広島から呉まで「海道」をゆく!
(その1)
〜厳島神社でまた凶かい! 満潮が恋しい〜
早朝にホテルをチェックアウト。広島駅へ向い、大事な商売道具だが移動に邪魔。そんな荷物をコインロッカーに放り入れて厳島神社へいざ出発!!
今日の移動には車を使わず、すべて公共機関(つまり他人まかせ)を利用する計画だぁ〜(笑)。
まず、宮島口から朝一番の船に乗り宮島へ向う。佐藤と同じように早くから移動する観光客の姿がある。さすが世界文化遺産、厳島神社がある宮島。人気スポットである。
このJR連絡船は厳島神社の鳥居のすぐそばを通るために、船上からも雄大な厳島神社の鳥居を写真に撮ることができる。
●厳島神社が見えてきたぞ〜●
しかし、問題勃発、というか潮の満ち干が佐藤の思い通りにならんのじゃ(笑)。
今回の時間は引き潮であった。まぁ海だから潮の満ち干があって当たり前なのだが。たしか、前回来たときも引き潮だったよなぁ。まぁ、鳴門海峡の渦をみるような根性と目的意識がうすいのもいかんのだが。
(満潮時の厳島神社は一度見てはいる。)
佐藤は、やはり、「海の上に浮かぶ神社」が見たい。鳥居のまわりを歩けるのはもういい。少し藻がくさいし。ぶつぶつ……。あ〜あ残念。
公共機関の移動ルートばかり考えて潮の満ち干まで考えなんだ。がっかりですよ! そうはいっても、目的は参拝ですだ。おなじみの鹿さんも、今日はくさい。
●もみじちゃんと広島君もいっしょに上陸●
まだまだ眠そうでいまいち元気がない。鹿君どうした?などと気にかけているうちに厳島神社に到着。それでも近くで見る神社はやはり優雅なのだ。それにつけても水の欲しさよ!
潮が引いている分、海藻が露出しているので磯の香りがぷんぷんと漂う(つまりくさい、イライラ)。床の下では蟹がいそがしく動き回りお食事中。うん。砂の上をうごめく小動物を見るのであれば引き潮が丁度よかろう。しかし、佐藤は海が見たいっ! 海面に映る厳島神社がっ!!(くどい)
●引き潮で藻が露出し、香りが漂う(というかくさい)●
ふう、ちなみに厳島神社の神様は、ご存じ市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)、田心姫命(タキリビメノミコト)、湍津姫命(タギツヒメノミコト)の三女神様。つまり、宗像三女神様なのです。
宗像三女神様は、もちろん福岡県・宗像大社の神様。そういえば、宗像大社の宝物殿には、女神様たちの勇姿が描かれていたっけなぁ〜。
美人の誉れ高く、日本の代表的な海の神様で、海上安全、交通安全の神として信仰されているのだ。
でも、勘違いされやすいのが、日本三大弁天は、宗像大社・厳島神社ではない。宮島・厳島の大願寺、琵琶湖・竹生島の宝厳寺、神奈川・江ノ島の江島神社(明治維新後神社になる)の弁天堂である。
これは、宗像三女神様の一人・市杵島姫命だけが弁才天と神仏習合したからである。だから厳島も、厳島神社ではなく(ここは神仏習合はなし)、隣りの厳島大願寺が三大弁財天となるのである。まぁ力を入れるほどのことでもないか……。
●満潮ならば後ろに海面に映る神社なのだが…●
佐藤は、神様たちの御前に立ち、例の如く、これからの旅の無事をお願いしたのです。おみくじ結果は期待通り 凶 !(笑)。
引き直したら珍しく 中吉 。おや? 引き直し凶を期待していたんだがな? 女神様方、今日はちと甘いのかもしれんな。佐藤は今後も事故に遭遇しないようにこころして旅を続けまするよ〜。
さて、次ぎの目的地「呉」を目指し、あずさ2号で旅立ちます(うそ、電車じゃいけないし、めちゃくちゃ)。厳島神社の女神様。次回は潮を調べてきますからぜひとも素晴らしいお姿を見せてくださいませ(おみくじはまぁ凶か大吉)。
では、佐藤はこれから船で、広島港へゆき、広島港で松山行きの高速線に乗り換えて呉港へ行きまぁす。ふにふに。
(安芸の宮島上陸、そして逃走の項、終わり!広島海ロードはつづく……)

