2009年05月29日

奮闘記・第463回 見聞録/島根県

●2009年● 島根県松江市


今年も、春のお花に囲まれて

〜蓮の葉に見え隠れするカエルの子たち〜




 なんとなく流行っている堀川遊覧を横目に、小泉八雲旧居を訪ねた。

 通い慣れたハーン先生の木戸をくぐると、正面に濡れ縁が目に入る。あたかも、その濡れ縁は、ハーン先生が浴衣姿で座って出迎えてくれるかのような安堵感を覚えるのだ。



●ハーン先生宅の濡れ縁でまたまた一休み●.jpg

●ハーン先生宅の濡れ縁でまたまた一休み●



 そう、東京から飛行機や車を乗り継いでくる松江は、近いようでやはり遠いのだ。ここは、身体に感じる長旅の疲労を和らげてくれるサンクチュアリなのだ。

 入り口の部屋で、受付の方がまん丸く花開いたピンクとしろのお花をいけていらしたので、「この花は牡丹ですかシャクヤクですか?」と尋ねてみた。

「うちのはすべて、シャクヤクなんですよ」と微笑みを浮かべて優しく答えてくれた。

 南側の庭では、赤いツツジの花が咲き、ピンクのなでしこが春風にそよぐ。先ほど教えていただいたシャクヤクが、ここではつぼみを丸くふくらませているのだ。

 西側の庭には、ぼけが緑色の実をつけていたし、右側奥にはグミが赤い実をたわわに付けている。これらの草木が見事に、皐月(さつき)の庭を彩り、見事に演出されているのだ。

 北側の庭には、紫の花菖蒲が咲き、池の中ではピンクの花を水面に持ち上げて可憐に睡蓮が咲く。



●庭のシャクヤクはつぼみでした●.jpg

●庭のシャクヤクはつぼみでした●


●床の間には紫色のクレマチス白いお花は?●.jpg

●床の間には紫色のクレマチス白いお花は?●



 ハーン先生が、池をのぞき込むために、好んでしゃがんでいた、という平たい置き石の付近では、お日様の光のしたで、なにやら時々水面をうごめいている。

 よ〜く目をこらしてみると、それらはオタマジャクシが集まって揺らしていたのだ。わぁ〜、おたまじゃくしだ!と声を出してはしゃいで見ていた。

 すると、茂みから「やかましいわい!!!」と2メートルほどのトカゲさんが、みごとなしっぽの幻影を残して(嘘)、そそくさと縁側の下に消えていった(笑)。

 佐藤はトカゲさんの迷惑をかえりみず、なおも縁側から身を乗り出して池をのぞきこんでいたら、今度は青ガエル君が池に飛び込んだ。

ボチャン!


 そして、すいすいと睡蓮の葉っぱに飛び乗ったのだ。緑色の睡蓮の葉に目が慣れてきたら、他の葉っぱの上にも青ガエル君がいるではないか!!

 さらに、先ほどの石のそばでは、茶色のカエル君が数匹寄り集まって、みんなで唄をうたっていた。ほほう、これはこれは!

 ハーン先生が愛したカエル君たちの子孫ですなぁ、みんな!ヘビ君には十分に気を付けてね。

 もしかしたら、ゾウさんを飲み込むようなBoA、いやボア(うわばみ)がそこら辺を徘徊し、月照寺大亀君を飲み込もうと狙っているやもしれん(そんなアホな)。外来種はいつ紛れ込んでくるかもしれないから、気をつけないといかんです。

 まぁ、今度きたときも元気な姿を見ることができたらいいな〜。さて、佐藤は、ハーン先生宅を十分に楽しんだ後、行きつけの売布神社に向かったのでした。



●池には紫色の花菖蒲●.jpg

●池には紫色の花菖蒲●




 でも、松江は広い。そう、むちゃくちゃ広いのだ。

 デフォルメされた地図にだまされると大変なことになる(笑)。

 事実だから書くが、熊野大社美保神社は言うまでもなく、有名な八重垣神社神魂神社も、駅からすぐ近くにはないのだ。本数もあまりないし、運賃も直前でボン!と上がる。そう、生活用ではなく、観光客用なのだ。

 レンタカーを借りれば、まぁハシゴも可能だが、バスなら乗り換えが大変。時間より早めに来て行ってしまうバスもあるから油断ならない。

 でも、歩いてなら、無茶苦茶遠くて、いくつもいけない。出雲大社には、出雲空港からバスで行っても45分くらい、松江からは車でも1時間近くはかかることに来てから気づく(笑)。出雲大社は松江市ではないのだ。

 まぁ、それに松江駅から宍道湖だって結構歩く。だから、現実的に松江駅から、徒歩で行くことができる神社は、この売布神社白潟天満宮くらいなのだ(それでもそれぞれ1キロくらいは歩く)。だから、松江にきた時は、毎日のようにここにお参りする。



●売布神社では末吉!!●.jpg

●売布神社では末吉!!●



 売布神社の神様は、速秋津比売神(ハヤアキツヒメノカミ)である。そうそう、出雲大社の祓社にもおいでになりますね。そう、穢れを取り除いてくれるありがたい女神様なんですよ〜(ふふふ、祓いきれるかな?)。

 だが、女神様は簡単には大吉を出してはくれない(そうきたか)。このときも、数回チャレンジしたが末吉ばかり(ばかり?複数ですな)。おやおや、残念!



●白潟天満宮でようやく大吉!!!●.jpg

●白潟天満宮でようやく大吉!!!●



 その後は、お役目を果たしたヴィッツ君をお返してから、山陰本線の高架下を、歩き、白潟天満宮へ向かう。ここは神社に無料の駐車場がないのだ。そこらへんがねぇ……。

 さて、近づくと、天満宮の社の後方に太陽が沈もうとしていて、その陽光がまぶしい。この風景が大好きである。ちょうど宍道湖の夕陽スポットが、ほぼ後ろに来るのだ。

 さっそく、今日の無事と明日からの仕事の無事をご祈願し、おみくじはやったね“大吉”!

 こちらのご祭神は、ご存じ少彦名命(スクナヒコノミコト)。やはり何処にいってもこの神様だけは裏切りませんねぇ(さて、どうかな?)。

 とにかく、気分は最高! その後はおきまりのコースをとぼとぼ歩き、宍道湖で夕陽を眺めにいくのだ。何度見ても飽きないし。地元の人間でもなければ、好きな時にみれないからねぇ。



●古都のステーキとワイン、もはや定番!●.jpg

●古都のステーキとワイン、もはや定番!●



●今日も松江の日が暮れる●.jpg

●今日も松江の日が暮れる●



 じゃがしかし、すでに夕方の6時を過ぎているというのに、まだ太陽が高い。だから、行きつけのステーキ屋さん「古都」にて至福の時を過ごしてから、ほほをワインで染めてから、宍道湖畔にたたずんだ。

 おお、他に行くところもないのか? いくつものカップルがたたずんでいた。地元だから毎日宍道湖の夕陽は見れるだろうに(笑)。

 東京は無理そうだが、島根の少子化に歯止めがかかるかな? ではでは!


(ああ、久しぶりの神戸に行きたいなぁ、もう大丈夫だろうし。神戸、こうべ、KOBEのステーキ!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 15:51| 島根 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 見聞録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりですほっとした顔
その節はお世話になりましたほっとした顔
あれから色々行かれてるんですねほっとした顔
 私も某施設で暗中模索してますほっとした顔
 佐藤さんも頑張ってくださいほっとした顔
Posted by 依藤豊景 at 2009年05月30日 20:44
依藤様コメントくださり、ありがとう。
私も張り切っていますよ。
ところで、時代小説を楽しんでいますか。
もしかしたら、それらの書物に暗中模索を打破するヒントが隠れているかも。
ではまた。ご自愛下さい。
Posted by さとうはあまい at 2009年05月31日 14:09
有難うございますほっとした顔
蒲生氏郷になるか、斎藤道三になるか悩んでますが時勢を眺めてその時が来る迄鍛練に励もうと思います。
Posted by 依藤豊景 at 2009年05月31日 22:11
そうですか、すでにヒントとする人物を見つけていると。それは素晴らしい。
いずれにせよ、何をするにも、自分の体が健康であることが一番です。

あなたの素敵な笑顔や、励ましの言葉を楽しみに生活をしている人々がいるようです。
どうぞ、自分の存在価値を大切にして活躍下さい。
Posted by さとうはあまい at 2009年06月01日 20:36
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