2017年08月24日

奮闘記・第1040回 研修会のツボ/東京都

●2017年● 東京都葛飾区

葛飾区高齢者総合相談センター 堀切

ケアマネジメント支援研修


お元気ですか? 佐藤はただ今、暑い、もとい熱い方々の住まう、長崎県におりますよ! いやほんとに長崎県は暑いです。昨夜は稲佐山から、新・世界三大夜景のひとつの長崎の夜景を堪能しましたwww。それは後日報告する予定(笑)として、今回は近々に葛飾区で行いました研修を報告しましょう。

佐藤は、葛飾区高齢者総合相談センター 堀切さんから、介護支援専門員を対象とするケアマネジメント支援研修の依頼を頂いた。

この高齢者総合相談センターとは、地域包括支援センターを差しているのだ。葛飾区では、地域包括支援センターが、高齢者の総合相談窓口であることが容易にわかるように、「高齢者総合相談センター」という名称を使用しているのだそうだ。まぁ、おと・・・あんし・・・などよりは・・・、いや止めておこう(笑)。

さて、その地域包括支援センターの機能のひとつとして、介護支援専門員支援機能がある。あるにはあるが、できていないとことも多い。

できているところでは、地域の介護支援専門員が包括的・継続的ケアマネジメントを実践できるように直接的または間接的に支援を行っていく機能がある。

こちら葛飾区葛飾区高齢者総合相談センター 堀切さんでは、堀切地域で事業展開をしている事業所で働く介護支援専門員向けに定期的に研修を開催している。

佐藤への依頼は、ズバリ「相談援助技術の向上」を目指す研修であった。担当の方が当ホームページやブログをみて、研修内容を絞り込んだうえでの依頼である(全3回)。


(1)対人援助技術(自己理解・他者理解)
(2)マップ研修
(3)コンセンサスを得る


ひゃ〜(笑)。これらを絞り込んでオーダーをしてくると言うことは、担当者さんがブログをしっかりと読みこんでくれたことに相違ないのだ。いやいや有り難い。研修時間は2時間で、葛飾区葛飾区高齢者総合相談センター 堀切の会議室。

葛飾区には、訪問介護部会の研修で何回か来ており、もはや通い慣れた道である(近隣だし)。研修に先立ち、当研究所の置物・「ひゃ〜参謀」を車に押し込み、会場へ向かった。

途中、亀有香取神社を参拝。おみくじ結果は、大吉(笑)。香取の神様がノリノリでやってこいや!と送り出してくれた。


●亀有香取神社に立ち寄る●.jpg

●亀有香取神社に立ち寄る●



会場に着くと、担当の柴崎氏のお出迎えを受け、東京都で使用している「リ・アセスメント」について現状をうかがってみた。

すると、「ここで、新たな帳票が出てきたからと言って日々の業務において使用することは難しい。そこで、研修などを行い、使用勝手を伝えているにとどまっている」とのことであった。

そりゃそうでしょう。皆さんには日々の業務もある中で、リ・アセスメントの使用方法ばかりを考えてはいられませんものねぇ。しかし、まるで考えないというのも・・・(笑)。

そうこうしているうちに、会場には、介護支援専門員の方が集合した。


●研修がスタート●.jpg

●研修がスタート●



■研修で行ったこと
《1回目の副題:対人援助技術〜基本の“キ”援助者だって人間よ〜》
@自分とはどのような人間なのか
Aエゴグラム・ストロークから見えてくる自分とはどのような人間なのか

佐藤は、(株)ヒューマンスキル開発センターにて、交流分析を学び、そのセンターが開発したツールを使用し、自己理解・他者理解を深める研修も行っているのだ。皆さんには、自分とはどのような人間なのか。はじめに考えて頂いた。

1.自分とはどのような人間なのか
介護支援専門員は、利用者の「その人らしい生活」を維持・向上するために「居宅サービス計画」を作成している。そのため、利用者や家族に、「今後どのような生活をしていきたいですか」という意向をうかがい、把握しなければならない。

しかし、単刀直入に「今後どうのようにしたいですか?」などとうかがってもなかなか出てはこない。出て来るなら、こうまでして介護支援専門員を育成する必要もないだろう。

介護支援専門員は、利用者さんやご家族がその人らしさを思い浮かべることができるように「どのようなお仕事をされてましたか?」とたずね、あるいはご家族に対して、「どのような方でしたか」など、その方が大事にしていた価値観や習慣などを引き出し、その人らしさを導き出している。

はてさて、そのようなことを導き出している皆さんでも、「自分がどのような人間なのか」を考えたことはあるでしょうかね。

実際に他者から「あなたは、どのような人間で、今後どのような生活をしたいですか?」と聞かれれば、素直に表現できるでしょうか? 他者の援助に精一杯で、自分のことを考えるゆとりなんて無かったかも知れない。

まず、自分とは何者なのかを30秒にひとつで思い浮かべて、ひとつ書ければ、6分間で12個は書くことができるはず!(とばしますよ!!!)

皆さんには、12個を目指して書くように告げ、さらに12個書くことができた方は、時間が終了するまで、書き続けてくださいと案内した。こうして、参加者1人ひとりに、じっくりと自分と向き合って頂いた。

「ピンクのブタさん」のタイマーを6分にセットして、演習がスタート。「自分とは何者なのか?」を、思いのままを箇条書きに書き出して行くだけ・・・とも言える。

これを結構、難しくとらえちゃう方もいて、佐藤が会場を巡り皆さんの書いている文字を眺めるのだが、すらすら描ける人、頭を抱えてなかなか描けない人、様々である。

やがてピンクのブタさん(ヒソヒソ)は、6分経ったよと合図をくれた。そのとたん、皆さんからはため息が漏れた(笑)自分と向き合うことが結構大変だったようだ。

佐藤は、会場内を巡って、気づいたことをその都度伝えている。今回は、12と言う数字を示し、自分を書き出して頂く。書き出した文章にbつけている方は少なかったですねぇ。

介護支援専門員は、情報を取り扱うのが仕事ですから、箇条書きに書きだすときには、No.を付けると、のちに情報を識別しやすくなることをお知らせした。

次に、自分が書き出した「自分」を眺め、自分が好きだと思える内容には〇印を、この部分はダメと思う部分には☓印を、どちらとも言えない部分には△印をつけて頂いた。

結果は、☓印よりも〇印を付けた方が多かったが、まぁ、良かった(笑)。マイナス面ばかりが思い浮かんでしまったら、12個なんて書いた日には、罰ゲームにでもなりかねない。

2.エゴグラム・ストロークから見えてくる自分とはどのような人間なのか
次に、エゴグラムとストロークチェックリストという帳票を使用して、自己分析をして頂いた。佐藤が一定のリズムで問題を読み進め、皆さんは該当する数字をサクサクと記入していくのだ。これまた、自分との葛藤であるが、ここは結構楽しんでされていたようである。

【エゴグラムの解説】
自分らしさとは、親や兄弟と関わる中から作り出されてきたもので有ること。そして、成長段階において、おおらかで自由闊達な自分や他者の言うことを素直に聞く自分、あるいは、そんなことはない、自分はこうできる!など、独立心旺盛な自分などを、育成してきたと言うことと説いた。

【ストロークの解説】
こちらは、描いたグラフから、他者と関わる時の傾向を見ることができる。まぁ、俗にいう引っ込み思案な性格だとか、前向きな性格だとか言われる部分である。これも、幼いころの環境が関わって来る。厳しい親から、「まだまだだめだ」と言われて育った方は、なかなか自分の存在価値を認めることができず、自分の存在を値引きしてしまう。まぁ、日本的な見方をすれば謙虚であると行った方が良いのかも知れないが・・・。

ただ、我々介護支援専門員は、他者(利用者等)からすれば、「頼りにしたい人」のはず。その人が、自分自身を肯定的に見ることができない人であると知ったら、どう思われるか・・・。

もちろん、皆さんは、そのような人の前では、「大丈夫、任せてください!!!」と振る舞っていると思う。そうそう、この振る舞いこそが重要な部分なのだ。


●自分は何者だろうか●.jpg

●自分は何者だろうか●


●見守る佐藤● .jpg



実は、人は成長するにつれて、良くも悪くも、ときに、他者に合わせた生活を強いられ、自分を押し殺して他者に合わせて振る舞うことができるようになるのだ。なぜならば、誰もが、点を指摘されたくはないからねぇ。

さすれば、他者は、表面に現れた部分をみて、あなたを評価するしかない。いくら心の中で、自分はそんなことはできないと思って見ても、現実は、結構出来ていることも多いであろう。

そこで、再度、じっくりと質問内容を読み替し、今の自分は、本当にそうなのかを吟味してほしい旨を伝えた。そう、対人援助の基本の「キ」は、自分が思う自分と、他者がとらえる自分とが「自己一致」すると言うことが重要である。

そうはいっても、他者からの期待に応えることはなかなか難しい。その場合は、外見だけでも、そのように振る舞えば良い。結果、やがては、振る舞いが、自分らしさへと繋がっていくことであろう。

さてさて、まずは終了。


●個別に助言を行う●.jpg

●個別に助言を行う●


●解説する●.jpg

●解説する●


●自分の存在を大切にしよう●.jpg

●自分の存在を大切にしよう●



やはり2時間では、なかなか、ご理解頂けない部分もあったと思うが、解説でもお読み頂き、さらに自己理解を深めて頂けたら幸いである。

次回は、ハハハ、マップ研修です。今度は、皆さんに話し合って頂きながら、地図を完成していく作業。ハラハラ、ドキドキ、イライラ、そして最後はスッキリを体験して頂きます。お楽しみに!


長崎市にくれば、ここゆめタウン夢彩都(ゆめさいと)だな!.jpg

●長崎市にくれば、ここゆめタウン夢彩都(ゆめさいと)だな!●


(某海で、商船に相次ぐ衝突事故をかます、米国の下手な海軍も問題だが、国政がそこらへんのゴ●ツキなみの中国政府が指摘してもなぁ!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 14:02| 島根 ☀| Comment(0) | 研修会のツボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。