紅葉にけむる上州路 (その4)
〜深まる秋を満喫する〜
佐藤は、研修終了後にゆるゆる、群馬の名峰・榛名山を目指しました。お目当ては、そう榛名神社です。前回こちらに来た時には寒い、寒くて死にそうな気温でした。
また、天気も薄暗く、暗い空の下、榛名湖は全面凍結していました。参拝客も少なめで、いかにも修験道の山っちゅう感じでしたね。ははは。
山道をうにうにと登っていくと、いろとりどりの紅葉に囲まれた榛名湖が見えてきました。今日の榛名富士は湖にその姿を映して佐藤を歓迎してくれました(笑)。
前回は。もやでけぶってよくわからなかった。あれかな?って感じ。もちろん、イメージが悪いのではない、厳しい、いかにも修験道の山という感じだったのだ。
天気もまぁまぁ、紅葉は見どころぎりぎり。となると榛名神社に参拝する前にこの景色を堪能したいというもの。でも本日は紅葉見学の最終コーナーぐらい。湖畔には紅葉を見にきた観光客でいっぱい。
いくら名所でも、さすがに東京から群馬まで、見に来る人は少ないだろうから、群馬のナンバーをつけた地元の車でてんこ盛り。
そこで、なんとか、その喧騒からやや離れた、でも景色がよいスポットにあるカフェテラス・エヴァに入りました。
●うしろが榛名富士、まさに富士山そっくり!●
【カフェテラス・エヴァ】
とにかく、ここに来るまで結構かかってお腹がすきまくり。何を食べてもうまいに違いない。
佐藤が注文したのは「トンカツ定食」。まぁとにかく、早く出来れば味などはこの際、気にしない。時間があまりないのだ。
一般的に、こういうタイプのお店は、味はともかく(失礼)、出来は早そうだ(たぶんできあいが多いからだろう)、まぁあの車の混み方をみると、帰りもめちゃくちゃ混むかもしれないから、とにかく早く、だ。
早く、早く、早く、早く、早く、早くぅぅぅ〜、と念仏のように唱えながら、窓越しには榛名富士が榛名湖に映り最高の景色でありました。それらをしばらく眺めつつ、ご飯がでてくるのをおとなしく待ちました。
(待つ)
長い。
15分過ぎても、20分過ぎても出てこないのだ。
お? 飯が炊ける匂いがする……。
ん? カツを揚げる音がする……。
へ? キャベツを切る音が……。
ここ、マジで作ってますよ、はい。
そうですか、そうですか。注文を聞いてからつくってくださっているのですねぇ。地方にある良心的で、まともなお店じゃないですか! 時間がかかってもしゃないか…。
こりゃ困った……。
「まだですか?」とも聞くに聞けないし、「いい加減でいいですから早く!」と言えない。なにしろ、お店の人が厨房で格闘中なのだ。
しゃーないな。ふふふ、持久戦じゃ、どうにかなるわい!と腰をすえて待つことにした。というかそれしかやりょうもない。
キュルキュルなくお腹の虫も、あきらめて鳴かなくなったころ、ようやくきましたぜ。見事なトンカツが!
これがまた、大層なボリュームなのだ。しかも、できたてホヤホヤです。口にほうばると、熱いこと、熱いこと。
●30分間待つのだぞ(?)カフェテラス・エヴァの昼食●
ひゃぁ、ひぃ、ふぅ、へぇ、ほぉ〜という感じで口のなかでカツを転がしながら、喉の奥へ送り込んだのでした(笑)。
かなり待ちましたが、これだけの満足度が高ければ、有り難いと思うしかない。ご馳走様でした!
さて、待っている間に、ガイドブックを眺めていたら、近くに竹久夢二先生のアトリエが近くにあるということを発見!
早速、ヴィッツ君に乗り込み行って見ました。竹久夢二先生のアトリエは湖畔の宿記念公園の一角にありました。
●店内にあった夢二ギャラリーmap、地元情報は活用せねば●
【竹久夢二アトリエ】
アトリエの近くにあった「竹久夢二アトリエご案内」によると、竹久夢二先生は、明治17年に岡山県邑久郡本庄村(現在の邑久町)に生まれました。
その豊かな才能を詩や絵画などの分野に発揮して、明治末期から昭和初期にかけて「大正ロマンの夢二」として、多くの人に愛好されてきたということです。
晩年は、榛名湖の風光にひかれ、昭和5年地域に根ざした美術工芸品を創作することにより、榛名の産業の振興を図ろうと「榛名山産業美術研究所」の設立構想を発表。榛名湖畔にアトリエ(山荘)を建設したのだそうです。
そして、現在のこの建物は、当時、夢二先生が建設したアトリエ(山荘)を現存する資料をもとに復元したものなんだそうです。
そうですか、そうですか。復元されたものでしたか。まぁ、なんでもいいです。とくに反論もない(笑)。
だから、アトリエには、絵の具や画材のようなものはなくただの山荘だったわけですね。もう、なんでもいいです(笑)。
佐藤は、司馬遼太郎先生のご自宅や、開高健先生のご自宅のようなアトリエを思い描いていただけに、ちょっとがっかり。2階にあった座敷に遠慮がちに上がらせて頂きました。なんだかなぁ。
しかし、竹久夢二先生が思い描いた、産業の振興に関しては、竹久夢二記念館は伊香保温泉にありますし(混んでいて車が置けないが)、それを目当ての観光客もきているわけですので、先生の構想はいまだにいき続けているのではないかな。とりあえず素晴らしい!
●座敷わらしではないぞ(笑)〜夢二先生アトリエ2階にて〜●
ということで、本番の榛名神社をめざし、車は山中へ入ってゆきます。最後の参道を抜けて駐車場に入った。
しかし、なんてこったい満車でっせ! まぁ人気があるということは良いのですが。そこで、榛名歴史民俗資料館の駐車場に置かせて頂きました(榛名神社参拝の方もご利用くださいと書いてあった)。
●賑わう、榛名神社門前、晩秋に着膨れ!●
【上野国六の宮・榛名神社】
榛名神社の参道は、榛名川に沿って、なだらかな傾斜を保ちながらの坂道になっています。参拝というよりは、まさしく登山というのがふさわしい。
前回来たときには、長く、急な道を、曇天の下、大変な思いで登ったという記憶がある。だから、今回は「大変だろうなぁ」という覚悟があった。
人間というものは不思議なもので、「大変だ」と覚悟があると、その大変さをあまり感じないらしい。
というか楽々、短時間で行って帰ってこれたのです。天気も、紅葉に挟まれた道を歩くというシチュエーションのおかげかもしれない。
だから、はぁはぁ、息をあらげつつ、双龍門の下にたどり着いたときには、あれっ?もうついたのと思ったぐらいでした(笑)。双龍門の階段を登り、拝殿前についた。
岸壁の壁からそびえ立つ拝殿は前回と変わらず、それは、それは見事なものでありました。参拝者も多く、今回は修験道の山という感じはせず、かなり明るい感じがしました。
この感激は、再び来たことへの贈り物なのかもしれない。早速参拝した。どうぞ、来年も元気でここまでくることができますように。お導きくださいませ!と。
おみくじは吉。まぁよしとしましょう(笑)。帰り道は、周りの紅葉を楽しむゆとりもでて、「うわぁ〜見事なもみじ!」と叫びつつ、下ってきたのでありました。
●感激のご褒美! 神社拝殿だぁ●
●絶景とはまさにこのこと!●
やあやあ、次ぎの、次ぎの日(次の日でないのが悲しい)。あちこち痛くて困りました。はははは。
詳しくは書くスペースがなく申し訳ないが、榛名神社参拝時に、駐車場をお借りした榛名歴史民俗資料館も見て楽しみました。
見た目の外観よりも館内は広く、興味深い歴史資料が展示されていました。皆さんもお時間がありましたら参拝の前後にでも見て行かれるとよろしいですよ。
榛名神社はもちろん、榛名の町や山々への愛情が深まりますよぉ。せっかくここに来たんだから、たくさん好きになりましょうよ! ではでは!!
(といいつつも群馬の道路の流れはよめないなぁ〜前橋あたりで文化圏が変わっちゃう気がするし、の項終わり!To Be Continued!!)


竹久夢二のアトリエにもそのときに行ったんですが、期待したのとは違っていたのを覚えてますね〜☆先生もそうだったりしましたか?
竹下夢二先生のアトリエは、期待をしていただけに「あれっ」と思いましたよ(笑)
そろそろ、美佳さんの周りでは雪が降ったかもしれませんね。どうぞ、風邪などひかぬよう、あたたかくして過ごしてくださいませ。