福島県社会福祉協議会
平成20年度
社会福祉施設看護等職員研修
施設内の連携を深めるために
〜自己理解・他者理解を深める〜
今回は、福島県の社会福祉施設で活躍している看護師さんを対象とした研修である。
今回の会場となった郡山ユラックス熱海もなかなか現代的な施設でした。風車などもあり、見栄えもいい。
東京は階層がでかいだけで、いがあまり使い勝手がよくない。高層ビルだからよいわけではにのだ。見習ってほしい。
ただ、郡山駅からは、ちと遠いのが難点(笑)。福島県の各方面から来るには、車で来やすい場所なのだそうだあ、雪が深い時期はアウトだそうだ。もったないな。
●郡山ユラックス熱海で見つけた風車●
さて、研修の目的は、社会福祉施設において、利用者への質の高い看護サービスの提供をはかるため、実践者として必要な知識や技術を習得することにある。
佐藤は、研修を担当するにあたり、事前に皆さんから「自分の困りごとと、その具体的な解決策」を前もって提出していただいていた。だから、皆さんの研修にかける意気込みも十分わかった。
●今回の研修内容
1、福祉施設内で働く看護師の役割について
2、ストロークを効果的に活用しよう
何処の介護の現場でも、介護職員はもちろん、看護職員も足らないのだと聞く。
その原因は、賃金の低さもさることながら、職場内の人間関係が多かれ少なかれ影響しているようだ。せっかく職に就いた仲間には、人間関係に疲れてしまいバーンアウトしてしまうものも多いという。
介護保険制度では、事業を運営している通所介護や、介護施設は、指定基準の中で、看護師の人員確保が義務づけらている。
このような福祉施設で働く介護職員は、看護業務のほかに、介護業務を担う場面も少なくないのだ。もちろん利用者の身の回りの世話をすることは、もともと看護師の役割から介護職という役割が発生してきたのだが。
今回の研修では、施設内の連携をはかるために、では具体的にどうすれば良いかを導いていく。
【看護師の役割について】
利用者の方々の健康チェック。
服薬管理・ドクターへの報告・相談。
利用者・家族への相談・助言。
介護職への相談・助言。
緊急時、医療機関への連絡調整・病院への付き添い。
利用者の身の回りの世話や、医療的な処置など。
ふう。それはそれは、忙しい業務だということが再認識されました。
利用者の方々への健康チェックは、バイタルのチェックだけではなく、利用者が入浴をしている時に、浴室へ出向き、直接体を見ることによってチェックすることもあるし、利用者が、食事をしている時に、直接介助に入り、チェックすることもある。
このように、看護職が、自分に必要な利用者の情報を得るために、浴室や食堂をのぞいたりしている行為が、介護職側からすれば、「(介護を)手伝ってくれている」と思う場合もあるのかもしれない。
だから、人手が少ない介護現場では、このような看護職の人々の存在を頼りにして、時には、その存在に過剰に依存してしまうこともあるようです。
そして、看護職員自身も、頼りにされることにより、「手伝ってあげなければ」」と思うようです。この気持ちはよくわかりますが、そのことにより、本来の看護業務をおこなう時間がたりなくなるというのでは困るでしょう。
このようなことの解決策は、入浴介助であれば、この時間からこの時間までは、一緒にできる。食事介助ではこの時間は一緒にできる等、看護職が介護現場に出向いて、共に介護にあたれる時間を明確に伝える必要があるでしょう。
佐藤の経験からも、看護職の方を頼りにしても良い時間帯が明確になれば、介護職の方も、時間にけじめをつけた依頼ができると思うのです。
●看護職の役割について話し合う●
【ストロークを効果的に活用する】
午後からは、自己理解を深めるために、自分が他者とどのようなかかわりをする傾向があるのか、みつめていただきました。
そのために、ストローク表を作成し、自分の傾向性をみつめていただきました。
●自己理解・他者理解を深める●
●お互いの気づきを語り合う●
ストロークとは、自分の存在価値を認める。および、他者の存在価値を認める。何らかの働き換えKや、行動の仕方振舞い方を指していいます。
・自分が、どのくらい積極的に他者とかかわろうとしているのか。
・自分が、今いる環境の中で、自分の存在をどのくらい認めても
らっていると思っているのか。
・自分が、自分自身の存在をどのくらい大事にすることが出来る
のか。
・自分が他者とかかわる時に、どのくらい肯定的なかかわりをし
ているのか。
・自分が、他者とかかわる時に、どのくらい、建設的な評価
(意見を含め)をしながらかかわっているのか。
・自分が、他者とかかわる時に、どのくらい他者からの評価を
素直に受け取ることができるのか。
・自分が、どのくらい素直に他者のかかわりを求める傾向があ
るのか。
●これは何でしょう?研修を受けた人しかわからない(笑)●
皆さんは、自分の作成した図表を眺めながら、様々なことを感じられていたようです。研修終了後に皆さんからいただいたアンケートで、
「初心に戻って自分のことをみつめるよい機会になった」
「自分の考えていることを素直に伝えることの大切さに気づいた」
「“こうすればいいのに”と思うだけではなく、自分の考えを建
設的な意見として他者に伝える必要があるということを学んだ」
なかには、佐藤のもとで働きたいなどという感想もありました(笑)。まぁまぁ、隣の芝生はとても青く見えるものいです(ほんとは黄色いかも〜)。それは、隣の芝生だからでしょう。
隣の芝生の草取りや、水やりが、いかに、大変で重労働かは、隣りで働いてみなければわからない。
だが、自分のところの芝生は、あなたのかかわり方により、成長し、整備されてきていると思う。だからこそ、その場で立ち止まり、椅子の上などに登ってみて芝生を眺めてみてください。
きっと、あなたは、今井ある環境の中で、他者とのかかわり方のヒントを見つけることができることでしょう。ではでは!
●テッド君とチボリキューピッド君も応援!●
(この項は終わり!To Be Continued!!)


介護と看護職を頼りにしてしまう現状はありますね。お互いに頼りにしてもよい時間がわかれば仕事の効率もあがり、いやな思いをすることもなくなりますね。
やっぱり自分が思っていることや考えを相手に伝えることは大事なことですね。特に看護と介護職は切っても切れない関係で連携がとても大事だなと感じます。
そうそう。福島へ行きました。
そちらは、そろそろ紅葉が見事なことでしょう。
さて、連携については、美佳さんが感じてくださったとおりだと思います。
看護職も介護職もお互いの存在を頼りにしながらこれからも、活躍してくださいませ。