2009年06月21日

奮闘記・第474回 サ責/東京都

●2009年● 東京都江戸川区・グリーンパレス



江戸川区介護事業者連絡会

サービス提供責任者ステップアップ研修




佐藤は、昨年、江戸川区介護事業者連絡会さんで、サービス提供責任者向けの研修を担当しました。今回は、その研修を修了した方々を対象にしたステップアップ研修をしたいという依頼を頂き、佐藤も望んでいた研修内容を企画しました。



こういうステップアップ研修はやれそうでなかなかやれない。そう、サービス提供責任者の方々は、なかなか定着しないからです。だから、こういう一歩進んだ研修をできる体制作りは大切なのです。




●ステップアップ研修開会のあいさつ!●.jpg

●ステップアップ研修開会のあいさつ!●





■研修で行ったこと

・介護報酬改定について理解を持つ。

・初回加算の考え方必要な帳票類について理解を深める。

・緊急時訪問介護加算の考え方、必要な帳票類について理解を
深める。

・特定事業所加算についての考え方を理解する。

・体制要件、人材要件、重度要介護者等対応要件について理解を
深める。




●自分たちのしていることを文字化●.jpg

●自分たちのしていることを文字化●





▽まずは現状把握!

まずは、ワークシートを活用して、初回加算を得るために、いつ、何をどのようにしているのか? その手順を書き出して頂きました。



佐藤は、個人ワークをしているときに、皆さんのノートを見ると、皆さんは、すらすらと、自分の役割を書けるようになっていた。


いや〜、素晴らしい成長です。皆さんの目が輝いている。




●必要な帳票類について解説●.jpg

●必要な帳票類について解説●





▽初回加算の手順

1)相談受付を記入。

2)申し込みにかかる調整。

3)介護支援専門員へ提供の可否を伝える。


4)居宅サービス計画書(案)をもらう。

5)利用者宅へ事前訪問の調整を行う。

6)事前訪問(サービス内容の確認・契約・訪問介護計画
書(案)を作成)を行う。

7)サービス担当者会議へ参加する(居宅サービス計画・訪問介護
計画書等の説明、他のサービスと具体的な援助方法の確認・諸
計画について利用者・家族の同意を得る)。

8)サービス提供責任者が1回目の援助を提供(手順の妥当性を
確認)する。

9)担当ヘルパーにオリエンテーションを行う。

10)担当ヘルパーと同行し、サービスを提供する(利用者の承諾
を得る)。




●資料を見ながら再確認●.jpg

●資料を見ながら再確認●





▽これらの行動を記録するために必要な帳票類

1)相談受付シート

2)ヘルパーの管理台帳

3)サービス提供責任者ノート(経過記録)

4)サービス提供責任者ノート(経過記録)

5)相談受付シート・サービス提供責任者ノート(経過記録)

6)相談受付シート・契約書等・訪問介護計画書・アセスメント
シート(サービス内容導き書)・基本台帳・ケア手順書・サ
ービス提供責任者ノート(経過記録)

7)訪問介護計画書(案)ケア手順書・サービス提供責任者ノート
(経過記録)

8)ケア手順書・介護記録・サービス提供責任者ノート(経過記録)

9)オリエンテーションシート・居宅サービス計画書・訪問介護計
画書・サービス提供責任者ノート(経過記録)

10)サービス提供責任者ノート(経過記録)




●緊急時加算って取りにくいぜい!●.jpg

●緊急時加算って取りにくいぜい!●




皆さんは、昨年の佐藤のかかわりの中から、サービス提供責任者ノートの重要性に気づき、その後記録を残せるようになったようで、「経過記録」を書くようになってから、利用者の様子がよくわかるようになったと話していました。



佐藤も、記録(ブログ)を書くのは面倒ですよ!

(なら、ちゃんと書いてくれ!誰?)



だけど、積み重ねって大事だなとつくづく思いますね。





▽緊急時訪問介護加算

実は、皆さんは「緊急時訪問介護加算」の活用方法には困っている様子でした。なぜならば、「緊急時」に対して下記のような制限があるからです。


1)利用者・家族等の要請が必要である。

2)現在の居宅サービス計画にない身体介護である。



1)に対しては、ヘルパーが利用者の異常を発見することが多いこと。この場合にもサービス提供責任者は現場に行って指示を出したりしているが、そのような場合には加算がつかないのだ。


2)に対しては、排泄介助のサービスを活用している利用者から、訪問時間より前に、「早めに来て欲しい」との連絡が入った場合には、あわてて、介護支援専門員へ相談し、サービスの調整をしているが、こちらはすでに居宅サービス計画にあるサービスだから加算がつかない。


ということは、緊急時訪問介護加算って「使いにくいサービスじゃないか!」と怒り心頭。舛添さん! 現場は怒ってますよ、プンプン! しかし、内閣が倒れたら、誰が舛添さんお代わりをやるんだ? そっちが心配かも。




●介護福祉士資格の取り方が難しくなるぞ〜●.jpg

●介護福祉士資格の取り方が難しくなるぞ〜●





▽特定事業所加算

今回の介護報酬の改定は「介護従事者の処遇改善」を目的におこなわれたことを強調。ここには、利用者の負担については考慮されていないことを前置きとして。


皆さんは、改定に伴い、重要事項説明書を書き換えて、利用者に料金が上がることを説明していました。これだけでも結構大変!



この中で、各事業所の「特定事業所加算」に対する考えは様々でした。



1)重要事項に特定事業所加算を明記していない。

2)当事業所は現時点では特定事業所加算をとらないので、十分な
説明はしていない。

3)特定事業所加算をとれる体制はある。

しかし、費用が高くなるとケアマネが嫌がる。費用が高くなること
で、支給限度額がオーバーしてしまい利用者の負担がかなり増える
。利用者の負担がかなり増えた結果、利用者が離れていく可能性が
ある。

そのため、加算は取りたいがとれない。だから、特定事業所加算を
取るかどうかは周りの動きを見てから判断しようと考えている。


など。



まさしく、そうでしょうね。


従業者の処遇を改善したいが、利用者の負担は増える一方。だからといって、利用者に介護保険制度の改定を正しく伝えないということは、失礼なこと。佐藤は、自社サービスが特定事業所加算を、取る取らないは別にして、利用者には介護保険制度の動向を知る権利があること。




●閉会のあいさつ!部会ができるといいな●.jpg

●閉会のあいさつ!部会ができるといいな●





▽利用者に伝える必要があること

・重要事項説明書に「特定事業所加算」の制度があることを
明記する。

・当事業所も、この加算を取得できるように、体制要件や、
人材要件を整えていく。

・特定事業所加算を取得することが決まったら、○月前には
利用者に知らせる。




ふぅ〜、佐藤だって、利用者だったら、安くて素晴らしい援助を受けたいと思うもの。



さて、今回の研修はステップアップを目的とした研修でした。皆さんは初めて佐藤と会ったときよりも、かなり大きく成長されていました。それは、自分たちのしていること(サービス提供責任者の責務や役割)をしっかりと文字として記載することができていることからもわかります。



また、グループ討議の中では、活発に議論することができましたね。これは、1人ひとりが、リーダーシップを取ることができるようになったということでしょう。



これなら、江戸川区訪問介護事業者連絡会に「サービス提供責任者部会」ができる日もそう遠くないことでしょう。お互い張り切りましょうね!



さて、帰りは池袋まで戻って、用を済まし、池袋メトポリタンにあるグリル満天星で頂きました。ではでは!



●夕食は池袋東武、グルメ満天星●.jpg

●夕食は池袋東武、グルメ満天星●



(さすがは赤城山、晴れたぞ、晴れた!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 19:44| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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