2008年12月26日

奮闘記・第385回 その他/島根県

●2008年12月3日● 島根県出雲市・出雲市民会館


島根県社会福祉協議会

市町村社協相談・支援センター

相談員等研修会



 島根県社会福祉協議会さんによれば、民生委員・児童委員や市町村社協等が行う相談所の相談員は、地域住民の生活上の問題や不安、悩みなどの様々な相談や苦情を日々受け止める業務をしているという。

 また、近年、社会の多様な変化の中で、地域住民の安心・安全を守ることや、生活上困難をかかえる家庭への支援は、地域社会全体で行うことが必要とされる。そのため、ここでも、相談事業への期待が高まってくるのだ。

 これらのことを踏まえて、民生委員・児童委員。相談業務を担当する相談員や、社会福祉協議会の職員が、日常の相談業務を行ううえで、コミュニケーションのとり方や傾聴の基本的な知識・技能等をめざすことができるように、さらにそれぞれの資質の向上を目指すこと目的として、この研修会を開催しました。

 この研修は二部形式で行われた。


 一部は、島根県大学法文学部准教授の加川充浩氏(市町村社会福祉協議会における相談・支援体制整備検討委員会委員長)から、市町村社会福祉協議会総合相談・支援センターについての講義(基調説明)がありました。

 二部は、佐藤。「相談援助技術の基礎知識 自己理解・他者理解〜ロールプレイを通して、相談援助(対人援助)技術を学ぶ〜」と題して講義演習を行いました。

 会場には、ベテランの民生委員の方や、児童委員の方が集まっておられました。まずは、対人援助者に必要な基礎能力ということで自己理解・他者理解をして頂きました。


●相談員研修がスタート!で、これは何?●.jpg

●相談員研修がスタート!で、これは何?●


●会場から見える風景、出雲ドームが!!●.jpg

●会場から見える風景、出雲ドームが!!●


 他者理解では、子供の頃の楽しかった事柄をお互いに語り合って頂き、語り合った他者に対して、


 「あなたは、このような人にみえた

 
 と伝え合って頂きました。皆さん、やはり、この時に自分の思い描いたイメージを素直に他者に伝え合う、ということは照れくさい。

 相手が自分に対して抱いたイメージを、相手から受け取る時には素直に受け取ることは照れくさいと思ったようですね。

 これこそが、「相談援助」の難しいところなのです。


●相談開始!他者に見られて緊張する!!●.jpg

●相談開始!他者に見られて緊張する!!●


●みんなで応援だぁ〜●.jpg

●みんなで応援だぁ〜●


 相談員は、相談を受けながら様々な事を感じています。感じたことを素直に表現できる時と、「こんなことは言わなくてもわかってほしい」と思うこともあるのです。

 すると、そのことを相談者に言わずにすませてしまう場合もあるかも知れない。

 だから、相談員は自分のしていることを常に客観的に捉えている能力が必要。また、自分と他者は同じではないという観点をつかんで頂くために、価値観の違いなどについて演習をまじえて解説していきました。

 後半は、質問技法について解説。その後、ロールプレイをして頂きました。皆さんは他者の前で演習とはいえ、「相談援助」業務をしたので、かなり緊張された様子ですね。

 相談員役・利用者役に分かれて、それぞれの発する言葉をメンバーに記録をして頂き、相談援助で発した言葉を振り返って頂きました。


●ロールプレイを繰り返す●.jpg

●ロールプレイを繰り返す●


●事務局の方も興味津々●.jpg

●事務局の方も興味津々●


 佐藤は、その間に、各グループにお邪魔して、このような対応をしても良いのではないかとアドバイスをしました。

 最後に、佐藤は例の“良寛さん”の「和顔愛語」についてふれ、皆さんの思いやりや優しさから、相談援助をしていて感じた言葉は素直に援助者にかけて欲しいと伝えました。

 これにて研修は終了。相談援助は、何よりも相談員さんの健康が第一です。どうぞ、ご自愛しながらご活躍くださいませ!


(この項は終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 15:31| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック