2009年09月09日

奮闘記・第510回 見聞録/千葉県

●2009年● 千葉県幕張市



幕張メッセが熱いぜ!

でも火事じゃないぜ!(笑)

〜「恐竜2009・砂漠の奇跡!!」を見る〜




幕張メッセ恐竜展が開催されているのだ(〜9/27まで)。なんと、恐竜のミイラが展示されているってぇ〜!(やかましい!) 


それでは、何が何でも見に行かねばなるまいて。


会場は、幕張メッセだそうな。ところで、どこが幕張メッセなんだ? お台場の国際展示場と区別がつかないぜ、まったく。ああ、あれだ!って、すぐ誰でもわかるようにしといてよ。プンプン!


付近に近づいたものの、なかなか駐車場が見つかりゃしない。機材搬入口で警備をしていた係の方に聴いて、無事、駐車場に車を入れることができた。



●世紀の大イベント!(2、3日後、足腰にくるな)●.jpg

●世紀の大イベント!(2、3日後、足腰にくるな)●




さて、中に入る。


エントランスでは、恐竜を最初に発見した科学者のひとりであるギデオン・アルジャーノン・マンテル氏(英国人医師)など、恐竜研究史を作り上げてきた歴代の研究者のパネルが展示してある。学校の理科室みたいじゃ。


さて、佐藤もすっかり恐竜発掘隊の隊員の気分(川口浩探検隊かな?)。これから、恐竜発掘の歴史を探検に行くのじゃ。


展示は、5つのゾーンに分かれている。内訳は、「カーネギー発掘地」、中国の「ゴビ砂漠」、「ジュンガル盆地」、アフリカの「サハラ砂漠」、北米の「バッドランド」などの砂漠と荒野を再現したゾーンで構成されている。



●この方、なんと群馬県自然史博物館の館長さんだぁ●.jpg

●この方、なんと群馬県自然史博物館の館長さんだぁ●



カーネギー発掘地は、自然科学に対して貢献した、鉄鋼王アンドリュー・カーネギー氏から名前をつけられたという。いろいろな名言を残された方で、


「自分より能力のあるものを周りに集めることができた者ここに眠る」


"Here lies a man who was able to surround himself with men far cleverer than himself."


という碑文が有名です。人物の善し悪しは別に、この言葉は人の上に立つ者の心がけとしては重要だ。


部下と張り合うようなバカではダメである。上に立つべき者は知恵と判断力がなくてはならない。


さて、こちらには、恐竜研究史の中でも非常に有名な大型植物食恐竜ディプロドクス・カルネギイ



●頭をつつかれたら痛そう!(というか死ぬぞ)●.jpg

●頭をつつかれたら痛そう!(というか死ぬぞ)●




カーネギー発掘地」は、今年で発見から100年を迎える。次に中華人民共和国・内モンゴル自治区に広がるゴビ砂漠。


ゴビ砂漠の恐竜」ゾーンでは、2005年に発見された超大型羽毛恐竜ギガントラプトルの全身骨格を日本初公開。うううん、凄いのか凄くないのか、ピンとこない(笑)。


これまで発見された羽毛恐竜は体長2〜3mの小型恐竜であったのが、この「ギガントラプトル」の発見で、定説を覆すことになったという。


なんじゃい? その羽毛恐竜というやつは。キングギドラみたいなやつか? 


なに、つまりは、羽毛を持った獣脚類恐竜で、オヴィラプトル類っていうんだってさ。わかったような、わからんような?(ただ、わからんのだろう。)


つまり、ギガントラプトルは、羽毛をもつ獣脚類恐竜でも、超巨大サイズ!! また、この獣脚類恐竜は肉食恐竜と捉えられがちだが、まぁ獣って言うくらいだからねえ〜!


このオヴィラプトル類は、歯を退化し消失する傾向にあり、植物食への転身を図ったグループなんだと考えられているという。そうかい、そうかい(笑)。


そういえば、その口はまるでオウムやインコの嘴のデカイやつって感じ。あの嘴でかまれることを想像したら、相当に痛そうだ(ふつう想像しないだろ)。


次は「ジュンガル盆地の恐竜」である。中華人民共和国・新疆ウイグル自治区にジュンガル盆地は広がっている。


ジュンガル盆地の荒涼とした砂漠の中に、広がるジュラ紀の地層からは、全長35mの、世界最大級の恐竜、「マメンキサウルス」が発見された。これがいい!


全長35mっちゅうのは乗用車を縦に約8台分並べた長さじじゃ。この会場には、それらのでかい、長い、恐竜がドドーンと展示されているのだから、見上げ続けるのも結構大変(笑)。



彼らが、もし生きて、歩いていたら、大パニックじゃ。ウルトラマンの一人や二人、来て頂かんと(笑)。以前に「新しいガメラ」の映画で、ガメラがなんとなく助けに来て、渋谷や京都に落ちてきて、ギャオスも倒したが街もめちゃくちゃという場面があった。まぁ、ガメラやゴジラが助けに来るなら、自衛隊でもいいような……、結局めちゃくちゃだもんなぁ……。



●骨だけなのにまるで生きているよう●.jpg

●骨だけなのにまるで生きているよう●




話を戻そう。


これらの大型恐竜は、植物食であり、その表情からはユーモアや、かわいらしさが伝わってくる。


このコーナーには、そのマメンキウルスのグッズを売るコーナーが設けられていて、首のなが〜いマメンキサウルスは子ども達の人気を集めていた。



●首長竜は写真におさまらないぞ〜(笑)●.jpg

●首長竜は写真におさまらないぞ〜(笑)●




ほしかったなぁ〜、マメキンサウルスお腹にチャックがついていれば使用価値があったのにぃぃぃ。


(恐竜を飲み込んだボ●か? ん? 逆か……、ハハハ。)


また、こちらには、彼らの天敵であったであろう、身長40メートルのウルトラマ……、いや全長8mの大型肉食恐竜シンラプトルなども展示されていた。


次は、アフリカ大陸の北部に広がる世界最大の砂漠・サハラ砂漠。いまでこそ、砂漠となってしまったが、今から約6550万年以上前の白亜紀には、ここには超高層ビルが建っていた(嘘)、はずはなくて(たぶん。決めつけはいかんが)。


豊かな生態系が広がり、恐竜をはじめとする様々な生き物が繁栄していたのだ。


こちらには、「スピノサウルス復元プロジェクト」が展開されていた。じつは、このスピノサウルスは、1912年に発見され、世界最大の肉食恐竜として世界を驚かせた。なんとドイツ軍の秘密兵器だったのだ!(それはまったくの嘘。ドイツならやれそうだが)。


しかし、なんということ。第二次世界大戦の戦火により消失してしまったという。そこで本博覧会では、このスピノサウルスの復元プロジェクトを始動し、精緻な研究に基づいて復元した全身骨格を初披露したという。こりゃ凄いね。お見事。


また、近年モロッコで発見された亜成体のスピノサウルス全身化石骨格も、日本初公開されている。




●復元されたスピノサウルス●.jpg

●復元されたスピノサウルス●




このスピノサウルス、トカゲに獣脚をつけたようなかたちの恐竜だが、頭がワニの様な構造になっている。どうやら、魚を食べていたらしい。


つまり、「スピノサウルス」の生息地であったであろう、このサハラ砂漠周辺の古い環境を対象とした研究により、当時は現在のような厳しい砂漠気候ではなく、水が豊富にあった地域だったとする説が有力になってきているそうだ。


そこで、今回の「恐竜2009」では、スピノサウルスが生息した時代のサハラ砂漠の環境を再現するゾーンをもうけてある。この中のスピノサウルスはつややかな表情をしている。胃の具合は良さそうだ(笑)。


さてさて、最後のゾーンは、北米・ロッキー山脈の東側に広がる荒野「バッドランド」だ。


このバッドランドこそ、9世紀後半にエドワード・ドリンカー・コープ氏やオスニエル・チャールズ・マーシュ氏のような化石ハンターが活躍した場所である。


あの映画の“インディ・ジョーンズ”のモデルになった方々なのだ。


バッドランドでは、これらの研究者の活躍により、これまでに何百体もの恐竜が発見されていて、まさに恐竜発掘の「聖地」ともいえる場所だ。


ここでは、肉食恐竜の代表選手である、ティランノサウルスの骨格が、これでもかというくらいたくさん展示されている。たまにメッセの外に人を喰いに……(いかない)。ちなみにティランノサウルスは、20世紀初頭にバーナム・ブラウン氏が発見。



●ついに出た!ご存じティランノサウルスだ●.jpg

●ついに出た!ご存じティランノサウルスだ●



●その骨格じゃ〜●.jpg

●その骨格じゃ〜●




また、「バッドランドの恐竜」ゾーンでは、2000年にこの地で発見された恐竜ミイラ化石『ダコタ』(愛称)日本初公開! 


はてさて、「どこが化石でどこがミイラなのか・・・?」


そういわれればレアっぽい(笑)。また、このコーナーでは、ティランノサウルス類の進化にスポットをあてていて、そのためか、ティランノサウルスの頭部が、所狭しと展示されている。


さて、展示品の紹介についてはこの位にする。書いていて区別がつかないし(笑)。


佐藤が、一番感心したことは、これらを発見した研究者達の熱い思い、行動力、そして結果を出していることである。これらはまさに偉業である。


マット・ラマンナ氏(カーネギー自然史博物館)、長谷川善和氏(群馬県立自然史博物館)、タイラー・ライソン氏(マーマス研究財団)、ケネス・カーペンター氏(デンバー自然科学博物館)、除星氏(中国科学院古脊椎動物古人類研究所)、ディビット・エバース氏(リヤル・ティレル古生物科学博物館)などなど。


これらの人々の活躍は、各コーナーにある、ビデオで紹介をしている。もう仕事が好きで好きで仕方がない感じ。そんなの自分で考古学を選んだんだから当たり前だろう、というあなた。


では、あなたや、あなたの職場ではみなさん楽しそうに仕事をしていますか?


ご自分で選んだ仕事でしょう? 「好きなことで食べる」ということは、才能や運も必要だが、日々これ忍耐と継続する努力が不可欠。だから、「好きなことで食べる」というのは凄い事なんです。好きなことでも結果を出さなければならないのは同じだもの。


さて、彼ら研究者は、広大な砂漠や、荒涼とした大地と向き合い、そこに落ちているあるいは掘り出した石達と語り合う。


そして、その中に隠されていた化石をみつけることができるのだ。そこには、データや予測できる材料はあっても、化石や遺物が出てくる保障もない。


また、見て「これだ!」とわかる能力や知識、「これは●●だから、云々」と想像し、結びつけられるだけの、幅広い教養もなければならないのだ。


1つの骨を見つければ、そのあたりにその他の部品が埋没している可能性がある。しかし、ない可能性もある。手に取っていても、それが骨だと気がつかない場合だってある。


だから、彼らは「ある!!」と確証できたときは、素直にそれを喜ぶのだ。彼らは、記録の映像中で、無邪気な笑顔をふりかざし、「おい。見ろよ。すごいだろう」と得意気な顔をしているのだ。


これには、参った。発見した人々が、こんなにも楽しそうに紹介してくれるんだもの。ついつい得意気に差し出された展示物をみいってしまった。


気がつくと、この展示物。こどもより大人が真剣に見ている。もしかして、大人は、化石を発見した人々の情熱に感動していたのかもしれないなぁ。あるいは自分が果たせなかった人が、夢を実現した彼らを羨ましく思っているのかもしれない。


いずれにせよ、子どもにはそのありがたさはまったくわかりゃしない。なんせ、解説板を読んでも理解できないのだ。だんだん飽きてきて、ギャー、ギャーやかましい。こんな大きい会場では子どもの集中力は続かないのだ。


子どもにも見せたいというのは大人の我がままなのかもしれない。わかんないものはわかんないのだ。大人の皆様、行くときはお子様連れでは行かない方が楽しめますよ。ではでは!



(文春文庫で、久世光彦さんの『ベスト・オブ・マイ・ラスト・ソング』が出た。人生の最期の刻に何を聴きたいか?というお話なのだ!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 06:03| 島根 ☔| Comment(2) | TrackBack(2) | 見聞録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
インディ・ジョーンズのモデルの化石ハンターの先生ですね。僕も幼少の頃は自宅近くで化石ハンターをしていました(笑)現在でもそのころに採集した化石がとってあります。
TB宜しくお願いします。

Posted by Obeone at 2009年09月09日 20:03
奮闘記・第510回 見聞録/千葉県
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Posted by gucci 新作 財布 at 2013年07月21日 14:27
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