2008年11月29日

奮闘記・第368回 訪問介護員/新潟県

●2008年11月13日● 新潟県新潟市・新潟ユニゾンプラザ


新潟県ホームヘルパー協議会

平成20年度

新潟県訪問介護員資質向上等推進事業

訪問介護計画作成・展開研修

(3日目)



 佐藤は、なるべく地方へ行ったら、その地域にある神社へお参りに行くことにしています。だから、ここ、新潟市なら新潟総鎮守白山神社へ行ってきました。

 タクシーの運転手さんに「朝から、神社ですか?」ときかれたので、「仕事にきたので、その前にご挨拶です」というと、「それはそれは、素晴らしい!」と感心され、話のなりゆき上(?)、神社で待っていてくださりました。

 早朝の白山神社には、地域の方が入れ替わりに、朝のお参りにいらしていました。また、可愛らしい巫女さんは、せっせと拝殿内を清めていました。


●早朝の白山神社へお参り●.jpg

●早朝の白山神社へお参り●


 このような風情に朝から、遭遇できるのはこちらも清々しくなるというもの(昼間にやるのはあまりないが)。おみくじは恒例の引きなおし「大吉でした(笑)。

 さて、本日は、対人援助のかなめとなる、相談援助技術について、バイステイックの7つの原則を解説。

 皆さんは、すでに、初日に自己理解・他者理解の研修で、エゴグラム(パーソナリティ)ストローク(他者とのかかわり方)を認識され、自分の価値観と、他者の価値観は必ずしも同じではないということを十分に気づかれました。いや、もともとわかっていたのでしょう。

 だから、原則である個別性の原則や、感情の表出、統制された情緒的関与、受容などは難なく理解できたようです。

 しかし、非審判的態度をつらぬくことは難しい。だから、ヘビとゾウさん(へへん)を活用して、いかに、自分の物事の見方や捉え方が、不安定であるのかを体験して頂きました。


●新たなグッズが登場!これは……?●.jpg

●新たなグッズが登場!これは……?●


●新潟ユニゾンプラザでランチ!●.jpg

●新潟ユニゾンプラザでランチ!●


 この時に、佐藤が伝えたかったことは、私達は援助をしている人々から「どうしたらよいだろうか?」と相談をされると、この「なんだろう?」クイズと同じように、ついつい「ああではないか?」「こうではないか?」「ああすればいい」「こうすればいい」などとと答えてしまいたくなる、ということ。

 また、このように相談内容に対して答えたくなった時には、もう、「非審判的態度」が崩れてしまい、「一方的に決めつけた」対応の仕方になってしまっている可能性があるということです。

 そして、非審判的態度を貫くために、相手が「どうしたらいいのか?」と悩んでいる時には、解決の方法をいくつか提案する。そして本人に「(あなたは)どうしたらいいと思うのか?」を改めて考えて頂く。そして答えを選択して頂くわけです。

 そのために、援助は利用者が選択できるツールを沢山ポケットにしまっている必要があるのですよ。

 時として、ヘルパーさんのこの「ポケット」には、ヘルパーの専門的な視点だけではなく、医療や、介護保険制度についての内容も入っている必要があるでしょう。

 ですから、これからも、様々な事柄に興味を持って、常にポケットを一杯にしておきましょう(笑)。


●研修は楽しく、有意義でなければならない●.jpg

●研修は楽しく、有意義でなければならない●


 さて、ここからは、各グループ内で作成してきた事例検討を始めます。その前に事例検討の手法を学ぶ意味もこめて、提出事例から佐藤が前もって選抜していた「介護予防の訪問介護計画」の事例検討を全体でおこないました。


【事例検討の仕方】

 @発表者が発表する。
 A質問を溜め込む。
 B質問に答える。
 C更に質問を受け・質問を溜め込む。
 D質問に答える。
 E同じような事例を持っている方から、改善策の提案を受ける。
 F事例提供者が、気づきを伝えて終了する。



 佐藤は、訪問介護計画書の内容について、事例検討をしたつもりでしたが、皆さんから出される質問はケアプランの内容が多い(苦笑)。

 これは無理のないことかもしれない。なぜならば、皆さんは介護予防ケアプランの作成方法を知る由がないのですから。


●事例検討がはじまった、発表者をはげます●.jpg

●事例検討がはじまった、発表者をはげます●


 そこで、佐藤は、「介護予防ケアプラン」の作成方法について解説しました。そして、訪問介護計画書は、予防給付でも、介護予防でも、その内容には大差がないことを解説。

 利用者・家族等の「できること・できないこと」を明確にして、ヘルパーの具体的な援助を文章化すればよいということを解説したのです。

 介護予防の事例提供者は、皆さんの質問を受けながら、基本情報やアセスメント用紙に書いた内容で不足している情報があったことに気づくことが出来たようでした。


●介護予防ケアプランを興味深く見つめる●.jpg

●介護予防ケアプランを興味深く見つめる●


 それと同時に、参加者1人ひとりが訪問介護のアセスメントの重要性に気がつくことができたように見えました。皆さんはどう受けとめてくれたでしょうかね。

 この後は、各グループ内でそれぞれの事例について検討をスタート。皆さんは熱心に事例検討をしながらも、ときに、事例検討から脱線した話題で賑やかだった場面もありました。

 いやはや、そのような行為が多少あっても良いのです。多少ですが(笑)。これも必要なことなのです。佐藤は、皆さんの積極的な議論を頼もしく見ておりました。ではでは!


●今夜の夕食は牡蠣グラタン、ワインもあり!●.jpg

●今夜の夕食は牡蠣グラタン、ワインもあり!●


(新潟の天気は予想が難しいが研修は続く!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 21:45| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 訪問介護員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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