2008年08月18日

奮闘記・第282回 ケアマネ/島根県

●2008年7月17・18日● 島根県出雲市・フローラ出雲


島根県社会福祉協議会

平成20年

介護支援専門員専門課程1

(1&2日)


【対人個別援助技術】



 出雲の介護支援専門員の方々、お待たせいたしましたぁ〜(って待ってないか…)。皆さんとのかかわりを乗せますので思い出してみてくださいませ(苦笑)。

 介護支援専門員研修専門課程T「対人個別援助技術」が出雲会場でスタート。
パワーポイントと資料を活用して、ソーシャルワークについて講義しました。

 介護保険制度がスタートしたころの、介護支援専門員に対する研修では、厚生省(現厚生労働省)は、介護支援専門員がおこなう初回面接の場面をインテーク面接としてきました。

 インテーク面接とは、ケアマネジメントをはじめることを、介護支援専門員と利用者が約束する段階で行う面接をいいます。

 しかし、介護保険制度の改正に伴い、利用者は、介護給付を利用する人と予防給付を利用する人に分かれました。

 そして、予防給付は、地域包括支援センターが担当し、居宅介護支援事業所は介護給付だけを担当することになったのです。

 予防給付であれ、介護給付であれ、利用者は、家の近くに居宅介護支援事業所があれば、だいたいがそちらへ相談に行くことでしょう。

 このときに介護支援専門員が、相談者に対して「あなたは、予防給付の対象者ですから、地域包括支援センターに相談に行ってください」むげに断ることはできにくい。

 このように法制度自体もいろいろな変遷や曲折(と言ってよいのか)を経て、厚労省も、介護支援専門員の研修においては、エントリー(入り口)面接の重要性を認識したのか、介護支援専門員のテキストの内容も改訂しています。

 このことは、すでに介護支援専門員の実績を積み、実務についている専門課程にも、必要な部分なので、今回、佐藤は、このエントリー面接に重点をおいて講義しました。



●1日目
【主な講義内容】

(1)保険制度の改正に伴い、居宅介護支援事業所は、介護給付
   のみを担当すること。

(2)介護支援専門員の仕事は利用者と社会資源を結びつけるこ
   とが役割であること。

(3)介護支援専門員の役割は、担当窓口を紹介するのではなく、
   どのような利用者でも、エントリーをする必要性があること。


 午後からは事例の台本書き換え演習をしました。初めに、各自が事例を読み込み、自分だったらどのように展開していくのかを考えていただきました。

 皆さんは、相談援助の展開場面では、「受容する」「傾聴する」「共感する」など、その時々に必要な介護支援専門員の態度については、すぐに考えることができたようです。


●台本の書き換えを披露●.jpg

●台本の書き換えを披露●


 しかし、実際の言語を記入する段になると、「う〜ん、難しいな〜(笑)」との声も聞こえてきました。

 次に各グループに分かれて、利用者役・妻役・介護支援専門員役になり、ロールプレイを開始。他者前で、介護支援専門員役をして、相談場面を展開することは非常に緊張されていたようですね。

 最後は、各グループでロールプレイをまとめていただき、模造紙に書き換えた台本を書いていただき、発表をしていただきました。

 皆さんは、介護支援専門員の発する言葉ひとつ、ひとつが、その後の相談援助の展開を左右させていくということに気づかれたようでした。


●介護支援専門員役が難しかったね●.jpg

●介護支援専門員役が難しかったね●




●2日目
 2日目は、介護支援専門員として「自己覚知」を深めていただきました。皆さんはすでに、昨日の演習の中で、「自分が持っている、道徳規範や価値観が援助の妨げになることもある」ということを再確認できています。

 自分の道徳規範や、価値観とは、どのようなものなのか。皆さんは、エゴグラムや、コミュニケーション図表を作成しながら、自分の道徳規範や、価値観、更にはコミュニケーションを取るときの傾向性などを明確にしてゆきました。


●他者の前で発表するには勇気も必要●.jpg

●他者の前で発表するには勇気も必要●


 佐藤は、この作業を通して、皆さんに、相談援助をするときには、援助者側が、自分の感情を認識していることが必要なこと。また、相手に対しては、尋ねたいことを具体的に表現することの重要性を伝えました。さて、皆さんそれぞれは、今回の演習でどのようなことに気づかれたでしょうか。これからも、張り切ってご活躍くださいませ。また、会いましょう!!!

(この項終わり!To Be Continued!!)

posted by さとうはあまい at 13:35| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジャー(介護支援専門員) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック