2009年06月03日

奮闘記・第465回 ケアマネ/島根県

●2009年5月● 島根県松江市・合同庁舎


島根県社会福祉協議会 福祉人材センター

介護支援専門員更新研修・再研修

(前期・2日目)



というわけで、2日目。相変わらず、新型インフルエンザの余波は続いていました。

まぁ、今回のやつは家で寝ていれば治る気もするのだが、国に報告せねばならないし、すれば大きくなる。困りますなぁ。

さて、そんな中、島根県の方々が元気に見えるのは救い。

受講生は、この研修の為にホテルで宿泊をしている方もいるのです。だから、松江市内を徘徊していると受講生の方々に結構出くわしちゃう(笑)。

「おはようございます!」


とお互いにあいさつを交わすだけなのだが、何気ない行為だが、非常にうれしくなりますねぇ。




■研修でおこなったこと 

1、介護支援サービスの基礎技術(受付及び相談と契約)

2、介護支援サービスの基礎技術(アセスメント、ニーズの把握)

3、介護支援サービスの基礎技術(演習)



●研究所の仲間も応援だぁ!!●.jpg

●研究所の仲間も応援だぁ!!●


●2日目がスタートした!●.jpg

●2日目がスタートした!●



午前中は昨日に引き続き、テキストを活用して介護支援専門員の基礎技術について解説しました。

介護支援専門員本来の役割は、利用者等の困りごとを明らかにして、利用者等が地域で、その人の有する能力を活用して自立した生活ができるように支援する事です。

だから、介護支援専門員はエントリー(初回面接)の段階で、利用者の現在の困りごとに十分に耳を傾ける必要があるのです。

だが、現実は一番大切な相談援助に対しては、介護報酬がついていない

そのせいだろうか、初回面接時には、利用者等に「どのようなサービスが必要ですか?」というに直接的な質問をしてしまうようですね。

だから、介護保険を利用しないという相談者に対しては、他の相談窓口を紹介するという手段に出て、面接を「強制終了」してしまう場面もあるようです。このような面接は、利用者に疎外感を与えることになりかねません。

このようなエントリーの段階では、介護支援専門員は、利用者等が介護保険のサービスを活用するかしないかという観点があるだけで、利用者と向き合ってはいないのかも知れませんね。



●昼は、びぶるIIで、豆腐バーグ・ランチ!●.jpg

●昼は、びぶるIIで、豆腐のハンバーグ・ランチ!●




■事例を活用しての演習がスタート!
午後からは、事例を活用しての演習がスタートしました。はじめに、相談援助技術について解説しました。

相談援助は技術です。であれば、技を磨く必要があるでしょう。そのためには自己覚知をする必要があるでしょう。

そこで、「自己理解・他者理解」を深める演習をしました。自分を語り、他者を聴くのです。

次にお互いが抱いた相手に対してのイメージを伝え合う。ふう、このころから会場の雰囲気は、一気に盛り上がり、皆さんの表情は笑顔になり、あちこちで笑い声がこぼれてきました。皆さん素晴らしい語り合いが出きたようですねぇ。



●自分を語り、他者を聞く●.jpg

●自分を語り、他者を聞く●




■事例演習を開始!
まずは、グループメンバーで自己紹介から。そして、事例での利用者役を選出して頂きました。ここで、どんな「芸達者」なかたを選ぶかで展開が変わるのです。

そして選ばれた「Eさんご夫婦役」の方々には、エントランスのコーナーで、台本を読み込んで頂きました。

この間に、他のメンバーにEさんに対する質問事項を書き出して頂いたのです。でも、いざアセスメント様式と向き合うと、聞きたいことを書き出すことが難しい様子です。

佐藤は、各グループに入り込み、参加者の方々を励まして歩きました。いつもなら、このコーナーでは、ファシリテーターの方々がいるのだが、今回は参加者が少ないため、佐藤一人。

ファシリテーターからの皆さんへのアドバイスや励ましを、佐藤が頑張らないといけない。事務局のかたにもお手伝いをして頂きながら張り切りました(笑)。



●エントランスで役作りに励む●.jpg

●エントランスで役作りに励む●



さて、20分後。Eさん役の人々が、お互いの役割を深めて会場へ戻ってきました。会場の皆さんは、仮のご夫婦を拍手で迎えました。いいなぁ、この雰囲気って(笑)。

さて、介護支援専門員役の人々は、1人10分という持ち時間ながらも、精一杯活用してアセスメントを開始しました。

介護支援専門員役が、どきどきしながら、質問を始めると、Eさん役の方々は、利用者になりきり、

「えっ! なんですかぁぁ? 耳が遠いもんでのう!!」

とはっきりと答える(笑)。

これには、メンバーからも笑い声が漏れた。こうして、各グループは賑やかに演習を展開していったのでした。

さてさて、介護支援専門員役の役割を終えた皆さんは、面接がこんなに大変だとは思わなかったと話してくれました。

まさしく、そうなんですよ。Eさん役の方々からは、


「もう少し突っ込んで聞いてくれるといいのに!」

とも思ったそうです。


「そうですか、そうですか。そりゃ大変ですねぇ」

と言われても、わかってくれたのか心配になったとか、


「「大丈夫!」と言われてもねぇ……」

と、いささか不満の声も上がりましたね(笑)。


それにしても、皆さん利用者役がお上手。実際のいろいろな経験が、ここぞとものをいうのかもしれません(笑)。

明日は、いよいよ居宅サービス計画を作成します。お楽しみに!!!



●情報収集は大変!●.jpg

●情報収集は大変!●



PS.
佐藤は地方に出張の際には書店に必ずいく。もちろん、時間と書店があればだが。これは、地方をバカにしているのではない。

大都市圏では、本を手にとって、中を見てから買うのに対し、地方・小都市圏では、インターネットで欲しいものをさっさと買うようだ。

だから、地方の専門書店はどんどん無くなり、同じような新刊しかおかない金太郎飴(古い)書店ばかりになる。

青森〜福島のいわゆる東北は、専門書店・洋書扱い書店が一軒もなく、壊滅状態と聴いた。

出版社もいわゆる「書店在庫」がないほうがやりやすいのだろうか。本は本屋さんに買取りではなく、貸してる形式がほとんどだから、売れなければ返せるからね。まぁ、いろいろあるのでしょう。

さて、この日は松江でも品ぞろえがよいと地元のかたがのたまう、今井書店西津田店に行った。

まぁ、島根の歴史物が充実している。たまにクモの巣が本棚にあるのは難点だが、他の今井書店よりは確かにそろっている。

佐藤は『増補新版・文学アルバム 小泉八雲(小泉 時、小泉 凡・共著)をゲットした。何か問題でも?(笑) 

そして、佐藤はこれまた松江の行きつけの「遊食庭」で夕食をいただきました。

ここは鯛の釜飯が絶品。お値段もそんなに高くないし(笑)。釜めしは時間がかかるので(20分くらい)、先に頼んでおくことのがおススメです。ではでは!


●鯛の釜飯が絶品!●.jpg

●鯛の釜飯が絶品!●


(今井書店さん、著者別に本棚を分けるのはやめてくれ。そんなに在庫もないんだし、あんまし意味ないと思う。ジャンル別でけっこう!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 17:28| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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