なるほど、そういう役割もあるんだ!」などと参加者の表情を観ながら、質問や共感を伝えることができるのですが・・・。今回はグループ演習をひそひそとのぞく程度となりました(なんだか寂しいな)。

やはり、その場の雰囲気は、直接会って話さないと伝わりにくい。それに参加者も、(1)自分の役割を説明するというところでは、順次「このような仕事をしています!」という感じで終わってしまい、リアル研修でなら、「それってどういうこと?」「(その)病院の相談員の特徴は?」などと、続くであろう質問も出ないまま、発表会形式に終始し、終わりました。

(2)利用者との面談で意識している事柄を伝え合う。
ここでは、「自分が話しすぎないように、利用者や家族が話しやすくなるように注している」とか、「話を聞くことに徹する」などの声を聴くことができました。
皆さん、相談援助者なので、気にかけている点は共通しているようです。また、医療職からは、健康状態について気になるところを掘り下げるようにしているとか、他職種からの意見を前もって取集するようにしているなどの話も出ていました。

(3)この研修で他者と共有したいことはどんなことでしょう。
ここまで話が進んでくると、(操作としては)参加者の皆さんもパソコン上での面談にも慣れて来たようで、徐々に発言する参加者も増えました。

また、あるグループでは、司会者がとてもうまく演習をコントロールしている姿も見ることができ、さすが常に他職種と連携を図ることを仕事にしている方は、軌道修正も上手だなぁと思われました。

その中で、今回の演習では、コロナ禍の中で、利用者が通所介護に行かなくなって筋力低下につながるのではないかと心配していることや、国が定めた特別措置法についても、議論に上がってきました。

ある介護支援専門員は、サービスを利用しなくても、自分が電話などでモニタリングを行うことで、給付管理ができるということに「いいいのかなぁ」と思っていることをつぶやいていました。

そのグループには、佐藤も介入して参加者の気持ちに寄り添わせて頂きました。多くの参加者が、コロナ禍において、利用者がサービスを利用しないことによる弊害で、「事業者が困ることが無いように」、国が特別措置法を設け救済措置を講じたが、それを利用者にどのように伝えればよいか困っていた様子も共有することができたようでした。

ふう、なかなか皆さん語り合うのがうまいですね!


佐藤は残り30分を切ったところで、演習の終了を告げ、全員参加の場面に切り替え、7グループ、9グループ、3グループの方々に「どのような話が出たのか」を発表して頂きました。

先ほどの「通所介護に行かない利用者の話」は、多くのグループでも出てきたようで、中には相談者が「体操のリーフレットを持参して、一緒に体を動かしました」などという話も出てきました。

こうして様々な情報を共有ができました。

さてさて、これにて1回目のZOOM研修は終了。次回は、相談援助職にとって重要なポイントである自己覚知について行います。画面上ではありますが皆様との再会を楽しみにしております。

石原さん、宇田川さん、参加者の皆さま、ご協力有り難うございました。皆さま重ねてご自愛ください。



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●一般社団法人TSK●


(To Be Continued!)
posted by さとうはあまい at 14:36| 東京 ☁| Comment(0) | 研修会のツボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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