2009年06月06日

奮闘記・第467回 その他/東京都

●2009年5月● 東京都葛飾区



葛飾区介護サービス事業者協議会

対人援助技術・積極的質問技法を学ぼう!

まずは、ロールプレイ「ゆめ探求」だ!!




葛飾区では、介護サービス事業者の方々が集まり、事業者協議会を運営しています。



その葛飾区介護サービス事業者連絡会さんは、入会しているメンバーに対して、定期的に研修会を開催しているそうです。



このように、介護保険制度の中で事業を展開して入る人々が、お互いの能力を向上する為に、日夜努力していることは素晴らしい。今回はその研修のひとこまを担当しました。



そんな素晴らしい研修であっても、佐藤の方向音痴は変わらない(泣)。



この日も道に迷いに迷い、15分前にようやく会場に到着。その会場に後から後から参加者が入ってくるのだ! ひゃ〜。



係の方から、予定の人数をオーバーしていますょぉぉ、と明るく連絡が入った。ほほう、そりゃあ素晴らしい。いまがチャンスの介護界。



景気が回復する前に、不況で集まった人材の心をつかまねば、また暗い「冬の時代」が来てしまう。



そろそろ、介護界自身、自分の足で立たないと。



佐藤も皆さんの、情熱に応えるために張り切りますよ!!!



あわてて、駆け込んだ今日のお題は「接遇」です。



●はじまりが肝心!●.jpg

●はじまりが肝心!●




ご存じの方も増えましたが、佐藤の接遇研修は、あいさつや、マナーの研修ではないし、もちろん、ヘビやゾウや、熊が出てくる(?)だけでもないのですよ。

(ん?これも知る人ぞ知る。)


皆さんには、対人援助に必要な技術を通して「接遇」を考えて頂きます。



●ロールプレイのデモ●.jpg

●ロールプレイのデモ●




■研修でおこなったこと

1、質問には、開かれた質問と閉ざされた質問がある。

2、バイスティックの7つの原則を理解する。

3、ロールプレイ「ゆめ探求」をやってみる。




まずは、「あるモノ」を使って、同じモノでも、物事の見方で評価も変わる。そう、当たり前のことですが、利用者さんにも個別性があるのです。



対人援助をする人は、他者の個別性の存在を認めることから、対人援助がスタートするのです。


その他者の個別性を見極めるためには、「より多くその人を知る」ことが必要であることを説明しました。



●会場内を巡る●.jpg

●会場内を巡る●



●記録を残すことに意義があるのだ●.jpg

●記録を残すことに意義があるのだ●




次に、「より多くその人を知る」ための相談援助の技術のひとつである、「積極的質問技法」を体験して頂きました。



■ゆめ探しゲーム!

グループ構成は5人編成。ゆめの調査員シートを活用します。役割分担は、調査員・調査員の書記係、答える人、答える人の文言を書記する係、そして、タイムキーパーです。


もちろん役割を「交代する」ことで、すべての参加者が質問者の役割を体験することができます。まずは、皆さんに、自分の調査員シートに自分の名前を書いて頂きました。




■「ゆめ探しゲーム」のルール


1、調査員役は調査員シートを各書記とタイムキーパーに渡す。

2、調査員は、質問技法を活用して、答えた人の「ゆめ」を明らかにしていく。

3、調査員の書記係は調査員が発する言葉を記入してゆく。

4、 答える人は、答えやすい質問がきたら答える。答えにくい質問には答えなくてよい。また、質問されなければ、話を広げる必要は無い。

5、 答える人の書記係は答えた人の言葉を記入する。

6 、質問時間は1人8分とする。

7、タイムキーパーは時間を計りながら、両者の表情や、よかった所などを書き留める。

8、終了後、グループ内で3分間、場面の振り返りをおこなう。




皆さんに体験していく前に、まずは、佐藤が事務局の方と、「見本のロールプレイ」をおこないました。皆さん、熱心に佐藤の質問技法に耳を傾けてくれましたね。



演習がスタートすると、佐藤は会場を回りながら、参加者を励まして廻りました。



グループの中には、調査員が、質問をしないのにもかかわらず、回答者が、熱心に語り、会話が成立していた所もありました。ある意味、凄い(笑)。



ロールプレイの時間は、1時間半と、かなり慌ただしかったのですが、会場の皆さんは、笑いあり、ためいきありで熱気に満ちあふれていましたよ。




●グループ内に潜り込むぞー(笑)●.jpg

●グループ内に潜り込むぞー(笑)●



●そうそう、その調子!!!●.jpg

●そうそう、その調子!!!●




最後に、再び佐藤の「秘密兵器」が炸裂!(笑)。皆さんには瞬時のうちに佐藤が伝えたかったことがわかってくれました。


今回の研修はこれにて終了です。




PS.

後日「皆さんからのアンケート」が届きました。一部抜粋させて掲載させて頂きま〜す。



■ロールプレイで難しかった部分は?


・どのような質問をすれば相手の話を引き出せるのかわからなかった。

・話を広げるのはむずかしいと思った。

・8分間聞き手になり相手の考えている事を引き出すというところ。

・夢を手に入れるための手立てをどうしたらいいのか明確にしていくところ。

・相手の気持ちになって話をするのはとてもむずかしい。

・自分の質問がどうしても自分の価値観を当てはめてしまう事になってしまう。

・人との話し合いで人の気持ちを開くこと。

・質問の仕方が難しくて、いつも仕事ではどうなのか考えさせられた。

・自分が聞いているときは「こうしたら良いのに」と思ったが、いざ自分の番になると難しかった。




■ロールプレイでためになった部分はどこ?

・答えを決めつけてはいけない。答えはひとつではないということ。

・実体験ができたことがよかった。

・立場が違うとその人の気持ちがよくわかるし、全体で評価される
ことが勉強になった。

・相手のことを思いやることが大切だと思った。

・発言の記録を記入することでもう一度自分で見直すことができる。

・決して決めつけた自分の価値観を与えないということを意識でき
たこと。

・話の展開のしかた。興味のあることから本音を引き出していくこと。

・一方的に答えないということ。答えは本人が持っているということ
に気付かされた。

・初対面でもひとつの質問からたくさん話が広がった。その技法を学
んだので今後に生かす。

・他の人が演じている場面を見ていて良い所、悪い所がわかった。



皆さん、真摯で、素敵なコメントを有り難う!

佐藤からは、

援助する人々がいて、
援助される人々は助かっています。

援助される人々がいてこそ、
援助する人々も助かるのです。



良い介護には、

健康な肉体に、
健全な精神があってこそ。

具合が悪い人や、
信用できない人に
やってもらいたい利用者はあまりいないでしょう。


どうぞ、皆さんご自愛下さいませ。

そして、人生を楽しみましょう。

また、会えるといいな! ではでは!!



●会場近くのロイヤルホストにて夕食(暗くて見にくいが和定食じゃや)●.jpg

●会場近くのロイヤルホストにて夕食(暗くて見にくいが和定食じゃや)●


(今宵は、新潟の妙高高原のホテルで明日の準備中です!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 21:46| 島根 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by 千葉県ホームヘルパー協議会  高橋芳恵 at 2009年06月09日 16:03
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