2009年03月28日

奮闘記・第431回 訪問介護員/神奈川県

●2009年某月● 神奈川県平塚市・JA教育センター


JA神奈川中央

訪問介護員研修

「介護記録・報告書の書き方」



 このごろ神奈川県へ出張することが多くなった(気がする)。以前は神奈川方面を襲う時は(笑)、横浜界隈の仕事は京浜東北線というローカル線(悪いが事実だ)で出向いていた。

 こちらは乗り換えもなく行けるため、便利は便利だが、時間がかかる。それに通勤時間帯の移動だと座ることはまずできない。

 だから、いつしか湘南新宿ライナー(ほほほ、グリーン車両あり)で、グリーン券を購入して(ホームの機械でSuicaで買うのだ)、ゆったり座っていくようになった、ははは。

 この日も、まず赤羽まで出る。そして大宮へ……は行かないで(笑)、いつものように、Suicaでグリーン券を購入し、湘南新宿ライナーを待つ。やがてお目当ての電車が来た、そして、乗れ……ない、のだ。

 グリーン車両に人が立っている。今まで、どっかの電車が横転するようなトンチキなJR線でも、事実上単線で、ひどい座席の列車で、それをグリーンだと言い張るJR線でも、グリーン車両で立たされたことはない。これは単なる佐藤の経験不足か?

「えっ!グリーン券って座席数を見込んで販売しているんじゃないのか?」

 これでは意味不明。そんな席をグリーンと名乗るんじゃない。佐藤はブツブツいいながら、その電車に乗車せず、次の電車を待った。


「ふん、それにしても通勤でグリーン席とはよい身分だのぉ!」


 自分のことは棚に上げ、怒りまくり。でも、ほんと旅行や出張という感じのお客はあまりいない。いくら安値とじゃいえ、毎日グリーン券の通勤手当が(たとえ片道でも)出る会社はそうはないだろう。さてどういう連中なんだ?

 といいながら、次の電車を待った。いかに混もうと次に電車に乗らないと、研修に間に合わなくない。とにかく、空いてろぉぉぉぉ〜!!!!!

 佐藤の願いもむなしく、ホームに入ってきた電車にも立っている人が多くいた。まぁしゃーない、今おみくじを引いたら、きっと凶が出るに違いない。

 仕方なく立乗りをすべく、でも、まぁ比較的空いていたグリーン車両の2階席通路、中央に仁王立ちとあいなった……。

 次に停まるのは池袋。当然、誰かしら降りるであろう、天下の池袋だからな! 赤い目で、周りの人の動きに目をやった(ターミネーターみたい)。

 ひゃ〜いだ! さっすが、天下の池袋。新宿を凌駕するわが麗しの池袋じゃ!(大げさ)人が降りる、降りる!

 ということで、ようやく席を確保。選挙で票を確保できそうなH幹事長のごとく(注:「細田」幹事長ではありません)、安心。至福の時を過ごせたのでした。ふふふ、グリーン席は座れるものとは限らないのだ。


 さて、次は平塚会場界隈でのことです。
(ここから仕事バージョンですたい!)

 本日は、JA神奈川中央さんの研修です。担当者さんからはタクシーで来るように言われていました。

 運転手さんに「ほほほ、JA教育センターへお願いしますぅ〜」と言って乗り込んだ。

 黙って乗ること10数分。ううん、これがまた結構遠いのです。さて、はじめていくところだから遠く感じたのでありましょうか? どんどん人里から離れていく(気がする)。

 意外に開けている平塚(失礼)で、あの○田のような山々(またまた失礼)が接近する場所、……いや、山そのものに登って行くのだ! まさに○わ○ーる状態じゃないですかぁ!(笑)

 車がタイヤを軋ませ、「タヌキに注意」の看板をしり目に(注意の仕方を教えなさい)、山肌の急斜面をブイブイ登って行く。

(「ええ、こんな山の中にあるの? ここは、○わ○ーるじゃないですよね?」って運転手は知らんよ。) 


 大丈夫かな? 行き先を間違えたんじゃ……。と心配になってきました。しかし、ご安心を(心配してない)。そうそう間違えることはありませんぜ(どうだか?)。

 車は無事JA教育センターに到着!

 確かにこちらで正解でした(当たり前じゃ)。と言いながら、担当者さんの姿を見てホッとしたりもする。

「こんな山の中で驚いたでしょう? ここはねぇ、宿泊研修ができるJAの教育センターなんですよ。でも隔離されちゃうんでいかにも“合宿”って感じがしちゃいますけど(笑)。夜にはどこにも行けないし」と話してくれました(研修中、夜でかけるのもいかがとは思いますが)。

 はいはい、ここまで呼んで頂いて有り難うございます(笑)。さらに、担当者さんの活きのよいお言葉(余談だが、会場の隣りの建物に「和顔愛語」の額があった)。

「多くの参加者は、坂の下にあるバス停から歩いてくるんですよぉ」と明るくのたまうのだ。

 まさに○わ○ーるへ行く時に、山の中腹にある学校に子供たちが歩いて通って行く姿とダブった。若さとは素晴らしいと実感いたしました(笑)。


●み〜つけた!ここにも「和顔愛語」●.jpg

●み〜つけた!ここにも「和顔愛語」●


●開会のあいさつ●.jpg

●開会のあいさつ●


●研究所の仲間も応援している●.jpg

●研究所の仲間も応援している●




■研修で行ったこと
 
 1、平成21年介護報酬改定の動向とヘルパーとしての心構え
 2、記録には何を、どのように書くのか
 3、事例検討



■平成21年度介護報酬改定の動向とヘルパーとしての心構え

 今回の、介護報酬改定の基本的な考え方としては、介護業界は、慢性的に介護従業者の離職率が高く、人材確保が困難である。そこで改善すべく(かどうだか疑わしいが)、昨年の国会で「介護従事者等の人材確保のための処遇改善に関する法律」が成立した。

 こうした状況を受け(たかどうだか)、平成20年10月30日に「介護従事者の処遇改善のための緊急特別対策」として、平成21年度介護報酬改定率を3%にすると決定された。

 訪問介護では、身体介護1が、231単位→254単位へ。生活援助が、208単位→229単位へ。

 サービス提供責任者の労力に着目した評価として、初回加算(新規)200単位/月 緊急時訪問介護加算(新規)100単位/回が着いた。そして、特定事業所加算の算定要件が見直されたことを伝えました。

 特定事業所加算の中では、特に人材要件について解説し、訪問介護員及びサービス提供責任者について、介護職員基礎研修の受講、介護福祉士の資格取得など、段階的なキャリア・アップを推進する観点から、特定事業所加算について要件の見直しを行うのだという前提がある。

 また、人材要件については「介護福祉士資格取得者が30%。または介護福祉士、介護職員基礎研修課程修了者、1級訪問介護員の資格取得者の割合が50%以上」であることが打ち出され、残念ながらこの中では、ヘルパー2級資格取得者が、評価対象から外されていることを説明しました。

 つまり、参加者の方々で、ヘルパー2級資格取得者の方々は、次のステップを目指す必要があるのだと解説しました。

 皆さんの中から、「舛添厚生労働大臣が、介護職の給料が2万円はアップするといったので(給料が)上がるのではないのですか?」との質問も頂いた。舛添大臣がどう計算なさったか、ただの勘違いなのか、全く現状を知らないのかは知りませんが、そんなことは現状では難しいでしょう。

 舛添大臣! 誰にそう言われたのかは知りませんが、もっとしっかりしてください。日本の介護がピンチなんですよ。ここであなたの責任は重大なんです!

 いかん、興奮してしまいました。まぁ、あの方なりに頑張っているのかもしれませんが、自分の考えで改革をやれない大臣に何を言っても無駄かもしれませんね。

 とにかく、まずは加算要件をクリアする。事業所加算を申請し、加算をいただく。さすれば、収入も増えて従業者の処遇の改善は可能である、そんな見通しがあることを重ねて伝えました。




■記録には何を、どのように書くのか

 皆さんが、「実際に活用している介護記録」を用いて解説しました。記録には、サービス内容(ヘルパーがおこなった行動の記録)介護記録(ヘルパーが利用者とかかわって見たこと・考えたこと・事実・観察記録等)があることを伝えました。



■事例検討

 こちらは、事前に事務局から実際の記録を提供して頂きました。同じ事例を3グループに分割。それぞれのグループに、不適切な記録内容を正しい記録に書き変えて頂きました。

 皆さんは、自分だったら、こうは書かない、この文章ではわからない、などと言いたい放題(笑)。でも、それはいいこと。盛んに議論をしてよいのです。

 そして、最後にグループごとの発表。同じ事例を用いても、物事の捉え方や、考え方の違いから、違った文面ができ、さらに、ケアの手順までが違ってしまいました(笑)。

 さすがに、皆さんもこれには爆笑。まぁ。事例検討では、笑いがあって良いのです。

 皆さんは、事例検討を通して、記録は、介護計画ケア手順に沿って記載することが必要であること、ヘルパーの主体的な気持ちを入れてしまうと客観的な判断ができにくくなること、何よりも、時系列に書く必要があることなどを学ぶことができたのではないでしょうか。

 これからも、ぜひぜひ、スキルアップを重ねて、素晴らしい介護を展開していってくださいませ! 必要であれば、また研修を手伝いますよ。ではでは!


●グループに溶け込む●.jpg

●グループに溶け込む●


●発表するのはどきどきするよ●.jpg

●発表するのはどきどきするよ●


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●同じ内容でも答えはちがう●


(それにしてもあのグリーン車はなんだ!でもまた乗るんだけど(笑)To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 17:29| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 訪問介護員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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