2009年06月29日

奮闘記・第478回 その他/千葉県

●2009年● 千葉県我孫子市



千葉県福祉ふれあいプラザ介護実習センター

平成21年度 専門職対象県民研修

〜事業所内研修の組み立て方とポイント(研修対象者研修)〜




千葉県福祉ふれあいプラザ介護実習センターさんでは、千葉県からの委託を受けて、高齢者と高齢者を取り巻く課題を中心とする一般県民対象の講座と、介護専門職対象の講座を、年間約60講座開いているそうです。



この60もの講座を企画している担当者の方が、佐藤のブログをみて、ぜひ、この研修をとのこと、研修内容を指定して問い合わせを頂きました。



千葉県福祉ふれあいプラザさんは、JR常磐線・我孫子駅南口前にある。こちらは総合的介護予防施設として開設され、子どもから高齢者までの県民健康づくり、生きがいづくりを目指している施設なのだと伺った。



7階にある研修室には、すでに参加者の方々が集まっていました。多くの参加者は、訪問介護事業所のサービス提供責任者でしたが、中には、有料老人ホームの職員の方や、施設の職員の方も参加されていました。





■研修で行ったこと

1、現状把握

・各事業所で行っている研修について話し合おう。

・研修担当者としての困りごとを明確にしよう。



2、研修を行う根拠

・法的根拠を理解する。

・職員の意欲向上及び利用者満足について考える。



3、研修の目的

・スーパービジョンの考え方を理解する。



4、研修に必要な帳票類の解説

・帳票をもちいた計画的人材育成手法とは。



5、年間計画作成手法

KJ法を活用して年間計画を立てよう。



まずは、現状把握から。個別に事業所内研修の実態を書き出してもらい、その後、グループで話し合って頂いた。



はじめは、緊張されていた方々も、時間経過と共に、賑やかに話し合うことができ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。




●研修担当者同士の情報交換●.jpg

●研修担当者同士の情報交換●



●緊張から解放笑顔が増えた●.jpg

●緊張から解放笑顔が増えた●




もちろん、佐藤も、皆さんの仲間に有無も言わせず入りました(笑)。そして、研修担当者の方々の苦労話を伺いました。


現状把握。まだ、研修を開催できていない。1か月研修、3か月研修、6か月研修、1年研修と系統立てて研修を行っている。情報の公表制度がスタートしたので、それに対応できるように研修を始めた、など。



研修担当者としての悩み。全員参加を目指しているが、途切れない仕事なので、それが難しい。事業所が狭くて、実技の研修ができない。また、実技を伝える講師がいないことや、研修の帳票類について工夫されていない、等……。




●研究所の仲間も応援だぁ(ごくうが見守るぜ)●.jpg

●研究所の仲間も応援だぁ(ごくうが見守るぜ)●



●みんなを激励する●.jpg

●みんなを激励する●




次に、研修を行う根拠と目的についてパワー・ポイントと資料を活用して解説。研修には法的根拠があること。介護の世界は、専門職が専門職を育成していき、そこにはスーパービジョンという「対人援助技法」があること。


また、スーパービジョンでは、スーパーバイザー(指導者)スーパーバイジー(指導される者)が、教育(育成)という手段をもちいて、お互いに成長していくということ。教育担当者が、よりよい指導者になるためには、指導者自身が必要な能力を身につける必要があること。



そして、育成される人々にも、個別の能力に差があるため、その能力に適した教育手法をとる必要があること。育成される人々の能力を知るために、事業所として、何かしらのツール(ミニテストや効果表)が必要であること。これらを、事例を交えて伝えてゆきました。



皆さん、それは、それは熱心にメモを取っていましたね。さらに、皆さんに渡した帳票類の例をもちいて、育成方法を記録物として残す手法を解説しました。



後半は、KJ法を活用して研修計画を作りました。各グループで協力してポストイット(介護職のできていること、できていないこと)の数を増やし、細分化された情報を、仲間同士にまとめ、それぞれの「島」に名前をつけて頂きました。



その「島」の名前が、そのように研修名となりました。




●ネーミングを考えよう●.jpg

●ネーミングを考えよう●




皆さんが作り上げた研修名と研修内容のヒント
(「ポストイット」の言葉より)


1、頼られてるぜ、私たち

  話し相手ができる。
  
  個別対応に心がけている。

  尿漏れなし。

  車イスで安全走行ができる。


2、さすが、プロフェッショナル 

  床ずれができない工夫。

  食べたいものが食べられる。

  水分補給ができている。


3、あなた、お疲れ?

  忙しいと言う言葉が多い。

  感情が表情に出ている。

  心がこもっていないのでは?


4、素敵なヘルパーになろう!

  自分勝手に判断する。

  言葉遣いが丁寧。

  人の批判ばかりする。

  人の立場をわきまえて行動する。


5、one for all、all for one みんなで1つ 

  職員同士が助け合っている。

  チームアークがとれている。

  情報が集まってくる。


6、クッキングヘルパー

  料理が上手。

  レパートリーが多い。

  賞味期限(消費期限)の確認ができる。


7、車も体の一部

  車移動なのに道を覚えられない。

  バイク事故が起きた。

  雨の日も、風の日も自転車で頑張っている。


8、極楽湯

  家でゆっくり入浴ができる。

  体を優しく洗える。

  転ばせないで入浴できる。



さてさて、このような研修名でしたら、介護職も参加したくなるのでは。また、研修担当者も、研修内容に困らないのではないかしらね。




●素晴らしい研修計画ができた!(実践のみ)●.jpg

●素晴らしい研修計画ができた!(実践のみ)●




さて、これにて今回の研修はおしまい! 次回の研修予告をさせてください。



8月23日(日) 14:00〜17:00

「対人援助技術」〜演習から体験的に学ぶ〜

主に交流分析を活用した「傾聴技法」を展開します。興味のあるかた、詳しくは下記までどうぞ。

http://www.furepla.jp  〔担当・西野様〕

(島根県名物・かわりやすい天気に遭遇!降ってから行くか、行ってから降るか?!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 20:42| 島根 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れさまです。
はじめまして。

老人介護の方には
お世話になってます。
私のおバーちゃんもホームにはいっています。

尿漏れパンツとはは凄く吸収しますよね。
介護の皆さんの笑顔が素敵で
いつも元気もらっています。
Posted by 沙羅 at 2009年07月01日 11:03
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