2009年09月07日

奮闘記・第509回 研修会のツボ/神奈川県

●2009年● 神奈川県横浜市


かながわ福祉サービス振興会

本日の研修会のツボ

「対人援助技術を常に意識することができるようになる」




さてさて、久しぶりに更新です。


かながわ福祉サービス振興会さんでは、介護従事者向けの研修を定期的に開催しており、介護従事者のスキルアップの後押しをしています。


今回の研修の目的は、TA(交流分析)を学び、対人援助技術の技術を習得することにあります。


また、対人援助のひとつである“相談援助”もやります。これは、入浴介助や、食事介助・排泄介助と同様に、介護技術のひとつなんだよね〜。


ということで、本日の研修のツボは、「対人援助技術を常に意識することができるようになる」で〜す。




●まずはグラフの作成から●.jpg

●まずはグラフの作成から●





■自己理解を深める

《心理テストを活用して、自分のパーソナリティーを視覚的に意識する》

エゴグラムを作成して、自分の性格や、価値観を、視覚的に明らかにしました。この時に、参加者は。自分自身の気持ちを揺れ動かしている“ドライバー(自分を駆り立てているもの)”を知る事ができます。


これも、いったん知ってしまえば、


「なぁんだ。自分がオヤジに似ていると言われるのは、そういうことだったのか」(笑)


「やだぁ〜。私って、子どもっぽい性格じゃん!」(笑)


「そうそう。私、子どもからも“小さな親切、大きなお世話” だよ、ってよく言われるのよね〜」(苦笑)


など、感想を伝え合い、お互いにグラフを見つめて語り合う場面もありました。


さらに、佐藤は、このドライバーには、悪い面(ネガティブな考え方・行動の仕方)と良い面(ポジティブな考え方・行動の仕方)があるなど、多少、ショッキング(?)な事実を伝えました。


すると、皆さんは、


「なるほどねぇ〜」


「ポジティブにふるまえばいいんだ〜」


と気づいた様子でしたね。




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●個別対応もぬかりなし●



●昼は「コトブキヤ酒店 厨」でおいしい刺身●.jpg

●昼は「コトブキヤ酒店 厨」でおいしい刺身●




《心理テストを活用して、他者とのかかわり方を視覚的に明らかにする》

実は、エゴグラムで、認識を深めた、「良い面」と「悪い面」が、援助者の表面に現れるときには法則があるのです。


それをTA(交流分析)ではストローク的なかかわりと、ディスカウンント的なかかわりと呼んでいます。


ストロークとは、例えば、利用者とかかわるときに、その存在(能力・価値観等)を肯定的にとらえ、積極的に前向きにかかわる(ポジティブなかかわりかた)ことである。


ディスカウントとは、例えば、利用者とかかわるときに、その存在(能力・価値観等)を否定的にとらえます。


かかわる前から、援助者自身が


「これは、無理。絶対無理!!」


「それは、だめ」


「どうせ、うまくいかない、失敗するに決まっているわ」


と思い込み、他者と積極的にかかわらない(ネガティブなかかわりかた)のです。


佐藤が、ストローク表の解説をすると、


「そうそう、自分からは言えない(笑)」


「だって、人がどう思うか心配だもん(笑)」


「そう、私って注意することができないんだよね(苦笑)」


などと、再び歓声の渦に……。


さらに、他者とかかわるときに肯定的なストロークを発信できるためには、援助者自身が自分自身の存在を大切にとらえ、自己否定感(自己防衛)を少なくすることが重要。


自己否定感を少なくするための最大の近道は、「できたこと」「頑張ったこと」を数行の日記にして残しておく。


そうすることで、自己肯定感(ストローク)が蓄えられて、初めて他者にもポジティブなかかわり方ができるということを話しました。


すると、


「今までは、“謙遜の美徳”と思ってふるまっていたけど、これからは、積極的に“ありがとう”を伝えよう」


「言わなくてもわかって欲しいと思うこと自体、自分のわがままだと思った」


「否定的なストローク(躾けること)が重要だということが理解できた」


など、今度は、神妙な面持ちで語り合っていました。本日の様々な気付きを、ぜひ、利用者とのかかわりの中で実践してみて下さい。

きっと、「できたこと日記」のノートはすぐにいっぱいになることでしょう。ではでは!



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●事務局も熱心にテキストを見ている●


(わが故郷へ仕事で里帰り。諏訪大社、諏訪湖へGO!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 14:06| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修会のツボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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