2018年04月30日

奮闘記・第1055回 見聞録/群馬県

●2018年● 群馬県下仁田町&富岡市&高崎市



春真っ盛り、街道は春の花々で埋め尽くされていた!


《なぜか上野国を疾走するの巻》



いよいよ季節は春本番。日本も温暖化というか、暦がそろそろズレ時期というか。かなり気候があやしくなって参りましたね。簡単に衣替えだなんてできやしません。皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。

さて、佐藤はアレルギーに悩むことなく元気で過ごしております。はい! 今回は久しぶりに群馬県での見聞録です。

ちまたは、ゴールデンウイークとやらであちこちお出かけの方で賑わっていることでしょうね。佐藤の過去の見聞録が、どこへ行くか迷っている方々の参考になれば良いですが(笑)。最近は混む時期はちょっとねぇ・・・。


その前に、某・品川水族館で、クジラの尾をモチーフにしたらしい、金属のオブジェを見たときのお話。


●某・品川水族館の庭で発見!●.jpg

●某・品川水族館の庭で発見!●



●「・・・・くなるので・・・で下・・」?●.jpg

●「■■くなるので■■■■で下■■」?●




「■■くなるので■■■■で下■■」


というプレートがあった。でも、前後が汚れで読めない。それで、そのものを触って考えた。・・・・うううん。わかった!


「熱くなるので触らない(乗らない)で下さい」だ! 


触っちまったぜ(笑)。春だからよかったが、こういうものは読めるようにしておかんとな。


さて、佐藤は、例のごとく、早朝に熟睡していた「ひゃ〜参謀」を起こして車に押し込み、群馬をめざした。

この日の車はレンタカーである。車は近所にあるニコニコレンタカーで借りた。なんせ、こちらの事情で、あまりにも、頻繁で返したり借りたりするので、たまらん。ここは値段が安いのがステキ(笑)。車はデミオ、色はブルーであった。

なぜレンタカーを? 車を修理に出しているのからだが、まぁ佐藤本人以外にも、いろいろ環境には落とし穴がある。まぁ深くは触れない。


●着脱可能なナビ様はごきげんななめ?(佐藤が)●.jpg

●着脱可能なナビ様はごきげんななめ?(佐藤が)●



【道の駅 しもにた】
そのブルーのデミオ君は関越道をひとっとび。まずは、「道の駅 しもにた」である。ここは、「ひゃ〜参謀」の希望の場所である。「ひゃ〜参謀」は、道の駅のマグネットを集めているのだwww。

このマグネット。実は道の駅ならばどこにでもあるわけではない。どちらかというと、ひなびた場所にある。だから、「ひゃ〜参謀」はちゃあんとある場所をリサーチし、そこに行きたいと申告してくるのだ(笑)。密かに「道の駅 山北」とか「道の駅 遣唐使ふるさと館」のマグネットをねらっているとか。さて、どこにあるのやら・・・。

この日は、あいにく朝から雨降り、天気予報では午後からは晴れるとのこと。いつもならば遠くに群馬の山並みが見えるはずなのに。

この日はフロントガラスに大粒の雨粒がたたきつけられて、車の中に流れる中島みゆきの曲も途切れ途切れに聞こえてくる始末。

ふう、こんなんで本当に晴れるのであろうか。と心配もつかの間。ハハハ。そこはほれ、恐るべき、晴れ男がいるから、まぁ大丈夫だろうとは、陰の声。案の定、次第に雨は小降りになり、道の駅に着く頃には止んでいた。でき過ぎ!

「道の駅 しもにた」には、物産店と食堂があった。そう、ここ下仁田は、下仁田ネギで有名なところ。あちこちネギや蒟蒻、しいたけ等の特産物が並んでいた。佐藤は、しいたけとピリ辛こんにゃくをゲット!

さてさて昼飯でっせ。隣接した、御食事処・おれんぢに入る。我々が選んだのは、生姜焼き定食。なんとこれには麺が付いていてお好きなものは選べるとか。おいおい、ご飯がつく上に麺を選べとな(笑)。

そこで味噌ラーメンを選択。にわかに食べられるのいか?と心配になった。ここは注文すれば厨房にそのままの情報が通る。やがて出てきたものは・・・・、写真で見てくだされ(笑)。


●「道の駅 しもにた」でお昼をとる●.jpg

●「道の駅 しもにた」でお昼をとる●



●もちろん、昼だけではない(笑)●.jpg

●もちろん、昼だけではない(笑)●



【上野国一の宮・貫前神社】
お腹が満ちたところで、上野国一の宮・貫前(ぬきさき)神社をめざすのだ。貫前神社に着いたときには、雲の隙間から青空が見え、ギンギンに照って来た。

神門前の空きスペースに車を置いて出ようとすると、何ということか、晴れているのに、にわかに雨がさわさわと降るではないか!

傘は?と「ひゃ〜参謀」にたずねると「いらないんじゃないの」とのこと。すると、神門まで歩くうちに雨は止んでしまった。どうやら、どこぞの狐の娘さんがお嫁入りをされたようである。自然現象の合図は、神様の歓迎の合図(程度はあるが)である。

さて、ご存知のように貫前神社は階段下に本殿があるため、参拝者は拝殿を見下ろす形で階段を降りていかねばならない。

佐藤は前回返しそびれた「無事帰る」守りの金色カエル君を抱えながら雨上がりの階段をすべらないように注意しながら降りて行った。手水舎で手を清め、拝殿前の棚に静かにカエル君を置いて感謝の意を伝えた。


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●上野国一の宮・貫前神社●



佐藤が拝殿にて、参拝の準備をしていると、拝殿の中から祝詞が聴こえてきた。どうやらご祈祷されている方がいる様子。これもまた良いことである。

他の方のご祈祷の「おすそ分け」(お福分け)であるとされる。おそらく、ご祈祷された方々が、気持ちの良い方々であったのだろう。それを神様が喜ばれて、参拝に来た周りの人々にも福が振る舞われるたのだ。佐藤は、神々様に改めて感謝し、今後の発展と無事をお願いした。

その後は、恒例のおみくじタイム。じゃがじゃん大吉! しかも「ひゃ〜参謀」大吉! これはこれは、神さまがノリノリである。大吉を喜び合っていると、境内が賑やかになってきた。

見れば、先ほどご祈祷をされていたご一家が出てこられたようだ。中央には祖母らしき方が赤ちゃんを抱いて、赤ちゃんに着物を羽織らせている。どうやらお宮参りらしい。いいなぁ、新しい命の誕生を神様に伝えて、その子の無事な成長を願うのは日本の正しい文化であろう。

我々は、禁足地内の、本殿横にある抜鉾若御子神社にもご挨拶して、しばしご神気に浸った。本殿の千木は内削ぎであり、ご祭神はいちおう女神である。

本来のご祭神は、咲前(さきさき)神社社地から移動して来た、抜鉾(ぬきほこ)神社(経津主大神)であり、別にあった、貫前神社(渡来系の女神様)、稲含(いなふくみ)神社(稲含山の雷神様)の三柱が新・貫前神社として、合祀されているのが現在の形で有る。

まぁ貫前という名称を使っているから、女神様の千木なのだろうな。香取神宮(から勧請)の経津主大神は、武神だが紳士なのだ。本殿の2階には、雷神様用の「雷神小窓」がある。

その後は、月読神社月読命以外にも、たくさん合祀されている)にもご挨拶。振り向くと大きなアゲハ蝶がひらひらと赤紫の花弁をつけたツツジの間を飛び交っていました。なぜか、神社ではクロアゲハを見かける機会が多いのだ。偶然とは思えないんだけど(笑)。

「ハハハ。黒い蝶を悪く取る文化もあるけれど、クロアゲハ等の黒い蝶は、神仏の使いとされ、とくに神社やパワスポで見た場合は、そこの神様の歓迎を受けている吉兆ですから、そこにお神様に感謝しなければいけません。何か良いことがある前に、です。神様はあまり喜ばないと、手のひらクルリですから!(笑)」

とは「ひゃ〜参謀」

神社以外でも、死んで仲良かった人がお別れに来た場合があり、もちろんぞんざいに扱ってはいけないし、仕事で有効な出会いがある暗示ともされているそうな。しかし、夢に出てくるのはね・・・・。いろいろありますから!

さて、いよいよお日様の力が降り注ぎ暑いくらい。次の予定は考えていなかったのであるが、クロアゲハの導きか、天気が良いのでこのまま帰るのはもったいない。ということで、ハハハ。榛名神社へ行くことにした。


●奥には、摂社・抜鉾若御子神社がある●.jpg

●奥には、摂社・抜鉾若御子神社がある●



【榛名山榛名神社】
まつろわぬナビ様に導かれるまま、ウニウニと、山を登って行った。榛名山榛名神社では、いつものように車を郷土資料館の前の空きスペースに置いていざ出発。

ただ、この参道に続くこの坂が結構辛いのだ(笑)。むかし、車の宣伝で、島根県ベタ踏み坂が話題になったが、あれは望遠レンズを使ってのこと。

ここは、本当にベタ踏み坂(笑)。坂下のカーブを曲がるとじゃーんと現れる。けっこうアクセルを踏む込んでいかんと、これ・・・恐いですよ。参拝客も歩いているから気をつけんといかんしねぇ。この坂では車がスローモーションのように登っていく。


●神社前の坂の参道が最大の難所●.jpg

●神社前の坂の参道が最大の難所●



鳥居をくぐり、神門を通り抜けるとそこには凛とした空気が漂っている。

我々がこの神社に来出したころは、パワースポットとしてはそれほど人気がなかった。そもそも、残念なことに群馬自体がイマイチの人気で有った。富岡製糸場も世界遺産になる以前に当ブログに登場している。

その頃から、大洞赤城神社咲前神社貫前神社山名八幡宮上野国総社神社、そして榛名山榛名神社など、たくさんのパワースポットという、ちょっと楽しいが、妙にくすぐったいカテゴライズがなされる前から、楽しませて頂いた。

だから、人気が出て来て非常に嬉しい。群馬には、ふつうに、いっぱい良いところがあるのだ。『お前はまだグンマを知らない』という、人気漫画があるが、我々はそうは言われないだろうなぁ(笑)。けっこうコアだし。

まぁ「ひゃ〜参謀」は祖母(父系)が群馬県出身で、今も親戚が住んでいるというし。関係ないけどwww。

そんで、参道を歩く。前回来たときには、凍っていた川も今日はサラサラと流れている。川辺にはふきの青葉やイタドリの芽などが顔を出していた。

山肌に目を向けると、何とそこには石楠花が淡いピンクの花弁を寄せ集め、まあるい風船をふくらましたかのように、そこ、ここに咲いていた。前回は固いツボミと丸まった葉が付いていた茎も今は葉を広げて背を伸ばして優雅な花弁を支えている。

それが数株まとまって咲いて、参道を賑やかにしているのだ。佐藤は思わず「素晴らしい!」と叫んでしまった。

「ひゃ〜参謀」曰く、「大将、どの花みてもはしゃぐんだからなwww」ですと(笑)。


●境内で花を楽しむ●.jpg

●境内で花を楽しむ●



そりゃそうですよねぇ。東京の花屋さんに並んでいる花々と違い、こちらはしっかりと根付いて花開く時期を把握して咲き誇っているのだ。生命の力強さを感じるというもの。

今の時期つつじの花も様々。そこここにピンクやオレンジ紫の花を楽しむことができる。そんなこんなで、花たちに励まされながら参道を登っていった。

手水舎前から見える瓶子の滝も、硬い氷から解放され、今は崖の間を絹の帯を垂らしたようにさらさらと流れおちていた。ううん、なんとも清々しい。


●手水舎あたりから階段が始まる●.jpg

●手水舎あたりから階段が始まる●



●あと少しの階段●.jpg

●あと少しの階段●



ここから、神社本殿を見上げると上方に御姿岩が見えて、ドドーンと迫ってくる迫力(落ちてきたらこわいというか死ぬ)を感じる。ここもパワースポットとして有名なところ。

さらに階段を登り、双龍門をくぐり、いよいよ本殿に到着である。こちらでも参拝客が多くいて、ご祈祷がなされていた。

我々は、静かに手を合わせ、こころの内でお願いした。さてさて、こちらでのおみくじ結果は、。まあ良いですわwww。この春先にも参拝ができ、しかも石楠花の花を満喫することができたのですからねぇ。

さてさて、そろりそろりと帰ることにしましょう。


●本殿うしろの御姿岩●JPG.jpg

●本殿うしろの御姿岩●



●遠くに見えるのが荒船山●.jpg

●遠くに見えるのが荒船山●



【寄居 星の王子さまPA(上り線)】
下りの関越道の楽しみは、何と言っても、寄居の「星の王子さまパーキングエリア」(埼玉県深谷市)である。ここは、パーキングエリア全体(上り線エリアだけ)が、星の王子さまの作者、サン=テグジュペリ、ゆかりの地である南フランス・プロバンス風のデザインが施されているのだ。

総量としては、箱根の「あちら」には全く及ばないが、いち風景として溶け込んでいるのは、こちらのほうであろう。プロバンス風とでもいうのか。あちらは、何を、どう作っても、やはり、「箱根」なんだよなぁwww。箱根恐るべし。

エリア全体に“星の王子さま”の登場人物が描かれている。もちろん、星の王子さまのモニュメントもバラに囲まれている。

また、お土産コーナーが星の王子さまグッズであふれている。佐藤のおすすめはもちろん、「ゾウを飲み込んだ蛇」である(笑)。

実際、介護の研修会で紹介したところ、これらの星の王子さまグッズを買いに、ここまで来られた猛者がいた。そういう行動力がある方がいる組織は有望である。口だけの人ではないからだ。

その他にも、外国からの輸入菓子も販売されていて、うきうきわくわくするに違いない。

ちなみに今回立ち寄って、グッズがリニューアルされてさらに充実していたのにびっくりした。いや、あるだけじゃなくて、美味いのがすごい。それだけ人気があると言うことなのであろう。

ただ、普通のパーキング(その土地のみやげが)目当てでは、そのようなものは無いので、がっかりするかも知れないが・・・。まぁ、そういう御仁は、上里SAあたりで、早めに休み、買い物するほうが良いかも知れない。

ここに来ると「星の王子さま」を知らない人も、きっと星の王子さまの物語に興味をもつこと間違いなし。なんせ、店員さんが付けているネームプレートは、すべて「星の王子さま」に関係するものばかりなのだ。うるさいばかりのこだわりがいい。

白豹(しろてん)さんや、点灯夫(てんとうふ)さんが、レストラン横で焼いている「うわばみ焼き」(ワッフル)が一押しだ。お店の人と星の王子さまの話をするのも良いかもしれませんぞ。さてさて、これにて本日の見聞録は終了。

皆さま、あちこちで渋滞に巻き込まれているかもしれませんが、どうぞ、良い休日をお過ごしください。

佐藤は、研修資料をつくらないとねぇ・・・。ではでは!



●寄居の星の王子さまPA●.jpg

●寄居の星の王子さまPA●



●某・参謀の紫蘭のツボミ●.jpg

●某・参謀の紫蘭のツボミ●



(愛媛県の刑務所の造船作業場から受刑者が脱走した事件は、広島県警が身柄を広島市南区の路上で確保した。「刑務所の人間関係に疲れた」らしい。どこでも人間関係は大変なんだな!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 23:34| 島根 ☀| Comment(0) | 見聞録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月07日

奮闘記・第1054回 研修会のツボ/東京都

●2018年● 葛飾区&江戸川区

訪問介護事業所連絡会研修

「自立支援のための見守り的援助」



またまた、皆さまお久しぶりです!

いやいや、今年は、の咲くのも散るのも、早いこと早いこと(笑)。

おととい、上野公園を通り抜けたところ、桜の樹の下(ポツンと八重桜は咲いておりましたが)で、罰ゲームのように座っていらっしゃる方々がおりました。そう、もはやすっかり青々とした桜の樹の下ですからねぇ・・・。それでもやりますか!という感じですが(大きなお世話です!はい)。

まぁ、例年この時期に満開の桜の樹の下で会社で宴会をして楽しんできたのでしょうね。でも、なかなか、自然は人間の思うようにはいかないもの。

中には「人生ゲーム」をやっている団体もありました。まさにこういうのも人生そのものです。楽しいときもたくさんありますからね! 仕方がないです。

さてさて、いよいよ訪問介護事業所の方々から研修のお誘いを頂きましたよ。佐藤の専門の原点は、こちら訪問介護なのです。今回は葛飾区江戸川区で行った同内容の研修会のツボです。

今回の介護報酬の改定での《訪問介護のポイント》は、なんといっても、「生活援助」とされている援助の中に、本来は「身体介護」である自立支援のための見守り的援助が含まれているという指摘があること、そこで見守り的援助を明確化するというのだ。

おお、それは素晴らしい! 佐藤が、平成17年に介護福祉士学会にて、動画を用いて発表した、ずばり、《勝浦さん事例:洗濯物を一緒に干すこと生活援助と身体介護》の内容が着目されたということになるのだ。

それならば、ここが訪問介護事業所の踏ん張りどころではないか! 

そのこともあり、今回は、葛飾訪問介護事業連絡会さんから、そういう法改正について、話してほしいということであった。すると、江戸川区訪問事業所連絡会さんからも、同様の話を!との連絡があったとのこと。

そこで年度末に開催の運びとなった。こういうことは、その組織の強みが伝わってくるよね。なんと、葛飾区は会場定員を上回り、江戸川区でも70名を超えての参加者であった。いや有り難いですねぇ。

佐藤は葛飾区でも、江戸川区でも、以前にサービス提供責任者向けの研修を担当させて頂いた。葛飾区の参加者は多くが顔見知りで、江戸川区は久しぶりであった。

今回の研修は、佐藤にしては珍しいスクール形式での講義となった。


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●亀有香取神社から始まる(笑)●


●さすがは亀有のゲーセンです●.jpg

●さすがは亀有のゲーセンです●



【研修で行ったこと】
(1)訪問介護の介護報酬改定のポイント
(2)自立支援のための見守り的援助を明確化する。

1.訪問介護の介護報酬改定のポイント
今回の訪問介護の介護報酬改定では、身体介護生活援助の2区分であった。今回はこの生活援助の報酬は、軒並みダウンである。

20分以上45分 未満が183単位➡181単位。
45分以上225単位➡223単位。

これに引き換え、身体介護では、

20分未満が165単位➡165単位変わらず。
20分以上30分未満は245単位➡248単位。
30分以上1時間未満388単位➡394単位。
1時間以上1時間30分未満564単位➡575単位。
以降30分ますごとに算定 80単位➡83単位。
生活援助加算67単位➡66単位。

これだけを見ても、もう「生活援助」に関しては、介護福祉士等の有資格者の仕事としては、考えていないことが明白だ。

その証拠に訪問介護事業所における、さらなる人材確保の必要性を踏まえ、介護福祉士は「身体介護」を中心に担うこととした。


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●葛飾区にて介護報酬改定について説明●


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●ヘルパーのしている援助とは何か●


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●葛飾区で解答例を配布する●



そして、「生活援助」中心型の援助は、人材の裾野を広げて、担い手の確保を行うとして新たな研修制度を設けるとしているのだ。そう簡単に拡がればいいが。裾野のほうがより狭くなると不安定な花瓶みたいになりかねないのだが・・・。

また、訪問介護事業所の指定基準の人員配置基準も、この研修を受けた人々が2.5人いれば良いというのだからなんともかんとも驚きである。まぁ、その0.5人!が2人になるか3人になるかだけでも、えらく違うことになるのだが・・・。

さらに、この「生活援助」を担当するのが、たとえ介護福祉士であっても報酬は変わらないとしている。それならば、ヘルパー2級制度をなぜ辞めてしまったのだろうか? 全く場当たり的なやり方。まさにお役所のすることはこんなことの繰り返しだ。

愚痴を言っていたら先へ進まないからこの辺で次へ移る。実はここからが本題なのだ。


●会場の江戸川区総合文化センターに入る●.jpg

●会場の江戸川区総合文化センターに入る●


●近くの新小岩香取神社にも顔を出す(笑)●.jpg

●近くの新小岩香取神社にも顔を出す(笑)●



2.自立支援のための見守り的援助を明確化する
これは、まさに、『老計第10号』の身体介護における「1一6 自立支援のための見守り的援助」の明確化である。

(『老計第10号』って何?という方は、ここでまた説明すると先に進まないので、ネットでまず検索してみてくだされ。)

訪問介護計画の中で、いかに訪問介護員が自立支援をしているかを明確にするためには、訪問介護員自身が、自分している「どの部分」が利用者の自立支援にあたるかを理解している必要があるだろう。


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●江戸川区での研修は久しぶり●


●江戸川区は会長さんのあいさつでスタート●.jpg

●江戸川区は会長さんのあいさつでスタート●



そこで佐藤は参加者に問いかけた。

「皆さんのしている自立支援とは何か?」と。

すると呪文のような、あの言葉が聞こえてくるのだ・・・。

「利用者のできるところは、利用者にして頂き、できないところを支援する」と。

そうそう、まぁ確かにそうなんだけど、これではヘルパーのしている援助がわからないでしょう? もし、わかるんなら、ここまで訪問介護がジリ貧にならないわけだから。

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●皆さんのまなざしが痛いぜ●



実は、この言葉通りに捉えると、利用者は1人でできるところをやり、ヘルパーは、本人のできない部分のみを黙々としているかのように思われるだろう。

えっ! そうじゃないのかって?

ハハハ。ヘルパーは、実は、利用者さんのそばに付き添っているときに、ただ、ボーっと付いているだけではなく(いや、そういうのもいるけど)、実は、東で、利用者さんが行っている動作を見れば、していることを「すごいね!」と褒め称える。

また、西で、できそうなことにチャレンジしている利用者さんの姿を見れば、「もう少しですよ! 頑張りましょう」などと励ましている。

そう、東へ西へと、頑張ている姿にエールを送ったり、また、協力動作があれば、感謝して、労をねぎらっているのだ。

それでも、やはりできないことはある。

それを十分踏まえた上で、本人ができないところを本人に「どのようにしたら良いか?」を伺い、そばにいて頂きながら、「これで良いですか?」と本人の意向を伺いながら、本人が「自分でしたような気持ちになれる」支援をしているのだ。

これは、真っ当なヘルパーとしたら、ごく当たり前の行為であろう。これらの関わりが利用者さんの意欲を向上させて、やる気につなげているのだ。そう、人は誰かに認めてもらったときにさらなる生きがいを感じるものなのだ。


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●生活援助、それとも身体介護か●



一方、「身体介護」の報酬は、わずかだが上がっていた。であるならば、現在「生活援助」で提供している援助に「身体介護」が含まれているかいないかを検証することが必要なはずだ。一緒くたにして「生活援助」ではおかしい。

すると、みなさんは大きくうなずかれている。さてここで演習である。

自立支援のための見守り的援助を「掃除」で文字化してみましょうと、皆さんに考えて頂いたが、江戸川区では時間の関係でそこまでは進められなかったが・・・。

最後に、佐藤が解答例を示して解説した。

例えば、利用者さんに「どこからするか?」と聞くという行為は、利用者さんに、これからすることを説明して、本人の意向を把握して手順を把握する。もくもくと作業を進めるのではなく、掃除機をかけることを伝え断りを入れて窓を開ける、とか。

利用者さんにそばにいて頂き、自分の希望を伝えて、指示を出して頂く、とか。もちろん利用者さんに、協力動作を求めたら感謝を伝えることも明記しておきましょうね。


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●解答例を読み上げ解説する●



参加者からは、「ふう。これで身体介護になるというわけね!」とやり方を理解され、安堵の声が聞こえてきた。そう。ヘルパーのしていることは、本来、奥が深いのだ。だからこそ、そこまで見える化をしないといけない。

以上で、熱い研修会の報告を終えたい。

さてさて、皆さんから新たな年度が始まりましたねぇ。過去ばかりどうこう言っても、仕方がありません。それはそれ、これから前を向いてはりきりましょう。皆さま、ご自愛ください!



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●夜間くら寿司風景(笑)●


(どっかの大統領が不倫の口止め料に約1400万円を支払ったのも、某ポルノ女優が受け取ったのを、某大統領がその支払いを知らなかったというのもわかる。真偽はともかく、彼の人格に最高権力者としての品格はゼロである。まさに「永久のゼロ」って感じだな!To Be Continued!!)
posted by さとうはあまい at 00:16| 島根 ☁| Comment(0) | 研修会のツボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする