2008年11月07日

奮闘記・第352回 ケアマネ/島根県

●2008年10月16日● 島根県浜田市・いわみーる


社会福祉法人島根県社会福祉協議会

島根県福祉人材センター

平成20年度

介護支援専門員実務経験者基礎研修

3日目



【ケアプラン点検演習「他者の事例から学ぶ」】
 午前中は、サービス担当者会議の開催方法についての、自分達がしている手法を振り返りました。

 まずは、自分で考え、次に各グループで話し合いました。施設ケアマネのグループでは、自分が、介護支援専門員になる前から、日常的にケアカンファレンスが開催されています。

 そのため、ケア会議の開催方法が常態化(システム化)されているのが普通。だから、自分が担当になった時に、そのシステムの不具合いに気づいて変革しようとしても、なかなかできないのです。

 そこで、グループワーク時に、具体的にどのようにすれば良いのかを佐藤の経験からアドバイスしました。


●グループ討議を発表●.jpg

●グループ討議を発表●


●質問をため込む●.jpg

●質問をため込む●



■施設でのケアカンファレンスの手順
(1)ケアカンファレンスの日程調整
  モニタリング(現状把握、再アセスメントが同時進行することも
  ある。)
  新規の場合は、アセスメント結果から施設サービス計画の原案を
  作成する(相談員とも相談)。
  モニタリングをもとに、ケアカンファレンスの必要性を吟味。
  相談員、Dr、利用者(家族)など、ケアカンファレンスの日程に
  ついて調整を行う(依頼文なども有効)。

(2)関係機関へモニタリング(アセスメント)を要請
  看護師・PT(OT・ST)・栄養師・介護職等の、各担当の個別援助
  計画が現状に適合しているかを検討してもらう。

(3)事前の情報収集
  相談員やDrを含めた、関係機関から情報を収集する。

(4)サービス担当者会議の検討内容を吟味し、検討事項をまとめる
  自分のモニタリング結果を含め、各担当者から集めた情報を整理   し、ケア会議での、検討事項(協議事項・確認事項)をまとめる。
  集めた情報から、施設サービス計画の修正を行う。

(5)レジメを提供
  サービス担当者会議のレジメ(ケア会議シート)に検討内容をま
  とめ担当者に配布しておく。

(6)ケアカンファレンスの開催
  ケアカンファレンス上では、利用者サイドに寄り添い、利用者
  (家族)の緊張をほどく。参加者を紹介する。開催手順を説明
  する。(現状報告・質疑応答・質問はため込み、後に担当者に
  答えて頂くことを伝える。)
  検討事項を読み上げる各担当者からの現状報告その都度、利用
  者(家族)の同意を得る質問をため込む(出てこないときには、
  重要な部分を再確認する)。質問に対して担当者に答えて頂く。
  利用者(家族)に同意を求める。参加者全員に同意を求めるケ
  アカンファレンスの終了を伝え、労をにぎらう。

(7)支援経過・ケアカンファレンスまとめ
  支援経過・ケアカンファレンスの内容をまとめる。参加できな
  かった人々に結果を文書にて伝える。


 地域包括支援センターや、居宅介護支援事業では概ね、サービス担当者会議の開催手順(上記の手順)によってサービス担当者会議が開催されていたようです。


●事例の大いそぎで整理●.jpg

●事例の大いそぎで整理●




■確認事項
 ・主治医との連携。利用者とのかかわりがスタートした時に、自
  分が担当者になったことを伝える。情報収集を得る。
 ・居宅サービス計画(原案)は必ず作成して担当者に渡す(主治
  医にも)。
 ・サービス担当者に個別援助計画(案)の提出をお願いする。
 ・サービス提供責任者と利用者のことばの橋渡しをする。
 ・同意を得る。
 ・支援経過記録に残す。


 午後からは、昨日に引き続き事前に提出していただいた事例の中から、佐藤が選抜した事例について、みんなで検討しました。

 1つは、施設サービス計画についての事例でした。事例提出者は、現在、介護支援専門員の職には就いていませんが、自己研鑽のために参加をされていました。


●グループの代表として質問●.jpg

●グループの代表として質問●


 この方の事例は、サービス内容が非常に丁寧に記載されていました。これによって利用者が自分で、受けられる援助を、具体的に理解出来るのです。

 皆さんは、この事例検討を通して、利用者に理解できる短期目標の表現の仕方にヒントを得られたようですね。

 もう1つは、居宅サービス計画の事例でした。この事例提供者は、主治医との連携に悩みを抱えていました。でも、検討後、参加者からの同等の体験談を聞くことにより、主治医との連携方法の具体策を考えることができたようです。

 今回は、介護予防支援サービス計画・施設サービス計画・居宅サービス計画と、サービス種別ごとに事例検討を行いました。

 自分の事例でなかった方でも、この事例検討では、協議した内容から、自分のこととして様々な学びを得ることができたと思います。ではでは!


●研修前に行きつけの出雲大社石見分祠に立ち寄る●.jpg

●研修前に行きつけの出雲大社石見分祠に立ち寄る●


(にほんばし島根館は、さながらスーパーの様相を挺してきた。そのうちバーゲンもやるのかな?それはさておき研修の項はつづく!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 15:49| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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