2009年01月14日

奮闘記・第396回 訪問介護員/宮崎県

●2008年12月16日● 宮崎県宮崎市


宮崎県社会福祉協議会
宮崎県老人福祉サービス協議会

訪問介護事業所における効率的・効果的な記録とは

〜“生きた記録”を書けるようになるコツをつかむ 『訪問介護・編』〜



 昨日に引き続き会場はJA・AZMホールです。ここは昨日、間違えて行ったから大丈夫(笑)。

 参加者の中には、佐藤が3年前に宮崎に来た時に講義を聴かれた方がいらして、「再会できるのを楽しみにしていた」という声をかけて頂いた。これは感激です。

 今回の一連の研修会を通して、介護支援専門員にはケアマネジメントで求められる記録、特にアセスメントの記録方法と、他職種との連携したことを残す行動の記録方法を伝えました。また、通所介護職員には、利用者とのかかわり方と、対人援助(していること)記録の方法を伝えました。

 今日は、訪問介護事業所で、働いている方々を対象に研修を展開します。

 そこで、今回本資料のほかに、拙著『よくわかり、すぐ使える 訪問介護計画書のつくりかた』(日本医療企画・刊)もあわせて活用させて頂いた。

 初めに、訪問介護事業所の管理者、およびサービス提供責任者に求められる責務について、指定基準を用いての解説から入りました。

 さらに、管理者には管理台帳の必要性を。サービス提供責任者には、「サービス提供責任者」の行動記録の重要性を。そして、介護員には自分達のしている援助を逐語文で記載するように記入方法を解説しました。



【研修で行ったこと】

■訪問介護に求められる記録の解説
 
 1、指定基準にある「管理者、サービス提供責任者の責務」を理解
   する。

 2、訪問介護事業所に必要な帳票類と記録方法を理解する。

 3、サービス提供責任者記録(経過記録)の重要性および活用方法
   を理解する(サービスの情報公表制度にも好影響)。

 4、訪問介護員の記録は、「対人援助行為」を記録する。
 
 5、効果的な記録を残すためには、自分の物事の見方や、捉え方、
   考え方、行動の仕方を理解する。



■サービス提供責任者の行動記録を効率よく残す
 
 1、管理者は、従業者を管理する。すなわちサービス提供責任者の
   業務管理をしなければならない。

 2、利用者ごとにサービス提供責任者記録(経過記録)を作成する。

 3、サービス提供責任者は他職種協同(連携)の記録を経過記録に
   残す。

 4、ヘルパーさんには、利用者ごとの、どのような記録内容を望ん
   でいるのかを具体的に知らせる。

 5、「自己理解・他者理解」を深め、ひとにはそれぞれ、物事の見
   方や、考え方、捕らえ方に違いがあることを理解し直す。その
   上で、積極的に「相談援助」を行う。

 6、一人ひとりが、持っている価値観や道徳規範には違いが合って
   当然。互いの価値観の違い等の理解をふかめ、介護の専門家と
   してアセスメント記録を残すよう、心がける。


●自分達のしていることを考える●.jpg

●自分達のしていることを考える●


●自分のことを表現するのは照れくさいぞ〜●.jpg

●自分のことを表現するのは照れくさいぞ〜●


●見たまま・感じたままを書いてみる●.jpg

●見たまま・感じたままを書いてみる●


 後半は、件の動画「洗濯物を干す事例」を活用して、ヘルパーの援助の実際を見て頂きました。そして、ワークシートを活用して、ヘルパーさんのしていることはどのようなことなのかを文章化してみました。

「コーヒーの入れ方」や「洗濯物を干す手順」を文章化していく演習作業を通して、いつしか皆さんは、文章を作ることに目覚め(笑)、動画を見て作った文章は素晴らしかった。

 その結果、皆さん、訪問介護計画は、利用者との約束事を示すものであり、指示書は訪問介護員への“行動の道しるべ”であることを理解されたようですね。


●会場からの風景・駐車場も広い!●.jpg

●会場からの風景・駐車場も広い!●


●動画についての補足・解説をする●.jpg

●動画についての補足・解説をする●




【まとめとして、全てのサービスでの共通項】

■より良い記録を残すためには  

 1、自分の書いた記録を読み返す。
   自分のしたこと、伝えたいことが、他者に理解できるような
   文章で記載できているかを点検しましょう。

 2、他者の書いた記録を読む。
   他者の書いた記録内容が理解できない時には、どこが、どの
   ように、理解できないのか具体的に尋ねてみましょう。
   そして、どのような書き方をすれば、理解できるのかをお互     いに考えてゆきましょう。

 3、管理者や、サービス提供責任者は、時に記録の文章を校正して
   みる。自分達が求めている記録であれば、その見本を掲示す     ることも必要なのです。

 4、よりよい記録を求めて繰り返して研修を怠らない。


 
 研修で鍛えた力は、自分も利用者も裏切りません。プロとしての修練はいかなる職業であっても怠ることはできません。アマチュアなら頑張りを求めることはできませんが、プロなら当然。より高いレベルを求めてお互い頑張りましょう! 

 皆さんに、またお会いできると嬉しいです。いくら気候が温暖でも冬は冬、寒さに気をつけご自愛ください。今年もお元気で!!


●事務局の方々もお疲れ様です、そして有り難うございました!●.jpg

●事務局の方々もお疲れ様です、そして有り難うございました!●



【やっとブログも謹賀新年!】

 といいながら、2008年は暮れて行き、このブログも寒い2009年が明けました。おめでと〜! やっとですよぉぉぉ(笑)。

 佐藤は、昨年の12月16日の研修後、東京へ戻りました。その研修中に参加者の方から、JAさんのジュースは美味い、という情報をゲットした。

 もちろん、飲んで確認後、売店でジュースを宅配してくれる(ここのお姉さんがまた美人だぁ!)というので“宮崎県農協果汁サンA 日向夏ドリンク”を2ダース購入しました、ほほほ(宣伝してどうすんだ)。

 ううん、でも、もしや酸っぱいのかな?と思いきゃ、これがどうして飲みやすい! わが家でもすぐはけました。しばらくではありましたが美味しいドリンクを堪能し、宮崎の余韻を楽しみました。

 食べ物が美味しいと懐かしくなるから不思議(笑)。また、今年も宮崎に来れたらいいな〜! ではでは!


(2008年の項、完了!2009年もTo Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 18:00| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 訪問介護員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック