千葉県社会福祉協議会・社会福祉研修センター
高齢者福祉施設新任職員研修
〜利用者主体の支援を実現していくために〜
皆様お久しぶりです。さて、今回のブログは予告通り、千葉県社会福祉協議会さんの研修会である。
この研修は、新しく高齢者福祉関係施設に勤務することになった職員を対象として、近年の高齢者福祉をめぐる動向と、施設職員としての役割を理解し、利用者の尊厳や主体性を保持した支援と、多職種間で協働した福祉サービスの実践について学び、資質の向上に資することを目的としました。
もちろん、会場入りの前に千葉神社にご挨拶。神々様は、まぁまぁのご機嫌でした(笑)。
●千葉神社へ参拝、根付けを交換●
■研修で行ったこと
・自己覚知と自己目標を設定すること。
・他者とかかわること。
・たずね・答え・観察すること。
はじめ、佐藤が自己紹介を行いました。他者とかかわるときは、自分が何者で、いったい、どんなことをする人間であるのかを説明することが肝心なのです。
特別養護老人ホーム時代、ヘルパー&介護支援専門員時代の出来事を簡単に紹介。その後、対人援助スキルアップ研究所が、どのような経緯を経て、現在に至っているのかを伝えた。そして、本日の研修の進め方を説明した。
この時点で、皆さんの目はきらきらと輝き始めていた。そうそう、他者の話を興味深く聞けるという態度をもっているということが対人援助者としての基本ですからねぇ。どうやら、すでに皆さんは、良い素質をお持ちのようですね。
●研修を励ます、まるねこ・ロディみけも一緒●
佐藤は、次に、各グループで自己紹介をするように促した。すると、この佐藤の促しに1人のかたがすぐに反応して、やや大きな声で、
「では自己紹介をしましょう。誰から話しますか?」
と口火を切ってくれた。
いや〜、これには驚いた。多くの場合、講師が「自己紹介をするように」と言っても、皆さん、恥ずかしがって堅くなり、なかなか良い反応を得ることができない。それどころか、沈黙が続く場合もあるのだ。
そうすると、他のグループも、その方の声を受けて、「どうします?」と言葉のかけ合いがはじまったのだ。いやはや、素晴らしい!
対人援助をする人は、まず、他者の前で自己を開くこと(自己開示)ができなければ、他者とかかわることはとてもできない。他者からの言葉かけを待っていてもだめ。積極的にかかわらないとね!
●自己紹介から始まった●
佐藤は、自己紹介が始まったグループ内を廻り、どのような経験をされた人々が参加しているかをリサーチした。
すると、今回は、本当の新卒(学校を出て仕事に就いた方)と他の仕事をして、改めて介護の職に就いた方のグループに分かれた。しかも、佐藤が、特養で働き始めた年に生まれた方もいるのだ。おやそう?ううん、若いね!
今回は事務局さんの配慮で、新卒組は、新卒者同士で話しができるようにし、再就職組は再就職者同士で話ができるようグループメンバーをまとめてくださっていた。
佐藤も、それぞれのステージにあった言葉をかけることができ、アドバイスがしやすかった。気分の良い研修というものは、時間が経つのも早い。
●自己分析してみる●
●あなたの幼い頃の思いでは何ですか?●
エゴグラムやストロークを作成し、解説をしようと考えていたが、無理。結局、午後1番で簡単に解説をした。
皆さんは、自分の傾向や、他者とのかかわる傾向を知り、「あたっている〜」ですと。グループ内で、個人別に「このような傾向があるので、このようにされる良いのですが……」と説明する。
「これだけでわかるなんて先生は占い師みたい〜!」なんて声が聞こえて来る。いやいや、そんな怪……なんでもない。これは1つの理論なので、決して、占いではありませんぜ(笑)。
その後は、グループ演習「たずね、答え、観察する」をしました。
●グループ討議にお邪魔する●
●昼食はチーバ君とロディみけ君と一緒●
【役割分担】
1.夢の調査員 1人。
2.夢を調査される人 1人。
3.調査員が、たずねた言葉を書記する人
4.調査される人が答えた言葉を書記する人
5.残りのメンバーは観察者となる。
(振り返りの時に感想を伝える役割。)
もちろん、夢の調査員は、
「あなたの夢は何ですか?」
「はい。私の夢は○○になることです!」
というだけでは会話は続かない。すぐに終わってしまうぞ。調査をされる方が、なぜ、その言葉を口にしたのか、調査をする必要がある。
友達同士なら、会話も進むでしょうが、なんせ、今日は、自分の発言は記録されているし、自分の言動が「観察されている」のだから話が弾まないのも無理はないかも。
ちなみに、会話時間は6分間しかない。しかし、この6分間があっという間に過ぎる方と、なが〜く感じる方と人それぞれなのだ。
もちろん、会話が弾む人は「えっ、もう終わり」となるし、うまく話を進められない人は、「まだ(終わりませんか)?」という顔で私に助けを求める。
助けを求められたら、無視はできませんから、影武者のごとくその方の後方に座る。
「○○は、どうしますか?」
「なぜ、そうしたいのです?」
「そう思ったのはいつからですか?」
などと、質問の耳打ち3連発である。そうなると、相手は照れながらも、調査員に答えてくれるわけだ。いや〜、良かった、良かった。会話ができたじゃない。
もちろん、ここで、質問や会話がうまくできなかったとしても、おそらく、常日頃、素敵な笑顔で、適切な言葉かけをしながら援助をしていると思います。
●グループからの質問に答える●
●たずね、答え、観察する●
●観察されながら話すのって難しい●
ここで再就職のグループは、経験があるだけ、かける言葉も多く持っている。だから、すぐに賑やかになる。まぁ、脱線しやすいということもあるのだが(笑)。
こうして、すべての方が、語り合ったら、あっという間に終了時間になってしまった。いかんね、いかんよ。もう少し、ゆとりを持った時間配分をしないと。質疑応答の時間をとることができないではないか!
最後は、社会人としてのマナーとして、自分を大事にすること。他者を大事にすること。社会のルールは守ること。そして、何よりも、職場では「介護職」らしくふるまうことだ。これらを伝えて、本日の研修はおしまい。
終了後、皆さんからのアンケートを読ませて頂きました。心に残った言葉が「笑顔」「あいさつ」「ありがとう」「感謝」「ストローク」など。佐藤からも、皆さんに改めて、今回のかかわりに感謝します。ありがとう!どうか素敵な日々を過ごしてください。
●自分らしさを発揮して張り切ってね●
追加告知
このあと、来月に同じく、ここ(社会福祉研修センターさん)で開催される介護技術講習について打ち合わせました。あるわあるわ、ベッドや、車いすなどなど、使用する物品を確認しました。
というわけで、恐縮ですが、またまた、大急ぎの研修のインフォメーションです!
主 催:千葉県社会福祉協議会・社会福祉研修センターでの研修会
日 時:平成24年6月5日 10:00〜16:00
研修名:在宅福祉サービス関係事業所新任職員研修
対象者:在宅の新任者および興味ある方。
研修内容:コミュニケーション技術と介護記録について。
詳しくは千葉社会福祉協議会のホームページ(各種研修のご案内→社会福祉研修センター→在宅関係事業所職員研修→
また、前にお知らせした、平成24日6月6日・7日、7月11日・12日(全4回シリーズ)「介護技術の基本」を学ぶ研修会も大丈夫!(何が?)
こちらも、介護技術講習+介護記録の書き方のレクチャー付き研修。こちらも、まだ、それなりに募集中です。こちらは、担当:中村さんまで。こちらは、千葉社会福祉協議会のホームページ(各種研修のご案内→社会福祉研修センター→介護技術基礎→
佐藤は、明日から島根県三瓶山入り。もちろん、修行ではありません。今回はこちらも新任職員とかかわってきま〜す。ではでは!
追伸:それにしてもエクスナレッジの佐藤さんからはメールの返信が全然無いな!
●帰りに、ステーキハンバーグをけん千葉美浜店で頂く●
(お知らせばかりでまさに恐縮ですが、拙著『ケアマネジャー最強のアセスメント力養成講座』(エクスナレッジ刊行)が明日15日、書店店頭に並びます。……うううん、今井書店はわかりませんが。出雲市の林政彦幹事長がモデルの1人、早志満彦幹事長が大活躍です。よろしかったらお手にとってご覧下さい!To Be Continued!!)

