2016年10月22日

奮闘記・第1017回 見聞録/栃木県

●2016年● 栃木県真岡市


ひっそり大国様とそそりたつ恵比寿様

〜なんやかんやで商売繁昌でんがな!〜



本日は茨城県で、strong>茨城県介護福祉士会さん主催の「サービス提供責任者研修」(2回目)を研修中です。

昨日(2016年10月22日)に、鳥取県で大きな地震がありました。熊本県同様、継続して地震が続いているようです。佐藤は、熊本や鳥取の方々とも関わりがあり、湯梨浜周辺にもなんども出向いたことがあり、心を痛めております。

もちろん、隣県の島根県、とくに隠岐の島はかなり揺れたようですから大丈夫かなと心配しております。皆さん無事ならばよいですが。

心配しつつ、話はコロッと変わり、以下は、栃木県での見聞録です。


今回は、栃木県真岡市に鎮座している、大前(おおさき)神社と、大前恵比寿神社を紹介したい。

研究所の新入生藍色のデミオ、愛称・かなめ石(カナメイシ)君は小雨に煙る北関東自動車道を快調に進む。

助手席に座る「ひゃ〜参謀」(故障者リスト入り前)も日本一金運が上がるとされる神社を目指しているからご機嫌であるwww。

さて、こちら、大前神社のホームページによると、大前神社は1500年有余の歴史を誇る延喜式内の名社だそうな。

こちらのお社は、安土桃山時代末期に造られたそうで、社殿の各所に彫刻が施され、色鮮やかな色彩が華やかな作りとなっている。

こちらの神社には、平将門公も戦の勝利を祈願したり、二宮尊徳公が、大前堰を改修した際には、大前神社のみそぎ所に籠もり大事業を完成させたという。

ご祭神の大国(だいこく)様こと、大国主(おおくにのぬし)大神には、大己貴・大物主・大国魂など、多くの名前がある。

これは、西洋(ふるい)では、ミドルネームやクリ・・・ネームやファミリーネームなどでたくさん名前をお持ちのかたもいる。

日本では、おそらく、神々様やその信仰者の集団が勢力を拡大する(侵略とも)ときに、相手のボス(首領)を追い出すにせよ、✕✕するにせよ。被害は少ない方がいい。

どうせ信仰的対象の地域の支配者の顔など、側近以外はあまりみたこともないだろう。顔がわかればテロにも遭いやすくなるし、マスコミもない。ならば、「名前を頂けば(名乗れば)」、穏便にことが収まることも可能であり、結局は利害関係が守られるのだ。

戦国時代でも一部の武将を除けば、支配した土地の神社もそのまま存続する。西洋ではありえない。

こうしないと西洋とおなじく、最悪には配下や臣民は、滅亡するまで戦わんといけなくなるかもしれない。いずれにせよ、穏便にはすまないだろう。

鎌倉期以降なんかはこのパターンであろうか。名前自体も意味を持ちつつあるからだ。しかし、この時代は支配権を認め、「大国主〇世」として仰いでおけば、多くが「そのまま」継続して国が続けられる。もちろん、全部の国でそうはいかないかもしれないがこれが1番楽であろう。

大国様猿田彦神などの多くの名前を持つ神様が、諡号(おくりな)などがみられないのは、その名が肩書の継承(しかも兼任)であり、その名で多くの国を治めていた人物の可能性もいある。

ここ、大前神社の大国様は、なんとなく建御名方神(たけみなかたのかみ:諏訪大神)らしき神の投影に思える。

かつて例大祭には、猪鹿の頭を供えた故事が伝えられ、神饌には鹿肉と鹿頭を献じたという記録がある。能登の気多大社の大己貴命同様(こちらは八束水臣津野命の投影か?)、どちらもあまりにも戦闘的で「大国様らしくない」のだ。こちらでいう、恵比寿様は、事代主大神。

大国様は国土経営にあたり大きな袋に「もの種」を沢山詰め、背負いながら国内の農業をはじめとするあらゆる産業・生活文化の種を配り歩かれ、悪しき者を正しき道に導き、医療の道や殖産興業を教えて歩かれたと伝えられている。

開運招福の神様であり、健康や病気平癒をはじめ縁結び・五穀豊穣・厄除け災難除け・家内安全・産業発展など様々な御利益を与えてくれる。

・・・しごく、教科書的な説明である(笑)。たしか、「記紀神話」などでは、持っていた袋は、兄神に持たされた荷物だったはずだがwww。

明治期以降に作られた感が満載である。

だから、国〇〇道神社〇〇をいまいち好きになれないのだ。「記紀」神話をみれば、当時の神々様や歴代大王たちには、現在の神社〇〇やまじめな神職さんが語るような「道徳観」はゼロなのがわかるだろう。

ええ、ゼロですよwww。たしかに編纂された時期の知識がベースになるのはいたしかたがないことだが、儒教や道徳なんかは入ってないころのお話である。なにしろ、「記紀」は近親〇〇だって有りの世界なんですよ。

さて、恵比寿様こと、事代主大神は、その世界では大国主大神の子どもにあたる神様であり、河川海洋の守護神とされ、漁業安全・大漁豊漁をはじめ商売繁盛・家業繁栄などの御利益がある。七福神とは「一年間の悪いもの」を正月に宝船で回収してくれる外国籍の仏教系の神様集団に過ぎないが(恵比寿様だけ日本出身の神様)。

この二柱の神様は二福神とも言われることもあるように、多くの御利益と教えを与えてくれる神々なのだ。

・・・と、これまた教科書的(笑)。

ちなみに、大前の前を「さき」というのは、太古の昔にあった「神代の霊地」と伝わる隣接の北地に「芳賀沼」が存在し、その先(さき)にあったからだそうな。

先の二柱に加えて、配祀神に天照皇大御神と八百万の神様がいらっしゃる。すんばらしく効きそうではあるが、なぜ最初から「八百万の神様」を祭神にしないのだろう。なんでも効きそうな気がするが。

まぁ、日本人はそれでは物足りないのだろうなぁ・・・。Y様だけじゃ、なんに効くのか想像もつかない。

駐車場から、境内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、烏帽子をかぶり、右手に釣り竿、左手に鯛をかかえる、現行、「日本一の大きな恵比寿像」であるそうな。延喜式内社の大前神社の若宮社(平成元年完成)という扱いである(摂末社ではない)。

ここの恵比寿様は、満面の笑みを浮かべ、手にする鯛は黄金に輝いていた。でかいが・・・なんというか、ひどく現実的な笑顔なのだ。元ボクシングの世界チャンピオン・具志堅さんにやや似ているか? これならお金が集まりそうだ(笑)。


●こちらが「日本一の恵比寿様」●.jpg

●こちらが「日本一の恵比寿様」●



我々は、その恵比寿が属する大前恵比寿神社の社務所の前をこそこそ通って、はじめは大前神社から参拝した。大前神社は本格的な神社(式内社だから当たり前)だから社殿が整っている。大前恵比寿神社は特殊なのだ。


●「かなめ石」君のハンドルを操る佐藤●.jpg

●「かなめ石」君のハンドルを操る佐藤●


●大前神社の境内●.jpg

●大前神社の境内●


●大前神社の拝殿●.JPG

●大前神社の拝殿●



拝殿の梁には青龍と赤龍が参拝者を見つめている。佐藤は、拝殿にて、研究所の繁栄を願った。求めるものは自由、願うものは平和?

その後、お社を左回り(基本)に移動し、本殿の後方に進む。こちらには、八坂神社、皇大神宮、大物主大国魂神社、天満宮などの摂社が配置されていた。まぁなんでも有りだが楽しい。

佐藤は、こちらの神々にもご挨拶。しばし境内にて、社に施された彫刻を眺めご神気を頂いた。そして、恒例のおみくじタイムさてさて・・・、結果は大吉!(「ひゃ〜参謀」は)。その後、大前恵比寿神社へ歩いた。


●大前神社の後方にある打ち出の小槌、ヘルメットがあれば遊べますな●.jpg

●大前神社の後方にある打ち出の小槌、ヘルメットがあれば遊べますな●


●大物主大神のお社を参拝●.jpg

●大物主大神のお社を参拝●



ホームページによりかかり、ご案内。

大前恵比寿神社は、先に書いたように、平成元年12月10日に鎮座奉祝祭を斎行し完成した延喜式内大前神社の若宮社である。

「日本一のえびす様」は、地元有志の方々が大前神社に御奉納下さった御神像で、大谷石造りの台座の中に社殿が鎮座している。たまに釣りにお出かけに・・・はならないそうだ。

平成元年12月9日の夜、本社である大前神社より事代主大神(えびす様)の御神霊を分けて頂く分祠祭を斎行したという。もちろん、ご祭神は事代主大神(恵比寿様)としてである。

●大前恵比寿神社を参拝●.jpg

●大前恵比寿神社を参拝●



平成15年のころから、以前栃木への観光のついでに大前神社に参拝に来られた方が宝くじで高額当選をしたという。

その方から、御礼の手紙を送って頂いたころから増え、宝くじ販売店を経営されている広島県の方からも参拝した後、ご自分の売り場から高額当選が出たという御礼状が届くことになる。

以後、宝くじ当選にご利益があるという「伝説」が雑誌やテレビにも紹介されるようになった。参拝者には「開運金運幸運守」という御守りが人気で、ジャンボ宝くじ販売期間中には多くの方がお受けになるという。

今日では、大前神社と大前恵比寿神社には、年に数人の方が「高額当選しました。ありがとうございます」という絵馬を奉納されていくという。

佐藤も、正面に恵比寿様を仰ぎ見て、手を合わせ、そそくさと「金運上昇」「高額賞金ゲット」の祈念である。何か問題でも? まぁ釣りに行って「大物がかかった!」といって引き上げたら・・・水〇体をゲットしたという話ならなくはないが・・・。

その後、鈴祓い所にて、お財布の上でお鈴をならし、お財布を清めた。ここでもおみくじを引いたところ、またまた大吉!!! 「ひゃ〜参謀」はまたまた吉。「これでW吉だぁぁぁ」とのこと。

さてさて、その後、ホームページから仕事の依頼や、ブログをみたという方から新たな仕事の依頼があり。これらは金運上昇の兆しなのかもしれない。

まぁ、金運を上昇させながら、地道な一歩の積み重ねが必要。今後も大きな仕事に繋がるように張り切りまっせ!

余談ですが、昨日、茨城県の国営ひたちなか海浜公園「みはらしの丘」の赤く紅葉したコキアを見ました。

今年は、なかなか寒くならず、例年より2週間も遅く色づいたという。色とりどりのコスモスが麓を飾り、丘一面を赤いもこもこのじゅうたんを敷き詰めたような景色に感動しました。

ということで、だいぶ涼しさが増していきました。ここらへんから滞在ホテルのエアコンとの勝負になりそう。皆さま、風邪などひきませんようにご自愛ください!



●まさに「きて、みて、さわって コキアカーニバル」って話●.jpg

●まさに「きて、みて、さわって コキアカーニバル」って話●


(ノーベル賞の選考メンバーが「無礼かつ傲慢」と評し、「ディラン氏はノーベル賞を欲しくないのだろう」「自分はもっと大物だと思っているのか」などと推測した。そうかもしれないが実際大物だし、野球のドラフトでテニスの選手を指名するようなことをしているのはスウェーデン・アカデミーのほうだろう。ロック歌手に文学賞をあげて気が利いていると思うのはあなたがただけってことさ!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 15:27| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修会のツボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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