2009年02月24日

奮闘記・第415回 ケアマネ/島根県

●2009年1月28日● 島根県浜田市・いわみ〜る


島根県社会福祉協議会 福祉人材センター

介護支援専門員実務研修・更新研修

(3日目)



 前回のブログ更新から、すっかり間が開きました。もう季節は真夏(嘘)。まだまだ寒いです、皆様ご自愛くだされ。といつつ話は浜田の研修にもどります。本日はいよいよ研修最終日、居宅サービス計画を作成します。


【研修で行ったこと】
 
 1、生活目標を実現するためのサービス資源の活用方法(講義)

 2、介護サービス計画の意義と目的(講義)

 3、解決すべき条件を導く思考プロセス(講義)

 4、帳票類の説明・居宅サービス計画書の記入方法(演習)

 5、居宅サービス作成演習(演習)



 まずは、テキストを使って、フォーマルなサービス、インフォーマルなサービスの活用方法についての講義から。

 さらに、解決すべき条件を導く、“思考プロセス”では、ひとつひとつの課題に沿って解説をしていきました。

 その後、実際の「居宅サービス計画」の様式を活用し、『四訂 居宅サービス計画書作成の手引』(長寿社会開発センター)をときには参照しながら、該当項目に文字を書き込んで頂きました。



●個別にアドバイス(山ア氏)●.jpg

●個別にアドバイス(山ア氏)●


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●個別にアドバイス(佐藤)●



 11:00から、ファシリテーター・山ア氏も加わり、いよいよ、居宅サービス計画作成演習のスタートです。

 まずは、個人で作成に挑戦! とはいえ、1人って不安だよねぇ。だから、ついつい、テキストに頼りたくなってしまう。

 佐藤や、山ア氏が近くに寄っただけで「わからない!」と不安な声をもらす方もいる。ふう、かわいそうに(笑)。

 よくよくみると、皆さんは、テキストの中にあるEさん事例から何かを見つけ出そうとしている。う〜ん、それでは無理、無理!

 昨日の演習で、皆さんはEさんご夫婦から、様々な必要情報を得ています。つまり、すでに皆さんの机の上には、文字のぎっしり詰まったペーパーの中に情報として存在しているのです。

 そこで佐藤は、皆さんが作成する「居宅サービス計画」は、もはやテキストに出てくるEさんではない、昨日みんなで情報収集をしたEさんなのだ、と。もし、情報が足りなければ、Eさん(役の方)に尋ねてみるできであることを伝えました。

 このアナウンスが、結構皆さんの緊張をとくカギとなりました。会場からは安堵のため息が聞こえました。ふう、かわいそうに(笑)。

 そうそう、実際に計画を作成する時も、利用者さんとかかわりながら、作成してゆくのですからねぇ。“利用者不在”の情報収集はありえないでしょう(笑)。やるなら、他者とのかかわりを十分に楽しんでやって頂きたいものです。

 佐藤も、山ア氏も皆さんの書きあげている内容を、そばに付き添い、適宜アドバイスをしました。時間経過とともに、皆さん素晴らしい計画を作成させていきましたね。



●さてさて、どうしましょう?●.jpg

●さてさて、どうしましょう?●


●熱い!サポートが凄い!●.jpg

●熱い!サポートが凄い!●



 次に、各グループ内で、自分達が作成した「居宅サービス計画」を披露。その後、グループで、“わがグループの居宅サービス計画”をまとめ、模造紙に書き上げました。

 それぞれのグループが、「個性ある居宅サービス計画」を作り上げました。たまたま、サービス内容に「通院介助」が上がり、サービス種別が訪問介護を上げたグループがいました。


●その人らしい居宅サービス計画ができた●.jpg

●その人らしい居宅サービス計画ができた●


●現場では課長さんとして指揮をとる実力者だ●.jpg

●現場では課長さんとして指揮をとる実力者だ●



 おっとぉ! 実は、このサービス、結構制限が厳しくなっているのです。このような内容は地域差もあり、各地域の現役ケアマネの意見は非常に貴重。だから、山ア氏に聞いてみました(笑)。

 “通院介助”のサービスは、訪問介護にオーダーはできるか、できないか。山ア氏が担当する浜田地域での、適応パターンや不適切パターンについて、熱く語ってくれました。 また、この演習を通して、こんなことを伝えに来てくれた参加者の方もいました。



●Eさん役の方、自らで計画書を持つ(笑)●.jpg

●Eさん役の方、自らで計画書を持つ(笑)●



「自分は利用者の妻役を演じましたが、その時、介護支援専門員が“介護負担の軽減”という言葉をたくさん使って説明してくれました。

 でも、(役の上ではあるが)自分はEさんの妻であり、Eさんのことを大切にしたいと思っているのです。

 だから、“介護負担”という言葉を聞いた時、じゃ「(介護を)してあげたいという気持ち」は、どのように整理すればよいのか? それがわからない、ほんとうに不思議な気持ちでした。

 そこに介護負担という言葉を聞いても、素直に受け入れることができない自分がいたのですよ」と。



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●みんなが理解可能な計画書となる●



 はいはい、そうでしょう、そうでしょう。

 私達、援助者側は、介護という場面で、自己解釈や一方的な表現をたくさん作り、使ってきました。「体位交換」などと“モノ扱い”していることもあります(いま多くは「体位変換」とするようです)。

 いつ自分が、やがて自分が“される側に”なるかも考えずに、利用者側の方々が読むに堪えない、時に赤面したり、傷ついたり、憤ったりするような表現を多く使ってきました。

 だからこそ、「居宅サービス計画」は、介護者側だけが“共通理解できる”言語ではなく、妻が「大変だけど、お父さんのめんどうは見てあげたい」という気持ち。

 本人が「妻に迷惑かけてしまうが、オレは妻に(めんどうを)みてもらいたい」というこの気持ち。これらの気持ちを言葉として大切に取り扱い、「居宅サービス計画」に反映させて、記載していきましょう。

 さて、皆さんには「居宅サービス計画作成」の課題が出されていますね。ご自愛しつつ、張り切って作成してくださいませ!



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●生涯学習に参加者の作品展がやってた●


(浜田のアクアスのペンギン館は楽しみじゃ!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 10:56| 島根 ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして!
通りすがりにお邪魔させて頂きました^^
宜しければ私のところにも遊びに来てくださいね〜^^
応援ポチポチ! それでは失礼します^^
Posted by @音三昧 at 2009年02月25日 15:27
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