2008年08月27日

奮闘記・第294回 首都圏/埼玉県

●2008年7月● 埼玉県さいたま市


調神社で「うさぎさん」が優しくお出迎え!

〜むかし、伊勢神宮への奉納品を蓄えた神社なのだ〜


 
 京浜東北線・浦和駅にて、ちょいと降りた。すると、前に来たときにはあった駅前のカメラ量販店・さく●やがなくなっていた。ふう、ちょっと寂しい。

 京浜東北線沿線は、交通の便がいいし、やかましい、いや賑やかそうなので降りてみると結構さびれていたりする。

 そんな中でこの浦和駅はサッカーのJリーグで浦和レッズが強いせいかこの街も降りてみると実際なかなか華やいでいる。

 そんな街中を抜け、旧中山道沿いに10分くらい歩くと、涼しげな木立がある。この森はJR線の中からも見ることができる。この中に調(つき)神社という神社がある(通称・調ノ宮神社ともいう)。

 神社であるが、お決まりの鳥居がない。調神社には入口近くに柱が二本、左右に立っていて、上の部分はない。


●鳥居はなし、柱が立つ●.jpg

●鳥居はなし、柱が立つ●


 この神社のご由緒によると、調神社は、第九代開花天皇3年に、所祭奉幣の社として創建されたそうな。

 それが、第十代崇神天皇の勅命により、伊勢神宮の斎主・倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が、参向し、この清らかな地を選び、神宮にたてまつる調を納める倉をこの神社の境内に建て、武蔵・総国の調を集積したとのこと。

 ちなみに調とは簡単にいえば、租・庸・調という、当時の中国の税制にならった律令制度の代表的な3種の税のこと。農民に課された税で、租は地税、庸は年20日の労役、調は布帛などを納めた。

 調神社の「調」はこの租庸調の調からとられ、調の運搬の妨げとなる鳥居や門が取り払われた。だから鳥居はないのだ。

 ご祭神は天照大御神(アマテラスオオミカミ)、豊宇気姫命(トヨウケヒメノミコト)、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の三柱です。

 ふむふむ、天照大御神は伊勢神宮の神様ですし、豊宇気姫命は食べ物や穀物を司る神であり、そして、素戔嗚尊は道を開いていく神様であるわけですから、お祭りされている神様達、その役割からみても、この神社の存在の大きさを知ることができます。

 また、中世のころから、調が月と同じ読みをすることから、うさぎを神の使いとみなす、うさぎ信仰がおこなわれるようになったとのことです。

 まぁしかし、うさぎになんのゆかりもない神々様の狛犬を上記の理由で、狛うさぎに変えるとは考えにくい。しかも政府機関の倉で、由緒ある神社の狛犬を、ダジャレでうさぎに変えないでしょうよ、ふつう。

 やはり、うさぎにゆかりのある神様・大己貴命(大国主命)がご祭神の気がしますが。ここ浦和は武蔵国一の宮・氷川大社の一座、大己貴命(オオナムチノミコト)を祀る簸王子社のある街だし。どうなんでしょう?

 それはともかく、ここの神社の入口には狛犬ではなく、うさぎさんが鎮座しているのです。かわいい!


●狛犬ならぬ狛うさぎさん●.jpg

●狛犬ならぬ狛うさぎさん●


 子うさぎをそばに置いた姿は、親が子どもを愛おしく思う姿でもあり、なんとなく誇らしげにも見えます。ちなみに、手水舎でもうさぎさんが水を出していました、口から吐き出して(笑)。またこれがおいしい。

 境内はかなり広く、地域の子供たちが、虫取りにこうじたり、涼を求めて地元の人々が集う場所でもあるようです。この日は、境内の一部が遷宮されていて大工さんたちが賑やかに働かれていました。

 佐藤は、拝殿にて、これからも一生懸命精進してまいりますので、よき仕事をくださいませ。と心をこめてお願いをしたしだいです。

 さて、おみくじ結果は? やった〜、 中吉 ……。でも引き直して 大吉 です! ハハハ。元気にやってます。ではでは!


●調神社の拝殿です●.jpg

●調神社の拝殿です●


(浦和で途中下車の項、終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 14:31| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 見聞録(首都圏版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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