2010年09月15日

奮闘記・第631回 見聞録/福島県

●2010年● 福島県郡山市〜耶麻郡


キングあかべぇ再び ひらめき福島県・極上の旅へむかっ(怒り)

〜磐越自動車道を右往左往、明日はどっちだ?〜




ただいま、福島県ならぬ、広島県での研修会が無事終わりました。関係者の皆様、有り難うございました。


広島のあのパワーは、東京ではもはや感じられない、凄いパワーでした。あとはどう持続・発展させていくかでしょうか。いずれにせよ楽しみでもあります。


さて、ブログはそろそろ福島県の見聞録に突入である。佐藤が泊まったホテルからほど近い場所に、おいしい薄皮のあんこたっぷり、交差点の角っこにある、たい焼き屋さん……のことではなくて、なじみの安積国造(あさかくにっこ)神社の話からである。



●早朝に安積国造神社を参拝●.jpg

●早朝に安積国造神社を参拝●



他の地域でも、広島市なら白神社、松江市であれば白潟天満宮、安中市にある咲前神社、八戸市で行った櫛引八幡宮など、地元密着の魅惑的な神社への参拝は大変楽しみである。


安積国造神社は、通常の神社の参拝は「一の鳥居」から道沿いに行くのが正式参拝ルートであるはずだが、車社会の導入で、参道の表裏が変わったりする(松江市の須衛都神社などは不可解で、ちょっと怖い)が、ここは途中で、なんと道路が参道をぶった切るのだ。もちろん、横断歩道は近くにない。


道路の向こうに参道は続いているのだが、横断歩道では渡れないので、歩道橋で渡るのだが、参道から右折し、少し離れた交差点まで行き(ここにたい焼きやさんがある)、歩道橋で渡り、また参道の続きまで戻るのだ。なんとかならんかなー、ならんのだろうなー。


この日は月はじめ(1日)ということもあり、境内は参拝客で賑やか。その中で、サラリーマンふうの男性たちが円陣を組んでいる姿があった。どこかの会社の月参りなのだろう。それぞれが車で乗り込んできたようで車もずらりと止まっている。


これは地域の神社で見る光景だ。車のナンバーがどうも福島県内ではなく、県外から来ているようだ。まぁ、集団で参るのも結構だが、神様の前で円陣を組み、売上の話をしているのはいかがであろう。売上が伸びるように祈るのはいい。佐藤もそうじゃ。でも売上について拝殿前でお尻を向けて、集団で話をしているのはどうよ? 帰ってからやんなさいよ。他の参拝客とか神社にも迷惑じゃない、と言いたくなる。


佐藤はその円陣を遠巻きに避けながら、拝殿前に進みお参りをした。


「どうぞ、本日も無事に福島県内を見聞して帰ってくることができますように」


宇宙人、いや神様と交信していると、円陣から声が聞こえてきた。な、なんと、その円陣は、「朝礼」をしていたのであった。まぁ、神様の前で、一致団結してから仕事に向かうのはいいけどさ。やはり場違いの感がある。もう少し大きい神社の境内なら話は別だ。


佐藤は、その人々が車に乗り込み、集団で立ち去る姿を見送りながら、おみくじを引いた。「」だ。内容は悪くはない。引き直しは、なしだ(笑)。さて、本日も何が起こるか楽しみである。




●安積国造神社の狛犬、子どもがじゃれていた●.jpg

●安積国造神社の狛犬、子どもがじゃれていた●




いつものごとく、郡山駅の駅レンタカーで車を借りる。今回も、無料で貸し出している会津のゆるキャラ・あかべぇのでかいやつ(キングあかべぇと勝手に命名)、キングあかべぇ君が同行してくれるのだ。


キングあかべぇ君は、ヴィッツのサイドシートに鎮座し、景色を眺めていた。向かった先は、磐椅神社。磐越自動車道を新潟方面に向かい、磐越自動車道を走ると、やがて、目の前には、磐梯山が優雅な姿をみせている。


しかし、この日はあいにく、頂上付近が雲に隠れていた。ううん。残念。明治21年以前は倍近い高さ(噴火で吹っ飛んだ)であった“磐梯富士”のころは、なかなか山の全容が見れなかっただろうな。会津と薩長が戦っていた幕末の磐梯山は、我々が見ている磐梯山ではないということはちょっとショックだ。


現在の磐梯山は頂上まで登っても「五合目」という。これは2000メートル級の山であったころの誇りなのかもしれない。


磐越自動車道猪苗代インターで降りて、磐椅神社を目指す。もはや、この道は通いなれた道となった。やがて山に向かって真っすぐに伸びる道になる。突き当たりは、保科正之公をお祭している土津(はにつ)神社である。


佐藤は、その前をゆるゆると通り抜け、車は林道へと突入。死ぬぞ!というほどせまい道をアイルトン・セナとは似ても似つかないあぶなっかしいドライビングで、小川に沿って、車は砂利道をがんがん走り抜けてゆく。



●走る走る、小川に沿って砂利道を走るぅぅぅ●.jpg

●走る走る、小川に沿って砂利道を走るぅぅぅ●




神社は、杉や、大鹿桜などの巨木に守られて静かに鎮座していた。かつては「会津総鎮守」として栄えたともいう。今は、福島県の某神社がそう名乗っているらしい。まぁ、勝手だが、どうもあそこの神社は……、いい神社なのだが……。だけど、どうも商売っ気というか……ある邪気というかなんというのか。


何度か行っている神社なのだが、以前から過激な貼り紙(神社サイドが貼るのだ)を見て、神様には悪いが、その神社への思いが失せていたのだ。こんことは他の神社ではまったくない。通常、神社の「人」に問題ありきでも、外部から見たくらいではわからないのがふつう。ここはそれがわかってしまうのだ。


神社に貼ってある注意書き(○○すると××されるぞ!)をみると外部の人はひいてしまうのだ。地元の人間は平気なのかな。まぁ、マナーのない奴が祟られるのは仕方ないがね……。まぁ、そこといい、この磐椅神社といい、どうも大事にされている気がしない。安積国造神社以外、福島県内の神社はどこか寂れているような気がするのは残念である。


さて、磐椅神社である。もちろん、駐車場などはない。佐藤はお気に入りの空間に車をおいた。なぜこの神社を大事にしないのかな? きっと地元の方々には色々な事情があるのだろう。外部の人間にはわからないなにかが在るのかもしれない。




●磐椅神社を参拝じゃ〜●.jpg

●磐椅神社を参拝じゃ〜●



●キングあかべぇも満足そう●.jpg

●キングあかべぇも満足そう●




ぶつぶついいながら、早速、手水舎で清める。といっても、その場を囲む「舎」などなし。石囲いで囲われているだけだ。ここは、第一、神職さえ、めったにみないのだ。


「ひゃ〜い!」


冷たいのなんの。とても気持ちが良い。思わず一口、二口飲んでしまった。うまいっ!(なんか違うぞ)


鳥居をくぐり境内へ入る。社務所は相変わらず閉ざされている。でもお祭りのポスターなどはいく度に替っているから、なんとか潰れてはいないと思われる。確か土津神社がここの末社じゃなかったっけ? 見た眼は逆だが、社務所が開いているときに来れたのは、一度だけだ。鳥取の倭文神社といい勝負だ。


でも、いくら森の中の鎮座でも、月はじめに誰もいないのでは神様もつまらないだろう。なんだか申し訳なくなってくる。でも、本来神様とは来る者は拒まず、去る者は追わず、が原則らしい。なら、良いのだろうな、これでも。大山祇神埴山姫神磐長姫神にごあいさつ。


「どうぞ、佐藤の働きをあたたかく見守り、良き方へ導いてくださいまし」


すると、境内を包むように光がひろがり、雲間から太陽が出てきた。みればそこには埴山姫神が、ほほ笑んでいたようだ。以前も磐梯山から光の球が降りてきたことがある。


この神社は磐梯山の山麓に位置し、以前は磐椅山(いわはしやま)と言われ、古来から信仰の対象になってきた由緒ある神社だ。案内板は、この神社が延喜式内社として格式が高いことだけを伝えていた。なんでも、郡内一の大社であったという話だ。


主祭神は、磐梯山の山岳信仰に由来し山上から遷座した大山祇神、埴山姫神である。神社名は、磐梯山の古名の、磐椅山に由来する。埴山姫神は、火山に祀られている女神様の象徴であるようだ。本来は「磐長(石長)姫神」なのだろう。


この神社は、歴代領主からも崇敬され、元久2年には亀ヶ城(猪苗代城)の城主である三浦氏から社領を寄進され、承元元年には社殿を現在地に遷座し、再建されている。


特に、幕藩体制が確立し、会津藩ができ、その初代会津藩主となった保科正之公は「我死せば磐椅神社の末社となりて永く奉仕せん」と遺言を残したという。それが、末社として土津神社に保科正之公が祭られているというわけだ。


ただ、本人の意志や決意とはうらはらに、土津神社の方がメインになり、参道までがこちらが中心になっているのを保科正之公がどう思うのだろうか。巨木たちに語りかけても返事はない。



●土津神社の滝に打たれる蛙君にごあいさつ●.jpg

●土津神社の滝に打たれる蛙君にごあいさつ●




佐藤は、また、来年も来ることができますようにと手をふり、神社をあとにした。そして、珍しく土津神社にも立ち寄った(初めてではない)。1日の9:00過ぎにまだ社務所が開いていないのが気にかかるが。境内では、宮大工の方々が働いていた。


佐藤に、「おはようございます」と言葉をかけてくれた。佐藤も、「おはようございます」と言葉を返す。このような言葉の掛け合いが気持ちいがいい。


しかし、こちらの社務所は閉ざされたまま、人がいない。くどいが、この日は月はじめの大切な日なのだ。なんだかなぁ〜。


とりあえずお参りをして、おみくじをひく。当たり前だが、大吉ではない。しかも内容も良くない。となれば引きなおす。めずらしく、引きなおしても大吉ではなかった。


まぁ、内容がよかったのでそこまでとした。何か問題でも(笑)。これからキングあかべぇの発祥の地である西会津をめざすことにした。果たして、キングあかべぇは手に入るのか? 何が待ち受けているのやら乞うご期待! 今回はくらかったなぁ。




●土津神社のおみくじをひく●.jpg

●土津神社のおみくじをひく●



●あ、磐梯山だ!●.jpg

●あ、磐梯山だ!●



(いやぁ広島の食べ物はうまいね。ゲームセンターも充実しちょる!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 22:21| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 見聞録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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