2008年08月19日

奮闘記・第283回 サ責/東京都

●2008年7月20日● 東京都豊島区・池袋サンシャインシティ9階


介護労働安定センター・東京支部

サービス提供責任者講習
 
(3回目)

〜自己理解を深め、他者の援助を展開する〜



 介護労働安定センター東京支部開催の、平成20年度サービス提供責任者講習も本日が最終日となりました。

 最終回は、サービス提供責任者の業務の要である対人援助、すなわち相談援助について講義・演習でした。

 対人援助を行う人は、自分の持っている価値観や、道徳規範が、他者に対しても、自分に対しても、関係性を構築する中で影響を与えているということを認識している必要があります。

 まずは、自分のどのような価値観や道徳規範をも持っている人間なのか。自分の道徳規範や、価値観が、対人援助を行うときに、他者に対してどのような影響を与えているのか。

 その認識を深めるためには、自分自身が、どのような価値観や道徳規範を持っているのかに気づく必要があるでしょう。

 このような、自己理解を深めるために活用してきたエゴグラムや、ストローク表の分析を通して、少しずつ、自分自身がどのような価値を持ち、道徳規範を持っているのかに気づくことができたようですね。

 このように、皆さん1人ひとりが持っていた大切な道徳規範や、価値観はヘルパーさんもそれぞれが持っているのです。

 ですから、サービス提供責任者が「ヘルパーなのに、このくらいのこともできないの!」と自分の道徳規範だけで決めつけるのはよくありません。

 サービス提供責任者は、採用したヘルパーさんが、自社サービスに適したヘルパーさんとして振舞うことができるように、必要なことは、しっかりと伝えることが効果的な育成方法であることを伝えました。

 午後からは、介護保険法による「介護サービス情報の公表」制度について、テキストを活用して、情報の公表制度の求める大項目・中項目・小項目について解説していきました。

 この中で、小項目で、求めている確認材料が何なのか。どのような帳票がその内容にあてはまるのかを具体的に説明し解説しました。

 毎年行われている情報の公表制度は、サービスを提供している人々にすれば、かなりの負担であるということもうかがいます。ただ、情報の公表は、利用者がよりよいサービスを選択できるための1つのツールでもあります。

 制度が存在し、ルールに沿わねばならないのなら、有効に活用したほうがよいでしょう。利用者に選択していただくためのツールであるためには、調査結果が悪いよりは良いほうが有効なのは言うまでもありません。

 講義内容は、指定基準に則った、かしこまった内容でした。それでも、皆さん、積極的に耳を傾けてくださり、興味深く目を輝かせて聞いていました。

 だから、佐藤もついつい熱くなり前のめりになりながら解説を行っていきましたよ(笑)。

 常に皆さんは、素晴らしい介護を提供している実践者であることは間違いなおでしょう。だからこそ、今日得た情報を、有効に活用して、正確な情報を公表してください。

 さて、これにて、介護労働安定センター東京支部での、サービス提供責任者研修3回シリーズも終了です。

 最後に、参加者の方が「あ〜ぁ、終わっちゃったよ」と言ってくださった言葉が心に残りました。有り難う! 佐藤も、また、皆さんに再会できることを楽しみにしています。では、いずれまた!


(この項終わり!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 13:04| 島根 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | サービス提供責任者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
始めまして
私は小さな居宅訪問サービスの
実務者研修をとったばかりの
ひよっ子です。
8月2日に
事業所を立ち上げたものの
介護福祉士が...訳あってやめてしまいました。
いきなりサ責になり右も左もわからない状況で
色々な知識を検索して頭をかかえながら
ケアにはいったりサ責の仕事とわ?なんぞや?
と、いう状態で佐藤ちよみさんのブログをよんで
学ばせてもらってます。佐藤ちよみさんの知識を丸ごと学びたい気持ちで読ませて頂いてます。
でも、毎日が心が折れそうで...
引き継ぎもなんもなく介護福祉士さんが辞めてしまったので何をどこから手をつけていいのかわからなくて
でも、佐藤ちよみさんのブログは本当にわかりやすく
ありがたいです。


Posted by 西原 美千子 at 2016年12月11日 10:53
西原さん。コメントありがとう。
これからもサービス提供責任者のお仕事応援しています。他者も大事だけれど、あなた自身の存在が大事。どうぞ、ご自愛くださいね。
Posted by at 2017年02月10日 09:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック